2024年11月29日 (金)

こりゃウマイ!「ツクネイモのチーズ焼き」って知っちゅう?

今年の11月は、中旬くらいまで比較的暖かい日が続いており、後半くらいになってからいきなり寒くなってきましたね。


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皆さん、こんにちは。


まだ寒さに順応できず、まったくついていけていない、司牡丹総務部社員のリカコです。


きっとワタクシ同様、まだ寒さに慣れず、ツラい思いをしている方が、少なくないのではないでしょうか?


さて、そんな暮秋から初冬に変わる時期、寒さ何か吹き飛ばしてくれるくらい美味しい、土佐の旬の食材を使ったお料理を、是非ご紹介してください、社長!


「ほいたら、今回取り上げる旬の食材は……山芋にしょうか、のう!


山芋にもいろいろあるけんど、自然薯はなかなか手に入らんきに、ツクネイモにしょうか。


ほんで、ツクネイモを使うた絶品酒肴、『ツクネイモのチーズ焼き』をご紹介さいていただきますぜよ。」


はい。ありがとうございます、社長。


と、いうことで、早速山芋について調べてみました。


一般に山芋と呼ばれるものには、大きく分けて3つの種類があるのだとか。


ヤマノイモ、ジネンジョ、ダイジョの3つだそう。

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自然薯(ジネンジョ)は日本が原産で、天然物と栽培物があり、細長く、山芋の中で最も粘りと旨みが濃いといわれ、山菜の王と呼ばれているのだとか。


塊状になる短形自然薯というのもあるそうです。

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ダイジョは、沖縄ヤマノイモや台湾ヤマノイモなど、大型になるものが多いのだとか。


そして3つめのヤマノイモは、さらに3つに分けられるのだそう。


中国から伝わってきたといわれる、スーパーなどでよく見かける細長いナガイモ群、イチョウの葉のように平たく広がった形をしているイチョウイモ群、ゲンコツ型・塊状のヤマトイモ群の3つで、この中のヤマトイモが、関西ではツクネイモと呼ばれるものなのだとか。


ヤマトイモ(ツクネイモ)の中で有名なのは、丹波イモ、伊勢イモ、加賀の丸いも等があるようです。


しかし、九州では、ツクネイモとして作られているものがダイジョだったりと、いろいろ地域によって呼び名が異なるのだそうで、なかなかヤヤコシイようです。


今回は、関西で一般的なツクネイモ(ヤマトイモ)を用意させていただきました。


このツクネイモ(ヤマトイモ)の旬は、10月頃から12月頃にかけてですが、貯蔵性がよく、翌年の春まで持つのだそうです。


またツクネイモ(ヤマトイモ)の栄養価や効能ですが、まず山芋類には消化酵素のアミラーゼなどが多く含まれているため、米などのデンプンを含む食材の消化を助ける働きがあり、新陳代謝を高める効果があるのだとか。


さらにネバネバ成分は、体内に入ることで疲労回復に大きな役割を果たすのだそうですが、ただしこの栄養素は熱に弱いので、その意味では生食がお薦めなのだそうです。


さらにさらに、水溶性のビタミン栄養素のコリンも豊富で、こちらは血管を拡張させて血圧を下げる効果があり、食物繊維も豊富で、こちらは便秘解消効果や美肌効果やアンチエイジング効果などがあるのだとか。


その上、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウム等も豊富と、なかなか凄い栄養価といえますね。


ただし山芋類は、人によってはカブレや湿疹やジンマシンなどのアレルギーを引き起こす場合もありますので、その点は万全の注意が必要とのことでした。


では早速、「ツクネイモのチーズ焼き」を、作ってみましょう。


まずツクネイモの皮をむき、すりおろします。

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次に、すりおろしたツクネイモをボウルに入れ、そこに醤油、日本酒、味醂、塩胡椒、溶き卵を加え、よく混ぜ合わせます。

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続いて、中火に熱したフライパンにサラダ油をひき、混ぜ合わせたツクネイモを流し入れ、その上にピザ用チーズを乗せます。


