ビワを使うた初夏の絶品酒肴って知っちゅう?
4月も末のGWに入ましたが、世の中はコロナの第4波真っ只中、「緊急事態宣言」やら「まん延防止等重点措置」やらで、完全にGW気分は吹き飛んでしまっています。
皆さんこんにちは。司牡丹総務部社員のリカコです。
土佐の高知は、現状は第4波がまだ来ていないという点が、わずかながらの救いではありますが、どう考えても、近々の第4波の到来は、避けられないでしょう。
それならば、今年のGWは、そんなコロナ禍のことなど、一時でも忘れてしまうほど美味しい、旬の絶品酒肴と旬の絶品日本酒で、楽しい楽しい家飲みを堪能しようではないですか!
と、いうことで社長!そんな美味しいお料理の紹介を、是非宜しくお願い致します。
「まかいちょき!今回ご紹介させていただくがは、今が旬の走りといえる、室戸市黒耳(くろみ)地区のビワを使うた、『ビワとナッツとカマンベールのオリーブオイル和え』ながよ。
室戸市吉良川町黒耳(くろみ)地区は日本一早い露地ビワの産地として有名で、日当たりのえい南に向いた海沿いの急斜面、
かつ水はけのえい海成段丘(大地の隆起と波の侵食によって作られた地形)で栽培されよって、絶好の生育条件を備えちゅうきに、この地区のビワは特別に『黒耳ビワ』と呼ばれよってブランド化しちょって、出回り始める今頃の時期になりゃあ、待ってましたと飛びつくファンも少のうないがやき。
ほいたらリカコさん、早速ビワについて、調べとうせや。」
早速ビワについて、調べてみました。
高知県内では、室戸と須崎がビワの一大産地と言われているとのこと。
ビワの栽培は年平均気温15度以上で、最低気温が-5度以下にならない場所が適地なのだそうで、日本では千葉県より北では難しいようです。
そして、社長のおっしゃった通り、日当たりの良い南に向かう海沿いの急斜面が適しているようで、そういう絶好の生育条件を備えた場所が、室戸と須崎にはあるということなのです。
またビワの旬は、4月末から7月初旬の2ヶ月半ほどで、初夏の短い期間にしか収穫できない、大変季節性の強い果物ですから、この時期になると無性に食べたくなる方もいらっしゃるんですね。
次にビワの栄養価ですが、インド仏教の経典にも大変優れた薬効があると伝えられているほどで、ビワに含まれているビタミンB17は、ガン治療薬として研究が進められている物質であり、腰痛や肩こり、冷え性、皮膚炎、高血圧、糖尿病などにも効果があるといわれているのだそう。
さらに、カロテンのひとつである、βクリプトキサンチンが多く含まれているのも特徴なのだとか。
βクリプトキサンチンは、体内でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜、消化器官などを正常に保ち、高血圧の予防、ガン予防、アンチエイジングにも効果があるといわれているそうです。
その上、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も含まれており、ガン予防やインフルエンザ予防に効果があると期待されているのだとか。
あのビワに、これほど優れた効能があるなんて、全く予想外の驚きですよね。
ビワをいただく時の注意点も少し。
バナナやメロンなどの果物は収穫後も熟れて美味しくなりますが、ビワは収穫後に熟れるということはなく、時間が経てば経つほど、ドンドン味が落ちていく果物なのだそうです。
ですから、いかに採れたての新鮮なビワを買うかが重要になります。
見分け方は、まずヘタがしっかりしており、果皮にハリがあり、色に鮮やかさがある、表面のうぶ毛がちゃんと残っているものなどが、鮮度が良いビワといわれているようです。
またビワは日持ちが悪い果物ですが、冷蔵庫に入れておくと、ヘタの部分が直ぐに黒ずんできたりするのだとか。
ですから常温保管が基本ですが、どうしても冷たいビワが食べたい時は、食べる直前の1~2時間ほど冷蔵庫に入れるだけにするとよいようです。
こんな感じで、いかがでしょうか、社長?
