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2023年8月30日 (水)

最高の酒肴!「カマボコの青シソサンド」って知っちゅう?

厳しい暑さが峠を越すという「処暑」も過ぎ、土佐の高知では暑さも若干ゆるんできたように感じられます。


皆さん、こんにちは。


今年の高知県の夏は、猛暑日がほとんどなかったようで、ホッとしている司牡丹総務部社員のリカコです。

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高知県以外の他の地域では、まだまだ厳しい残暑のところもあるようですので、油断は禁物ですが……。


ということで、そんな残暑の中でも食欲をそそり、しかも美味しい、旬の絶品酒肴を、社長!是非ご紹介ください!


「そうじゃのう。ほいたら今回は、旬の青シソを使うた絶品酒肴を取り上げてもうか。


さらに、土佐の高知の名物のひとつカマボコも使うた、『カマボコの青シソサンド』をご紹介させていただきたいがやき。」


はい。了解いたしました。

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ではまず、メインとなる旬の食材、青シソについてご紹介いたしましょう。

青シソ大葉とも呼ばれ、高知では 「せいそう」とも呼ばれています。


梅雨から夏の暑い時期が旬の青シソは、シソの中でも特に香りが強く、目にも鮮やかで食欲をそそります。

青シソはこの時期の食卓に欠かせない香味野菜なのです。


ちなみに、日本では古くからシソは魚肉の毒を消す薬でありました。


魚にあたった時はシソの葉を煎じて飲んだといいます。


今、刺身のツマなどに青シソの葉などが付いてくるのはその名残りで、一緒に食べ合わせるようにとの先人の知恵なのです。

青シソの栄養成分的としては、β-カロチンやビタミンC、E、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富。

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特にカロチンは野菜の中でもトップの含有量で、1枚でブロッコリー5房分にも相当するカロチンが含まれています。


また爽やかな香りの成分(ペリルアルデヒド)には殺菌、防腐作用があり、さらにシソアルデヒドには、胃液の分泌を促す働きがあると言われていますから、食欲不振にも効果的なのですね。


さらに青シソは、昔から咳止め、食欲増進、貧血予防、解熱作用など、多くの効能があると考えられ、民間療法などでもよく用いられてきました。

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中国医学の栄養学でも、体を温めて気の巡りを良くし、胃腸を活発にし、発汗作用があるので風邪のひき始めに効果的とも言われています。


また、 「1日1枚食べると美人になる」と言われているほど、青シソには美容と健康に効く成分が入っているとも言われているのです。


では早速、「カマボコの青シソサンド」を作ってみましょう。


今回は「梅肉とキュウリと青シソ」、「カツオ節とゴマと青シソ」、「酒盗とクリームチーズと青シソ」の3種類を、社長の指示通り作ってみました。

用意する材料は、カマボコ、青シソ、梅干し、キュウリ、カツオ節、醤油、ゴマ油、白煎りゴマ、酒盗(鰹の内臓の塩辛)、クリームチーズ、以上です。

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まず、青シソを流水でサッと洗っておきます。

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次にキュウリを薄切りにしておきます。

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続いてマボコを1cm幅で切っていきながら、その中央部分に切り込みを入れます(ここは下まで切らないように注意!)。

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お次は、梅干しから種を取り、梅肉を包丁で叩いておきます。

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カマコの切り込みを開いて、青シソとキュウリと梅肉をはさんだら、まずは1品、出来上がりです。

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続いては、カツオ節に醤油をかけて混ぜておきます。

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青シソにはゴマ油をかけて塗り広げ、さらにそこに白煎りゴマを振りかけます。

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この青シソとカツオ節をカマボコの切り込みにはさめば、2品目も出来上がりです。

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お次は、クリームチーズを薄くスライスしたものと、適量の「酒盗」と青シソを、カマボコの切り込みにはさめば、3品目も完成です。

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そして、この「カマボコの青シソサンド」の美味しさをさらに倍増させていただくには……


この時期旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は、「司牡丹・美稲(よしね)・生貯蔵酒」(純米生貯蔵酒)を、社長の指示で選ばせていただきました。

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このお酒は、まず香りは、穀物系の香りとボタニカル系の香りが融合したようなナチュラルな香りに加え、ほのかな柑橘類を想わせるフレッシュで爽やかな香りを持っています。


そして、味わいはジューシーなうま味とやわらかなコク、そして爽やかな酸味が、絶妙なバランスで調和しながら膨らみ、後口は心地良くスカッとキレていき、雄大な美味しさを感じさせてくれます。


またこのお酒は、搾ってから火入れ(加熱殺菌)しない生酒のまま、低温にて貯蔵し、瓶詰めの際に一度だけ火入れするという生貯蔵酒ですので、生酒らしい爽やかな風味が残っていますから、飲み口がとても爽やかに感じられ、夏場にピッタリの味わいとなる、というわけです。

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さて、では早速、「カマボコの青シソサンド」と「司牡丹・美稲・生貯蔵酒」を、合わせてみましょう!


