四万十町大道秘伝の「豆腐のチーズ」って知っちゅう?
2月は逃げるの言葉の通り、あっという間に3月ですね。皆さんこんにちは。暖冬でお花見の予定がとっても心配な、司牡丹総務部社員のリカコです。
前回は、おヘソを曲げてお休みしてしまい、申し訳ございませんでした。全国若干名のリカコファンの方から、励ましのメールも頂戴しました。本当にご心配をおかけしました。ワタシも、少し大人げなかったかなと反省いたしております。ウチの社長も、食べ物の恨みはオソロシイということがよく分かったと反省しておりましたので、もう私もスネてブログを書かないなんてことはないと思います(?)ので、ご心配なく!
さて、今回のテーマはウチの社長いわく、『四万十町大道(おおどう)の「豆腐のチーズ」ぜよ!』だそうです。
リカコ「豆腐のチーズ??お豆腐でチーズができるんですか?」
社長「豆腐の味噌漬けのことながよ。風味がチーズそっくりになるきに、そう呼ばれゆうがやき。」
リカコ「お豆腐をお味噌に漬けたらチーズになるんですかあ??じゃあアンコをお味噌に漬けたらチョコレートになったりして♪」
社長「・・・・」
リカコ「・・・冗談ですってば!社長!真剣に答えを探さないでくださいっ!」
と、いうことで早速、その「味噌漬豆腐」を作っている「十和おかみさん市」(高知県高岡郡四万十町大道629 TEL:0880-28-4314)に注文させていただきました。実はこの大道の「味噌漬豆腐」、今年の1月19日の高知新聞朝刊に大きく報道され、注文が殺到。本当は1月末にこのブログで取り上げようとしていたのですが、品切れのためずっと延期になっていたんです。それが今回、やっと手に入ったという訳なんですね。
ちなみに豆腐の味噌漬という食品は、800年以上前に肥後(熊本県)で、平家の落人たちの保存食として生まれたのだそうです。全国各地に見られますが、特に熊本では代表的な特産品のひとつなんだとか。とにかく日本酒との相性は最高らしく、ウチの社長はこれが高知にも存在していたことを知って、小踊りして悦んだんだそうです。
そういえば、高岡郡四万十町大道地区も、平家の落人伝説があり、昔から豆腐を味噌に漬けて保存するという風習があったらしいんです。今も多くの家庭で作られているのを知った「十和おかみさん市」が、商品化を提案し、2年以上の試行錯誤を繰り返して、やっと最近販売できるようになったんですって。
作り方は、まず堅めの木綿豆腐1丁を半分に切り、各面がキツネ色になるまで炭火でまんべんなくあぶり、水分を飛ばしていきます。屋外で充分に冷ました後は、麦味噌をからめながら漬け込み、冷蔵庫で約1ヶ月間ほど保存するんだそうです。
さて、それでは早速いただいてみましょう!わ~い♪このブログで「うまいもの」をいただくのは、ホント久しぶり♪
・・・うん、これは豆腐とは思えないです。ホントにまさにチーズ!外側は少し味噌の風味がして、中身はチーズのような食感とほのかな酸味があり、かみしめると大豆の風味も口中いっぱいに広がって・・・。これまで味わったことのない、まさに珍味!もちろんそのままでも美味しいですが、これは絶対そのままよりも、日本酒と合わせた方がいっそう美味しそうです。
さて、今回この「味噌漬豆腐」に合わせるお酒は、社長いわく、『「司牡丹・本醸古酒」!これしかないぜよっ!』とのこと。このお酒、添加する醸造アルコールには「米取りアルコール」を使い、さらに1年以上貯蔵熟成させたという、1ランクも2ランクも上の本醸造酒なんです。
早速湯煎にて、ベストの「ぬる燗」(40℃程度)にした「司牡丹・本醸古酒」を、「味噌漬豆腐」を食べた後に一口・・・。うわあぁおいし♪一体この絶妙の相性の良さは、どう表現すればいいのでしょう?シャチョー!バトンタッチ~!
「本醸古酒の干した果物のような練れた風味が口中いっぱいに膨らんで・・・味噌漬豆腐の味噌の甘み、豆腐の大豆のやさしい旨み、発酵のほのかな酸味らあの様々な味わいの構成成分を渾然一体にして、口腔内で見事にたなびいていくがやき。ようある強烈な豆腐の味噌漬たぁ一線を画しちょって、塩分もキツうないし、ンまいっ!まっことウマイぜよ!古酒だけでも出ん、味噌漬豆腐だけでも出ん、第3の味わいの美味しさが、そこに忽然と立ち現れてくるがぜよ!こりゃあまっこと、発酵食品同士の出会い、熟成食品同士の出会いが生んだ、出会いの妙味!発酵と熟成の美の饗宴ぜよっ!・・・さらに、うまいだけやないがやき。豆腐や味噌の原料となる大豆は、元々「畑の肉」っちゅうて言われるばあ良質の植物性タンパク質の宝庫。血中コレステロールを低下させたり、骨粗しょう症を予防したり、更年期障害を軽減したり、ダイエット効果を高めたりと、優れた効果が期待できるがよ。そんな豆腐と味噌が一体となって、さらに発酵して熟成して、旨みも栄養価もグンと増し、その上本醸造の熟成した日本酒が加わることで、格段に旨みも栄養価も吸収力も増して、まっこと体が悦んで、歓喜にうち震えるがぜよ!やっぱし発酵食品同士の組み合わせっちゅうんは・・・」
ええ~~い!!調子にのんなあ~~~!!まったく!相変わらずウンチクが長過ぎますってば、社長!・・・でも、この「味噌漬豆腐」と「本醸古酒」の出会いは、確かに私にとっても新たな感動の発見でした。ところでこの大道秘伝の「味噌漬豆腐」、半丁分が入った1バック(約120g)で500円です。保存食である発酵食品なので、通年販売しており、旬がある訳ではないですが、やはり寒い時期の方が何だかシックリきますよね。ちなみに「本醸古酒」を常温で合わせれば、「味噌漬豆腐」を少しはサッパリと食べられます。是非お好みで、いろんな温度で試してみてくださいね。
え・・・?なんですか、社長?読者の方から「リカコさんってホントに実在するんですか?」っていう問い合わせがきたから、顔を出せぇ~?!ヤです!ゼ~ッタイにイヤ!やめて!写真撮らないで!ホントにダメですってば!!ダメ!コジンジョーホーホゴ~~!!
