2023年9月29日 (金)

土佐の秋を代表する清流の恵み!絶品「茹でツガニ」って知っちゅう?

さて、秋分の日も過ぎ、朝ドラ「らんまん」も最終回を迎え、「らんまん」ロスのまま、季節はいよいよ豊饒の秋になりました!

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皆さんこんにちは。何を隠そうワタクシも、重度の「らんまん」ロスに陥ってしまい、何だか身体の一部が欠落してしまったような気分になってしまっている、司牡丹総務部社員のリカコです。


さて、今年は未だに昼間は30℃近くになることもあり、真夏日になることも少なくありません。


そうは言っても、着実に秋は近づいていますので、うま味ののった美味しいものが、これからドンドン出揃ってくることでしょう。


そこで、「らんまん」ロスの何か欠落してしまったような部分を、補ってくれるほどに絶品の秋の旬の恵みを、今回は是非ともお願いしたいと思いますが、社長、いかがでしょうか?


「ほいきた。そこまでのロス感を補うばあ絶品っちゅうたら、もはやコレしかないろうっちゅうばあ旨いもんを、今回は紹介さいていただきますぜよ!


そりゃあ、土佐の高知に住んじゅうなら、秋になったら絶対に食べたい川の幸ながよ。


そりゃあ……ツガニながやき!


しかも今回は、ズバリそのものを茹でた、『茹でツガニ』ながよ!」


わ~~いっ!!メチャクチャ嬉しいですっ!


「茹でツガニ」なんて、ワタクシもホント何年ぶりかしら?


めっちゃ楽しみですっ!


「……それが、そんなに悦んじゅうところ、まっこと申し訳ないがやけんど、実は今回の『茹でツガニ』は、つい先日ワシがいただいて、撮影も終わらいてしもうちゅうがやき。


ほんじゃき、今回はリカコさんが調理する必要もないけんど、口にすることもないっちゅうことながよ。


まっことスマンぜよ!」


ガーン……


ショック……「らんまん」ロスに、「ツガニ」ロスまで加わって……もはや立ち直れません……


「まっことスマンちや!そんなに落ち込まんとってや!


今度ぜったいに、美味しい『茹でツガニ』をご馳走するきに!


機嫌なおいて、どうぞ許いとうせ!」


……はい。わかりました。


社長がそこまでおっしゃるなら、今は「らんまん」ロスも「ツガニ」ロスも、忘れることにいたします。


では、気をとりなおして、ツガニについて調べてみましたので、以下をご覧ください。


ツガニとは一般的にはモクズガニと呼ばれる川のカニで、かつては日本全国の渓流や河口でよく捕れたのだそうです。


しかし最近は数が減ってきており、清流県で名高い高知県でも、最近は珍しくなってしまいました。


形態的な特徴は、ハサミ脚に密生している毛ですが、大型に成長するほど発達しており、雌に比べて雄が発達しています。


特に甲幅6cm以上の大型の雄になると、ハサミ脚の大部分が毛で覆われるようになり、手袋をはめたようになるので、英語では「Mitten crab」(手袋ガニ)と呼ばれているようです。


ツガニは、川の淡水域およびそれにつながる水路、池、湖で成長し、成体になると川を下って河口の感潮域に達し、河口から海域の広い範囲で繁殖活動を行います。


交尾は河口から海域で行われ、卵を抱いた雌も同じ水域で採集されます。


雌は繁殖期間中に3回ほど産卵するようです。


生きている時は、青緑がかった濃い灰色に近い色をしているツガニですが、火を通すと他のカニ類同様、赤い色に変わります。


一般に、川を下る前の卵巣の発達した雌が価値が高く、雄はハサミ脚が大きく見映えが良くても、雌の3分の2くらいの価値だというのが通常のようです。


栄養の詰まった卵巣と中腸腺(肝膵臓)が美味だからです。


ちなみに一般に言う「カニミソ」とは、中腸腺のことで、ツガニの甘みや旨みはこれに負うところが多いといわれています。


このように内臓をメインに食べるカニ類は、生きたまま調理するべきで、それはカニミソの部分の死後の劣化が早いからです。


死後、組織内にあった消化酵素の活性が高まり、自己消化をおこし、タンパク質などの有機成分を分解してしまうのです。


栄養素としては、タンパク質やカルシウム、鉄分やタウリン、ビタミンB12などが豊富に含まれており、強力な骨粗しょう症予防、疲労回復効果、貧血予防などが期待できます。


またツガニは、高級食材として有名な上海ガニと同じ仲間なのですが、私はツガニの方が断然美味しいと思っています。


上海まで「上海ガニ・グルメツアー」に行くくらいだったら、「高知に来てツガニを食べなさい!」と断言したいほどです。


実は上海ガニは養殖ですが、ツガニは清流・仁淀川や四万十川などで捕れた天然物なのですから、こっちのおいしさがナチュラルなのは、保証付きなのです!


次に、ツガニの一番美味しい旬の時期ですが、汽水域で交尾をする前の9月~10月の頃のようです。


食べ方としては、そのまま茹でたり蒸したり、また生きたまま丸ごとを石臼やミキサーで潰し、それを濾した「ツガニ汁」も絶品です。


こんなところでいかがでしょうか?


では、ここから後は社長、宜しくお願いいたします。


「今回の『茹でツガニ』は、佐川町の隣町・越知町の名店『居酒屋 花』(高岡郡越知町越知甲1997 TEL:0889-26-3272)の片岡清さんに、日本一の清流・仁淀川のツガニを用意していただいて、秘伝の出汁らあで『茹でツガニ』にしていただいたがやき。

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その大きさたるや、甲羅の幅だっけで15cmばあある、近年稀に見るばあのデッカさながよ!


しかも真っ赤に茹だり、美味しそうなカニ独特の香りが辺り一面に漂うばあながやき!


ほいたら早速、メスの方をいただいてみましょうかのう。


まずはカニの裏側の『ふんどし』と呼ばれる部分をパコッと開きゃあ、美しいオレンジ色の卵巣とカニミソが、豊かな芳香と共に現れるがよ!

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こりゃタマラン!


早速、ガブリ!


……うんっっまぁぁぁ~~~いっっっ!!!


カニらしい甘味と濃厚なうま味をベースに、絶妙な塩味やほのかな苦渋味らあの様々な味わいが、口中いっぱいに膨らみまくり、全身に沁みわたっていくかのごとき、見事な美味しさながやき!


しかもこの味わい、喉から手が出るかと思われるばあ、口が舌が味覚が、日本酒を要求してくる味わいながよ!


そんな『茹でツガニ』の美味しさを、さらに倍増さいてくれるがは、もちろん日本酒しかあり得んがやき!


この芳醇な秋の味覚にピッタリながは、秋の旬のお酒『ひやおろし』ながよ。


今回は、『司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし純米酒』を選ばいてもうたがやき。

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15℃ばあの「涼冷え」でいただいたがよ。


『ひやおろし』ならではのボディのあるリッチな旨みが、ツガニの濃厚な旨みの余韻を一瞬さらに膨らまいて、後口はサーッと、澄んだ清流のように流れて消えていくがやき。


ほいたら、またツガニが食べとうなる。


食べりゃあまた『ひやおろし』が飲みとうなる……。

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交互にやりゃあ、間違いのう止まらんなること請け合いながよ!


このペアリングのあまりの美味しさは、『らんまん』ロスで欠落した部分やちしっかりと埋め合わせてくれるばあ、とにかく幸せ感満載の美味しさながやき!


おまけに、カニミソが残る甲羅に、ぬる燗にした『ひやおろし』を注いで、それをかき混ぜてキュッとやりゃあ……『くぅぅぅ~~~っっ!!』っちゅう感嘆の声が思わず漏れてしまうばあ、絶妙なおいしさを堪能することができるがぜよ!」

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ありがとうございました。


社長のコメントと画像を見ていたら、ますます「ツガニ」ロスがつのってきてしまいました……

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越知町の「居酒屋 花」さんで、ぜぇ~~ったいに巨大なメスの「茹でツガニ」、ご馳走してもらいますからねっ!!


あぁ麗しき、土佐の初秋!旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

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2019年6月28日 (金)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第52回・夏の集いスペシャル>開催!

 6月下旬になり高知もやっと梅雨入りをしたらしいです。さて今年の梅雨明けはいったいいつになることやら。蒸し暑くなってもちっとも食欲が落ちない司牡丹総務部社員のリカコです。

 

 
 さて、今回は6月24日(月)、夏至の日の2日後に開催されました、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第52回夏の集いスペシャル〉のご報告です。

 

 

 会場は、ザ クラウンパレス新阪急高知の「レストラン ベニール」さん。ベニールさんは月曜日が定休日ということで貸し切りにさせていただきました。お料理は同じく「日本料理 七福」さんにお願いしての、夏のスペシャルです。

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ベニールさんの会場で、七福さんのお料理、といえば記憶に新しい、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第44回・夏の集い>での鮎料理! あの時の鮎のタタキは格別でした!

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 そして今回は、これまで3回連続で開催してきた50回記念スペシャル会のラストを飾る4回目ということで、過去の「夏の集い」にメインとして取り上げてきた希少な特選食材を特別に揃えていただいきました。

 

 

これまでの「夏の集い」は12回でしたが、そのメイン食材は「日戻り初鰹のタタキと足摺レッド」「永田農法バジルのジェノベーゼのパスタ」「アワビ」「朝獲れ鯵の薄造りと足摺レッド」「ハモ」「鮎とキビナゴ」「びやびや鰹(愛南漁協の活け〆した鰹)」「土佐ロイヤルホテルのスペシャル会(ナガレコ・仁淀川の天然鰻の蒲焼き等)」「朝獲れウルメイワシ・金太刀魚の刺身・サザエ」「土佐鴨(合鴨=夏鴨)」「海庵料理長の鮎料理」「座屋・夏のおまかせコース(鰹の焼き切り・蒸しアワビ等)」という、極上のラインナップ!

 

 


もちろん、捕獲の困難な希少品もあり、海が荒れた場合は獲れない食材もあるので、この全てが揃う確率はおそらく低いのですが、この土佐の夏の究極のフルコースに35名様のお客様にお申し込みをいただきました。

 

 


さて当日17時頃、すっかり準備の整ったベニールさんに集合、18時頃からファーム・ベジコの長崎さんにもお手伝いいただき、受付でお客様をお迎えいたしました。

 

 


18時半過ぎには、お客様はほぼ揃われ、僭越ながらワタクシの司会にて開会いたしました。

 

 


続いて社長から、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」についてと、今回のスペシャル会についてお話し、今回のメイン食材は、「ウルメイワシ」と「びやびや鰹」以外は、ほぼ全て確保できたとお伝えすると、皆さん大悦びの拍手喝采でした。

 

 


お次は、「日本料理 七福」さんの海庵料理長さんから、この日のスペシャルコースについてのご解説。

 

 

続いては、乾杯酒の「封印酒・生」が配られ、各テーブルで注ぎ合っていただき、今回のゲストとしてご参加いただいている、「ザ クラウンパレス新阪急高知」のレストランご担当の中野支配人さんに、乾杯のご発声をお願いいたしました。

 

 

★乾杯酒:「司牡丹・封印酒・生」(純米吟醸生酒)

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このお酒のフレッシュで華やかな香りとなめらかで柔らかな味わいに、皆様から感嘆のお声が。

 

 

ではここから旬どきうまいもの自慢会恒例、社長による絶品コースとの司牡丹の相性の解説です。申し訳ないですが、ワタクシは皆様とご一緒にお酒とお料理に没頭させていただきます!

 

 
 
社長、よろしくお願いしま~す。

 

 

★「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)

●前菜:「流れ子の和風ガーリックバター オーブン焼き」「ファームベジコの永田農法バジル(コリンキー、ミニトマト)とシラスのポン酢和え」「土佐鴨のロース煮」

 


乾杯に続いては、微々発泡の「夏純吟」と「前菜」の組み合わせながやき。

 

 


「夏純吟」のバナナ風のフルーティな香りとやわらかな旨みが、流れ子の旨みや土佐鴨の旨みらあと、まっことバッチリで、お互いが引き立て合うがよ。

 

 


また、シラスポン酢にバジルが合うろうかと心配やったがやけんど、予想以上にバッチリで、まっこと美味しかったがやき。

 

 


「夏純吟」とも見事にマッチングし、互いの美味しさ倍増ながよ!

 

 


ここで、ファームベジコの長崎さんから、ご提供いただいた野菜らあについて、ちくと解説していただいたがやき。

 

 


★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)

●向附:「初鰹のタタキと足摺レッド」「鯵 栄螺の造り」

 


お次は、お待たせしましたの最強タッグ、「船中・生」と「初鰹のタタキ」の組み合わせの登場ながよ。

 

 


しかも、タマネギやに驚異の糖度8度以上っちゅう、永田農法赤タマネギ「足摺レッド」を、土佐清水から早川さんご夫妻が送ってくださったがやき!

 

 


この「初鰹のタタキ」と「足摺レッド」と「船中・生」のゴールデントリオは、まっこと夏の最強中の最強と言うたちえいばあ、絶品絶妙の組み合わせ!

 

 


さらに、軽う炙った鯵のお造りも旨みのカタマりやって、栄螺のお造りはコリッコリの絶品やって、こりゃあまっことタマランぜよ!

