「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第16回夏の集い〉開催!
高知は梅雨の真っ最中、紫陽花が艶っぽく初夏の土佐を彩っております。今年は食欲がとどまるところを知らず、夏バテゲッソリとは縁遠い司牡丹・総務部社員のリカコです。
さて先日6月21日(月)の夏至の日は、そんなワタクシの旺盛な食欲を充分に満たしてくれる、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第16回夏の集い〉を開催いたしました
今回の開催日は、夏至当日の月曜日。月曜日にもかかわらず募集した定員数にあっという間に達し、やむを得ずキャンセル待ちにて受け付けたお客様もいらしたほど。今回ご参加いただけなかった方々にこの場をお借りして心よりお詫び申し上げます。
さて、気になる開催場所は、社長がその美味しさに惚れて年間20回以上も!、私に黙ってこっそり通いつめている隠れ家的なお店「ちゃのま」(http://www.hotpepper.jp/strJ000684075/)です。
私は今回が初めてなんですが、アットホームな居酒屋さんで、料理人のオヤッサンの腕前は一流中の一流なんですって!
というわけで、今回は30名で満席のところを、何とか33名詰め込んで、大入り満員での開催なのです。
社長とワタクシは17時前にはお店に到着し、お店の方にご挨拶をして打ち合わせなど準備、そして18時からは受付開始です。
お客様が続々集まられ、今回もたくさんの野菜を提供していただいたファームベジコ
(http://vegeco.jp/)の長崎雅代さんも到着し、開演予定時刻の18時半ちょうどには全員が揃われて、さあワクワクの開会!
社長の開会のご挨拶の後はお約束のスターウォーズのテーマとともに「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」が登場! 夢を叶えるお酒、「宇宙龍」で乾杯して、いよいよ宴席のはじまりです!
さあ、では社長の解説付き、“旬どきうまいもの”お料理とお酒を順番にご紹介しまーす!
★「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)
●前菜:「酒盗と糸こんにゃくの黄身酢和え」「獅子唐とちりめんじゃこのお浸し」
まずは「宇宙龍」の華やかさとなめらかさに感動し、続いては2つの前菜のやさしい旨みに感動ながよ。
黄身酢と糸こんにゃくが酒盗の強烈な風味をやわらこう包み込んで、これが「宇宙龍」のなめらかな旨みと見事にマッチ!
一方、長崎さんの獅子唐は、ジャコと共にお浸しになることによって辛みが抑えられ、これまた「宇宙龍」と合わせりゃあ、一層やわらこうに感じるがやき。
10本に1本ばあこぢゃんと辛い獅子唐があるっちゅうことやって、ワシのは見事に当たりやったけんど、それもまた酒肴としちゃあバッチリやったがぜよ。
★「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)
●「鯵の薄造り(足摺レッドのオニオンスライス・オクラ・茗荷・胡瓜)ポン酢仕立て」
オクラと茗荷、長崎さんくの胡瓜に、土佐清水産永田農法の赤タマネギ「足摺レッド」が加わりゃあ、これだっけで土佐の夏を丸ごといただきゆうみたいな美味しさやに、そこに「夏の味の代表」鯵の薄造りとやわらかいポン酢が加わりゃあ、もはや天下無敵!
さらに夏が旬の「零下貯蔵生酒」が、それらあ全ての味わいを見事に1つに融合さいて、口中いっぱいに膨らまいて、後口は爽やかに切ってくれるがやき。
こりゃめった!まっことウマイ!酒も肴も、杯も箸も、止まらんなるがぜよ!
社長、ここでお邪魔してワタクシが調べてきた土佐の旬の食材、「鯵」と「足摺レッド」について語らせてください!
まずは海の幸の鯵から。鯵はスズキ目アジ科に属する海水魚の一種。日本近海には20種類近くが生息しています。なかでも漁獲量No.1で、1年中獲れるマアジが最も人気があります。また鯵は、「味が良いからアジ」と言われるほどで、肉質は脂肪分が少なく弾力のある身が特徴で、さっぱりとした味わいが特に日本人に好まれているんです。
最も味が美味しくなる旬の季節は夏場の6~8月。新鮮なものほど美味しく、目が澄んでいるもの、身が太っているもの、皮にツヤがあり青光りしているものが、鮮度が良く美味しいと言われます。栄養的には、ビタミンB1、B2、カリウム、カルシウム、タウリンや、「グリシン、アラニン、グルタミン酸」といった旨み成分や、DHA、EPAなどが含まれる栄養満点の魚です。タウリンはコレステロール値を下げて高血圧や動脈硬化の予防に、EPAは血管を広げ血管壁を若々しく保ってくれます。
またタウリンとEPAの相乗効果により、質の良い血液が全身を巡りやすくなり、血行不良から来る偏頭痛や疲れ目、肩こりなどの改善にも効果があります。さらに「脳の栄養」とも言われているDHAが、脳や神経組織の発育や機能を維持する役割を持っており、記憶力の低下や目の疲れを防いでくれます。
お次は、“旬どき”ではもうおなじみの足摺レッド。土佐の新鮮な魚の刺身などの薬味に欠かせない足摺レッドはあの奇跡のうまさと食通からも絶賛される永田農法の究極のタマネギなんです。
ちなみに永田農法とは、永田農業研究所の永田照喜治先生考案の、農薬はもちろん水や肥料も極力与えない自然な農法です。一般に野菜の原産地は厳しい風土が多く、あえてそれと同条件で栽培された作物は本来の生命力が目覚め、先祖がえりしたように活力あふれる姿になるそうです。人間にとっての有害成分が極端に少なく、栄養価が大変高く、健康にも優れた効果を発揮する作物になるんです。その永田農法で栽培された高知県土佐清水産の赤タマネギ「足摺レッド」は、NHKのニュースでも「スイカ並みの甘さ!」と報道されて話題になった逸品。
包丁を入れれば、その切り口からはまるで果汁のような甘い汁が滴ります。ちなみにタマネギの主な成分は硫化アリルとケルセチン。硫化アリルは辛みと独特の刺激のあるにおいの元になっている成分で、この成分が肉や魚の臭みを和らげたり、消化液の分泌を助けて食欲を増進させたり、血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓をできにくくする作用などがあり、「血液サラサラ」にしてくれます。
またケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、ガンや老化などの活性酸素が引き起こす病害の予防に効果があります。さらにケルセチンは、体内に摂取した脂肪の吸収を抑制する働きがあり、ダイエットにも有効であると言われています。
いかがですか? 美容にもとても良さそうなこの2品。調べれば調べるほど、“目からウロコ”の自然の恵みです。
では社長、魅惑の組み合わせの続きをよろしくお願いします!
