絶品!「土佐流パン・コン・トマテ」って、知っちゅう?
4月も末のGWに入りましたが、残念ながら世の中はいまだにコロナが収まっていません。
ただ、これから収束に向かうという気配は見えてきたようで、その点は嬉しいかぎりです。
皆さん、こんにちは。
今年は、少しはGW気分が味わえるのではないかなと期待している、司牡丹総務部社員のリカコです。
……と、いうことで、コロナ禍のことなど、忘れてしまうほど美味しい、土佐の高知の旬の絶品酒肴と旬の絶品日本酒で、楽しい楽しい家飲みを堪能しようではありませんか!
社長!よろしくお願いいたします!
「えらいまた、期待値を上げられたもんじゃのう。
ほいたら今回は、とっておきの隠し玉を紹介いたしましょうか!
そりゃあ、今が旬の走りといえる土佐の新ニンニクと、今ごろは旬の名残りに近うなっちゅう土佐のフルーツトマトを使うた、間違いのう絶品の『土佐流パン・コン・トマテ』ながやき!
ちなみに『パン・コン・トマテ』たぁ、スペインはカタルーニャ地方で食べられゆう名物料理ながよ。
実はワシゃあ、バルセロナで初めていただいた時、極めてシンプルな料理ながやけんど、そのあまりの美味しさに大感激しておかわりをしまくり、帰国してからもしばらくは、何度も自分で作って食べよったっちゅうばあ、ドハマりしまくった絶品料理ながやき。
しかも、日本酒との相性もバッチリなこたぁ、ワシが保証するぜよ!」
さすが社長!おもいっきり期待してます!
ではまずは、原材料の新ニンニクから、ご紹介しておきましょう。
新ニンニクとは、国産で、畑で収穫してから乾燥させず、直ぐに出荷されたニンニクのことで、収穫期である4月末~7月頃にかけてしか手に入らないものなのだそうです。
地域によって出回る時期が微妙に異なり、高知県の場合はやや早く、4月末頃から6月頃までで、青森県などの場合は6月~7月頃になるようです。
ちなみに通常のニンニクは、1年中手に入りますが、それらは保存性を高めるために、農家の方が収穫してから20~30日間ほど乾燥させて、水分を30%ほど飛ばしたものなのだそうです。
新ニンニクは、乾燥ニンニクよりはるかに瑞々しく、香りも強いですが、フレッシュ感があるため嫌な感じの香りがないのが特徴といえるのだとか。
次に、ニンニクの原産地については、中央アジアのキルギス地方であると言われており、日本には中国を経由して、奈良時代にはもう伝わっていたとされているだそうです。
古くは紀元前3000年以上も前に、古代エジプトからギリシャなどで、既に薬用(強壮用)として栽培されていたと言われているようです。
続いては、ニンニクの有効成分と効用について、ご紹介いたしましょう。
ニンニク特有の匂いのもとは、硫化アリルの一種アリシンという物質です。
これはビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があるのだそう。
またアリシンは、免疫力を高め、ガンの予防にも効果があると言われています。
さらに、血行促進により、冷え性や動脈硬化、血栓の予防にも効果的とされています。
さらにさらに、アリシンには強い殺菌効果があり、結核菌やブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌などを含め、広範囲の菌に対して、抗生物質として働くことも確かめられたのだそうです。
また、スコルニジンには新陳代謝を促し、疲労回復効果があるとされるほか、末梢血管拡張作用により血の巡りを良くする働きがあり、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも効果が期待できるのだそうです。
ただし、ニンニクは成分が強すぎるため、摂りすぎると胃腸に悪影響を及ぼすこともあるのだそうですから、食べすぎには注意が必要ですね。
次に、フルーツトマトについても、簡単にご紹介しておきましょう。
ちなみに一般的なトマトの旬は夏場と言われていますが、それは路地物トマトの場合で、フルーツトマト王国といわれる土佐の高知のフルーツトマトは、大抵がハウス物ですから、旬は冬場から春まで、せいぜいで5月末頃までですから、今ごろからが旬の最後の時期といえるでしょう。
またトマトは、「トマトが赤くなれば医者が青くなる」と言われる通り、大変栄養価の高い健康野菜なのだとか。
ビタミンA、B1、Cを豊富に含んでいるほか、カリウムも多く、カルシウムや塩分の取り過ぎも防ぎ、高血圧も予防してくれるのだそうです。
さらにトマトに含まれる最近話題のリコピンは抗酸化物質で、人間の体に悪影響をもたらす活性酸素を退治する働きがあって、ガン予防にも効果があると言われています。
その上近年は、トマトには肥満防止効果があるとも発表されていますから、ダイエットにも効果があるということらしいです。
つまり、ニンニクもトマトも、栄養満点ってことですね!