 

 


この時点で、まるでメインディッシュかのような錯覚に陥ってしまいそうやったがやき。

 

 


★特別出品:「司牡丹 大吟醸 黒金屋」(鑑評会出品大吟醸原酒)

●冷鉢:「鮑の柔らか煮と夏野菜の煮物 ミントジュレ掛け」

 


続いては、鑑評会出品の大吟醸酒と鮑っちゅう、高級タッグながよ。

 

 


残念ながら今年は、金賞受賞は逃したけんど、グルコース濃度はこればあの甘すぎん方が料理にゃあ合うっちゅうんを、是非皆さんで体感してくださいやっちゅうて、お話さいてもうたがやき。

 

 


「黒金屋」の芸術ともいえる美しい香り、比類無いばあまろやかに膨らむ味わい、さらにその香りと味わいの絶妙な調和に、皆さん大感激で、「こりゃあ旨い!」っちゅうて、おかわりしまくりやったがよ。

 

 


さらに、この鮑料理がこれまた旨いの何の!

 

 


鮑の煮汁で作ったっちゅうミントジュレの爽やかさとコク、鮑のあふれんばかりの旨み、夏野菜(オクラ、サトイモ、マッチャンカボチャ)のナチュラルな風味らあが見事に融合し、こりゃあまっこと凄い料理ながやき。

 

 


黒金屋とこの料理を合わせていただきゃあ、天にも昇るかのような美味しさっちゅうんは、こういう組み合わせのことを言うがやと、ハッキリと実感さいてもうたがよ。

 

 


★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)

●焼肴:「天然鮎のタタキ 四万十風」(仁淀川産)

 


お次は、海庵料理長さん自慢の「鮎のタタキ」と、その最強タッグパートナーの「船中・黒」の登場ながやき!

 

 


ちなみにこの料理、「鮎のタタキ 四万十風」は、1998年7月に放送された日本テレビ系の料理番組にて、当時は咬ませ犬的な存在やと目されちょった海庵料理長さんが、かの中華の鉄人・周富安さんとの料理対決に、大方の予想を裏切って完全勝利した際に作った絶品料理そのものやっちゅうき、こりゃスゴイことながよ!

 

 


まず天然鮎を三枚におろし、日本酒に漬けて置いちょったもんに、その鮎のハラワタらあを叩いてソースにしたもんをその身に塗り、隠し味にバターをはさんで、焼き上げるがやき。

 

 


さらに尾頭付きの中骨は、カリカリに揚げて、四万十川のスジ青ノリを降りかけ、身と共に皿に盛り付け、さらにさらに梅酢と、バルサミコ酢らあの3種類の酢で作ったジュレを掛け、タデの葉を乗せて完成ながよ。

 

 


その見事なバランスの味付けは、天然鮎本来の美味しさを損なうことのう引き立て、まっこと絶妙な美味しさで、皆さん大感動やったがやき。

 

 


特に、ハラワタを叩いて作ったソースが、どこを食べたち味わえるっちゅうんがまっこと素晴らしゅうて、ハラワタのほのかな苦味が絶妙なアクセントになって、全体を引き締めてくれちゅうがよ。

 

 


さらに、「船中・黒」をいただきゃあ、このお酒の輪郭のハッキリした旨味と豊かな膨らみと後口の爽やかなキレが、ハラワタのほのかな苦味を旨味に変え、さらに様々な味わいを絶妙に調和さいて一層膨らませ、後口は心地えいばあスカッとキレて、爽やかな清流のように流してくれるがやき。

 

 


こりゃあまっこと、一生記憶に焼き付いてしまうばあ絶品の組み合わせやと言えるがぜよ!

 

 


★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)

●揚物:「鱧の竜田揚げ グリーンアスパラ レモン 天日塩」

 


続いては、「仁淀ブルー」と「揚物」のペアリングながよ。

 

 


このお料理が、これまた旨いこと旨いこと!

 

 


鱧のナチュラルな旨みを損なわん程度に漬け込まれた竜田揚げに、レモンと天日塩をかけていただきゃあ、旨味と酸味と塩味らあが絶妙に調和し、こりゃあ鱧料理はコレに限る!っちゅうて断言しとうなるばあ美味しかったがやき!

 

 


さらに、「仁淀ブルー」の艶やかでナチュラルな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた味わいが、このお料理と見事に調和し美味しさ倍増で、箸もグラスも止まらんなってしまうがよ。

 

 

 

★「司牡丹 OMACHI 13」(13度原酒・純米酒)

●酢の物:「仁淀川の天然鰻 鰻冊」

 


お次は、昨年実験的に誕生したニュータイプの日本酒、アルコール分13度の原酒で、甘口やのうて辛口やに薄っぺらやないっちゅう純米酒、「OMACHI 13(オマチ・サーティーン)」と酢の物「鰻冊(うざく)」のペアリングながよ。

 

 


このお酒のバナナ風のフルーティな香りとしっかりした酸が、鰻の旨みと酢の酸味と絶妙に融合し、お互いを見事に引き立て合うがやき。

 

 


★「かまわぬ・生」(きもと仕込純米生酒)

●食事:「鯵 炙り寿司」「キビナゴの押し寿司」「生雲丹寿司」

●御椀:「粕汁」

 


続いては、高知じゃあ珍しい「きもと仕込み純米酒」の生酒と、寿司と粕汁の組み合わせながよ。

 

 


寿司ネタの炙ったアジ、キビナゴ、生雲丹らあの鮮度抜群の魚の旨みを、このお酒のフレッシュな生の風味が引き立て、酢飯の酸味と米の甘味を、このお酒の「きもと」ならではの上品な酸味と幅のあるコクが引き立て、派手さはないけんどいぶし銀のジワジワ来る美味しさで、まさに締め括りにふさわしいペアリングやったがやき。

 

 


司牡丹の酒粕を使うた粕汁と「かまわぬ生酒」も、元はおんなじモロミから生まれちゅうき、見事にマッチングしたがよ。

 

 


★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)

●デザート:「日本酒のグラニテと季節の果物」

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ラストは、柚子リキュールとデザートの組み合わせながやき。

 

 


スイカ、キウイ、パイナップルらあのフルーツと、司牡丹吟醸酒のグラニテは、甘味と酸味のコントラストが、この柚子リキュールの甘味と酸味のコントラストとソックリで、これまた絶妙にマッチングするがよ。

 

 


社長! ありがとうございます! お陰様で社長の解説を聴きながら、お酒とお料理のマッチングを堪能することができました!

 

 

全ての組み合わせに大満足だったのですが、「鮑の柔らか煮と夏野菜の煮物 ミントジュレ掛け」と、「鱧の竜田揚げ グリーンアスパラ レモン 天日塩」には、完全ノックアウト状態でした。

 

 

会場の皆様も満面の笑顔でご満足のご様子で、21時過ぎには社長の三本〆にて、大団円のお開きとなりました。

 

 

皆様をお見送りしながらワタクシも幸せな気分に浸っておりました。

 

 

ご参加いただきました皆様、海庵料理長さん、ホテルスタッフの皆さん、ファームベジコの長崎さん、最高の旬どきうまいもの自慢会をどうもありがとうございました!

 

 


最後に、皆様からいただいたアンケートの中から、悦びの声のごく一部を以下にご紹介させていただきますね。

 

 


●やっぱり会費以上の価値があります。


●高知の中では最高レベルと思います。


●おいしかったです。初めてきました。どうしましょう。酔っています。お酒おいしかったです!!!!!おかわりしました!


●たくさんのご馳走、豊潤なお酒、ありがとうございました。久しぶりに参加して、楽しかったです!!


●とても素晴らしく楽しい美味しい時間を、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 ああ麗しき、土佐の初夏! 旬どきのうまいもんに…乾杯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年3月29日 (金)

旬どきうまいもの自慢会土佐・<第51回・春の集い>スペシャル会開催!

 皆様の地元の桜の開花具合はいかがでしょうか? 東京は満開だそうですね。

 

 
高知はすこーし出遅れて3月22日に開花しまして、もうあと少しで満開を迎えそうです。

 

 

ここ佐川町の桜も今週末はちょうど見頃になりそうです! 折込チラシのお花見弁当の広告がとっても気になる司牡丹総務部社員のリカコです。

   
 
 さて、今回は3月21日(木)、春分の日に開催されました、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第51回春の集い〉スペシャル会のご報告です。

 

 

今回は、50回突破記念のスペシャル会ということで、過去の「春の集い」にメインとして取り上げてきた希少な特選食材を一挙に取り揃えました!

 

 

これまでの「春の集い」の開催は11回で、そのメイン食材は「春の山菜料理」「ハマグリ」「ドロメ・ノレソレ」「春菊と貝類のスープ」「天然桜鯛」「恵比寿鯛・カメノテ」「初鰹の焼き切り」「長太郎貝」「トンゴロウイワシ空揚げ・真鯛のタタキ」「活きサザエ・子イカ入りチリメンジャコ」「筍を食べた春の猪肉のロースト」と超豪華ラインナップです!

 

 

その豪華食材は捕獲の困難な希少品もあり、海が荒れた場合は獲れないものあるので、この全てが揃う確率は低いのですが、この土佐の春の究極のフルコースに、会費12000円というお高さにもかかわらず、なんと35名のお客様にお申し込みいただきました。わざわざ県外からこの春の集いのためにお越しいただいた方もいらっしゃるんですよ。

 

 

開催場所は、高知城下の老舗高級旅館の「城西館」さんです。

 

 

さて当日、17時頃に社長と会場に入り、お料理メニューの確認やグラスの使用の順番、BGMやその他の打ち合わせです。

 

 

18時前頃にはワタクシは司牡丹の法被を着て受付にスタンバイ。お客様も集まって来られました。

 

 
いつもスタッフとしてご参加くださるファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんも来られて、受付などをお手伝いいただきました。

 

 

そして予定スタート時間通りの18時半、ワタクシの、もういくらなんでも少しは慣れてきたであろう司会で開会いたしました。

 

 

お次は社長が開会のご挨拶。

 

 


今回のメイン食材のうち、「恵比寿鯛」「活きサザエ・子イカ入りチリメンジャコ」以外は全て揃いました、という報告に、ご出席の皆様が喜んでくださいました。ワタクシも嬉しいです!

 

 

次に、今回の超スペシャルな内容に相応しい、超スペシャルな乾杯酒をということで、究極の地酒「座(THE)司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産山田錦使用・低温袋吊り搾り・低温瓶貯蔵純米大吟醸原酒)が、東儀秀樹さんの「光の序」のBGMで入場し、皆様のグラスに注がれました。

 

 

そして乾杯のご発声は、大阪からお越しいただいた本多さま。

 

 

司牡丹愛が伝わる温かいお言葉をいただき、究極中の究極の大吟醸で、声高らかに乾杯です。

 

 


★特別乾杯酒:「座(THE)司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産山田錦使用・低温袋吊り搾り・低温瓶貯蔵純米大吟醸原酒)

 

さあ、いよいよ一品目のお酒とお料理の登場です。

 


社長が「土佐宇宙酒」についてご説明し、春の集い恒例、「スターウォーズ」のBGMと共に、この日3月21日(3、2、1、発射!)に解禁日を迎えた「宇宙酒」の新酒が入場いたしました。

 


★「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)

 

●先付け:「春の風物詩」
 のれそれ・おろし生姜  ドロメ・ぬた味噌  カメノテ磯茹で  トンゴロウイワシの空揚げ


うーん、カメノテ久しぶり、会いたかったぁ。のれそれ、ドロメ、トンゴロウイワシも!

 

 


「宇宙龍」の、フルーティな香りとフレッシュ&スムーズな味わいと心地良いキレが、春らしさを感じさせてくれて、春の食材とともにいただくと一気に口の中が春!になります。

 

 

ここで、昨年11月に厚生労働大臣賞を受賞された松本料理長さんから、この日の料理のご説明をいただきました。

 

 

引き続き、いつも旬の新鮮なお野菜を提供してくださるファームベジコの長崎さんからも、本日のお野菜について説明していただきました。

 

 

さあ、これから春のスペシャルがどんどん佳境に入ってまいります。

 

 
ここからはいつもの社長のコメントにバトンタッチさせていただきます。ワタクシはスペシャルフルコースを堪能させていただきまーす。

 

 

★「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」(薄にごり純米酒)

 

●造り:「春海からの幸」
 天然桜鯛お造り  活きアジ  鉤わらび  活き剣先烏賊姿造り  芽物一式

 

2品目の「春のお造り」に合わせるのは「土州霞酒」ながやき。

 

 

「活き剣先烏賊」は、4杯しか獲れんかったっちゅうことで、まだピクピク動きゆう鮮度抜群の姿造りを、人数分に分けて出してくださったがよ。

 

 

どのお造りも、フレッシュぴちぴちで、春らしい生命力にあふれた旨さで、「霞酒」の薄にごりの生命力が加わりゃあ、相乗効果で美味しさ倍増ながやき。

 

 


★「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)

 

●時肴:「黒潮の恩恵」
 初鰹の塩タタキ  イサギの塩タタキ  薬味一式  ポン酢添え  ガーリック醤油  胡麻ポン酢

 

 


お次は、待ってましたの春の最強タッグ、「船中薄にごり」と「初鰹の塩タタキ」の組み合わせながよ。

 


このお酒が、まるで出汁のようにタタキの素材の良さを下から支えて押し上げ、美味しさを見事に引き立ててくれ、箸も杯も止まらんなって、まっこと黒潮の恩恵に感謝しとうなるがやき。

 


続いては、東儀秀樹「山河」のBGMと共に、今年の全国新酒鑑評会に出品され、金賞を獲る予定の、発売前の大吟醸「黒金屋」が登場したがやき。

 


★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(斗瓶囲い大吟醸原酒)

 

●温物:「春の貝寄せ」(オリジナルスープ)
 鮑  雲丹  蛤  浅利  春菊  独活

 


まず皆さん、このお酒の至福の芳香と豊かでなめらかな味わいに感動されちょったがよ。

 


さらにこのスープが旨いこと旨いこと!