お次はフライパンに蓋をして、中火のまま5分ほど焼きます。

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その合間に、ネギや海苔を刻んでおきましょう。

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こんがりと焼き色がついた頃、裏返してさらに3分ほど焼きます。

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火が通ったら、お皿に盛り、トッピングに刻みネギと刻み海苔を散らして、もう完成です。

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ちなみにこのお料理、本当に簡単に作れる上に、とにかく美味しく、しかも酒の肴として王道といえるほど、日本酒との相性は見事にバッチリなのだとは、ウチの社長の談です。

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つまり、そんなこの料理の美味しさをさらに倍増させるには、秋が旬のうま味の乗った日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は社長の指示で、「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし純米」(純米酒)を合わせてみました。

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このお酒は、新春に搾られた純米酒の生酒を、一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成したもの。


夏を越し、秋風が吹く頃、旨みたっぷりに熟成したお酒を、そのままの状態で加熱処理を行わず瓶詰めしました。

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これを「ひやおろし」と言い、昔からツウの間では最もおいしい日本酒として、珍重されてきまのだそうです。


うま味の乗った秋の味覚の美味しさを倍増させてくれる、秋しか飲めない豊かでリッチな味わいが特徴であると言えるでしょう。


では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。


まずは「ツクネイモのチーズ焼き」を一口……パクリ。

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ハフハフ……アツアツ……うん、とっても美味しいですっ!


外側はパリッと、中身はフワトロで、チーズが効いてますね……あとは社長、うまい表現をよろしくお願いいたします。


「確かにこりゃあホンマに美味しいがやき。


チーズ、ツクネイモ、卵の香ばしゅう焼けたうま味が、絶妙に融合しちょって、トッピングの刻みネギと刻み海苔が見事なアクセントになって、口中いっぱいに美味しさが膨らむがよ。

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派手な味わいはないけんど、美味しさがじんわり沁み込んできて、ほっこりと幸せ感が湧き出してくるような、そんな味わいといえるがやき。


そこに、『涼冷え』(15℃程度)に冷やした『ひやおろし』を、キュッと……


この料理の、じんわり沁み込んだ美味しさを、この酒のうま味たっぷりの美味しさが、追いかけていくかのようながよ!


ほんで、2つの美味しさが融合して口中に膨らみまくり、後口は心地えいばあ、サラリとキレていくがやき。


ほいたら、またこの料理が食べとうなる。

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この料理を食べりゃあ、またこの酒が飲みとうなる……


交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなるこたぁ、間違いなしながよ。


かくして、湧き出しちょった幸せ感は、さらに倍増することになるがぜよ!」


社長、素晴らしい表現をありがとうございます。


確かにおっしゃるとおり、このお料理のフンワリ感とその風味は、「美味しさがじんわり沁み込んできて、ほっこりと幸せ感が湧き出してくるような」、そんな味わいですね。


さらに「ひやおろし」と合わせていただけば、その湧き出していた幸せ感が、さらに倍増することになるというのも、まさにおっしゃるとおりでした。


これはまたまた、我が家の初冬の定番ペアリングになりそうです!


ああ、麗しき土佐の初冬!旬どきのうまいもんに……乾杯!


◼️ 「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし」(純米酒)は、こちらをクリック!

 

 

 

 

 

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2024年10月31日 (木)

「干し椎茸とゴボウの煮物」の美味しさって知っちゅう?

10月も後半となり本来なら本格的に秋らしくなってくる時期ですが、まだ昼間は夏のような暑さの日もあり、秋の本番11月に持ち越しになりそうですね。

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皆さん、こにちは。

 

それでも朝夕はそれなりに秋らしくなってきていますし、これからは美味しい秋の味覚が出揃ってきますから、また体重が増えてしまいそうなのがちょっと心配な、司牡丹総務部社員のリカコです。

 

 

さて、そんな土佐の秋の旬の味覚の中から、今回は何を選んでいただけるのでしょうか、社長?

