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2010年5月31日 (月)

土佐の高知のミョウガは日本一やって知っちゅう?

Photo すでにあちこちでホタルが飛び交いはじめた土佐の高知ですが、皆さん今年はもうホタルはご覧になられました?

 自宅のすぐ近所で20~30匹くらいのホタル乱舞が見られる、田舎暮らしの司牡丹総務部社員リカコです。

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 さて今回は、社長から「高知県が日本一の生産量を誇るミョウガにしょうか!」という指令が。

 ワーイ!実はワタクシ、大のミョウガ好き!

 でも、ミョウガって付け合わせで、メインにはならないのでは??

 え?ミョウガだけで美味しい酒肴をつくるですって?

 

そんなことできるんでしょうか??

 はいはい、スミマセン!ツベコベ言わずに、ミョウガについて早速調べてみます。

 ・・・と、いうことで、ミョウガについて調べてみました。

 まずミョウガは日本でしか食用とされていない香味野菜で、その旬は年2回だそうで、今ごろから7月

 のものを「夏ミョウガ」、8月から10月ころのものを「秋ミョウガ」と呼ぶようです。

 生産量・品質ともに日本一といわれる高知県産は、通年のハウス栽培が多く、我が町佐川町のお隣の須崎市が名産地となっています。

 成分としてはビタミンCやカリウムを含んでおり、発汗を促したり、呼吸や血液の循環を良くしたり、

 熱を冷ましたり、解毒効果もあるようですので、夏バテなどにも良さそうですね。

 また、「ミョウガを食べると物忘れがひどくなる」という俗説がありますが、栄養学的にみても全くそんなことはなく、逆に近年はその独特の香り成分であるアルファピネンという精油成分に集中力を増す効果があることが明らかになっているようですから、むしろ「ミョウガを食べると頭がシャキッとする」が正しいようです。

 料理方法としては、若干アクがありますから、縦半分に切って刻んでから水にさらすと良いとのことですが、ミョウガ好きのワタクシはそんなことはしません!キッパリ!

 ミョウガが苦手な人でも、あまり長時間さらすと薬効成分が流れてしまいますから、ごく短時間が良いようです。

 生で刻んで、素麺や味噌汁、冷奴、酢の物などの薬味や刺身のツマなどに重宝しますから、夏場には欠かせない食材ですよね。

 また、野菜のお漬け物を作る時にミョウガも一緒に入れるとグッと美味しくなるようで、特にナスとの相性がバッチリなのだとか。

 これは知りませんでした!是非今度やってみようっと!

 いかがでしょうか社長、こんなもんで。

 「バッチリぜよ、リカコさん!

 うまいもの自慢としちゃあ、付け足すこたぁないけんど、ちっくと雑学ネタを追加しちょこうか。

 なんでミョウガを食べると物忘れがひどうなると言われだいたがかの答えと、ミョウガの名前の由来の一説に次のような俗説があるがやき。

 お釈迦様の弟子の1人に周利槃特(しゅりはんどく=チューラパンタカ)っちゅう人がおったがよ。

 この弟子は、こぢゃんと頭が悪うて、自分の名前すら忘れてしまうきに、自分の名前の札を首からかけちょったばあながやき。

 それっぱあ物覚えが悪いもんやき、当然お釈迦様の教えも、何回聞いたちよう覚えんがよ。

 ほんじゃきお釈迦様は、周利槃特に1本のホウキを与えて、「塵を払い、垢を除かん」とだっけ唱えさいて、毎日ひたすら掃除だっけをやらいたがやき。

 ほいたら周利槃特は、最終的にゃあナント悟りの境地に達することができたっちゅうがよ。

 彼の死後、その墓のあたりから見慣れない草が生えてきて、周利槃特が生前自分の名前を荷物みたいに下げちょったっちゅうことから、この草は「茗荷(みょうが)」と名付けられたっちゅうがやき。

 この話からPhoto_2、ミョウガを食べると物忘れがひどうなるっちゅう俗説が生まれたっちゅうことながぜよ。

 また、ミョウガは「冥加(みょうが)」(知らんまに受ける神仏のご加護の意味。)に通じるき縁起がえいとして、家紋らあにもよPhoto_3う使われるがやと。

 ミョウガにちなんだ、なかなか面白い雑学ネタやと思わんかよ?」

 へー!へー!へー!です!周さんス・テ・キ!

 どんなPhoto_4に頭が悪くても、物覚えが悪くても、人間そこまで成長できるものなんですね!

 なんだかミョウガを食べると、悟りが開けるまでいかなくても頭が良くなりそうな気になってきました!

 ・・・と、いうことで、早速高知県産のミョウガを買ってきましPhoto_5た。

 まずは縦半分に切って刻んで、と・・・。

 でPhoto_6、どうしましょう、社長?

 え?!鰹節と醤油で和えて完成ですと~?!

 なんですか~!それ!メッチャ簡単じゃないですかPhoto_7~!

 周利槃特さんでも作れそう!

はい、おっしゃる通りのお料理?

「ミョウガの土佐和え」とでも言うのでしょうか、完成しました!

 さて、このお料理の美味しさを倍増させる旬のお酒は、「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)!

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 春先に搾られた純米酒の生酒を、フレッシュな風味をそのまま

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封じ込めるため、マイナス5℃以下の零下で貯蔵。

 とっても爽やかな、夏の旬のお酒です!

 では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。

ずはミョウガを一口・・・。20105313

 ・・・ん~~!嬉しいシャキシャキ感!独特のミョウガの風味がタマリマセン!

 

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そこに鰹節と醤油の旨みが加わって・・・ああ幸せっ!

 コレって、酒肴としてかなりハイレベルじゃないですか2_2

 続いて「零下貯蔵生酒」をクイッと・・・。

 あっ、爽やか!口に残るミョウガ独特の風味が、キレイに流されます!