 


お酒もスープも、淡麗な味わいやに、その「淡」の中にあらゆる味の要素の全てが凝縮されちゅうようで、まさにこれぞ和の真髄やと感じられ、美味しさがさらに倍増ながやき。

 


★「司牡丹・百花王・きもと純米」(きもと仕込純米酒)<常温&ぬる燗>

 

●松肴:「大地の恵み」
 ジビエ・猪肉のロースト  新筍巻き  浜アザミの天ぷら  ファームベジコの野菜

 


お次は、きもと仕込みの「百花王」を、ぬる燗と常温の温度違いで楽しんでいただくがよ。

  


春の猪肉のあっさりした旨味と新筍の味わいが見事にマッチしちょって、こちらはぬる燗と合わせていただきゃあ、より美味しさが引き立つがやき。

 


浜アザミの天ぷらも、ほろ苦味とあっさりした風味が特徴で、ぬる燗で旨さが倍増ながよ。

 


また、キュウリ・コリンキー・ラディッシュらあのファームベジコの野菜は、常温のお酒と合わせていただいきゃあ、お互いの美味しさが一層引き立つがやき。

 


このあたりで、食べる!飲む!食べる!飲む!食べる!・・・が、皆さんも止まらんなっちょったようながよ。

 


続いては、「2001年宇宙の旅」のBGMと共に、「宇宙純米酒」が入場したがやき。

 


★「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)

 

●油物:「アヒージョ」仕立て
 長太郎貝とホタルイカと大黒本しめじ  菜の花

 


アヒージョ仕立ての長太郎貝の旨味がまっこと美味しゅうて、すっきりタイプの「宇宙純米酒」がナンボやち飲めてしもうて、止まらんなったがよ。

 


また、松本料理長さんが自ら会場にて、土鍋でご飯を炊いてくださったがやき。

 


●ご飯:「春の旬菜ご飯」  金目鯛と新筍と山菜の炊き込みご飯

 


●香の物:「三種盛り」

 


●赤だし

 


ふっくら蒸し上がった金目鯛が炊き込みご飯の上に乗せられ、見た目も香りもまっことソソルがよ。

 


この炊き込みご飯をいただいてみりゃあ、これがまた、出汁の味わいや旨味が凝縮しちゅうに、サッパリと食べられて、こりゃ何杯もおかわりしてしまいそうな美味しさやったがやき。

 


★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)

 

●デザート:「柚子のシャーベット」

 

ラストのデザートは、世界中で大人気のリキュール「山柚子搾り」と「柚子のシャーベット」の組み合わせながやき。

 

この爽やかな組み合わせが、まっこと心地えい締め括りを演出してくれたがよ。

 


社長、ありがとうございます! 春のスペシャルな組み合わせにすっかり没頭してしまっておりました。

 
お料理もタレに至るまで一滴残さずいただきました。

 

ワタクシが一番感激いたしましたのは、「春の貝寄せ」(オリジナルスープ)です! 1人前のスープ鍋からスプーンで最後まですくうことができず、思わずお鍋ごとお皿にジャーっと移して飲み干してしまいました。

 
お行儀が悪いなんていってられない美味しさだったのですもの。

 


こうして21時半頃、3時間におよぶ至高のフルコースは、社長の中締めでお開きとなりました。

 


ご出席の皆様の表情で、ご満足いただけたことが読み取れます。

 


ご参加いただきました皆様、ファーム・ベジコの長崎さん、そして松本料理長さんをはじめ「城西館」さんのスタッフの皆様、本当にありがとうございました!

 


最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から悦びの声の一部を、ご紹介させていただきますね。

 


●初めての方とも様々なお話ができ、高知の風土も知れて、とても勉強になりました。

 


●何時も最高。

 


●楽しく美味しく飲み食いさせていただきました。

 


●相変わらず、たまらなく美味です!

 


●前回来られなくて残念でしたが、今回来られて幸せでした。新しい方と来ましたが、とても喜んでもらえて良かったです。

 


 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

  ああ麗しき、土佐の盛春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

 

 

 

 

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2018年12月28日 (金)

旬どきうまいもの自慢会土佐・第50回記念・冬の集い開催!

 

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あと3日で2018年が終了! 早い、早すぎる! 大掃除は置いておくとして、年賀状も書き終わってない! 少々焦り始めている、司牡丹総務部社員のリカコです。
 
 
 
 さて、今回は12月20日(木)の冬至の日の前々日に開催されました、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第50回記念冬の集い〉のご報告です。
 
 
 パチパチパチ! 祝50回記念!
 
 
ということで、今回は過去の「冬の集い」でメインとして採り上げてきた食材を可能な限り登場させるという、50回にふさわしいプレミアムな内容なのです。
 
 
今まで開催されてきた「冬の集い」のメインを紹介いたしますと、「冬至」に「ん」のつく「運盛り(うんもり)料理」、「天然真クエ鍋」、「牡丹(猪)鍋」「鯨のハリハリ鍋」「弘岡カブなどの冬野菜」「土佐ジロー」「沖ノ島の寒ブリと入河内大根の牡丹雪鍋」「龍馬の好物!サバの刺身とシャモ鍋」「キジ肉と潮江菜」「熟成ウツボの刺身」!
 

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え? ちょっと待ってください、ワタクシこのラインナップ、一つもいただいた事がない! なぜなら、冬の集いには参加したことがないからっ!(12月のブログには毎回このボヤキが入ります。繁忙期のため事務所でお仕事なので)
 
 
 今回の開催場所は、いつもいつもお世話になっております、高知の名店「花鶴」さんです。
 
 
 では、どれだけ素晴らしかったのか、社長のリポートを聴こうではありませんか。 社長、よろしくお願いします!
 
 
 まかせちょき! リカコさんが参加した気になれるように臨場感あふれるリポートをお贈りするぜよ!
 
 
 
 さて、ワシゃあ17時ばあに会場の土佐料理「花鶴」さんに入り、ちくと打ち合わせやグラスと資料らあの準備をしたがやき。
 
 
ほんで、お手伝い&司会をお願いしちゅうファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんも到着され、受付をお願いしたがよ。
 
 
18時ばあからは、ぼちぼちお客様もお越しになり、開会時間の18時半にゃあ、予定の38名がほぼ揃われたがやき。
 
 
「50回記念」のスペシャルな会やき12000円っちゅう高額な会費となったに、満席の38名もの皆さんが集まってくださり、まっこと感謝感激ながよ!
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ほんで、長崎さんの司会にて開会ながやき。
 
 
続いては主催者のワシからのご挨拶で、初めてのお客様もおられるき、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」についての説明や、今回用意できざったメイン食材らあについてのお話をさいてもうたがよ。
 
 
まず、あまりに鍋料理だらけになるきシャモ鍋はカットさいてもうて、イノシシ肉は残念ながら獲れんかって、潮江菜は1軒しか育てやあせん熊澤さんが「生育が悪いき出せん」っちゅうことで無しで、この3つ以外は全て用意できたっちゅうたら、皆さん大悦びやったがやき。
 
 
さあ、いよいよ乾杯酒の登場で、ちくとワシから解説さいてもうたがよ。
 
 
「座(THE) 司牡丹」っちゅうて名付けられたこの酒は、全量が佐川町永野埴生ノ川(はぶのかわ)地区の「永田農法」山田錦で、超特別な純米大吟醸酒ながやき。

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埴生ノ川の山田錦は、毎年毎年タンパク含量が少ないえい米ができるっちゅうことで、原料米は埴生ノ川産限定の永田農法・山田錦で、精米歩合は35%、それを750kgの小仕込みで純米大吟醸酒を仕込み、袋吊り搾りして250本(720ml)分のみを商品化し、この究極中の究極の酒は誕生したがよ。
 
 
ちなみにこのお酒、豪華な木箱に入って720mlで2万円(消費税別)にて販売されよりますっちゅうたら、皆さんからドヨメキが起こったがやき。
 
 
特別出品乾杯酒:「座(THE) 司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産「山田錦」使用・袋吊り搾り純米大吟醸原酒)
 
 
ほんで、ワシの乾杯の発声にて、みんなあで声高らかに、「かんぱ~~い!」ぜよ!
 
 
「ほぉぉ~~!」っちゅう溜め息と共に、「この酒はホンマに凄い!」「こりゃあ美味し過ぎる!」「こんな旨い酒、飲んだことない!」っちゅう絶賛の声が、アチコチから上がったがよ。
 
 
その崇高な芳香、なめらかでやわらかでナチュラルで透明感があり、通常の大吟醸よりさらに三段階ばあ格上の味わいに、皆さん一発でノックアウトのようやったがやき。
 
 
「司牡丹・マッハGoGoGo」(純米酒)
前菜:カズノコ(ニシンの卵)、黒豆(純金箔掛け)、栗、ファーム・ベジコの野菜サラダ

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こっからは、いよいよお酒とお料理の組み合わせながよ。
 
 
まずは、タツノコプロの「四国まるごと美術館~タツノコジェニック!88スポットアートめぐり~」とコラボして誕生した、今回だっけ限定の希少品、「司牡丹・マッハGoGoGo」(純米酒)と前菜の組み合わせながやき。
 
 
この酒の、吟醸酒並みの華やかな香りと、まさに走るマッハ号で感じる風のように爽やかで心地えい淡麗辛口の味わいが、カズノコの旨味を、黒豆のコクを、栗の甘味を、さらにワンランク上の味わいに引き上げてくれるかのようなマッチングやったがよ。
 
 
さらに、ファーム・ベジコの長崎さんくの野菜、スティックセニョール、セロリ、コリンキー、いろんなダイコンらあの鮮度抜群の生命力あふれるナチュラルな美味しさと、このお酒が見事にマッチして、こりゃ交互にやりゃあ止まらんなるがやき。
 
 
お客様も皆さん、大感激ながよ!
 
 
「船中八策」(超辛口・純米酒)
お造り:沖ノ島の寒ブリ刺身ヌタ掛け 清水サバの刺身 熟成ウツボの刺身

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次の料理からはいよいよ過去のメインが登場で、いきなり過去にメインを張った横綱級の「清水サバの刺身」「沖ノ島の寒ブリ」「熟成ウツボの刺身」の3品が登場し、合わせるお酒は定番中の大定番「船中八策」ながやき。
 
 
清水サバの独特の甘味、寒ブリの絶品脂とニンニク葉ヌタの絶妙な融合、熟成ウツボのフグを超える上品な旨味らあを、まるで出汁のようにこの酒が下から支えて押し上げ、見事に引き立ててくれ、全身に沁みわたるような美味しさやったがよ。
 
 
特に「熟成ウツボの刺身」は、初めて体験される方も多かったようで、「確かにこりゃあフグより旨いっ!」っちゅうて、皆さんから大絶賛やったがやき。
 
 
どこで手に入るかっちゅう質問も多かって、株式会社タカビシ食品(http://www.takabishi.jp/)さんにて購入できますっちゅうて何人もの方々に伝えさいてもうたがよ。
 
 
またここで、「花鶴」さんのご主人刈谷さんからの、お料理についての説明があったがやき。
 
 
たとえば「前菜」のカズノコは「ニシンの卵」やき「ん」がつくっちゅう具合に、お料理の食材らあに「ん」のついた「運盛り」になるもんを用意してくださったっちゅうがやき、まっこと嬉しい限りながよ。
 
 
「司牡丹・OMACHI 13」(低アル純米原酒)

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煮物:土佐ジローと根菜の煮物
 
 
続いては、過去の横綱「土佐ジロー」と「根菜(弘岡カブ等の冬野菜)」のガップリ四つの煮物と、司牡丹の実験商品低アル13度原酒「OMACHI 13」の、異色の組み合わせながやき。
 
 
酒米「雄町」から来るボリューム感と白ワインのようなしっかりした酸味が、この酒のアル分の低さを見事にカバーしてくれちゅうがよ。
 
 
ほんでこの料理の、土佐ジローのまろやかなコク、弘岡カブのナチュラルな旨味、ニンジンやコンニャクらあの出汁の滲みた食感、柚子皮の爽やかな柑橘の風味らあを、見事に融合さいて、引き立ててくれるがやき。
 
 
 
 
 
「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(本醸造生原酒)
鍋仕立①:キジの鍋仕立て(キジの鳴き声は「ケーン」)

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お次は、待ってましたの今年の新酒、搾りの際に一番最初にほとばしり出た本醸造生原酒「あらばしり」と、横綱中の横綱「キジ」の鍋仕立てのマッチングながよ。
 
 
キジ肉の豊富な栄養素や様々な旨味成分らあが、スープや豆腐やネギらあに沁み込んで、シンプルやけんど旨いこと旨いこと!
 
