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2021年11月30日 (火)

「原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」の美味しさって知っちゅう?

いよいよ季節は晩秋から初冬に向かいはじめ、南国土佐の高知でも山間部の佐川町では、ついに昨日の11月29日の朝8時前には、マイナス2度の寒さでした。

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皆さん、こんにちは。


あまりの急な寒さに、お尻の下に使い捨てカイロをこっそり敷いて仕事をしている、司牡丹総務部社員のリカコです。


さて、そんな晩秋から初冬にかけての寒さが厳しくなる時期、今回の土佐の旬のお薦め食材は、何でしょうか、社長?


「今回は、晩秋からいよいよ美味しさが増してくる、原木椎茸を取り上げろうかのう。


料理としちゃあ、王道のバター醤油焼きにして、そこに土佐らしゅう柚子を搾りかけるっちゅう、『原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り』に決まりぜよ。」


はい。了解いたしました。


ではまず、椎茸の効能についてですが、「キノコ好きの病知らず」という言葉があるほど、キノコ類には優れた効能があると言われているのだそうです。


そしてその中でも椎茸は、味わいも効能も群を抜くと言われているのだとか。

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まず椎茸には、エリタデニンというコレステロールを低下させ血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧を予防する成分が豊富に含まれているのです。


さらに、カルシウムの吸収率を高め骨を丈夫にするビタミンDも豊富なのだそう。


さらにさらに、免疫力を高め抗ガン作用のあるβ-グルカンも豊富で、その上便秘解消に有効な食物繊維も豊富だというのですから、確かにこれは凄い効能のオンパレードと言えるのではないでしょうか。


次に、土佐の「酢ミカン」の代表選手である、柚子についてです。


ちなみに「酢ミカン」とは、土佐の高知独特の表現で、一般的には香酸柑橘(こうさんかんきつ)と言い、生食にはむかない、搾りかけて使う柑橘類のことを言います。


そして土佐の高知は、この香酸柑橘類、つまり「酢ミカン」の種類が大変豊富で、まず6月から8月頃に青柚子が出て、8月から10月頃にブシュカンが出て、9月から11月頃に直七が出て、11月から12月頃に熟した黄柚子が出て、12月から1月頃にダイダイが出るというような、ざっくりとした流れになります。


それぞれの「酢ミカン」は見た目は似ていますが、香りや味わいにそれぞれの個性があって、搾りかければすぐに分かるほどの違いがあるのです。

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そして柚子の特徴はやはり何といっても、その高貴な香りの高さですし、ブシュカンは酸味が強く爽やかさが特徴で、直七は一番酸味が柔らかく、まろやかな酸っぱさが特徴という感じでしょうか。


この「酢ミカン」3種の中で、一番生産量も多く全国的に有名なのは柚子で、国産の柚子生産量の45%ほどを高知県が占めていますので、土佐の高知は日本一の柚子の産地ということになるのです。


ちなみに柚子の花言葉は「健康美」ですが、その言葉通り、柚子にはビタミンCやカリウムなどの栄養素が、大変豊富に詰まっているのです。


では早速、そんな効能の素晴らしい椎茸と柚子を使って、「原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」を作ってみましょう。


まず、原木椎茸の石づきを取り、包丁を入れて適当に切り分けます。

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次にフライパンにバターを熱し、椎茸をバターで焼きます。

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少し焼けてきたところで、「樽酒」を振りかけ、さらに醤油も振りかけて、表面に軽く焦げ目ができる程度に焼き上げます。


焼き上がった椎茸を皿に盛り、カットした柚子を添えて、いただく直前に柚子を搾りかければ、もう完成です!

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誰でも作れるほど簡単で、しかも絶品ときていますから、これは超お薦めです。

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そして、この「椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」の美味しさをさらに倍増させていただくには・・・そうです!旬の日本酒を合わせていただくこと、です!


さらにキノコ料理に合わせる酒といえば、社長からの受け売りですが、もはやコレにキマリというほどの日本酒があるのです。


それは、「司牡丹・本醸造樽酒」。

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キノコは「木の子」ですから木の風味を持ち、樽酒ももちろん日本酒を杉の木樽に浸けたものですから木の風味があるということで、「似たもの同士は相性がよい」というお酒と料理のマッチングのセオリー通り、バッチリ合うという訳なんですね。


また、樽酒にも椎茸や柚子に負けないほどの凄い効能があります。


樽酒には、癒し、鎮静、自律神経調節などの効能がうたわれているセスキテルペン類が含まれているため、癒し効果、鎮静効果、睡眠改善効果があるといわれているのです。


と、いうことは、樽酒を飲むだけで、森林浴やアロマテラピーなどと同じような効果があるということなんです!


つまり、椎茸料理と樽酒の組み合わせは、お互いの美味しさを倍増させるだけでなく、美容健康の効果も倍増させる、まさに旬の奇跡の出逢いモノと言えるということでしょう!


では早速、「原木椎茸のバター醤油焼き柚子搾り」と「司牡丹・樽酒」を、合わせていただいてみましょう!

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まずは、柚子をギュギュッと椎茸に搾りかけます。

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この時、柚子の皮を下にして搾りかけるのが鉄則というのが、ウチの社長の弁。


その方が、より香り高い皮の成分も搾りかけられるからなのだそうです。

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ではいよいよ、椎茸を一切れパクリ・・・


あ~もう、間違いなしの美味しさ!


椎茸独特の旨味とバター醤油の旨味が、どことなく肉料理っぽくて、そこに爽やかな柚子の香りや酸味も加わって、美味しい上に満足感も充分って感じでしょうか?


あとは社長、宜しくお願いいたします。


「確かにリカコさんの言うた通り、この料理の旨味は肉料理に通じる旨味ながやき。

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原木椎茸は肉厚やし、さらにバターと醤油で焼き上げることで、こぢゃんと芳ばしゅうなって肉っぽさが増すがよ。


しかも、樽酒まで振りかけちゅうき、木の風味の芳香がハンパないばあ口中に広がるがやき。


さらにさらに、柚子の高貴な香りと酸味が加わり、噛み締めりゃあ噛み締めるばあ、口中いっぱいに木の風味と柚子の風味が、バター醤油の芳ばしさをまといもって、膨らみまくるがよ。


そこに、『司牡丹・本醸造樽酒』を、常温(20℃程度)でグラスに注いで、キュッと・・・。


おお!まるで口の中が森林浴をしゆうかの如く、心地えい木の風味がブワッと膨らみまくるがやき!


椎茸の木の風味と樽酒の木の風味が渾然一体となって、森林浴を想わせるような心地えい風味を生む・・・。


さらにそこに柚子の高貴な香りと酸味、バター醤油の芳ばしさも加わっちゅうきに、こりゃあ1+1が2どころやのうて、4にも5にもなるばあの美味しさで、まさにこれぞ日本の晩秋を代表するマリアージュといえるがやないろうかのう!」

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社長、ありがとうございました。


このお料理は、料理経験ゼロの方でも失敗しようがないくらい簡単ですし、しかも美味しくて、健康にも美容にもダイエットにも良くて、さらに同様の効果がある「樽酒」と合わせて一層美味しくなるとくれば、特にお酒好き女性の皆様にとっては、晩秋~初冬の酒と肴の最強タッグということになるわけですね。


当然、我が家でも晩秋~初冬の定番料理とさせていただきます!


ああ、麗しき土佐の初冬。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

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司牡丹酒造株式会社

 

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