今回は、お料理が3タイプありますので、早速社長、宜しくお願いいたします。

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「ほいた、まず『梅肉と青シソサンド』を一口、パクリ……


カマボコの柔らかな食感と魚のうま味の中から、梅肉の酸味と青シソの風味、キュウリの爽やかな味わいとシャキッと食感が出現し、こりゃあ間違いない美味しさの酒の肴になるといえるがやき!


そこに『司牡丹・美稲・生貯蔵酒』をキュッとやりゃあ、このお酒の、ほのかな柑橘類を想わせるフレッシュで爽やかな香りと、爽やかな酸味が、梅肉の酸味と青シソの風味を融合させもって、一層膨らまいてくれ、さらに後口は心地良うスカッとキレていくがよ。


こりゃあ箸も杯も、止まらんなるぜよ!


続いては、『カツオ節とゴマと青シソ』を一口、パクリ……。


こりゃマジでかなり美味しいがやき!


カマボコの柔らかな食感と魚のうま味の中から、カツオ節のうま味と醤油の塩味、ゴマ油と白煎りゴマの香ばしい風味、さらに青シソの爽やかな風味が、絶妙に調和しもって膨らみ、こりゃあ喉から手が出そうになるばあ、日本酒が欲しゅうなる美味しさながよ!


そこに『司牡丹・美稲・生貯蔵酒』をキュッとやりゃあ、このお酒の穀物系の香りとボタニカル系の香り、そしてジューシーなうま味とやわらかなコクが、この料理の香ばしさやうま味らあの様々な風味を、出汁のように下から支えて押し上げてくれ、美味しさ倍増ながやき!


さらに後口は爽やかに切ってくれるきに、交互にやりゃあ止まらんなること請け合いながよ。


お次は、『酒盗とクリームチーズと青シソ』を一口、パクリ……。

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こりゃまた、日本酒だっけしかないっちゅう美味しさながやき!


カマボコの柔らかな食感と魚のうま味の中から、酒盗の力強いうま味と塩味を、クリームチーズの柔らかなうま味と青シソの爽やかな風味が優しゅう包み込むように融合しもって出現し、コレも間違いのう口が舌が喉が、日本酒を要求してくるがよ!


そこに『司牡丹・美稲・生貯蔵酒』をキュッとやりゃあ、このお酒のジューシーなうま味とやわらかなコクと爽やかな酸味が、カマボコ、酒盗、クリームチーズ、青シソの4者の風味を損なわんまんま、見事に融合さいて、さらに膨らまいて、後口は心地良いばあスカッとキレていき、雄大な美味しさを感じさいてくれるがやき!


この3種の『カマボコの青シソサンド』は、どれもが見事なばあ日本酒が欲しゅうなる美味しさながよ。


しかも3種の味を代わる代わるいただきゃあ、飽きることものうて、まさにエンドレスながやき!


このお酒を飲みゃあ、またこの料理が食べとうなる。


この料理を食べりゃあまたこのお酒が飲みとうなる。


……料理、酒、料理、酒、料理、酒……交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなって、夏バテも食欲減退も、どっかへ吹っ飛んでいってしまうはずながぜよ!」


社長、長々とありがとうございます。


確かにこの「カマボコの青シソサンド」、梅肉の酸味とキュウリの食感、ゴマ油の香ばしさとカツオ節のうま味、クリームチーズでやわらかくなった酒盗のうま味と塩味という、特徴的なそれぞれ違う3つの味わいが楽しめますので、本当にエンドレスでいただいてしまいそうですね。

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お酒も、この「美稲・生貯蔵酒」ならスッキリ爽やかですので、ワタクシでもエンドレスになってしまいそうですから、皆さんも気をつけてくださいね。


ああ麗しき、土佐の晩夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

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司牡丹酒造株式会社

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