 

 

「そうじゃのう。ほいたら今回は、干し椎茸を取り上げさいていただきましょうかのう。

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これまでに、生椎茸は取り上げたことはあったけんど、干し椎茸についちゃあまだ取り上げたことがなかったようやきのう。」

 

 

干し椎茸ですね。了解いたしました。

 

 

ではまず、干し椎茸の栄養素などについて、早速調べてみました。

 

 

干し椎茸の栄養は、生椎茸より優れていると一般的に言われていますが、これは100gあたりの栄養成分を比較した場合が多いようです。

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生椎茸の約90%は水分ですから、乾燥させて水分が抜けた干し椎茸は、栄養が凝縮されて100gあたりの栄養が増えるのは、当たり前ですよね。

 

 

しかし、そういう見方でなくても、干し椎茸にすることで劇的に増える栄養もあるのだそうです。

 

 

それは、ビタミンD、葉酸、ピオチン、レンチオニン、グアニル酸の5つなのだとか。

 

 

まずビタミンDですが、こちらは太陽の力で、生椎茸の約3倍に増えるのだそうです。

 

 

ビタミンDは、腸管での体内へのカルシウムの吸収を促進したり、骨の成長を促進したりして、丈夫な骨を作る手助けをしてくれる栄養素なのだとか。

 

 

続いて葉酸は、葉物野菜に多く含まれるビタミン群ですが、干し椎茸にも含まれているのだそうです。

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葉酸は、赤血球の元となる赤芽球を作るために必須のビタミンなのだとか。

 

 

つまり葉酸を取ることで、貧血を予防することができるのだそうです。

 

 

お次は、生椎茸にはない成分、ピオチン。

 

 

こちらの効果は、皮膚や髪の毛を健康な状態に保ち、皮膚炎を改善させると言われていのだとか。

 

 

続いては、干し椎茸独特の香り成分である、レンチオニン。

 

 

この香り成分は、良い香りで私たちを楽しませてくれるのみならず、血液をサラサラにして、血管の中が詰まってしまう血栓症などのリスクを減らしてくれるのだそうです。

 

 

さらに干し椎茸には、血液サラサラ効果をもたらしてくれる成分がもうひとつあり、それが三大うま味成分のひとつ、グアニル酸なのだとか。

 

 

このグアニル酸は、食品の中ではほとんど干し椎茸にしか含まれない成分なのだそうです。

 

 

しかもグルタミン酸やイノシン酸等の他のうま味成分と合わせることで、相乗効果が生まれ、より深いうま味を堪能することができるのだとか。

 

 

さらに加えて、血小板が固まってしまうことを防ぐ効果があり、心筋梗塞や脳梗塞などの予防が期待できるのだそうです。

 

 

さて、ではそんな栄養満点の干し椎茸を使った、簡単で美味しい料理として、今回社長が選んだのは、「干し椎茸とゴボウの煮物」です!

 

 

では早速、「干し椎茸とゴボウの煮物」を作ってみましょう。

 

 

なお、やや時間はかかりますが、作り方は簡単です。

 

 

まず干し椎茸をボウルに入れ、冷水に浸して戻します。

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冷蔵庫で8時間ほどかけて、じっくり戻すのが理想なのだそうです。

 

 

そして、この戻し汁には栄養成分がたっぷり溶け込んでいますので、捨てずに後で料理に使います。

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次に、ゴボウを洗って泥などを落とし、5cm幅くらいに切って、さらに縦半分に切ります。

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これを2分ほど水にさらしておいてから、水気を切ります。

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続いては、鍋に戻し汁、ゴボウ、干し椎茸を入れ、中火で煮立たせます。

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アクが出たら取り除き、煮立ったら日本酒、味醂、出汁醤油(鰹節を使ったもの)を加えます。

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分量の目は、日本酒1、味醂2、出汁醤油1といったあたりでしょうか。

 

 

お次はフタをして、弱火で15分ほど煮ます。

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そして、フタをしたまま冷まし、しばし置いたら完成です。

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なお、時間がかかる部分は短くしても大丈夫ではありますが、より美味しくしていただきたいなら、しっかりと時間をかけることをお薦めします。

 

 

そして、この「干し椎茸とゴボウの煮物」の美味しさを、さらに倍増させていただきたいなら……

今が旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!