★「船中八策」(超辛口・特別純米酒)
●「四万十の青さ海苔を練り込んだソーメン(四万十エビ・青葱・生姜・金糸玉子)」
続いてはスッキリ爽やかな組み合わせ。
四万十エビのナチュラルな旨み、青葱の爽やかな苦み、生姜の辛み、金糸玉子の甘みらあが青さ海苔の風味のソーメンとやさしい出汁とに絡み合うて、まるで夏の四万十川に沈下橋から飛び込んだような爽やかさ!
そこに船中八策を合わせりゃあ、まるで四万十の清流のような心地好さが倍増するがぜよ。
★「日土人(ひとびと)・生」(純米生酒)
●「流れ子と白葱のホイル焼き(土佐酢)」
こりゃウマイ!流れ子のコリッとした食感と凝縮した旨みと肝の苦み、白葱の甘辛みが、やさしい土佐酢で見事に一体になって口中で豊かにたなびいていくがよ。
そこに、土佐の輝く太陽と大地の力、そしてたくさんの「ひとびと」の手とで生み出された、「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)と「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)四国地区のコラボ商品、永田農法米使用の「日土人(ひとびと)」の生酒が加わりゃあ、そんな豊かな味わいが一気に倍増したかのように膨らみを増すがぜよ。
★「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)
●「土佐ジローを使った出し巻き卵」
さあ、お待たせしましたの「司牡丹・黒金屋」、本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒の登場ながよ!
その風格ある華やかな吟醸香と豊かな味わいの至高の調和に、あちこちからため息が漏れよったがやき。
ナチュラルで胸がキュンとなるばあ優しい旨みの出し巻き卵の味わいが、グッと風格を増すようながやき。
★「坂竜飛騰」(本醸造酒)
●「茄子の土佐煮・削りたて鰹節かけ」
長崎さんくの千両茄子の旨みに鰹節の旨みが加わり、ナチュラルな旨みが口中いっぱいに広がっていく、これまた絶品料理!
そこに坂竜飛騰のやわらかな酸味と旨みが加わり、さらに広がりがマックスに!ああ、幸せぜよ!
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
●「カツオのタタキと春野トマトの和風ドレッシングかけ」
カツオにゃあこぢゃんとウルサイがが土佐人やき、「カツオのタタキは塩かポン酢で食いたい!」と
言われるがやないかとちくと心配やったがやけんど、まったくの杞憂!
長崎さんくのトマトの旨みや野菜の旨み、カツオのタタキの旨みを見事に融合させるやわらかなドレッシングは、まさに絶妙!
「日本を今一度~」と合わせりゃあ、そのキレのえい味わいで、交互にやりゃあまっこと止まらんなるがぜよ!
ああ、これぞ土佐のご飯!高級な「ネコマンマ」ぜよ!
土佐人に生まれたことをまっこと誇りとうなる美味しさながやき!
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●「長崎さんの永田農法バジルを使ったカフェデュグラスのアイスクリーム」
まずは、ゆずリキュールの華やかな香りとやさしい甘みにホーッと声が上がるほどながよ。
続いてのバジルのアイスクリームが、これまた驚きの美味しさ!
その想像を超えた豊かなバジルの風味は、さながらジェノべーゼのアイスクリーム!
こりゃまだ「カフェデュグラス」(http://www.cafeduglace.net/)さんの試作品らしいがやけんど、この大人の味わいは、まっことサイコー!
長崎さん!是非商品化してくださいや!
社長、ありがとうございました! 派手さや奇抜さはなくても、素材、だし、つけ汁まで、しっかりと記憶に残る美味さでございました。
“うまいもの”を愉しむ時間はあっという間、中締めのお時間となりました。
ほぼ毎回ご参加くださる北川さんの音頭で中締めの乾杯をして、無事お開きとなりました。
ご参加いただきました皆さん、そして「ちゃのま」の皆さん、長崎さん、本当にありがとうございました!
最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声をご紹介させていただきますね。
●美味しいお料理とお酒に感激!!今栃木在住で昨日から帰省して良かったと実感!
●いいよ!いいよ!おいしかった!
●花で言うと「満開」!
●今まで食べた中でも1、2に入るものでした。いや~、やっぱり最高でした。ありがとうございまし
た。
●最高の会です。いつ来ても。
ああ麗しき土佐の初夏! 旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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