2025年12月29日 (月)

絶品!「ブリのみぞれ煮」って知っちゅう?

今年の土佐の高知の12月は、11月に引き続き、それ以上に気温の乱高下が激しく、寒暖差に体がついていけなくなりそうでした。

26_20251229135801
皆さんこんにちは。


寒いなら寒い、暖かいなら暖かいと、どっちかハッキリしてもらえるよう天気の神様にお願いしたい、司牡丹総務部社員リカコです。


さて、そんな年の瀬に取り上げる、旬の食材は何でしょうか、社長?


「土佐の高知の年末年始といやあ、カツオよりかブリで決まりながよ。

202512292-2
ブリっちゅうたらやっぱし相方は大根になるけんど、『ブリ大根』は以前に取り上げちゅうき、ここは大根をすりおろして使う、『ブリのみぞれ煮』にしょうかのう!


この『ブリのみぞれ煮』、実は大定番の『ブリ大根』を超えるばあ美味しゅうて、さらに『ブリ大根』以上に日本酒との相性がバッチリながやき!」


はい。了解いたしました。「ブリのみぞれ煮」ですね。

202512293-3
ではまず、メイン食材のブリについて、調べてみました。


ブリと言うと、富山などの日本海側のイメージが強いですが、実は高知県でも、宿毛市沖の島の海域などで、おいしい寒ブリが獲れるのです。


特に沖の島の一本釣りの寒ブリは、とにかく絶品と評価されているのだとか。


次に、ブリの栄養価や効能などについてですが、ブリは、青背の魚の中でもトップクラスの栄養を誇り、良質なタンパク質と脂質を豊富に含んでいるのだそうです。


また、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれており、これらの脂肪酸は学習・記憶能力の向上に加え、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など、生活習慣病の予防効果があると言われているそうです。


またブリには、糖分やコレステロールの代謝を促進するビタミンB1、B2、ナイアシン、歯や骨のもととなり骨粗鬆症を防ぐカルシウムの吸収を促す、ビタミンDも豊富なのだとか。

202512291

さらに、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮するタウリンも豊富で、その栄養価は動物のレバーにも匹敵するほどと言われているそうです。


中でも血合部分には、通常部分の3倍もの量が含まれているのだとか。


その上、POA(パルミトオレイン酸)も豊富で、これは脳の血管に栄養を補い、血管壁を丈夫にする働きがあるとされる成分なのだそうです。


ちなみに市場に周年出回っているブリは、ほとんどが養殖物で、こちらは一般的に「ハマチ」と呼ばれているようです。


養殖物と天然物では、脂質含有量などの成分に相違があるようで、養殖物の方が脂質が多く嫌な脂っぽさが残るそうですから、脂の量だけで判断しない方が良さそうですね。


そしてブリと言えば、成長していくにつれて呼び名が変わる、「出世魚」の代表格。


地域によって呼び名に多少の違いがありますが、一般的には、ワカシ、イナダ、ワラサ(ハマチ)、ブリ……という具合。


高知には昔から、正月に大物を食べると縁起が良いとして、鯨を食べるという風習が残っていますが、この時期のブリは15キロを超える大物もあり、何より「出世魚」ですから、「ブリ」と名が付けば、それは出世を果たした「大物」と言えるはず。


つまりブリは、おめでたい年末年始に、ピッタリの縁起が良い魚であるとも言えるでしょう。


続いては、もうひとつのメイン食材である大根についてです。

202512294
まず大根には、ナトリウムの排出を促進するカリウムが豊富に含まれていますので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に効果が期待できるのだそうです。


さらに、胃腸の働きを活性化する酵素もいくつか含まれているのだそう。


「アミラーゼ(ジアスターゼ)」は、デンプンを分解する働きがあり、胃もたれや胸焼けに効果があるといわれています。


同じく消化を助ける「オキシターゼ」という酵素は、発ガン物質を解毒する作用があるといわれ、ガン予防が期待できるのだとか。

5_20251229135901
さらに、辛味成分である「イソチオシアネート」は、血液をサラサラにする作用があるといわれていのだそうです。


大根と聞くと、あまりに一般的過ぎて、それほど効能があるような気がしませんが、なかなかどうして、実は結構効能のある野菜なのですね!


では、早速「ブリのみぞれ煮」を作ってみましょう!