 「その通りぜよ、リカコさん!

 

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このミョウガ料理は、こぢゃんと簡単やけんど、酒の肴に最適の食感も含めた独特のクセと旨みと塩分が、見事に三拍子揃うちゅうがやき。

 何より、夏場にピッタリの美味しさやと思わんかよ?

 しかもそこに「零下貯蔵生酒」を合わいたら、口に残るミョウガ独特の風味を爽やかに流してくれて、またミョウガが食べとうなるがよ。

 ほんでミョウガを食べたら、またこの酒が欲しゅうなる。飲んだらまたミョウガが食べとうなる・・・。

 交互にやりゃあ、まっこと止まらんなるがぜよ!」

 そうそう!そんな感じです!

 このお料理こそ、お酒がないと完成しない、まさに「酒肴」ですよね!

 作り方もホントにカンタンだし、夏場に何か一品欲しい時なんかに知ってるととても便利ですしね。

 ミョウガ好きの私には最高に嬉しい、カンタンなレパートリーが加わりました!

 ああ麗しき、土佐の初夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 ここで恒例の、旬どきうまいもの自慢会・土佐<第16回夏の集い>のご案内です!

 今回も高知の夏の味覚を堪能できる、魅力的な内容ですよ!

 

夏の絶品鯵を中心に、「ちゃのま」のおやっさんの一流の腕前を、金賞受賞酒や夏の司牡丹と共に満喫!!

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第16回夏の集い>のご案内

 今回の会場は、竹村がその美味しさに惚れ、年間20回以上と最も多く通っているという、ホッとする隠れ家的なお店「ちゃのま」さんです!アットホームな居酒屋ですが、料理人であるおやっさんの腕前は一流中の一流!

 夏の絶品鯵の薄造りを中心に、流れ子と白葱のホイル焼き、土佐ジローの出し巻き卵、米茄子の土佐煮、鰹のタタキと薊野トマトの和風ドレッシング等々、何気ない料理に感動できるという体験をきっとお約束できるはずです!

 さらに、それら夏の味覚の美味しさを倍増させてくれる、最適の相性を示す夏の旬の司牡丹をズラリとご用意いたします。

 夏の爽やかな美味しさにあふれる「零下貯蔵生酒」、四国限定の地産地消酒「日土人(ひとびと)」の生酒、いま大人気の「船中八策」や「龍馬からの伝言」などの龍馬関連酒、そして本年度全国新酒鑑評会にて見事最高位金賞を受賞した受賞酒そのもの「黒金屋」も、心ゆくまでご賞味いただけます!

 ・・・旬の極上のお料理に、最適な日本酒を最適な温度で、「ちゃのま」さんの土佐の夏のうまいもの話しと、夏の日本酒のうまいもの話しを聴きながら、じっくりとご堪能いただけるのです。これぞ「土佐の夏」といえるような幸せのひとときを、ご参加いただきました皆様にはお約束いたします。必ずやご満足いただけることでしょう。

 しかし、大変申し訳ございません。会場の席数の都合のため、この度ご参加いただけます人数は先着30名様限定とさせていただきます。早期での満席が予想されます。ご参加ご希望の方は今すぐ、お申し込みをお願い申し上げます。  「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局・司牡丹酒造(株)社長 竹村昭彦

 

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第16回・夏の集い>

<日時> 平成22年6月21日(月)※夏至の日
18:00受付開始 18:30開宴

<会場> 「ちゃのま」 高知市廿代町15-19 ダイアパレス追手前2F
TEL:088-802-3008  ※ナチュラルハウスの2階です。 

<会費> 7,000円(お一人様)

<お問合せ・お申込先>
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局 (担当:本越理香子)
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1299 司牡丹酒造(株)内
TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 e-mail:akihiko@tsukasabotan.co.jp

<お申込締切>平成22年6月15日(火)必着。ただし定員に達し次第、締切日以前でも締め切らせていただきますので、その点は何とぞご了承ください。

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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コメント

鰹節と醤油も美味しいですが、鰹節と梅肉もお酒が進みます。

一度お試しあれ。

投稿: つん太。 | 2010年5月31日 (月) 19時07分

つん太さん、コメントありがとうございます!

鰹節と梅肉を合えて、よくおにぎりの具にすることがあります が、お酒のおつまみにしたことはなかったです

なるほど! 酸味と旨味が調和してお酒がすすみそうですね。

今度試してみます。ミョウガの鰹節合えと同じくらいお手軽にできますしね

投稿: リカコ | 2010年6月 2日 (水) 09時46分

みょうがの食べ方をご紹介いただき、ありがとうございます。みょうがこそ、わが勤務地の須崎が高知県一の産地なのです。朝一番にとれたみょうがはおいしいですぞ~。

投稿: 病院 事務長  | 2010年6月 6日 (日) 19時58分

病院 事務長様

 メッセージありがとうございます

 朝採れミョウガを食べてみたい!です

 夏の集いでお目にかかれるのを楽しみにしています

投稿: リカコ | 2010年6月 7日 (月) 12時10分

ミョウガ大好きです。沢山実家からもらって、知人から土佐和え?を教えてもらいました。
それから家では、テッパンのおかずです。
七味唐辛子をかけて、熱々ご飯に乗せて、美味しいよ〜👌

投稿: ひなさん | 2020年7月22日 (水) 23時07分

ひなさん様
コメントをいただきましてありがとうございます!
御実家でみょうがをお作りになられているんですか?
ウラヤマシ~
七味唐辛子のピリッとした辛さにみょうがのシャクシャクした爽やかな香りがよく合いそうですね!
今度やってみます!

投稿: リカコ | 2020年7月27日 (月) 10時46分

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