 
この酒の弾けるようにフレッシュな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせる酸味をしのばいた生命力あふれるリッチな味わいが、さらにアクセントとなり、見事にキジ鍋仕立てを際立たせてくれるがやき!
 
 
さて続いては、メイン中のメインの東の正横綱「天然真クエ鍋」と、「船中八策・しぼりたて」の登場に、皆さんヤンヤの喝采やったがよ。
 
 
 
 
「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
鍋物①:天然真クエ鍋

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さあ、天然真クエ鍋が煮えたぜよ!
 
 
まずは、クエを一口。
 
 
な、なんじゃこりゃあ~~っ!!信じられんばあプルップルッ!!
 
 
脂っちゅうか、ゼラチン質っちゅうか、コラーゲンっちゅうか、とにかくトロケルようなプルップルの食感で、その旨みもハンパないがやき!
 
 
野菜や椎茸や豆腐らあにも、クエの出汁がジュワッと沁み込んじょって、旨いこと旨いこと!
 
 
そこに「船中しぼりたて」をキュッとやりゃあ、フレッシュぴちぴち爽やかなこの酒の力で、クエ鍋の具材の美味しさの1つ1つにも鮮烈さが倍増するような感覚になるがよ。
 
 
さらに交互にやりゃあ、常に箸も杯も新鮮に感じ、止まらんなる美味しさながやき!
 
 
そうこうしゆううちに、会場全体も鍋効果で和みまくり、より一層ワイワイの大盛り上がり状態となっていったがよ。
 
 
さて、お次のお酒と料理が登場ながよ。
 
 
 
 
「司牡丹・百花王・きもと純米」(きもと仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)
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鍋物②:鯨(ホンガワ、アカニク、ウネス等)のハリハリ鍋
 
 
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厨房にて既にある程度煮込まれた鯨肉とコンニャクの入った鍋が登場し、煮たったところで、白菜やネギやエノキなどを加え、最後に「ハリハリ」の語源である水菜を加えて、「鯨のハリハリ鍋」の完成ながやき。
 
 
そこに、ワシがお燗番をしてベストなぬる燗をつけた、司牡丹会社設立百年記念の「きもと仕込純米酒」、「百花王」が登場ながよ!
 
 
この「百花王」のぬる燗と「鯨のハリハリ鍋」を合わせていただきゃあ、料理の様々な味と酒の様々な味の全てが融合し一体となり、もはやこの料理と酒は別々の物やのうなる感覚ながやき。
 
 
しかも、料理と酒が1+1=2っちゅう単なる融合を超えて、3にも4にも5にも感じる巨大化融合ながよ!
 
 
こりゃタマラン!旨過ぎぜよ!箸も杯も止まらんなるがやき!
 
 
 
 
「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒)
揚物:ファーム・ベジコの野菜(レンコン・ニンジン葉など)の天ぷら

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続いては、「ここで出るか!」の本年度「全国新酒鑑評会」最高位金賞受賞の大吟醸「黒金屋」の登場ながよ。
 
 
特別乾杯酒「座(THE)司牡丹」と比べたら、ちくと甘めのこの酒も、芸術ともいえる美しゅうて華やかな吟醸香と、比類無いばあまろやかに膨らむ味わいとが、口中に至高の調和を生み出してくれるがやき。
 
 
これまたアチコチから、「おいし~い!」「フルーティ!」「さすが金賞酒!」っちゅう絶賛の声が上がったがよ。
 
 
さらにこの酒を、天ぷらと合わせていただきゃあ、揚げた野菜のナチュラルでやさしい甘みと、この酒の甘みがバッチリ融合し、互いの美味しさを互いが引き立て合うかのようで、まっこと美味しかったがやき。
 
 
このあたりでご参加の皆さんも立派な酔っぱらいになっちゅうようで、ガンガンヒートアップし盛り上がっていったがよ。
 
 
 
 
「司牡丹・土佐の超辛口・しぼりたて」(超辛口・本醸造生酒)
鍋仕立て②:沖ノ島の寒ブリと入河内大根の牡丹雪鍋仕立てのブリ大根

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お次は、今年も「しぼりたて試飲会」にて鮮烈な香りと味わいが大好評で、「この美味しさでこの価格!?」っちゅう絶賛をいただきまくりゆう、「土佐超しぼりたて」の登場ながやき。

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しかもその酒に合わせるがは、幻の沖ノ島寒ブリと幻の入河内大根を使うた牡丹雪(粗おろし大根)鍋仕立てのブリ大根ながよ!
 
 
脂の乗りまくった寒ブリの旨味が、角切りの入河内大根にも沁み込みまくり、さらに上に掛けられた入河内大根の牡丹雪が、甘味と辛味と旨味らあを見事にバランス良う兼ね備えちょって・・・こんな旨いブリ大根、食べたことなかったがやき。
 
 
さらにそこに「土佐超しぼりたて」をキュッとやりゃあ、この酒の柑橘類を彷彿とさせる含み香が絶妙なアクセントとなり、鮮度感のある鮮烈で爽やかな味わいが、ブリ大根の美味しさをグンと引き立ててくれ、美味しさ一気に倍増ながよ!
 
 
 
 
お食事:ファーム・ベジコの日本一のキュウリのカッパ巻き

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〆のお食事は、ファーム・ベジコの長崎さんくの日本一のキュウリを使うた「カッパ巻き」ながやき。
 
 
これまた、シャキシャキの食感で、しかもまるでメロンみたいな風味や甘味らあが凝縮しちょって、旨いこと旨いこと!
 
 
 
 
 
デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
「新月の和菓子」(寒椿と山茶花)

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最後にゃあデザート酒として「山柚子搾り」と、老舗和菓子屋「新月」さんの美しい手作り和菓子の登場ながよ。
 
 
このお酒の爽やかさと清々しさは、いつも通りのはずやけんど、やっぱし冬至の時期にいただきゃあ、「冬至に柚子湯」効果か知らん、爽やかさも清々しさも一層強うに感じ、まっことこぢゃんと美味しかったがやき。
 
 
「新月」さんの和菓子も、甘さ控えめで、素材の旨みを生かした美味しさなもんやき、「山柚子搾り」との組み合わせも、バッチリやったがよ。

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ちなみに「新月」さんは、刈谷さんからの「『ん』のついた名前の和菓子」っちゅう注文に、「寒椿(かんつばき)」と「山茶花(さざんか)」っちゅう名前の和菓子を、特別に作ってくださったっちゅうがやき。
 
 
まっこと、ありがとうございますぜよ!
 
 
お酒は「司牡丹(つかさぼたん)」か「船中八策(せんちゅうはっさく)」やき全部「ん」がつくし、これにて料理も全てに「ん」がつくことになり、まさに「運盛り」尽くしの「運盛り」三昧で、参加者全員の来年の開運は間違いなしながよ!
 
 
ところで、デザイナーのナガオカケンメイさんが創設された「ディアンドデパートメント株式会社」(http://www.d-department.com/)のプロジェクトで、取材班が2ヶ月ばあその土地に住んで真のその土地らしさを紹介するっちゅう観光雑誌、デザイントラベルガイドブック「d design travel」が、来年3月ばあに高知県版を発売する予定で、現在取材班が高知に住み込んで取材中やっちゅうがやき。
 
 
そんな「ディアンドデパートメント株式会社」の取材班である佐々木晃子さんが、今回のイベントに参加してくださっちょったき、ちくと締めにお話いただいたがよ。
 
 
来年3月8日から4月22日まで、渋谷ヒカリエの「d47MUSEUM」にて高知県の展覧会を開催する予定で、「d47食堂」にても高知県フェアを開催する予定やっちゅうき、まっこと楽しみながやき。

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そんなこんなで、ぼちぼちスタートから3時間超えの22時を過ぎちょって、ここらで中〆とさいてもうたがよ。
 
 
皆さん大満足の幸福感に包まれもって、かつちくと千鳥足のニコニコ満面笑顔で、帰路につかれたがやき。
 
 
ご参加いただきました皆さん、刈谷さんはじめ「花鶴」の皆さん、長崎さん、まっことありがとうございました!
 
 
社長、お疲れ様でした。3時間超えの旬どき50回記念、大成功でしたね! 
 
 
ご出席の皆様もご満足されたご様子がよく伝わってまいりました。
 
 
ワタクシが特に気になったのは、前菜のファーム・ベジコの野菜サラダ、ワタクシの大好きなコリンキーとスティックセニョールをいただきたかった!
 
 
それから何といっても真クエ鍋! ワタクシにとっては本当に幻の食材です。社長、冬の集い以外で採り上げていただくことはやっぱり無理ですかねぇ?
 
 
今回も、ご参加に皆様に幸運がたくさんくっついたはず!
 
 
では、皆さんから頂戴しましたアンケートの中から、悦びの声の一部をご紹介させていただき、締めとさせていただきますね。
 
 
皆様、良いお年をお迎えくださいませ! 来年も「旬どきうまいもの自慢会・土佐」をよろしくお願いいたします!
 
 
●高知の「おきゃく」原体験!よろこび!
 
●最高のものを集めていただいて、ありがとうございます。
 
●いつもおいしいけど、今日はまた格別。
 
●お料理も大変おいしく、お酒の種類をこれほどたくさん楽しめて、大満足でした。
 
●すごい鍋、野菜に感激しました。
 
●1、2回空けての参加でしたが、やはり料理、お酒ともにgreatです!
 
●すべておいしかった!!もっと食べたいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     ああ麗しき、土佐の年の瀬!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

 

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2017年6月29日 (木)

旬どきうまいもの自慢会・土佐<第44回夏の集い>開催!

 

 6月下旬になってやっと高知も梅雨らし~い空模様となってきました。
ジトジト、ジメジメ、不快指数が急上昇です。今年はスーパー猛暑になる予想だとか。
どうやって乗り切りましょう~! と思いながらも、美味しい物を食べる事ばっかり考えている司牡丹総務部社員のリカコです。
 
 

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 さて、今回は6月26日(月)、夏至の日の5日後に開催されました、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第44回夏の集い〉のご報告です。
 
 
 
今回のテーマは「中華の鉄人・周富安氏との対決に勝利した、海庵料理長の鮎料理をメインに、夏の司牡丹を堪能!」
 
 
 

 
 出ました、旬の鮎! しかも鉄人に勝利した海庵料理長さんの鮎料理です! 期待に胸に開催日を指折り数えて待っておりました。
 
 
 
会場は、日頃よりお世話になっている「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんの2階「レストラン ベニール」さんで。海庵料理長さんは同じ2階の「日本料理 七福」さんの料理長なのですが、御席が分かれてしまうので「ベニール」さんをお借りしました。 
 
 
 
 

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当日17時に「ベニール」さんに集合、ウチの社長とスタッフの方と簡単な打ち合わせをし、準備をいたしました。

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毎回本当に美味しいお野菜をご提供いただいているファーム・ベジコ http://vegeco.jp/の長崎さんも来てくださり、受付のお手伝いをしていただきました。
 
 
 
18時頃になるとお客様が次々とご来場され、開会予定時間の18時半には38名のお客様がほぼ揃われました。
 
 
 
 
いまだに未熟なワタクシの司会で開会し、社長からの御挨拶に引き続いてお待ちかねの乾杯です。
 
 
 

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 乾杯酒の「司牡丹・夏純吟」が配られ、声高らかに乾杯しました。
 
 
 
 

 

★乾杯酒:「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)
 
 
 
微々微々炭酸の夏純吟は、吟醸の香りと微かな炭酸のバランスが最高で大好評でした。旬どきうまいもの自慢会・土佐・第43回春の集いの始まりです!
 
 
 
 
 
 まずは、海庵料理長さんにこの日のお料理メニューの解説を

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お願いいたしました。ますます期待に胸が膨らむばかりです。

 

 

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続いてファーム・ベジコの長崎さんが、ご提供いただいた日本一に輝いたキュウリやミニトマトのアイコ、バジルや高糖度玉ネギ「足摺レッド」などの解説をしてくださいました。さらにワクワクです!
 
 
 
 
 
  さてここからは社長の独壇場! 絶品料理とこれまた絶品、司牡丹のお酒の相性をわかりやす~く説明してもらいます。 今回も凄いですよ。
 
 

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★「司牡丹・維新の里」(純米酒)

 

 
 
●前菜:夏野菜のヨーグルト浸し もろこし豆腐 空豆と小海老の明太子和え

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大型新商品の「維新の里」の吟醸酒並みの華やかな香り、ナチュラルな膨らみのある味わい、心地えい後口のキレの、「香り」「膨らみ」「キレ」っちゅう三拍子が見事にそろうたこの酒は、夏野菜の凝縮した旨味、ヨーグルトの酸味、もろこし豆腐や空豆の甘味、小海老の風味、明太子の辛味らあの様々な味わいと、絶妙にマッチして引き立て合うて、箸も杯も進むこと、進むこと!

