「うすいえんどう」のかき揚げって知っちゅう?
まずもって、熊本・大分の震災にて、被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。
南海大地震がいつ起こってもおかしくない高知県、本当に他人事ではありません。
さて、皆さんこんにちは。ゴールデン・ウィークに特に何の予定もなく、ちょっぴり淋しい司牡丹総務部社員のリカコです。
今回取り上げる土佐の旬の食材は、何でしょうか、社長?
「今回は、春から初夏にかけての今頃の時期にまさに旬ど真ん中の、『うすいえんどう』を取り上げさいてもらうがやき。」
きゃーっ!ワタクシ、えんどう豆大好きです!楽しみ~!どんな料理にします?ワクワク!
「こぢゃんと悦んでもうたところ、まっこと申し訳ないがやけんど、実は今回は、先日『居酒屋 左』さんにてお料理を作ってもうて、お酒と合わいて体験し、写真撮影も終了してしもうちゅうがよ。リカコさん、許いとうせよ。」
エエェ~!?・・・楽しみにしてたのに!しかも、あの美味しい「左」さんだなんて!ワタシも行きたかった。グスン・・・
「スマン、スマン。また今度『左』さんでご馳走しちゃおき、今回は許いてくださいや。
ちゅうことで、『うすいえんどう』について、調べとうせや。」
まったく、もう終わったことにして!ゼッタイにタンマリご馳走してもらいますからね!
では気を取り直して、早速「うすいえんどう」について、調べてみました。
えんどう豆は、マメ科エンドウ属で、豆を食べる「実えんどう」と、豆が大きくなる前に若取りしてサヤごと食べる「絹さや」などの「さやえんどう」があります。
今回取り上げる「うすいえんどう」は、サヤを取って中の未成熟の実を食べる「実えんどう」の一種で、一般的にグリーンピースと呼ばれている種類ですが、グリーンピースと比べて皮が薄く青臭さも少なく、ホクホクした食感が特徴で、関西地方では古くから春を告げる旬野菜として親しまれている食材なのだそうです。
明治時代にアメリカから入ってきた実えんどうが、大阪府羽曳野市碓井で栽培されたのが、「うすいえんどう」の名前の由来なのだとか。
旬の時期は、3~5月ということですから、まさに今が旬の真っ盛りですね!
次に「うすいえんどう」の栄養についてですが、まず豆類全般には良質のタンパク質が豊富に含まれており、これは人間の筋肉や血液を作るための重要な栄養素で、丈夫な体を作る基礎になります。
さらに「うすいえんどう」は、豆類の中でも炭水化物を多く含み、カロテン、ビタミンB1・B2・B6、食物繊維、カリウム、鉄分、葉酸など、多くの栄養素が含まれているのだそうです。
食物繊維は腸のぜん動運動を促進しますので、便秘予防の効果が期待できますし、カリウムは高血圧予防効果、ビタミンB1は疲労回復効果などが期待できるらしいです。

大体こんな感じでいかがでしょうか、社長?
「サスガ、バッチリぜよ、リカコさん!
ほいたらこっから後は、先日『居酒屋 左』さんにて『うすいえんどうのかき揚げ』を作っていただいたき、ワシからその報告さいていただきます。
ちなみに今回の「うすいえんどう」は、いつものファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんくの採れたてながやき。
いつもいつも、ありがとうございます、長崎さん!
さらに宇賀さんは、『うすいえんどう』と『黒豆』を使うて、かき揚げにされちょったがやけんど、もちろん『うすいえんどう』だっけでもえいし、またお好みで新タマネギやニンジンやチリメンジャコらあと一緒に揚げても美味しいがやき。
コツは、具材を衣(天ぷら粉など)に混ぜたら、スプーンやヘラなどですくうて、180度ばあに熱した油に、崩れんようにゆっくりと投入することやろうか。
味付けは、『うすいえんどう』の採れたての青い味をより堪能するにゃあ、シンプルに塩だっけでいただくがをお薦めしますぜよ。
ほんで、この旬の『うすいえんどうのかき揚げ』の美味しさを、さらに倍増さいて楽しむにゃあ・・・この時期旬の日本酒を合わいて楽しむことながやき。
今回は、『左』さんに納品されたばっかしの季節商品、『船中八策・零下生酒』(超辛口・純米生酒)を合わせていただいたがよ。
毎年大人気で、即完売しゆうがやけんど、今年は4月11日から出荷開始され、もはや予約で完売しちゅうがよ。
サクサクでアツアツの衣の中から、『うすいえんどう』独特のホクホクの食感と、上品な甘みと旬の青い味わいが、口中いっぱいに膨らんでいくがやき。
こりゃあまさに、今頃の季節にピッタリの、『青い味わい』っちゅう表現がバッチリハマる、絶妙な美味しさながよ!

そこに、よう冷えた『船中・生』をキュッと・・・。
生酒独特の軽快な旨みが心地えいばあなめらかに膨らみ、『うすいえんどう』の『青い味わい』を下から支えるように押し上げて、見事に引き立ててくれるがやき。
さらに、このお酒の超辛口の抜群のキレの良さが、膨らんだ『青い味わい』と油分を、爽やかにスパッと切ってくれるがよ。
ほいたらまた、『かき揚げ』が食べとうなる、食べたらまたこのお酒が飲みとうなる、『かき揚げ』『船中・生』、『かき揚げ』『船中・生』、『かき揚げ』『船中・生』・・・こりゃまっこと、交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなるがやき!」
ああ~ん!美味しそうっ!ワタシもホンッとに、いただきたかったですぅ!
話を聞いているだけでも、ヨダレがあふれ出してきました。
でも、調理も簡単そうですし、是非近いうちに我が家でも、絶対絶対実践してみます!
ああ麗しき、土佐の春暖!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
■ 「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)は、コチラをクリック!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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コメント
うすいえんどう で こんだけ 引っ張れるのは すごいな…
リカコさん
この時期 家では うすいえんどうでまめご飯をよく食べてます
両親が大阪に長く居たんで~
けど 今の時期は やっぱり イタドリの乱獲じゃろ~
投稿: クロハ | 2016年5月 7日 (土) 23時03分
クロハさま いつもコメントありがとうございます!
豆ご飯! ワタクシは大好きでございます。
でも、スーパー等で見かけるうすいえんどうの袋詰めは少し高めで、今年はまだ豆ご飯を炊けていません
イタドリはこの間食べました! 下ごしらえ済のをいただいたので、超楽!
シャクシャクの食感はイタドリならではですね
投稿: リカコ | 2016年5月 9日 (月) 10時56分
リカコさん
実は この連休で イタドリを1000本 乱獲しましてん(笑)
岡山では イタドリハンターはいないと思ってましたが 時々 同業者を見かけました
明日 12日に 地域おこし協力隊員宅にて イタドリを使った料理の交流会を計画してますねん
日本各地で イタドリの地域資源活用法を研究してるんですよ~
海外へ活用法の輸出をしていくことも考えようと思ってます(^o^)
投稿: クロハ | 2016年5月11日 (水) 23時24分
クロハさま


イタドリ1000本ですか
採るのも、下ごしらえもメチャ大変そうなんですけど
今日が交流会開催日ですね。イタドリづくしですか?
海外への輸出も? イタドリがワールドワイドな活躍をする日が来るとは!
投稿: リカコ | 2016年5月12日 (木) 09時04分