・・・しくしく(涙)。なんとか斜め後ろ姿だけでお許しを・・・。これだけでも恥ずかしいんですから。
・・・気をとりなおして、長くなりましたが、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第3回春の集い〉の詳細が決定しましたので、以下に掲載しておきます。またまたスゴイ内容の会になりそうですので、是非皆さん、奮ってご参加くださいね。
世界初の宇宙酒と、佐川の春の山菜料理で幸せになれる!
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第3回春の集い>のご案内
拝啓 早春の候、益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。
この自然の美しい土佐の高知の四季を愛で、海の幸・野山の幸・川の幸という恵まれた旬の豊かな食を味わいながら、さらにその季節ならではの旬の土佐酒を楽しむ・・・。そんな「集い」を、季節ごとに毎年4回開催していく団体。それが「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(https://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)なのです。
そして、その記念すべき<第1回秋の集い>は、極上の清水サバを取り上げて秋分の日に開催され、<第2回冬の集い>は絶品天然真クエ鍋を取り上げて冬至の日に開催され、いずれも大好評で、ご参加者からは沢山の悦びの声を頂戴いたしました。さて、この度その<第3回春の集い>の内容が決定いたしましたので、ご案内申し上げます。今回メインに採り上げる旬のうまいものは、司牡丹の故郷・佐川町の春の山菜料理です!ご存じの通り佐川町は、周囲を山に囲まれた海抜100メートル程度の盆地。しかも朝夕や冬季の寒さは厳しく、その分春の山菜の豊富さや美味しさには定評があります。その春の山菜を、「JAコスモスにこにこ会佐川支部」の料理自慢の皆さんが、腕によりをかけて「お袋の味」に仕上げてくれるのです。残念ながら気候の関係で、現時点ではどんな山菜が準備できるのかは発表できませんが、ホッとするような、心まで癒される春の山菜料理をご期待ください!もちろん、山菜料理だけではありません。会場の「城西館」さん自慢の春を感じさせるお料理の数々も、タップリご堪能いただきます!
さらに、それら春の味覚の美味しさを倍増させてくれる、最適の相性を示す春の旬の司牡丹をズラリとご用意いたします。春の生命力あふれる薄にごりの「土州かすみ酒」、酒蔵を訪ねない限りは入手不可能な「見学記念・純米しぼりたて」、そして全国新酒鑑評会に出品予定の幻の大吟醸新酒・・・。さらにさらに、なんとこの日は偶然にも世界初の宇宙酒の発売解禁日!2年目も世界初の「宇宙育ち酵母」で仕込まれた宇宙酒を、心ゆくまでご賞味いただけます!・・・旬の極上のお料理に、最適な日本酒を最適な温度で、「JAコスモスにこにこ会佐川支部」のうまいもの話しと春の日本酒のうまいもの話しを聴きながら、じっくりとご堪能いただけるのです。これぞ「土佐の春」といえるような幸せのひとときを、ご参加いただいた皆様にはお約束いたします。必ずやご満足いただけることでしょう。
しかし、大変申し訳ございません。会場と山菜の手配の都合のため、この度ご参加いただけます人数は先着60名様限定とさせていただきます。早期での満席が予想されます。ご参加ご希望の方は今すぐ、お申し込みをいただけましたら幸いです。 敬具
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第3回春の集い>
<日時> 平成19年3月21日(水)「春分の日」18:30~
<会場> 「城西館」 高知市上町2-5-34 TEL:088-875-0111
<会費> 7500円(お一人様)
<主催>「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局 (担当:本越理香子)
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1299 司牡丹酒造(株)内
TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-116
<お申し込み方法>メールにてお申し込みください。akihiko@tsukasabotan.co.jp
<お申込締切>平成19年3月15日必着。ただし定員の60名に達し次第、締切日以前でも締め切らせていただきますので、その点はご了承ください。
<ご注意!>佐川の山菜はまさに自然の恵みであり、最近の異常気象のため、必ず充分な量が確保できるとお約束はできません。万一量が確保できません場合は、必ず前日までにその旨をご連絡させていただきますので、その点は何卒ご了承ください。
ああ麗しき土佐の早春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
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投稿: ringtones free | 2007年3月 2日 (金) 01時52分