酒の肴に抜群!ニロギの一日干しって知っちゅう?
皆さんこんにちは。10月に入っても暖かい日が続き、今年は秋が来るのを忘れたのではと心配していた、司牡丹総務部社員のリカコです。
美味しい旬の食材がふんだんに出揃う秋が来ないだなんて、考えられないですものねぇ!
さて、今回取り上げるそんな秋の土佐の食材は・・・「ニロギの一日干しにしょうか。ありゃあ酒の肴に抜群で、クセになる
美味さぜよ!」との社長からの指令が。
ん?ニロギ?聞いたことあるような、ないような・・・何でしたっけソレ?ネギの仲間でしたっけ??
「こりゃ!何を言いよらあよ、リカコさん!
おまさん、ニロギを知らざったら、そりゃまっこと土佐人破門になるぜよ!
魚よ、魚!ニロギは、ちんまい平たい魚ぜよ!」
・・・すみません・・・何もそんなに怒らなくても・・・ちょっと勘違いしただけなんです。
そーそー、そうでしたよ、ニロギは平ぺったい魚ですよね!
・・・と、いうことで、早速ニロギについて調べてみました。
実はニロギというのは、高知県だけの独特の呼び名で、本名はヒイラギというのだそうです。
スズキ目スズキ亜目ヒイラギ科ヒイラギ属。
柊(ヒイラギ)の葉に似ているのでこの名があるようで、成魚でも10cmくらいの小魚で、体の表面は粘液でヌルヌルしているのだとか。
また、釣られたニロギはギィギィと鳴くのだそうで、小さいクセにヌルヌルだわ、ギィギィだわ、何だかちょっとキモチわるくなってきました。
そしてニロギには種類があり、浦戸湾や仁淀川などの河口や汽水域にすむ「内ニロギ」(ヒイラギ)と、外海にすむ「沖ニロギ」(沖ヒイラギ)の2種類があるのだそうです。
内ニロギの方が少し大きく骨がかたいため、ニロギ汁などにしていたただくのだそう。
対して沖ニロギは小ぶりで骨がやわらかいため、一日干しなどにして焼いてそのままいただくのだとか。
・・・と、いうことは、今回は沖ニロギということですね。
いずれにしても県外ではあまりニロギを食べないそうで、沿岸部などで簡単に釣れる雑魚として知られ、食用とされることはあまりないようです。
静岡などではネコマタギとも呼ばれるようで、ネコも食べないという意味でしょうか?
社長、ホントにこんな魚、美味しいんですかぁ?
さてニロギの栄養価ですが・・・ふえ~ん!すみませ~ん、ナンボ調べても出てきませ~ん!
「何ちゃあ泣くこたぁないわえ、リカコさん。
ニロギはほとんど県外じゃあ食べられやあせんき、食品標準成文表にも出ちゃあせんがやき。
まあ、沖ニロギの一日干しの場合、そのまんま頭から骨まで食べるき、カルシウムの摂取にゃあ役に立つろうやいか。
それとニロギは、あの壇一雄さんの「美味放浪記」で紹介されちゅうばあで、実は「ネコマタギ」どころか絶品の珍味ながよ。
秋風が吹き始めりゃあ、浦戸湾じゃあニロギ釣りが始まり、そりゃあ土
佐の秋の風物詩ともいえるがやき。
ほいたらリカコさん、早速「沖ニロギの一日干し」を焼いとおせや!
おっと、ちなみに「一日干し」は、土佐じゃあ「ひいといぼし」と読むがぜよ。
間違えんとってや。」
はいはい、では早速ニロギのヒイトイ干しを焼かせていただきます!
本来は炭火で焼くのがいいのでしょうが、すみませんガスコンロです。
ニロギは小さくて薄いので、焦がさないように注意しましょうね。
はい、アッという間に焼き上がりました。
あ、これは美味しそうな干物が焼けた独特の香りです!
さて、このニロギの一日干しの美味しさをさらに一層倍増させる方法は、旬
の日本酒を合わせていただくこと。
今回は、「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒)を選ばせていただきました。
いまや司牡丹の人気ナンバーワン商品となった「船中八策」の、秋限定の「ひやおろし」バージョンは、旨みタップリに熟成し、まさに旨みの多い秋
の味覚に最適なんです!
では、早速「ニロギの一日干し」に「船中八策ひやおろし」を合わせていただいてみましょう。
三杯酢やポン酢につけても美味しいようですが、まずは今回はそのまま「ニロギの一日干し」を丸ごと一匹、パクリ・・・。
あ、これは芳ばしいです!
全然骨っぽくなくて、塩分も酒の肴にピッタリの濃さで、予想以上に美味しいです!
やるじゃん、ニロギくん!
そして「船中八策ひやおろし」をキュッと。
・・・美味しいっ!このお酒の旨みが、ニロギの旨みをさらに引き立ててくれるというのでしょうか、とにかくイケるんです!
「ほいきた、まかしちょき!
まずニロギをパクッ。
・・・うん、ウマイ!
ニロギの干物の焼けた芳ばしい風味と、アッサリした中に凝縮され
たような旨みが広がり、適度な塩分がまさに日本酒を待ちかねちゅうかのようながよ!
続いて「船中ひやおろし」をクイッと。
おお!口中に残るニロギの芳ばしさ、アッサリかつ凝縮された旨みが、この酒の影響で、一瞬旨みを倍増させたかと思やあ、まるで旨みの大河となって膨らみを増し、心地よう流れていき、最後はゆっくりと塩分を洗い流してくれ、別れを惜しむかのように次第に遠ざ
かってゆくがぜよ!
ほいたら、またニロギが食べとうなるがやき。
ほんでニロギを食べたら、またこの酒が欲しゅうなるがよ。
これがタマルか!交互にやりゃあ、止まらんなるがやき!
・・・ありゃ?リカコさん!パクパクパクパク、ニロギを
いったい何匹食べゆうぜよ!」
ごめんなさ~い!ムシャムシャ・・・クピクピ・・・だって、社長のおっしゃる通り、や
められない、止まらない、ですもの~っ!
ニロギの一日干し・・・土佐に生まれて、この美味しさを知らなかったなんて、かなり後悔、反省です!
ああ麗しき、土佐の錦秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 司牡丹酒造株式会社
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