 

 

今回は社長の指示で、「司牡丹・裏・ひやおろし」(純米酒)を選ばせていただきました。

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ちなみに、「司牡丹・裏シリーズ」の発売の経緯は、以下のとおりです。

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かつて司牡丹の夏生酒に注文が殺到し、発売前の3月下旬頃に完売してしまったことがあり、お取引先の「日本名門酒会」本部から、「まだ火入れしていない純米生酒があったら、火入れせずに生のまま取っておいて!」と、直接当社杜氏に連絡があり、そこから急遽商品化されることになったものが、夏限定の「司牡丹・裏・純米生酒」だったのでした。

 

 

「裏ルート」を通って商品化が決定したことから、ロゴを鏡に映したように反転させたデザインにて新発売され、大好評を博してヒット商品となるのです。

 

 

あまりに人気となったため、その後シリーズ化されることになり、 秋の「裏ひやおろし」、冬の「裏しぼりたて」も、新発売されたという流れです。

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そして、この「司牡丹・裏・ひやおろし」(純米酒)は、ほのかに柑橘類を想わせるような、爽やかな香りを感じさせ、ジューシーで凝縮感のあるうま味が、口中いっぱいに柔らかに、絶妙なバランスで膨らみ、後口は心地よくサラリとキレていきます。

 

 

秋が旬の食材を使った、うま味たっぷりの料理などに、抜群の相性を示す純米酒であるといえるでしょう。

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では早速、「干し椎茸とゴボウの煮物」と、「司牡丹・裏・ひやおろし」(純米酒)を合わせて、楽しんでみましょう。

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まずは、「干し椎茸とゴボウの煮物」を一口、パクリ……

 

 

うわっ!メチャクチャおいしいっ!!

 

 

時間がかかっただけで、意外に簡単にできたのに、このうま味があふれまくる美味しさは、いったい何ですの?!

 

 

ワタクシには、メチャクチャ美味しいとしか、もはや表現する言葉が見つかりません!

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社長、よろしくお願いいたします!

 

 

「パクリ……ふむふむ…

 

 

なるほど!確かにコレはうまいっっ!!

 

 

まさにうま味タップリ!

 

 

まず何というたち、その独特のうま味タップリの香りがソソリまくるがやき!

 

 

ほんで、干し椎茸のグアニル酸のうま味と出汁醤油(鰹節)のイノシン酸のうま味が、 相乗効果で口中いっぱいに膨らみまくり、そこにさらに、ゴボウの独特の風味と食感が加わり、味醂の甘味、醤油の塩辛味も加わって、それらあが絶妙に融合し、こりゃあホンマに料亭で出される煮物並みの美味しさながよ!

 

 

そこに、涼冷え(15℃程度)の『司牡丹・裏・ひやおろし』をキュッと……

 

 

まず、この酒の柑橘類を想わせるような爽やかな香りと、この料理の独特のうま味たっぷりの香りが融合し、えもいわれん絶妙な香りを醸し出いて、幸福感があふれ出してくるがやき!

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ほんで、この酒のジューシーで凝縮感のあるうま味が、グアニル酸とイノシン酸のうま味の相乗効果にさらに加わり、素晴らしいうま味の三重奏が口中いっぱいに奏でられるかのように広がったかと思やあ、後口は潔いばあサラリとキレていくがよ。

 

 

ほいたら、またこの料理が食べとうなる。

 

 

食べりゃあ、またこの酒が飲みとうなる。

 

 

交互にやりゃあ、もはや無限ループのように、止まらんなってしまうがやき!

 

 

こりゃあ間違いのう、秋が旬の料理と日本酒の、最強タッグのひとつであると言えるがぜよ!」

 

 

社長、見事な表現、ありがとうございました。

 

 

今回の社長の言葉は、少し大げさに聞こえたかもしれませんが、決して大げさではなく、本当にそれくらい美味しかったです!

 

 

ワタクシも、今回のお料理とお酒の組み合わせは、間違いなく秋の最強タッグだと思います。

 

 

また我が家の定番のおつまみとお酒が一品増えて、嬉しいかぎりです!