 

 
 
 
 
 
★「司牡丹・封印酒・生」(純米吟醸生酒)

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●向附:天然平目の和風カルパッチョ ベジコのバジルソース 刻み山葵を添えて(ファーム・ベジコのバジル、キュウリ、ミニトマト、足摺レッド)
 
 
 
お次は、この夏1200本だっけ超限定出荷された希少新商品、「封印酒・生酒」の登場ながよ。
 
 
 
その美味しさを封印した遮光袋の状態で登場し、そのパッケージの爽やかな美しさに、アチコチから感嘆の声があがったがやき。

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これに合わせるお料理は、長崎さんくの野菜らあをふんだんに使うた和風カルパッチョながよ。
 
 
まず、このお料理をいただき、バジルと山葵がこれっぱあ見事に交わるたぁ思うてなかったき、まずその点に感服ながやき。
 
 
 
しかも、天然平目のナチュラルな旨味をより引き立てるため、オリーブオイル・バジル・山葵・キュウリ・ミニトマト・足摺レッドっちゅう個性派の食材らあの量が見事なバランスで配合されちょって、まっこと絶品やったがよ。
 
 
 
さらにそこに「封印酒・生」の香りと味わいの絶妙な調和が加わりゃあ、この和風カルパッチョの美味しさが、さらに倍増したかと思うばあ、美味しさを引き立ててくれるがやき。
 
 
 
そのあまりの美味しさの組み合わせに、会場の皆さんも大感激やって、そっから一気に緊張感も解け、和気あいあいに盛り上がりだいたがよ。
 
 
 
 
★特別出品:「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒)

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●焚合:大根・人参・小芋・厚揚げの粕煮
 
 
 
 
続いては、本年度全国新酒鑑評会にて最高位金賞を受賞した、そのものの大吟醸「黒金屋」の登場に、会場の盛り上がりも一気にヒートアップながやき。
 
 
 
しかも合わせるお料理は、司牡丹の大吟醸の酒粕を使うた焚合ながよ。
 
 
 
まず、「黒金屋」の芸術ともいえる美しゅうて華やかな吟醸香と、比類無いばあまろやかに膨らむ豊かな味わいが、口中に至高の調和をもたらしてくれ、アチコチから感激のタメ息が聞こえてきたがやき。
 
 
 
さらに焚合と合わせていただきゃあ、大吟醸の酒粕の風味が、大根・人参・小芋・厚揚げ・麸らあのナチュラルな旨味と「黒金屋」の香味との間を、見事に橋渡しして、絶妙なシンフォニーを奏でるかのような美味しさやったがよ。
 
 
 
皆さん、しばし金賞受賞酒の美味しさとお料理との相性の良さに酔いしれられ、満面の笑みを浮かべられちょったがやき。
 
 
 
 
★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
 
 
●強肴:鮎のタタキ 四万十風

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いよいよこの日のメイン料理「鮎のタタキ」と、その最強タッグパートナーの「船中・生酒」の登場ながよ!
 
 
 
ちなみにこの日の鮎は、司牡丹の仕込水の源流でもある、日本一の清流・仁淀川(によどかわ) の天然鮎ながやき。
 
 
 
仁淀川は、古来より「神の川」(風土記)と呼ばれ、「神々に捧げるための酒造りにこの清水を用いた」とされる清流中の清流ながよ。
 
 
 
そんな「神の川」の天然鮎は、太陽が燦々と降り注ぐ日本一の清流の、川底の石に生えちゅうコケをたっぷり食べちゅうき、まさに「神の川」の味がするっちゅうたち、過言やないがやき。
 
 
 
また鮎の効能としちゃあ、まずカルシウムが豊富やき、骨や歯の強化や、精神安定にも効果があるがよ。
 
 
 
さらに、ビタミンCやビタミンAも豊富で、特にハラワタにゃあレチノール(ビタミンA)が豊富で、視力回復や皮膚や粘膜の強化にも効果があるっちゅうがやき。
 
 
 
ビタミン類は、夏場にゃあ汗と共に失われやすいきに、この時期に鮎をハラワタと共にいただくっちゅうんは、こぢゃんと理に叶うちゅうがよ。
 
 
 
ほんで、今回のメインの「鮎のタタキ 四万十風」は、1998年7月に放送された日本テレビ系の料理番組にて、当時は咬ませ犬的な存在やと目されちょった海庵料理長さんが、かの中華の鉄人・周富安さんとの料理対決に、大方の予想を裏切って完全勝利した際に作った絶品料理そのものやっちゅうき、こりゃスゴイことながやき!
 
 
 
 
まず天然鮎を三枚におろし、日本酒に漬けて置いちょったもんに、その鮎のハラワタらあを叩いてソースにしたもんをその身に塗り、隠し味にバターをはさんで、焼き上げるがやき。
 
 
 
さらに尾頭付きの中骨は、カリカリに揚げて、四万十川のスジ青ノリを降りかけ、身と共に皿に盛り付け、さらにさらに梅酢と、バルサミコ酢らあの3種類の酢で作ったジュレを掛け、タデの葉を乗せて完成ながよ。
 
 
その見事なバランスの味付けは、天然鮎本来の美味しさを損なうことのう引き立て、まっこと絶妙な美味しさで、皆さん大感動やったがやき。
 
 
 
特に、ハラワタを叩いて作ったソースが、どこを食べたち味わえるっちゅうんがまっこと素晴らしゅうて、ハラワタのほのかな苦味が絶妙なアクセントになって、全体を引き締めてくれちゅうがよ。
 
 
 
さらに、「船中・生」をいただきゃあ、このお酒の軽快な旨味となめらかな膨らみと後口の爽やかなキレが、ハラワタのほのかな苦味を旨味に変え、さらに様々な味わいを絶妙に調和さいて一層膨らませ、後口は心地えいばあスカッとキレて、爽やかな清流のように流してくれるがやき。
 
 
 
こりゃあまっこと、一生記憶に焼き付いてしまうばあ絶品の組み合わせ、まさに夏の最強タッグと言えるがぜよ!
 
 
 
 
★「きもと純米かまわぬ・生酒」(きもと純米生酒)

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●揚物:四万十ポークのアスパラ巻き 葱味噌 天日塩 レモン
 
 
 
お次は、全量高知県産の永田農法「山田錦」で醸された、高知県唯一のきもと仕込み「かまわぬ」の夏限定の生酒バージョン、「Young Kimoto」と「揚物」の登場ながよ。
 
 
 
四万十ポークのジューシーな旨味とアスパラのナチュラルな旨味に、レモンの酸味と天日塩(or葱味噌)の辛味が加わり、これまた見事なバランスの美味しさやったがやき。
 
 
 
さらにそこに「かまわぬ・生酒」をキュッとやりゃあ、このお酒のナチュラルでフレッシュな生酒の風味と、きもと仕込みならではの幅のあるコクと上品な酸味が、このお料理の素材そのものの美味しさを、下から押し上げるようにしてグンと引き立ててくれるがよ。
 
 
 
これまたタマラン!箸も杯も止まらんなるがやき!
 
 
 
皆さんも同様のようで、宴席も大盛り上がりに盛り上がっちょったがぜよ。
 
 
 
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)

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●食事:冷やし蕎麦 オクラとろろ掛け
 
 
 
続いては、「仁淀ブルー」と「冷やし蕎麦」の組み合わせの登場ながよ。
 
 
 
このお酒の、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいが、オクラとトロロの粘りと旨味、蕎麦の風味らあを倍増させるかのように引き立てて、口中にたなびかせちょいてから、サラリとキレるがやき。
 
 
 
う~ん、旨いっ!これまた心地えいばあ美味しいぜよ!
 
 
 
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
 
 
●デザート:酒ゼリー フルーツ寄せ

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ラストは、世界中で大人気のリキュール「山柚子搾り」と「酒ゼリー」の組み合わせながよ。
 
 
 
ナチュラルで爽やかな夏の果物の風味を、司牡丹の純米吟醸酒で作ったゼリーに閉じ込めた美味しさが、これまた司牡丹の純米酒ベースの柚子リキュールと合わせていただきゃあ、見事なハーモニーを奏でてくれ、見事に五感を締め括ってくれたがやき。
 
 
いかがでしたか? 今回も“THE 旬どきうまいもの自慢会”で、完ぺきな内容でございました。社長、ありがとうございます!
 
 
今回ワタクシはお客様と同じテーブルで、スタッフであることを忘れて楽しんでしまい、写真を一枚も撮っておりませんでしたので、社長が撮影した写真を拝借いたしております。
 
 
 
もちろん、ご参加の皆様もご満悦のご様子です。
 
 
 

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夢のようなひと時はあっという間に過ぎ、予定通り21時少し過ぎには、中締めとなりました。
 
 
 
お酒はお一人あたり4合以上!ご用意しておりましたが、想定通りほぼ空状態。
 
 
 
ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!

 

 
 
 
また、海庵料理長さんをはじめ「七福」の皆さん、素晴らしいお料理と、全く滞りなくスムーズに流れるようなサービスをありがとうございました! さすがです!
 
 
 
 
最後に皆さまからいただきましたアンケートの中から、一部を以下にご紹介させていただきますね。秋の集いも乞うご期待!
 
 
 
 
●若い頃は苦手だった日本酒に年とともにハマり、色々と飲み比べるうちに、高知の日本酒の美味しさに気がつきました。加えてどういう方法で、どういう思いを込めて造っているか知ると、美味しさも倍増します。そういう機会として、このような会に参加できることは、大変幸せであります。
 
 
●あんな鮎の料理があるとは!
 
 
 
●今回は「夏純吟」がお気に入りです。毎回新しい発見があり、楽しいです!
 
 
 
●やっぱり間違いない会でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ああ麗しき、土佐の初夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2017年4月28日 (金)

「アオサノリの三杯酢」って知っちゅう?

 今年のゴールデンウィークは最大で9連休という方もいらっしゃるようですが、当社の場合は2休2出2休1出2休という飛び石です。

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 皆さん、こんにちは。そういうことで、ゴールデンウィークは特に何の予定もなくチョッピリ淋しい、司牡丹総務部社員のリカコです。
 さて、今回取り上げる土佐の旬の食材は、何でしょうか、社長?

 

 「そうじゃのう。今回は、2月頃から5月頃にかけてが旬となる、四万十川のアオサノリを取り上げて、三杯酢にでもしていただいてみろうか。」
 
 
 
 
 え~と、四万十川のアオサノリって・・・確かかなり昔に一度取り上げたような記憶が・・・。
 
 
 
 「そりゃあアオサノリやのうてアオノリぜよ、リカコさん。
 
 
 
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 四万十川のアオノリの天ぷらやったら、『2009年3月2日』の旬どきブログに取り上げさいてもうちゅうがやき。
 
 
 
 ちなみに四万十川はアオノリもアオサノリも、おんなじ時期に、おんなじ汽水域(川の水と海水が混じる下流域)に育つがやけんど、前者の正式名称はスジアオノリ、後者の正式名称はヒトエグサで、全く別物ながよ。
 
 
 
 前者は糸状に長い形状で、後者は平べったい乾燥ワカメのような形状(乾燥物の場合)ながやき。
 
 
 

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 通常は後者のアオサノリは、佃煮の原料らあになるががほとんどやけんど、今回は三杯酢でいただこうっちゅう試みながよ。
  ちゅうことでリカコさん、ヨロシク!」
 
 
 
 はい。了解いたしました。でも、アオサノリとアオノリが別物って、たぶん高知県人でも大半の方が知らないような気がしますが。名前がソックリで、ややこしいですよね。
 
 
 
 さて、早速アオサノリについて、いろいろ調べてみました。
 
 
 
 アオサノリ(ヒトエグサ)は、アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属の緑藻です。
 
 
 
 川の下流域の汽水域に育ち、生の状態ではやわらかくてヌルヌルしているのだとか。
 
 
 

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 またアオサノリは、ビタミンやミネラルなどの栄養素が大変豊富な食材なのだそうです。
 
 
 
 たとえば食物繊維はアオサノリ全体の40%以上を占め、その量は何とゴボウの約7倍もあるのだとか!
 
 
 
 さらにカルシウムは牛乳の約9倍、βカロテンと葉酸はホウレン草の約2倍も含まれているのだそう!
 
 
 
 さらにさらに、野菜や果物にはほとんど含まれていないビタミンB12も多く含まれており、他にもビタミンCや鉄分、マグネシウムなどのミネラルも豊富だというのですから、何だかスゴイですね。
 
 
 
 ちなみに食物繊維は、腸内環境を整え、お通じを良くし、腸内で余分な中性脂肪やコレステロール、糖質の吸収を抑えたり、吸着して体外に排出したりしてくれますので、肥満予防効果が期待できるのだそう!
 
 
 

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 またカルシウムは、骨や歯を構成する必須ミネラルで、血液を凝固させる働きや筋肉や神経の働きに作用しますので、緊張や興奮を鎮めることで、イライラやストレス解消にも役立つ成分です。
 
 
 
 そして、βカロテンには強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生や酸化力を抑え、ダメージを受けた細胞を修復し、動脈硬化やガンの発生を予防できます。
 
 
 
 葉酸には、貧血予防効果がありますし、ビタミンB12は神経を正常に保つために必要な栄養素で、DNAやタンパク質の合成を助け、様々な代謝に必要な酵素を補助する役割があります。
 
 
 
 ・・・あ~~!キリがないっ!あまりに栄養素が多いので、以下略ですっ!
 
