ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴の美味しさって知っちゅう?
5月も最終日となりましたが、今年は記録的に早く梅雨入りして雨天続き、さらにコロナの蔓延も収まらず、両方にウンザリしている方も、少なくないのではないでしょうか。
皆さん、こんにちは。雨とコロナで外に出る機会がめっきり減ってしまい、ちょっとウツウツしている、司牡丹総務部社員のリカコです。
こんな時こそ、ジメジメした梅雨気分も、あまりに長引くコロナのウツウツ気分も吹き飛ばしてくれる、そんなワクワクするような旬のお料理とお酒の紹介を、社長よろしくお願いいたします!
「・・・こりゃあなかなか難題やのう。
まあ、そこまでいかんかもしれんけんど、ほんのチョビッは間違いのう幸せな気分になれる、そんなお酒とお料理のペアリングを、ご紹介さいていただきますぜよ。
実はワシゃあ、梅雨の時期になったら、どうしても食べとうなる旬の食べ物があるがやき。
ほいたらラッキョウについて、ちくと調べとうせや、リカコさん。」
はい。早速調べてみました。
まず、高知県は長い海岸線に恵まれているため、実はラッキョウ栽培が盛んな土地なんです。
作付面積・収穫量は黒潮町がトップで、香南市、土佐清水市、室戸市などでも栽培されているのだそうです。
ラッキョウの植え付けは、炎天下の8月に始まり、10月には紫色の花が群がって咲くのだとか。
収穫は翌年の5月初旬から7月上旬までで、気候条件に恵まれた高知のラッキョウは、早いところでは4月末からと、日本一早く出荷されるのだそうです。
次にラッキョウの栄養価や効能についてですが、昔から「畑の薬」と呼ばれているほど栄養価に優れ薬用として広く利用されてきたラッキョウには、殺菌効果、利尿、発汗、整腸作用があるとされています。
ラッキョウ特有の香りの正体は硫化アリルという薬効成分で、殺菌効果や血液をサラサラにしてくれる効果だけでなく、ビタミンB1の吸収も助けてくれるため、疲労回復やスタミナアップ、さらに夏バテ防止にも効果があるのだとか。
さらにラッキョウには、抗酸化作用や保湿作用、発ガン抑制効果、抗アレルギー効果などもあり、花粉症やアレルギーの症状を抑えてくれる効能もあるのだそう。
あの地味で小さなラッキョウに、これほど優れた効能があったとは、結構意外なのではないでしょうか。
こんな感じで、いかがでしょうか、社長?
「バッチリぜよ、リカコさん。
ところでラッキョウっちゅうたら、普通は甘酢漬けが一般的やけんど、今回はそれを漬け込んだりする時間もないきに、生ラッキョウを使うた簡単料理をご紹介さいていただきたいがやき。
その料理たぁ、『ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴』ながよ。
ちなみにこの料理は、ネットでラッキョウ料理を検索しよって見つけた、下記のサイトのレシピを参考にさいていただいたがやき。
ありがとうございますぜよ!
https://www.kurashiru.com/recipes/d897ca9c-ef04-420e-b3af-bc123fff5814
ほいたらリカコさん、早速作ってみとうせや!」
はい。了解いたしました。
まずは水洗いした生ラッキョウを、粗めにみじん切りにします。
これをボールに入れ、四万十川のノリ佃煮とゴマ油を加え、混ぜ合わせておきます。
次に、粗く崩した木綿豆腐を皿に盛り、千切りにした大葉と、作っておいたラッキョウとノリ佃煮の混ぜ合わせを盛り付け、最後に温泉卵を乗せれば、完成です!
ちなみに、豆腐はビタミンB1も多く含んでおり、ラッキョウに含まれる硫化アリルはビタミンB1の吸収を助けてくれるので、このお料理は美味しさだけでなく栄養面でも利に叶っているんですね。
つまり「ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴」は、疲労回復や夏バテ防止に効果的な、この時期にピッタリの料理だということなんです!
そして、この今が旬の「ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴」の美味しさを、さらに倍増させるには・・・そうです!今が旬の日本酒を合わせていただくこと!ですよね!
今回は社長からの指示で、「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)を選ばせていただきました。
春先に搾られた純米酒の生酒を、フレッシュな風味をそのまま封じ込めるため、マイナス5℃以下で零下貯蔵した、とても爽やかな、夏の旬のお酒です。
では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。
では社長、早速コメント、よろしくお願いいたします!
「まずは『ラッキョウと四万十川のりの佃煮の冷奴』を一口・・・。
四万十川のりの佃煮の濃厚な旨味と、シャキシャキ感が心地好いラッキョウ独特の辛味に、大葉の爽やかな風味と温泉卵のやわらかなコクが加わり、それらあの味わいが豆腐のナチュラルな大豆の旨味と見事に融け合うて、こりゃあなかなか予想以上に美味しいがよ!
ほぼ味つけは川のり佃煮のみたぁ、とても思えんばあ美味しいがやき!
しかも、後味が間違いのうお酒を、それも日本酒の生酒を欲してくるがよ!
そこに『零下貯蔵生酒』をキュッと・・・。
口中に残るラッキョウの風味と川のり佃煮の旨みを、一瞬フワリと膨らまいて、その後の後口は、爽やかに透明に、サラリと切ってくれるがやき。
ほいたら、またこの料理が食べとうなる。
この料理を食べりゃあ、またこのお酒が飲みとうなる。
飲んだらまたこの料理が食べとうなる・・・。
こりゃあ、交互にやりゃあ止まらんなる、かなり危険な組み合わせぜよ!
ちなみにこの料理、こぢゃんと簡単にできる割にゃあ、酒の肴に最適のいろんな食感もあり、さらに独特のクセと旨みと塩分が見事に三拍子揃うちゅう、実はハイレベルな酒肴やといえるがよ。
梅雨やコロナのウツウツとした気分を、梅雨時の晴れ間のように、ほんのチョビッとは幸せな気分に浸らいてくれるこたぁ、間違いない美味しさの組み合わせながぜよ!」
このお料理は、確かにおっしゃるとおり簡単にできる割には、かなり美味しいですし、さらに本当に日本酒、それも夏の生酒にバッチリの、最高の酒の肴になると思いました。
そして、このお料理とお酒を堪能すれば、ちょこっと幸せな気分に浸れるのが、本当に何より嬉しいですね!
ああ麗しき、土佐の初夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
■ 「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)はこちらをクリック!
http://www.tsukasabotan.co.jp/season_limit/natu.html
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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