「バッチリぜよ、リカコさん。
ほいたら早速、『ビワとナッツとカマンベールのオリーブオイル和え』を、作ってみてくださいや。
メッチャ簡単やき、心配いらんきに。」
はい。では早速ビワを使った絶品酒肴、「ビワとナッツとカマンベールのオリーブオイル和え」を作ってみましょう!
お次はこれらを盛り合わせ、塩とオリーブオイルを振りかけて和えます。
最後の仕上げに黒胡椒をかけたら、もう出来上がり!これはカンタンですね!
色目は全体に茶色っぽく地味ですが、「絶対にウマイやつっ!!」と言いたくなるほど、おいしそうなプロポーションじゃないですかっ!
早速、一口つまみ食い。
あ、美味しい~~!
すごく食感のバリエーションがいいし、味わいもビワとナッツとカマンベールが、どれかが突出することなく、すごくバランスよく交わってるって感じです。
社長、いかがでしょう?
「まず、ビワの果肉の柔らかさとカマンベールのトロリとした食感に、ミックスナッツのカリッとした食感が加わり、そのコントラストが絶妙ながよ!
味わいは、ビワのジューシーで優しい甘味とほのかな酸味に、カマンベールチーズのトロリと濃厚、かつ上品でクリーミーな美味しさと、ミックスナッツの香ばしくナチュラルな木の実の旨味が加わり、さらに、それらの味わいをオリーブオイルが包み込むように一体化さいて、さらにさらに黒胡椒のスパイシーさがアクセントになって、こりゃあウマイぜよ!
しかも、お酒が欲しゅうなる、見事なバランスの美味しさながやき!」
そうそう、まさにそんな感じです!ありがとうございます!
そして、このお料理の美味しさをさらに倍増させる旬のお酒は、4月中旬に出荷開始となった今が旬、毎年大人気の夏限定の季節商品、「ブルー船中」こと、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)です!
春先に搾ったばかりの「船中八策」の生酒を、一切加熱処理をしないまま瓶詰めし、マイナス5℃以下の零下にて瓶貯蔵したものです。
口中で軽快な旨みが心地良いほどなめらかに膨らみ、後口は爽やかにスパッとキレる、抜群のキレの良さを持つ超辛口の味わいは、初夏にピッタリ!
特に初夏が旬の爽やかさを持つ料理には、最適といえるでしょう。
では早速このお酒を、「ビワとナッツとカマンベールのオリーブオイル和え」と合わせて、ペアリングにていただいてみましょう。
「まずはお料理を一口・・・うん!やっぱし美味しい。
思わずお酒が欲しゅうなるがやき。
そこに『船中八策・零下生酒』をキュッと・・・。
お料理が引き立つっちゅうんは、まさにこういうことやっちゅう感じながよ。
このお料理のジューシー、クリーミー、クランチが、オリーブオイルに包み込まれた美味しさが、このお酒の軽快な旨味で、まるで出汁を加えたように膨らみを増し、口中で様々な味わいを融合させながら立体的にたなびき、後口は潔いばあ爽やかにサラリとキレていくがやき。
あまりのキレの潔さに、味わいを追いかけとうなってしまうがよ!
つまり、またこのお料理が食べとうなるっちゅうこと。
食べりゃあまたこのお酒が飲みとうなる。
まさにこれからの時期、初夏の爽やかな風を感じさいてくれる、見事な組み合わせといえるがぜよ!」
社長、ありがとうございます。
とってもシンプルで簡単なお料理なのに、ビワとミックスナッツとカマンベールチーズという一見異色の組み合わせが、未体験の美味しさを生み出すんですね。
さらにそこに旬の生酒が加われば、さらに未体験の美味しさが倍増する・・・こんな簡単なことでも、人はこの上のない幸せを感じることができるんだと、あらためて今回気づかせていただきました。
ああ麗しき、土佐の春暖!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
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土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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