 
 
 とにかく、アオサノリは、予想以上に栄養豊富な健康食材だということなんですっ!
 
 
 

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 ・・・コホン・・・こんな感じで、よろしいでしょうか、社長?
 
 
 
 「うん、まあそんなとこやろう。充分ぜよ、リカコさん。
 ほいたら早速、アオサノリの三杯酢を作ってもらいましょうかのう!」
 
 
 
 はい。では早速、四万十川のアオサノリ(乾燥物)を、水に浸けてもどします。
 
 
 
 
 
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 あまり長く浸けておくと、塩分や栄養素が流れ出てしまいますので、すぐに水を切り、ベチャベチャにならないようクッキングペーパーなどで充分に水分を取っておきます。
 
 

 

 次に、キュウリをスライスし、軽く塩もみしておきます。
 
 
 
 
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 そして、酢、日本酒、醤油、味醂、砂糖で三杯酢を作ります。
 
 
 
 
 
 私はいつも目分量で適当ですが、アオサノリ自体に適度な塩分がありますので、今回は醤油は少なめにしました。
 
 
 
 もどしたアオサノリとキュウリを混ぜ、そこに三杯酢をかけてかき混ぜ、最後にゴマをチョコッと振りかければ・・・「アオサノリの三杯酢」の完成です!
 
 

 

 おいしそう!では社長、この「アオサノリの三杯酢」の美味しさを、さらに倍増させて楽しむためには・・・
 
 
 

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 「この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・ながやけんど、今回は旬のお酒やのうて、先月新発売されたばっかしの大型定番商品、『司牡丹・維新の里』(純米酒)を合わせてみたいがやき!
 
 
 
 今年が『大政奉還150年』で、来年が『明治維新150年』っちゅう、全ての日本人にとっての大きな大きな節目やき、それを記念して発売されたがよ。
 
 
 
 まずその香りは、純米酒でありながら吟醸酒並みの華やかな芳香を放ち、純米酒らしいナチュラルな膨らみのある味わいが広がり、後口は心地えいばあ爽やかにキレていくがやき。
 
 
 

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 つまり、『香り』『膨らみ』『キレ』っちゅう三拍子が見事に揃うた、かつてない純米酒が生まれたっちゅうことながよ!
 
 
 
 原料米も、仕込水も、酵母も、その全てが高知県産の純米酒であり、その三拍子そろうた日本酒としての熱量の高さは、きっと熱量高い維新の記憶を、皆さんの遺伝子から呼び覚ましてくれるはずながやき!」
 
 
 
 社長、お酒のご紹介、ありがとうございます!
 
 

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 では早速、「アオサノリの三杯酢」と「維新の里」を、合わせていただいてみましょう。
 
 
 
 まずは「アオサノリの三杯酢」を一口・・・。
 
 
 わぁっ!ノリの磯の風味がホントに豊かです!
 
 
 食感も、アオサノリのトロリとした感じとキュウリのシャキッとした歯ごたえが絶妙で、味わいも酢の酸味とアオサノリの塩分と醤油の塩辛み、そして味醂と砂糖の甘みのバランスが、バッチリじゃないですかっ!
 
 
 適当に作った割には、キチンと酒の肴になってませんか?エヘンエヘン!
 
 

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 では次に、涼冷え(15℃程度)に冷やした「維新の里」をキュッと・・・。
 
 
 うん。バッチリ美味しいですっ!
 
 
 確かに「香り」と「膨らみ」と「キレ」の三拍子がそろっているお酒なので、酢の物の酸味をやわらかくして、素材の良さを引き立ててくれてるように感じますが・・・後は社長、コメント宜しくお願いいたしますっ!
 
 
 「リカコさん、なかなかどうして、えいコメントやったぜよ!
 
 ただ、ワシゃあ酢好きやき、もうちくと酢の量を増やして砂糖を減らした方が好みやけんど、まあ合格点の美味しさながよ。
 

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 この料理のポイントは、一番はアオサノリの磯の風味で、次は酢の酸味と塩分と甘みのバランスで、そん次がアオサノリとキュウリの食感の違いながやき。
 
 
 食感についちゃあ、リカコさんのおっしゃるとおり!
 
 
 酸味と塩分と甘みは、このお酒をいただいた時に、酸味をやわらこうに感じさいてくれ、塩分もまろやかに感じさいてくれ、甘みもやさしゅう感じさいてくれるがよ。
 
 
 さらに、全ての味わいを包み込むようにして膨らまいてくれ、後口は爽やかにキレるがやき。
 
 
 
 
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 ほんじゃき、またこの料理が食べとうなるがよ。
 
 

 

 食べたらまたこのお酒が飲みとうなる。
 
 
 飲んだらまた食べとうなる。
 
 
 ・・・まっこと交互にやりゃあ、止まらんなってしまう美味しさながぜよ!」
 
 
 社長、ありがとうございました。
 
 

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 確かにお酒の肴としては、もう少し酸味があった方が良かったかも、ですね。
 
 
 でも、アオサノリって、栄養素は豊富ですし、何といっても肥満予防に効果的ですし、この三杯酢なんて簡単に作れて美味しくてお酒にもバッチリですから、言うことなしの最高の食材ということが、大変よく分かりました!
 
 
 
 今後は我が家にもアオサノリ、常備するようにいたします。 
 
 
 
 
 
 
 ああ麗しき、土佐の春暖!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
 
 
 
 
 
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2014年9月30日 (火)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第33回秋の集い〉開催!

 9月中旬、やっと高知に晴れ間が戻り、秋の気配を感じつつ、日中と朝晩の気温の差が

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激しくて何を着てよいか毎日悩んでいる司牡丹・総務部社員のリカコです。

 さて、9月25日(木)の秋分の日の翌々日、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第33回・秋の集い〉を開催いたしました。場所はおなじみの「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)さんです。

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 そして今回の秋の集いのメイン食材はというと、寿司ツウを唸らせる絶品ネタ、新イカです!
 
 新イカ? イカに新旧があるの? と思ってしまいましたが、新イカとは、コウイカ(スミイカ・マイカ)の子どものことで、江戸前寿司業界では大変珍重されていて、初夏のシンコ(コハダの稚魚)と並び称されるぐらい最も旬を感じさせる食材なんです。
 
 
 その味わいは、トロケるほど柔らかく、独特のナチュラルな甘みが絶品なんですって!
 すごーく楽しみにしていたのに…、台風の関係で前夜まで海が荒れてい
て、この日の朝も漁がなかったということで、新イカは一匹も獲れなかったんです…(涙)。本当にゴメンナサイ。
 その代わり! 「花鶴」さん名物の「鰹の塩だれタタキ」や、「平目の生チリ」「ツガニ出汁の海鮮鍋」…という豪華メニューを用意してくださっているとのこと、全く引けをとらない感じでこちらも楽しみです!
 というわけで、当日18時半少し過ぎにワタクシの司会で開会し、まずは社長から34名のご参加者の皆さんに、新イカが獲れなかったお詫びのご挨拶。皆さん、拍手でのご快諾でサスガ、旬どきのお客様! 感謝、感謝です!
 続いて「花鶴」さんのご主人、刈谷さんからお料理メニューについてご解説いただき、再び社長から乾杯のお酒についての解説、「純米大吟醸・吾唯足知(われただたるをしる)」で声高らかに乾杯し、待ちに待った開宴です!
 さてここからは、旬どきうまいもの自慢会恒例、社長の「旬の美味しいお酒と美味しいお料理の楽しい解説」コーナーです! 社長、よろしくお願いシマース!
 
 リカコさん、今回の“旬どき”メニューはどれをメインにしていいかわからんぐらいの豪華なラインナップぜよ! 

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★乾杯:「司牡丹・純米大吟醸・吾唯足知」(純米大吟醸酒)
 
 この酒のフルーティな香りと奥深い味わい、ほんで爽やかな後口に、あちこちから「美味し~い!」っちゅう感嘆の声があがったがやき。
  パッケージの見た目は5000円で実際は3000円っちゅうギフト最適商品ながやけんど、「中身の味わいは5000円や!」っちゅう声もいただけたがよ。
 
 
★「金凰司牡丹」(本醸造酒)
●「前菜盛り」〈かちりジャコのチャンジャ掛け、エソ擂り身とイタリアンパセリの天ぷら、サザエの旨煮、ズワイ蟹のツメ、四万十地鶏の胸肉ロースト、含め玉子、「司牡丹・食べる酒粕」〉(酢みかん)
 

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 続いては、司牡丹の旧1級酒で、高知県内にて最も普通に売られゆう「金凰司牡丹」(本醸造酒)と「前菜盛り」の組み合わせながやき。
 
 実はこの酒が、本年6月に開催された「日本名門酒会・品質管理委員会・第58回」にて、本醸造部門で第1位を獲得したがよ。
 
 またこの酒は、アノ吉田類さんが、「無人島に持って行きたい一本」に選んだっちゅう美味しさでもあるがやき。
 
 そういう訳で今回、この酒を「涼冷え」(15℃程度)にて提供さいていただくことにしたがよ。
 
酒の肴として最高の様々な前菜の数々をいただきもってこの酒をやりゃあ、もはやこ
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れだっけで出来上がってしまいそうな勢いで、箸も杯も止まらんなってしまうがぜよ。
 
 
 また、「ファーム・ベジコ」(http://vegeco.jp/)の長崎さんが、今回も土佐の酢みかん(ブシュカンと直七)をたくさん協賛してくださっちょって、いろんなお料理に搾りかけ分けて楽しめるように、「花鶴」さんが用意してくださっちょったがやき。
 
 
 エソ擂り身とイタリアンパセリの天ぷらにブシュカンを搾りかけていただきゃあ、ブシュカンの強い酸味で、こぢゃんと爽やかな美味しさになったがよ。
 
 
 また、かちりジャコのチャンジャ掛けに直七を搾りかけりゃあ、チャンジャの辛みがやわらかになって、日本酒との相性がグンとアップしたがやき。
 
 
★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし純米酒」(純米酒)
●「平目の生チリ」と「鰹の塩だれタタキ」
 
 
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  続いては、「ひやおろし純米酒」と「平目の生チリ」と、「花鶴」名物「鰹の塩だれタタキ」の組み合わせながよ。
 
 まずは平目から。
 
 北川村の柚子を使うた自家製チリ酢に、平目の薄造りをつけていただきゃあ、平目の淡い旨みがチリ酢と共に口中いっぱいに膨らんで、そりゃもう美味いのなんの!
 
 そこに「ひやおろし純米酒」をキュッとやりゃあ、その旨みの余韻が、さらに口中に広がって、後口は爽やかに消えていくがやき。
 こりゃヤバいぜよ!止まらんなる!
 
 続いての「鰹の塩だれタタキ」も、北川村の柚子を使うちょって、その香り高い酸味をタップリの薬味の野菜が吸い込んで、鰹の旨みと共に口中で弾けるように膨らんでいくがよ。
 
そこに再び「ひやおろし純米酒」をキュッとやりゃあ、これがタマルカ!
 
 料理の旨みと酒の旨みの相乗効果で、口中は旨みのオーケストラ状態になったがやき!
 
 
★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(大吟醸酒)
●「空芯菜と豚肉の炒めもの」(直七)
 

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 お次は、本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒の「司牡丹・大吟醸・黒金屋」が登場!
 
 その芸術ともいえる美しく華やかな芳香と、比類なきまろやかさで膨らむ味わいの至高の調和に、皆さん感激の至福の表情を浮かべちょったがよ。
 
 これに合わせるお料理は、「ファーム・ベジコ」の長崎さん提供の空芯菜とチンゲン菜と豚肉の炒めものながやき。
 
 そのまんまやと中華風で、ちくと大吟醸酒にゃあ合わせづらそうな感じやけんど、この料理に直七のやわらかな美味しさの果汁をタップリと搾りかけていただきゃあ、和風のナチュラルな味わいになり、うまいけと大吟醸酒とマッチしたがよ。
 
 社長の解説の途中ですが、いつも新鮮なお野菜や果物をご提供くださっている「ファーム・ベジコ」の長崎さんから、空芯菜や酢みかんなど提供いただいた野菜や果物について、ご解説をいただきました。
 
 長崎さん、いつもありがとうございます!
 
  では社長、続きをお願いします! ワタクシ、前菜から美味しすぎて合わせるお酒がグイグイとすすんでます。スタッフなのに、後半大丈夫でしょうか?!
 
 
 
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)
●「焼き松茸」(直七)
 

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 お次は、待ってましたの「焼き松茸」ながよ!
 
 さすがにこの時期は、高知県産の松茸はまだやき、外国産と一部国産の松茸が混ざって出されたがやき。
 
 それをコンロで網焼きにすりゃあ、部屋中に松茸の独特の香りが充満して、もはや皆さん恍惚の表情ながよ。
 
 焼き上がった松茸に直七をギュギュッと搾りかけ、浸け酢につけていただきゃあ、その美味しさはさらに恍惚の表情に輪をかけるっちゅうもんながやき。
 
 しかも合わせるお酒は、キノコ料理の美味しさを倍増させる「樽酒」ながよ。

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 樽酒の木の風味と松茸の木の風味が、見事にマリアージュして、お互いの美味しをグンと膨らませ合うて、そりゃあまるで森林浴をしゆうかのような心地よさながやき!
 