では早速、高知県産新ニンニクと、高知県産フルーツトマトを使って、社長にならったとおり、「土佐流パン・コン・トマテ」を作ってみましょう!
まず、新ニンニクは皮をむいて適当な大きさ、つまりこすりつけやすい大きさに切っておきます。
そして、できるだけ堅めのバゲットパンを選んで、それをカットして軽くトーストします。
あらら、ちょっと焦げちゃいましたが、ご愛嬌!
そしてそのパンの表面にニンニクをこすりつけます。
さらにその上から、トマトをしっかりすりこみます。
最後に塩とオリーブオイルをかけたら、もう出来上がりです!
これが本当に社長がドハマりしたというほど、美味しいんでしょうか???
即座にいただいた方が良さそうですから、早速、一口いただいてみましょう。
何ですか~!この美味しさはっっ!?
シンプルなのに、脳に直撃を受けたような、一瞬にして恋に落ちたような……クセになりそうなこの美味しさは、社長!どう表現すればいいのでしょう?!
「パクリ……うん!やっぱしうまいっっ!!
まずバゲットパンをかじりゃあ、パリッとした食感とパンの旨味の中から、ニンニク独特の風味がガツンときて、トマトの酸味や甘味がそこに加わり、さらにオリーブオイルのなめらかな旨味とやさしいホロ苦味に、天日塩のまろやかな塩味も加わり、そのコントラストがあまりに絶妙ながよ!
こぢゃんとシンプルな料理でありもって、想像を超えてくるこの美味しさは、まっこと心から『うまいっっ!』っちゅう声が漏れて、ついついもう一口、またもう一口、またまたもう一口と、いつまでやちエンドレスに食べ続けとうなる美味しさながやき!
さらに喉から手が出るばあお酒が欲しゅうなる、見事なバランスの美味しさやといえるがぜよ!」
社長、ありがとうございます!
ではでは、そしてこのお料理の美味しさをさらに倍増させる旬のお酒ですが、社長が選んだのは、4月中旬に出荷開始となった今が旬、毎年大人気の夏限定の季節商品、「ブルー船中」こと、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)です!
春先に搾ったばかりの「船中八策」の生酒を、一切加熱処理をしないまま瓶詰めし、マイナス5℃以下の零下にて瓶貯蔵したもの。
口中で軽快な旨みが心地良いほどなめらかに膨らみ、後口は爽やかにスパッとキレる、抜群のキレの良さを持つ超辛口の味わいは、初夏にピッタリです!
特に初夏が旬の爽やかさを持つ料理には、最適といえるでしょう。
では早速このお酒を、「土佐流パン・コン・トマテ」と合わせて、ペアリングにていただいた感想を社長、よろしくお願いいたします。
「まずは『パン・コン・トマテ』を一口・・・うん!やっぱり美味しい!
思わずお酒が欲しゅうなるがやき。
そこに『船中八策・零下生酒』をキュッと・・・。
料理もお酒も共に引き立つっちゅうんは、まさにこういうことを言うがやろう。
この料理の強烈なニンニクの風味、トマトの酸味と甘味、バゲットパンの旨味、オリーブオイルのホロ苦味、天日塩の塩味が、このお酒の軽快な旨味で、まるで出汁を加えたかのように膨らみを増し、口中で様々な味わいを融合させもって立体的にたなびき、後口は心地えいばあ爽やかにサラリとキレていくがよ。
あまりのキレの潔さに、その味わいを思わず追いかけとうなってしまうばあながやき!
つまり、またこの料理が食べとうなる。食べりゃあまたこのお酒が飲みとうなる。交互にやりゃあ、ホンマに止まらんなってしまうがよ!
まさにこれからの時期、初夏の爽やかな風を感じさいてくれる、見事な組み合わせやといえるがぜよ!」
社長、ありがとうございました。
本当に、いただいてみて初めて、社長がドハマりした理由がよく分かりました。
パン好きのワタクシも知らなかった、こんなシンプルで簡単なのに、こんなに感動するほど美味しいお料理が、まだこの世の中にあったなんて!
そして、シンプルでも本当に美味しいお料理と旬の日本酒の組み合わせは、人をここまで幸せにすることができるほどの力を秘めているんだと、あらためて体感させていただきました。
ああ麗しき、土佐の春暖!旬どきのうまいもんに……乾杯!
■ 「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)は、こちらをクリック!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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