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2024年9月30日 (月)

簡単なのに高級感!「イチジクとカマンベールの生ハムロール」って知っちゅう?

秋分の日も過ぎ、季節はいよいよ豊饒の秋です。

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皆さん、こんにちは。


確かに朝夕はめっきり秋らしくなってきましたが、昼間は未だに30℃近くになることもあり、夏なのか秋なのか身体が戸惑ってしまっている、司牡丹総務部社員のリカコです。


そんな戸惑っている身体を、おもいっきり元気にしてくれるような……そんな旬の美味しいお料理を今回はいただきたいのですが……社長!宜しくお願いいたします!


「そうじゃのう。……朝夕は涼しゅうて昼間は暑いっちゅうことは、つまりまだ夏の名残りが残る秋の走りの時期が、今頃でじゃっちゅうことながやき。


ほいたら今回は、夏から秋にかけてが旬の食材で、さらに薬効的な成分もある食材を取り上げたいがよ。


そんな食材たぁ……イチジクながやき。

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ちゅうことで、簡単にできるに、ワクワクして身体も元気になるような美味しさと高級感もある、『イチジクとカマンベールの生ハムロール』を、ご紹介さいていただきますぜよ!」


わーい!嬉しいっ!実はワタクシ、イチジクが大好物なんですっ!


イチジクと聞いただけで、早くも元気になってきました!

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では早速、イチジクについて調べてみました。


イチジクの旬としては、7月後半頃から10月頃までと、夏から秋にかけてですから、夏の食材としても、秋の食材としても使える果物が、イチジクであるといえるでしょう。


ちなみに漢字では「無花果」と書きますが、実際は花がないわけではないのだそうです。


イチジクは実の中に小さな花をつけるので、外からは花が確認できないため、「無花果」と呼ばれるようになったのだとか。


果実を半分に切ると赤いツブツブがいっぱい詰まっていますが、ナントあれが花なのだそう!


花と実を一緒に食べるので、あの独特の食感が生み出されるというワケなのです。


またイチジクは現在、小麦よりも古い人類最古の栽培食物ではないかと言われているのだとか。


2006年6月にハーバード大学などの研究チームが、米科学誌「サイエンス」に発表した論文によると、ヨルダン渓谷にある約1万1400年前の遺跡から野生種でない人の手が加えられたイチジクの実が発掘されたのだそうです。


古代エジプトの壁画にも描かれ、旧約聖書にも何度も登場する歴史ある果物イチジク。


そういえば、アダムとイブが裸を隠すのに使ったのもイチジクの葉っぱ。


イチジクは、まるで人類の歴史とともにあるような、スゴイ果物だったんですね!

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ちなみにイチジク誕生の地はアラビア半島らしく、その後はヨーロッパからペルシャ、中国へ渡り、日本には江戸時代に中国から長崎へ伝わったのが始まりなのだとか。


当初は薬用として栽培され、生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになったようです。


当初は薬用だったということで、なかなか栄養も豊富。


イチジクはカリウムを多く含んでいますが、カリウムは血圧を下げる効果がありますから、高血圧や動脈硬化などの防止に役立つようです。


また、ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれていますから、便秘改善も期待できるよう。


さらにイチジクには、フィチンというタンパク質分解酵素も含まれています。


ですから、食後のデザートとしていただくことは、消化を促進してくれるので、利にかなっているという訳です。


イチジクの主産地は、愛知県、和歌山県、兵庫県、福岡県などで、この4県で国内生産量の50%以上を占めているのだとか。


高知県は主産地として出てきませんが、それは生産量が少ないため、大半が県内消費で終わってしまうから。


しかし太陽光発電効率日本一の高知県のイチジクは、太陽の光をたっぷり浴びて、糖度がグンと高くなり、それはトロケルほど甘く、美味なのです!