 会場全体にゃあ幸福感が充満し、一気に大盛り上がりになっていったがよ。 
 
 社長、ワタクシもコーフン気味です。ワタクシにとって、松茸はおそらく一年に一度、こちらの花鶴さんでいただくのみで、至福の瞬間です。
 
 
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
●「ツガニ出汁の海鮮鍋(ツガニ出汁と伊勢エビ出汁のクエ鍋)」(酢みかん)

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 さあ!ここでいよいよ、本日のメインディッシュ、「ツガニ出汁の海鮮鍋」の登場ながやき!
 
 実はこの料理、「花鶴」さんの刈谷さんとワシで考え出した、苦肉の策やったがよ。
 
 海が荒れて、メインに予定しちょった新イカが獲れんっちゅうことで、伊勢エビ鍋っちゅう案が出たがやけんど、伊勢エビやち海が荒れて数匹しか獲れいで34人分はないっちゅうがやき。
 
 ほいたら川のカニやき、ツガニやったら大丈夫やろうと思いよったら、こちらも10匹ばあしか用意ができいで、34人分はないっちゅうがよ。
 

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 そんな中、ワシが冗談半分に、「ほいたら伊勢エビとツガニの両方入った鍋にすりゃあ、34人分になるがやない?」っちゅうたら、刈谷さんが「面白そうなき、それやってみましょうか!」っちゅうやいか!
 
 ツガニは高級食材として有名な上海ガニの仲間で、ワシゃあ上海ガニよりか美味しいと思うちゅう絶品食材で、それを活きたまんま丸ごと摺りつぶして濾したがを汁にして鍋にしょうっちゅうことながやき。
 
 さらにそこに伊勢エビが加わりゃあ、スゴイことになるがやないかと思うがやけんど、ほいたら具材は何にするかっちゅう問題が残るがよ。
 
 何と、刈谷さんは具材を、高級魚として有名なクエにしたっちゅうがやき!
 
 ツガニ、伊勢エビ、クエ・・・この3品の高級食材が全て入った鍋らあて、もしかしたらこの世の中でまだ誰っちゃあ食べたことがないかもしれんがよ。
 
 野菜や豆腐らあの具材も加え、煮たってきたら、いよいよ奇跡の鍋を「いただきます!」ながやき。
 
 まずは一口・・・う・・・うまいっ!美味すぎるっ!
 
 ツガニの濃厚な旨み、伊勢エビのナチュラルな甘み、さらにクエの品格あるコラーゲンの美味しさが、見事に一大フルオーケストラを奏でるかのような衝撃の美味しさやったがよ!
 
 こりゃあもう二度と口にすることもできんであろう、まさに奇跡の鍋料理ながやき!
 
 さらにそこに、本年度も大人気で出荷日にゃあ完売した、「船中八策ひやおろし」を合わせていただきゃあ、その美味しさと幸せ感は、もはや言葉じゃあ表現不可能な域に達しちゅうとしか言えんがよ。
 
 皆さんも、その奇跡の美味しさに感動しまくりながら、ひたすら飲み食いされよったがやき。
 
 
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒)
●「小エビと野菜のかき揚げ」(酢みかん)
 

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 続いては、ワシがお燗番をしてベストな湯煎ぬる燗(40℃程度)に仕上げた、高知県唯一の山廃仕込み「かまわぬ」と、「小エビと野菜のかき揚げ」ながよ。
 
 
 かき揚げの野菜は、長崎さん提供の、サツマイモやイタリアンパセリが入っちゅうがやき。 
 
 
 まずはアッツアツのかき揚げにブシュカンを搾りかけて、パクリ・・・。
 
 
 小エビの旨み、サツマイモの甘み、イタリアンパセリのほろ苦み、ブシュカンの酸味らあが一体となって、これまた美味いがよ!
 
 
 そこにベストなぬる燗の「かまわぬ」をキュッとやりゃあ、「くぅぅ~~~っ!!」っちゅう言葉が思わず飛び出す、日本人に生まれたことを感謝しとうなる美味しさやったがやき。
 
 
 
●「ツガニ出汁と伊勢エビ出汁の素麺(or雑炊)」(酢みかん)
 
 
 
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〆は、奇跡の鍋の残り汁に、素麺を入れるか、ご飯を入れて雑炊にするかながよ。
 
 
結局4つの鍋の半分ずつ、2つが素麺になって2つが雑炊になったがやき。
 
 
 みんなあでチビッとずつ分け合うて、両方いただいたがやけんど、どちらも当然の如く、得も言われん美味しさで、皆さん至上の口福感を堪能されよったがよ。
 
 
 
 
 
 
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●デザート:「季節のフルーツ」
 
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 〆にゃあ、デザートのフルーツ盛りと、デザート酒の「山柚子搾り」が出され、もはや会場全体がその
 まんま天国に昇ったかのようやったがやき。
 
 社長~、ありがとうございました~~ ワタクシも天国にいるような気分です~。
 
 
 現実に戻りたくないです~。
 こんなフルコースは“あり”でしょうか。社長の解説にもメチャ力が
入ってましたよね。
 
 
 
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  こうして、社長はが中締めのご挨拶をした頃には、スタートから3時間以上も経過していて、21時半を過ぎていました。お帰りの皆さんの表情を見れば、思わずこちらも笑顔になるような、そんな幸せそうなご様子でございました。
 
 
 ご参加いただきました皆さん、そして長崎さん、「花鶴」さん、本当にありがとうございました。
 
 
 皆さんからいただいたアンケートの一部をご紹介いたしますね。
 
 
●「満足」・・・の一声。
●毎回、この会は間違いない。
●最高っす!!
●いつもぜいたくをさせていただいて、幸せです。
●美味しいお酒とお料理!幸せです!ありがとう。
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2013年4月30日 (火)

日本一の清流・仁淀川のアメゴって知っちゅう?

 ゴールデンウィーク真っ只中、八十八夜も目前の4月末、土佐の高知3_4は本当に「夏も近づく」陽気になってきました。

 皆さん、こんにちは。

 過ごしやすい今ごろの気候が大好きな、司牡丹総務部社員のリカコです。

 さてさて、今回取り上げる土佐の旬の食材は、いったい何でしょう、社長?

 「今回は渓流の女王とも言われるアメゴ、それも日本一の清流・仁淀川(によどがわ)のアメゴの塩焼きにしょうか。

 ちなみにアメゴっちゅう呼び名は高知県独特で、一般的にゃあアマゴっちゅうようながやき。」

 アメゴ、アマゴ・・・あの旅先とかの「道の駅」とかで串にさして焼かれてたりする、アノ川魚ですよね?

Photo ワタクシ、食べたことないかも。

 おいしいんですか、アレ?何だか川魚独特の臭みがありそうな気がするんですけど。

 「そんなこたぁないぜよ、リカコさん!

 その美しい姿と上品な味わいは、まさに渓流の女王ならではながよ!2

 ほいたらウチの社員の釣りキチの誰かに、仁淀川のアメゴを釣ってきてもらうように頼んじょいてや。」

  はい、了解しました。

 ・・・と、いうことで、早速司牡丹の蔵人の方に、仁淀川の天然アメゴをPhoto_2釣ってきていただきました。

 本当は釣ってすぐにいただきたかったのですが、社長が出張だらけで都合がつかず、冷凍になってしまったのが少し残念ですが。

 パールマークというそうですが、体に大きな斑点があり、さらにポツポツと朱点もあり、確かに渓流の女王と言われるだけあって、美しい魚体ですね。

 で、アメゴ、アマゴについて、いろいろ調べてみました。

 西日本の太平洋側を中心に分布する日本固有の淡水魚で、東日本を中心に分布するヤマメとそっくりなのだそうですが、朱点があるので区別できるのだそうです。Photo_3

 サケ科、サケ目で、海に下るものをサツキマス、川に残るもの(河川残型・陸封型)をアマゴ(アメゴ)と呼ぶのだとか。

 旬は一般的に初夏から夏にかけてと言われているようですが、冬以外春から秋までおいしい魚なのだそうです。

 アメゴの栄Photo_4養価ですが、まずカリウムを多く含むそうで、エネルギー代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりを助けてくれるのだとか。

 またカリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果もあるようです。

 さらに、リンも多く含むそうで、これはカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になるのだとか。

 では早速、日本一の清流・仁淀川のアメゴを、塩焼きにしてみたいと思います。

2_2

 たっぷりと天然塩を振りかけて、と。

 グリルでじっくりと焼き上げていきます。

 あ、魚の焼けるいい匂いがしてきましたよ!

 もう3このくらいでいいかしら?

  ああ、香ばしい香り!表面がちょっと焦げて、おいしそう!

 日本一の清流・仁淀川の天然アメゴ塩焼きの完成です!

 そして、このお料理のおいしさを、さらに倍増させて楽しむには・・・そうです!この時期旬の日本酒を合わせていただくこと、ですよね!

 今回は、特に旬というわけではないですが、仁淀川つながりで、発売されたばかりの新商品、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を選ばせていただきました。

  仁淀川は、西日本最高峰の石鎚山を源とする、全長124kmの高知県を代表する清流です。

 この川は、古来より「神河」と称され、「風土記」の中に「神々に捧げるための酒造りにこの清水を用いた」と記されている伝説の神の川でもあります。

 また、平成23年7月に国土交通省が発表した「全国165河川2010年水質ランキング」にて第1位を獲得し、名実ともに「日本一水のきれいな川」とPhoto_5なりました。

 さらに、平成24年3月のNHKスペシャル「仁淀川~青の神秘~」という番組の放送以来、その「仁淀ブルー」と呼ばれるあまりに神秘的な美しさの青色に、全国に驚きと感動が広がっています。

  そして司牡丹の仕込水は、この日本一きれいな仁淀川の水系の伏流水2_3であり、「司牡丹・仁淀ブルー」も、もちろんこの伏流水を使用して仕込まれた純米酒なのです。

 その艶やかでナチュラルな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいは、抜群の爽やかさを感じさせながら、後口は心地良くサラリと切れていきます。

 心の中に3_2日本一水のきれいな川・仁淀川の神秘的な清流の風景が、

きっと浮かんでくることでしょう。

 さあ、ではいよいよ、日本一の清流・仁淀川の天然アメゴ塩焼きと、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を合わせていただいてみましょう!

 まずはアメゴの塩焼きを、いっただっきま~す!Photo_6

 「おっと、ちょい待ち、リカコさん!

 アメゴは何でも食べる魚やき、アユと違うてハラワタ(内臓)は食べんもんやき、気をつけとうせよ。」

 はい、了解いたしました。

 ではおっしゃる通り、まずはアメゴのハラワタを取り除き、さばいてみました。

 白い身がホクホクの湯気を上げて、おいしそう!

 パクリ・・・もぐもぐ・・・

2_4
 あ、ホントにクセがなくって上品な味わいで、おいし~い!

 川魚独特の臭みも全然ありません。

 塩も、ちょっとかけ過ぎたかもと思いましたが、ちょうどよかったです。

 では続いて「司牡丹・仁淀ブルー」を一口、キュッと・・・。

 わあっ!爽やか!

 鮮やかというか、何と言うか、アメゴの塩焼きのおいしさを引き立てるって3_3言うか・・・あ~ん!社長!このおいしさをどう表現したらいいのか、分かりませ~ん!

 「よっしゃ。よう頑張った、リカコさん。こっからはワシにまかせちょき。

 まずアメゴの塩焼きやけんど、淡白な味わいの中にナチュラルで品のえい旨みが潜んじょって、それを塩味が見事に引き出してくれちゅうがよ。

 その清らかなおいしさは、日本一の清流生まれらしい素性の良さが現れちゅうっちゅう感じながやき。

 そこに「司Photo_7牡丹・仁淀ブルー」をキュッと。

 ほいたらまず、このお酒の鮮烈な味わいが、アメゴの清らかなおいしさを、一層引き立ててくれるがよ。

 さらにこのお酒の、爽やかな酸をしのばせた味わいが、まるでアメゴの塩焼きに柑橘類を搾りかけたかのような爽やかさを感じさせ、後口は心地良うサラリとキレていくがやき。

 まっことこの組み合わせは、仁淀川の清流を泳ぐアメゴが勢い良う飛び跳ねたような、鮮烈なイメージのおいしさながぜよ!」

 社長、ありがとうございます。

 まったく、おっしゃる通り!

 このお酒とお料理の組み合わせは、本当に見事だと思いました。

 そして、アメゴ初体験のワタクシでも、この組み合わせのおいしさのお陰で、アメゴに対する偏見がまったくなくなりました。

 アメゴって、こんなにクセのない上品なおいしさだったんですね。

 ああ麗しき、土佐の春暖!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

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2009年3月 2日 (月)

四万十川のアオノリはアオサノリと違うって知っちゅう?

 Photo今年の高知は、1月は例年より寒い感じでしたが、2月になってからは暖かい日が多いですね。皆さん、こんにちは。こんなに暖かいと、もう桜が咲いてしまうのではと早くもお花見の都合を心配している、司牡丹総務部2社員のリカコです。

 さて今回の旬の食材は、ウ チの社長から「4年ぶりの豊漁を記念して、四万十川のアオノリぜよ!」との指令が。四万十川のアオノリというと、川ノリの佃煮とかに使うアレですよね?