 

 

ああ、麗しき土佐の錦秋。旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

 

 

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2024年9月30日 (月)

簡単なのに高級感!「イチジクとカマンベールの生ハムロール」って知っちゅう?

秋分の日も過ぎ、季節はいよいよ豊饒の秋です。

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皆さん、こんにちは。


確かに朝夕はめっきり秋らしくなってきましたが、昼間は未だに30℃近くになることもあり、夏なのか秋なのか身体が戸惑ってしまっている、司牡丹総務部社員のリカコです。


そんな戸惑っている身体を、おもいっきり元気にしてくれるような……そんな旬の美味しいお料理を今回はいただきたいのですが……社長!宜しくお願いいたします!


「そうじゃのう。……朝夕は涼しゅうて昼間は暑いっちゅうことは、つまりまだ夏の名残りが残る秋の走りの時期が、今頃でじゃっちゅうことながやき。


ほいたら今回は、夏から秋にかけてが旬の食材で、さらに薬効的な成分もある食材を取り上げたいがよ。


そんな食材たぁ……イチジクながやき。

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ちゅうことで、簡単にできるに、ワクワクして身体も元気になるような美味しさと高級感もある、『イチジクとカマンベールの生ハムロール』を、ご紹介さいていただきますぜよ!」


わーい!嬉しいっ!実はワタクシ、イチジクが大好物なんですっ!


イチジクと聞いただけで、早くも元気になってきました!

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では早速、イチジクについて調べてみました。


イチジクの旬としては、7月後半頃から10月頃までと、夏から秋にかけてですから、夏の食材としても、秋の食材としても使える果物が、イチジクであるといえるでしょう。


ちなみに漢字では「無花果」と書きますが、実際は花がないわけではないのだそうです。


イチジクは実の中に小さな花をつけるので、外からは花が確認できないため、「無花果」と呼ばれるようになったのだとか。


果実を半分に切ると赤いツブツブがいっぱい詰まっていますが、ナントあれが花なのだそう!


花と実を一緒に食べるので、あの独特の食感が生み出されるというワケなのです。


またイチジクは現在、小麦よりも古い人類最古の栽培食物ではないかと言われているのだとか。


2006年6月にハーバード大学などの研究チームが、米科学誌「サイエンス」に発表した論文によると、ヨルダン渓谷にある約1万1400年前の遺跡から野生種でない人の手が加えられたイチジクの実が発掘されたのだそうです。


古代エジプトの壁画にも描かれ、旧約聖書にも何度も登場する歴史ある果物イチジク。


そういえば、アダムとイブが裸を隠すのに使ったのもイチジクの葉っぱ。


イチジクは、まるで人類の歴史とともにあるような、スゴイ果物だったんですね!

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ちなみにイチジク誕生の地はアラビア半島らしく、その後はヨーロッパからペルシャ、中国へ渡り、日本には江戸時代に中国から長崎へ伝わったのが始まりなのだとか。


当初は薬用として栽培され、生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになったようです。


当初は薬用だったということで、なかなか栄養も豊富。


イチジクはカリウムを多く含んでいますが、カリウムは血圧を下げる効果がありますから、高血圧や動脈硬化などの防止に役立つようです。


また、ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれていますから、便秘改善も期待できるよう。


さらにイチジクには、フィチンというタンパク質分解酵素も含まれています。


ですから、食後のデザートとしていただくことは、消化を促進してくれるので、利にかなっているという訳です。


イチジクの主産地は、愛知県、和歌山県、兵庫県、福岡県などで、この4県で国内生産量の50%以上を占めているのだとか。


高知県は主産地として出てきませんが、それは生産量が少ないため、大半が県内消費で終わってしまうから。


しかし太陽光発電効率日本一の高知県のイチジクは、太陽の光をたっぷり浴びて、糖度がグンと高くなり、それはトロケルほど甘く、美味なのです!