……と、いうことで、早速高知県産のイチジクを買ってきました。


まずは縦半分に切ってみると、中から赤いツブツブが現れますが、これが花だったなんて、なんだか愛らしくなってるから不思議です。


さてそんなイチジクを使った料理、「イチジクとカマンベールの生ハムロール」を、早速作ってみましょう。


作り方は、火も使いませんからとっても簡単。


まずイチジクの皮をむき、縦半分に切っておきます。

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次にカマンベールチーズを4等分にします。


続いては、ライスペーパーを水で濡らして、お皿に乗せます。

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お次は、カマンベールチーズとイチジクを生ハムで巻いて、それをライスペーパーの上に置き、クルクルとライスペーパーで巻きます。

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それを切り口が美しく見えるように半分に切り、お皿に盛り付け、最後にオリーブオイルと胡椒を振りかけ、もう出来上がりです。

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これは本当に簡単ですね。


そして、このお料理の美味しさをさらに倍増させるには、秋が旬のうま味の乗った日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は社長の指示で、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造・ひやおろし」(本醸造酒)を用意させていただきました。

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このお酒は、新春に搾られた本醸造酒の生酒を、一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成させたものです。


夏を越し、秋風が吹く頃、うま味たっぷりに熟成したお酒を、そのままの状態で加熱処理を行わず瓶詰めします。


これを「ひやおろし」と言い、昔からツウの間では最も美味しい日本酒として、珍重されてきました。


うま味の乗った秋の味覚の美味しさを倍増させてくれる、秋しか飲めない豊かでリッチな味わいが特徴で、特にこちらの「土佐超ひやおろし」は、リーズナブル価格ですから、毎年お取引先やファンの方々から「この美味しさでこのお値段?!」との、驚きの声をたくさんいただいている、超お薦めの「ひやおろし」なのです。

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では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。


まずは「イチジクとカマンベールの生ハムロール」を、パクリ。


うっひゃ~~っ!お・い・し・いっ!!!幸せっ!


ホントにビックリ!ぶっちゃけ巻いただけみたいなレシピで、めちゃくちゃ簡単に作ったのに、確かに高級感があるというか……とにかくスゴく美味しいんですっ!


イチジク好きのワタクシには、もはやこれ以上の言葉は出てきません!

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社長!宜しくお願いいたします!


「確かに、そんなにイチジク好きっちゅうわけでもないワシが食べたち、こぢゃんと美味しいがやき!


モチモチしたライスペーパーの中から、トロリと甘いイチジクの汁と、カマンベールのうま味と、生ハムの絶妙な塩味が、口中いっぱいにジューシーに広がっていくがよ。


さらに、オリーブオイルと胡椒が見事なアクセントとなって、まるで星付きレストランの前菜のような品格を醸し出し、あればあ簡単に作った料理たぁ、まったく感じられないばあの、見事な味わいの一品に仕上がっちゅうがやき。


ここに、涼冷え(15℃程度)に冷やした『土佐超ひやおろし』をキュッと……。

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まずこのお酒の媒介力によって、イチジク独特のジューシーな甘みと、カマンベールのうま味と、生ハムの絶妙な塩味が、オリーブオイルと胡椒のアクセントと共に、口中で融合し、見事に溶け合うて、美味しさがさらに倍増したかのように、口中いっぱいに膨らんでいくがよ。


そこにさらに、このお酒のリッチなうま味が加わり、その美味しさが全身にまで沁み込んでいくかのようながやき。


さらに、このお酒の超辛口のキレの良さにより、後口は心地えいばあ爽やかにキレていくがよ。


ほいたら、また『イチジクロール』が食べとうなる。


食べりゃあ今度は、『ひやおろし』が飲みとうなる。


『イチジク』『ひやおろし』『イチジク』『ひやおろし』……


交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなってしまうがやき!


美味しい上に、ワクワクするような高級感も感じさいてくれる、食欲の秋に最適な、相思相愛のお酒と食の組み合わせと言えるがぜよ!」


社長、ありがとうございました!


このお料理とお酒の組み合わせは、イチジク好きのワタクシにとっては本当に、元気百倍になる美味しさでした!


しかも簡単に作れるし……これからも夏から秋への季節の変わり目に体調がおかしくなった時には、必ずこのお料理とお酒を合わせて、心ゆくまで楽しませていただきます!


あぁ麗しき、土佐の初秋!旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

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