 「違う違う!アノ佃煮に使うがは、アオサノリながよ!ワシが言いゆうがはアオノリやき、種類Photo_3が違うがぜよ!」

 ・・・そんなにビックリ目玉で声を張り上げなくても・・・。ワタクシ、四万十川の川ノリといえば、ノリの佃煮くらいしか食べた記憶がないものですから。と、いうことで早速、アオノリとアオサノリの違いを、イン ターネットで調べてみました。

 四万十川河口付近で採れる川ノリには、アオノリ(スジアオノリの一種)と、アオサノリ(ヒトエグサ)の2種類があるようです。どちらも海水と川の水が混じり合う汽水域だけで育ち、冬場から春先にかけてが採取の最盛期で、さらにどちらも透明度が高く太陽の光が届く川底でなければ育ち難いそうなのです。名前も似ているし、これは私が間違うのもムリないですよね。

 アオPhoto_4サノリは鮮やかな緑色で、形状は平べったく乾燥ワカメのような感じで、一般的にはノリの佃煮などの原料になるようです。一方アオノリは濃Photo_5青緑色で、スジアオノリの名の通り、細 長い筋状のノリ。特に四万十川産アオノリは風味が素晴らしく、口溶けも最高で、最高級品として取引されているようです。食用となる上質のアオノリは、様々な自然の条件がバランス良く維持されている清流でしか生育しないことから、四万十川の天然アオノリは、まさに最高級ブランドとなっているようなのです。

 今回取り上げる四万十川の天然アオノリは、冬の一番寒い時期に川底から丹念に採取され、河川敷に縄を張って天日干し2_2してつくられるのだそうです。この乾燥過程も重要なのだそうで、南国土佐の太陽と、清流四万十川の上流から吹き下ろす寒風によって、香りや旨みが深まると言われているようです。そういえば、このアオノリ漁や干場の風景は、郷愁を誘う四万十の冬の風Photo_6物詩として、新聞やテレビのニュースにもよく取り上げられていますよね。いかがでしょう、社長。こんな感じで。

「まあ、だいたいえいけんど、ほいたらちくと追加さいてもらおうかのう。

 四万十川のアオノリは、ここ4年ばあこぢゃんと不漁やって、市場でも手に入り難う2009なってしもうちょったがよ。それが今年は4年ぶりの豊漁で、四万十川下流の河原じゃあ、アオノリを乾燥させる風景が、毎日足るばあ目につくようになっちゅうようながやき。つまり、今頃が新ノリが出回る時期やっちゅうことながぜよ。

 また、アオノリの栄養成分としちゃあ、100gあたり、エPhoto_8ネルギー:150kcalで、タンパク質:18.1g、脂質:0.3g、炭水化物:56g、ナトリウム:3400mg、カルシウム:720mg、鉄:74.8mg、ビタミンA:2900ug、ビタミンB12:31.8ug、ちゅうところながやと。カルシウムは牛乳の約7倍、ビタミンAはニンジンの約3倍に匹敵するっちゅうき、こりゃあスゴイがぜよ!

 またアオノリ特有の磯の香りの成分は、紅藻(浅草ノリなど)や褐藻(ワカメや昆布など)らあよりか、数十倍も多う含まれちょって、植物性食品としては珍しい「赤いビタミン」と呼ばれゆうビタミンB12も豊富に含まれちゅうっちゅうき、なかなか栄養豊富な健康食品ながぜよ。」2_4

 はい。社長、ありがとうございます。追加ウンチクはこの辺にして、早速アオノリをいただきましょうよ!袋を開けてと・・・わぁ、ス ゴくいい香り!なんだか新茶の封を開けた時みたいな、芳ばしい香りがしますね。ちょっとだけそのままで・・・ぱくり・・・あ!コレおいし~い!すっごく風味が豊かで、少し塩味がついてません?あ、そうか、 汽水域のノリだから、塩分を含んでるんですね。こんなにアオノリがそのまま食べてもおいしいなんて、今まで知 りませんでした。後悔!

 さて今回のアオノリには、「天ぷらの作り方」が付いていましたので、それを実践してみました。材料(約5人分)は、アオノリ5g、薄力粉または小麦粉100g、水140g、塩少々です。2_3

 まず小麦Photo_7粉と水をボールに入れて混ぜ合わせ、天ぷらコロモを作ります。次にアオノリをそのままほぐし、コロモに加えて軽く混ぜます。お好みで塩を少々。続いては170~180℃の天ぷら油の中に、スプーンで適当にすくいながら入れて、浮き上がったら出来上がり。二度揚げすれば、一層おいしくいただけるとのこと。一度揚げただけですと、まだシナッとした感じですが、二度揚げしますと確かにパリッと芳ばしくなります。

 では、いっただっきま~す !ぱりぱり・・・。うん!おいしい!パリッと芳ばしいコロモと、アオノリ独特の磯の風味が熱でグッと引きPhoto_10立ち、豊かに膨らんでいきます。いつまでもアオノリの風味が口中でたなびくようで、こんな単純なお料理がこんなにおいしいなんて、ビックリです!そしてこれは、日本酒以外に合わせるお酒はないでしょう!

 と、いうことで今回は、フレッシュぴちぴち圧倒的鮮度の、「司牡丹しぼりたて新酒」(本醸造新酒)を合わせていただいてみました!四万十川のアオノリ天ぷらをいただいた後、「司牡丹しぼりたて新酒」を一口、くぴり・・・。あぁおいしい、幸せ !バッチリ合います!でもこれ、どう表現すればいいんです か、社長!3

 「おお、こりゃ確かにイケ る!このお酒のぴPhoto_11ちぴちの爽やかな味わいが、アオノリの芳ばしい磯の風味を一瞬ふわりと口中に立ち戻らいてくれ、たなびきよったアオノリの旨みが、このお酒のフレッシュな旨みとともに、心地えいばあ爽やかに、まるで清流のようにサラサラと流れてゆき、沈下橋から四万十川に飛び込んだような映像が、心ん中に映し出されるがやき!これぞニッポンの早春の悦楽ぜよ!」

  ・・・沈下橋から四万十川に飛び込んだことないので、その辺のくだりはよく分かりませんが、確かに清流のイメージが浮かぶような、心地よいおいしさです!

ああ麗しき土佐の早春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

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2008年9月 1日 (月)

四万十川の手長エビとキュウリの煮物って知っちゅう?

  2_3昼間はまだ暑い日が続いていますが、暦の上ではとっくに秋。朝夕は涼しくなって秋の気配を感じますね。皆さん こんにちは。真っ黒に日焼けして夏を全身に沁み込ませて街行く子供たちがちょっぴり羨ましい、司牡丹総務部社員のリカコです。Photo

 さて今回はウチの社長から、「ワシゃあ何でか夏が終わりになる頃、四万十川のプリップリ手長エビとキュウリの煮物が食べとうなるがぜよ!」との指令が。・・・四万十川の手長エビなら食べたことありますが、キュウリとの煮物となるとちょっと・・・。でも何となく味は想像ができます。あぁ、おいしそう!

 1日本最後の清流と呼ばれる四万十川。日本には美しい川が全国に沢山ありますが、四万十川の素晴らしさは、美しいことはもちろん、その周りに棲む生き物の豊富さに2あります。四万十川に棲む天然の魚類は90数種類にものぼり、この数は全国一位なのだとか。ですから今でも多くの川漁師がこの川で生計を立てているのです。

 私は経験がなくて残念なのです が、四万十川近くに住む子供たちは、木や竹の枝などをしばって川に沈めておくと、その中に川エビが入って捕獲できるという遊びが夏の定番なのだPhoto_3そうです。遊びと食料確保が一石二鳥だなんて、ステキですよね!

 ちなみに四万十川の川エビは、全国の居酒屋などによくある川エビとは全く違います。その姿形を見れば一目瞭然。体長は10センチほどにもなり、第二胸脚と言われる足が長く発達 していて、立派なハサミを持つ手長エビなのです。四万十川は、サスガは日本一の魚類生息の川だけあって、栄養分が大変豊富。川底の石には滑らかなコケがビッシリはえていて、それを食べて育つ手長エビのおいしさは、川の栄養分そのものなんですね。火をとおすと外はカリッと香ばしく、中身はプリップリにジューシーで、カルシウムやタンパク質豊富で栄養満点・・・!あぁPhoto_4、想像しただけでヨダレが出そうです!

 「こりゃこりゃリカコさん!手長エビばっかし誉めよったらイカンPhoto_5ぜよ。今回のテーマは、手長エビとキュウリの煮物やき、実はキュウリもポイントながやき。

 最近のキュウリはハウス栽培が中心で年中出回っちょって、その90%以上が接ぎ木のブルームレスキュウリながやき。以前このブログでも取り上げたことがあるけんど(「平成18年 7月19日」のブログ参照。)、本来のキュPhoto_6ウリは夏が旬で、昔ながらの路地モノは「地這いキュウリ」とか、接ぎ木やのうて自分の根っこで育っちゅうき、「自根キュウリ」とか呼ばれるがよ。こういうキュウリは、表面を保護するために中の脂肪分が外に出てきて、白い粉 をふいたみたいになるき、これを「ブルーム」っちゅうがやき。こういうキュウリは、病気に弱うて生産性も悪うて、さらに触りゃあ指の跡が付くし、ブルームを農薬と勘違いする消費者までおって、近年じゃああんまり作られんなってしもうたがぜよ。

 けんど、どっちが美味しいかっちゅうたら、そりゃあやっぱし自根のブルームキュウリながよ。特に高知じゃあ、キュウリを煮物に使うことが多いきに、そういう調理法の場合は、圧倒的に自根ブルームキュ ウリに軍配が上がるがやき。皮と肉質のバランスが取れちょって、水気も甘味も青臭さもあって、しっかりと中身も詰まっちゅうき、加熱調理に使うキュウリは、絶対に自根ブルームキュウリに限るがぜよ!」

 はい、Photo_8社長、キュウリのウンチク、ありがとうございました。最近は自根ブルームキュウリ栽培を復活させる農家も全国で増えてきているようですし、インターネット販売などでも見かけるようになりましたので、皆さんも是非探して、一度は召し上がってみてくださいね。

 さあ、お待たせしました!早速「手長エビとキュウリの煮物」をPhoto_9、作ってみま しょう!今回も司牡丹のお料理自慢、西森さんにお手伝いいただきました。いろんなレシピがあるんでしょうが、西森さんの男のお料理はまさに土佐らしくて豪快。一切水を使わずにお酒だけを使うんです。

 まず鍋に水洗いした手長エビと日本酒を入れ、火にかけます。煮立ってきたら、砂糖と醤油で味付け。割合はお好みで、甘辛く煮付Photo_10けていきます。その後、キュウリを加え、まだキュウリが少し固いくらいで水溶き片栗粉を加えて、火を止めます。器に盛り付け、青シソのせん切りを散らして完成です!

 では早速、いっただっきま~す!ぱくり・・・。あ、予想してたよPhoto_11りはるかにおいしい!キュウリの旨みと手長エビの旨みが見事に融合してるというか、素朴な風味が絶妙です!ホント、キュウリと手長エビって相性が良いんですね。

 さて、さらにこの お料理のおいしさを倍増させるには・・・。しっかりと爽やかな旨みが膨らみ、かつ後口のキレが良い純米酒を合わせていただくこと。今回は司牡丹の定番中の定番、「豊麗司牡丹」(純米酒)を合わPhoto_12せてみました。長い歴史の中で、幾多の土佐の偉人たちに愛飲され、幾多の賞を受賞してきたブランドこそが、この「豊麗司牡丹」なのです。・・・では、「手長エビとキュウリの煮物」と「豊麗司牡丹」の組み合わせの相性については、再び社長にお願い致します。

 「ほいきた、まかいちょき!まずは手長エビとキュウリの煮物Photo_13をいただいてもうかのう。・・・うん!コレコレ!この、手長エビの旨みがキュウリに沁み込んだがが、最高のおいしさながよ。ワシにとっちゃあ、子供の頃の夏の記憶に焼き付いちゅう、懐かしいお祖母ちゃんの味でもあるがやき。これを食べりゃあ、田Photo_14舎の夏の山と川の風 景がアリアリと脳裡に浮かんでくるがぜよ。

 そこへ、常温(20℃前 後)の「豊麗司牡丹」(純米酒)をキュッと。・・・手長エビの旨みとキュウリの旨みが一層まろ やかに、一層なめらかに溶け合うて、2_2そのナチュラルな風味が口中で膨らみを倍増さいて、膨らんだかと思うたら後口はサーッと爽やかにキレていく。・・・何でか知らんけんど、胸がキュンっとなるような、そんな見事な組み合わせながぜよ。」

 そうなんです。手長エビとキュウリの煮物を食べたのは初めてのはずなのに、なぜだか私も懐かしいような、胸がキュンとなるような、そんな感覚になる味わいなんですよね。夏が終わるせいかしら・・・?・・・ちなみに四万十川の手長エビは、こちらのサイトにて購入できます。(http://www.umaitosa.com/shimanto-ebi/index.html)

 ああ、麗しき土佐の初秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

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