……と、いうことで、早速高知県産のイチジクを買ってきました。


まずは縦半分に切ってみると、中から赤いツブツブが現れますが、これが花だったなんて、なんだか愛らしくなってるから不思議です。


さてそんなイチジクを使った料理、「イチジクとカマンベールの生ハムロール」を、早速作ってみましょう。


作り方は、火も使いませんからとっても簡単。


まずイチジクの皮をむき、縦半分に切っておきます。

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次にカマンベールチーズを4等分にします。


続いては、ライスペーパーを水で濡らして、お皿に乗せます。

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お次は、カマンベールチーズとイチジクを生ハムで巻いて、それをライスペーパーの上に置き、クルクルとライスペーパーで巻きます。

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それを切り口が美しく見えるように半分に切り、お皿に盛り付け、最後にオリーブオイルと胡椒を振りかけ、もう出来上がりです。

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これは本当に簡単ですね。


そして、このお料理の美味しさをさらに倍増させるには、秋が旬のうま味の乗った日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は社長の指示で、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造・ひやおろし」(本醸造酒)を用意させていただきました。

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このお酒は、新春に搾られた本醸造酒の生酒を、一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成させたものです。


夏を越し、秋風が吹く頃、うま味たっぷりに熟成したお酒を、そのままの状態で加熱処理を行わず瓶詰めします。


これを「ひやおろし」と言い、昔からツウの間では最も美味しい日本酒として、珍重されてきました。


うま味の乗った秋の味覚の美味しさを倍増させてくれる、秋しか飲めない豊かでリッチな味わいが特徴で、特にこちらの「土佐超ひやおろし」は、リーズナブル価格ですから、毎年お取引先やファンの方々から「この美味しさでこのお値段?!」との、驚きの声をたくさんいただいている、超お薦めの「ひやおろし」なのです。

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では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。


まずは「イチジクとカマンベールの生ハムロール」を、パクリ。


うっひゃ~~っ!お・い・し・いっ!!!幸せっ!


ホントにビックリ!ぶっちゃけ巻いただけみたいなレシピで、めちゃくちゃ簡単に作ったのに、確かに高級感があるというか……とにかくスゴく美味しいんですっ!


イチジク好きのワタクシには、もはやこれ以上の言葉は出てきません!

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社長!宜しくお願いいたします!


「確かに、そんなにイチジク好きっちゅうわけでもないワシが食べたち、こぢゃんと美味しいがやき!


モチモチしたライスペーパーの中から、トロリと甘いイチジクの汁と、カマンベールのうま味と、生ハムの絶妙な塩味が、口中いっぱいにジューシーに広がっていくがよ。


さらに、オリーブオイルと胡椒が見事なアクセントとなって、まるで星付きレストランの前菜のような品格を醸し出し、あればあ簡単に作った料理たぁ、まったく感じられないばあの、見事な味わいの一品に仕上がっちゅうがやき。


ここに、涼冷え(15℃程度)に冷やした『土佐超ひやおろし』をキュッと……。

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まずこのお酒の媒介力によって、イチジク独特のジューシーな甘みと、カマンベールのうま味と、生ハムの絶妙な塩味が、オリーブオイルと胡椒のアクセントと共に、口中で融合し、見事に溶け合うて、美味しさがさらに倍増したかのように、口中いっぱいに膨らんでいくがよ。


そこにさらに、このお酒のリッチなうま味が加わり、その美味しさが全身にまで沁み込んでいくかのようながやき。


さらに、このお酒の超辛口のキレの良さにより、後口は心地えいばあ爽やかにキレていくがよ。


ほいたら、また『イチジクロール』が食べとうなる。


食べりゃあ今度は、『ひやおろし』が飲みとうなる。


『イチジク』『ひやおろし』『イチジク』『ひやおろし』……


交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなってしまうがやき!


美味しい上に、ワクワクするような高級感も感じさいてくれる、食欲の秋に最適な、相思相愛のお酒と食の組み合わせと言えるがぜよ!」


社長、ありがとうございました!


このお料理とお酒の組み合わせは、イチジク好きのワタクシにとっては本当に、元気百倍になる美味しさでした!


しかも簡単に作れるし……これからも夏から秋への季節の変わり目に体調がおかしくなった時には、必ずこのお料理とお酒を合わせて、心ゆくまで楽しませていただきます!


あぁ麗しき、土佐の初秋!旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

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