まず大根は、すりおろして大根おろしにしておきます。

6_20251229135901 
生姜もすりおろして、おろし生姜にし、細ネギも刻んでおきます。

8_202512291359019_2025122913590110_20251229135901
次にブリの切り身の汁気をキッチンペーパーでふきとり、両面に塩を振り、さらに両面に片栗粉をまぶします。

13_20251229135901
続いて、フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、片栗粉をまぶしたブリを入れ、両面を中火で2~3分ほど焼きます。

14_20251229135901
お次は、キッチンペーパーでフライパンの余分な油をふき取ってから、大根おろし、おろし生姜、めんつゆ(3倍濃縮)、日本酒を加えて混ぜます。

 7_20251229135901
煮立ったら、弱火にして3分ほど煮ます。


器に汁ごと盛りつけ、刻みネギを散らして、完成です。

2025122918-2 2025122919-3
もう、このお料理のできたての香りからしてヨダレが出そうで、日本酒がバッチリ合いそうです!


……と、いうことで、このお料理の美味しさをさらに倍増させるには、今が旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は、社長の指示で、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)を用意いたしました。

22-3_20251229135801
このお酒は、司牡丹を代表する人気銘柄「船中八策」の冬季限定しぼりたて生原酒バージョンです。

20_20251229135801
フレッシュでフルーティな香りを持ち、味わいは豊かでドッシリとしたリッチ感があり、ガツンとインパクトのある骨太な超辛口のしぼりたて生原酒は、まさに土佐の辛口男酒の代表格と言え、冬が旬の食材を使った鍋物や煮物などの料理と共に楽しめば、止まらなくなること請け合いなのです!

25-2_20251229135801
では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。


まずは「ブリのみぞれ煮」を一口……パクリ。


……わあっ!おいっしいっっ!!


今回は、鮮度抜群の天然ブリでしたので、その美味しさが…片栗粉の効果でしょうか?…凝縮されたような感じで、そこにめんつゆの味が沁みた大根おろしと生姜が加わって……本当に美味しいですっっ!!


では、ここから後は社長、よろしくお願いいたします!

26_20251229135801
「パクパク、ムシャムシャ……うん!確かにこりゃあ、想像をはるかに超える美味しさやといえるがやき!


まず、ブリのうま味と大根おろしの辛味に、生姜の風味とめんつゆの甘辛味が加わり、さらに刻みネギのホロ苦味が絶妙なアクセントになって、それらあ全ての味わいが、見事に融合し、口中いっぱいに膨らんでいくがよ。


ほんで、そんな味わいの融合が、日本酒を欲しがって手招きをし始めるがやき!


こりゃあもう、単なるブリ料理やのうて、日本酒のアテとしてハイレベルの完成度を誇る、そんな酒肴料理やといえるがよ。


そこに「涼冷え」(15℃程度)に冷やした「船中しぼりたて」を、キュッと……

23_20251229135801
この料理の、口中に沁み込んだ美味しさに、このお酒のフレッシュで鮮度感のある風味と、リッチ感のある豊かで骨太な味わいが加わり、全ての美味しさがさらに融合して口中いっぱいに膨らみまくり、後口は清流のような心地よさで、流れるようにキレていくがやき。


ほいたら、またこの料理が食べとうなる。


この料理を食べりゃあ、またこのお酒が飲みとうなる……。


交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなること、間違いなしながぜよ!」


社長、ありがとうございます!


確かにこのお料理は、簡単に作れるのに、メチャクチャ美味しくて、しかも日本酒との相性もバッチリで、さらに風邪気味なんかも直ぐに治ってしまいそうな気がします。

25-3_20251229135801
ワタクシ、「ブリ大根」が大好物でしたが、こちらの「ブリのみぞれ煮」の方が、もっと大好きになってしまいました!


これは、我が家の冬の大定番料理になりそうです。


さて、今年令和7年も、まもなく終了となります。


読者の皆様、この1年間、大変お世話になりました。


また新年、令和8年(2026年)も、司牡丹と共に「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」ブログを、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


新しい年も、誰しもが良い酔い日々を過ごすことができますことを、心からお祈り申し上げます。


ああ麗しき、土佐の年の瀬!旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

◼️ 「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)は、こちらをクリック!

 

 

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

 

司牡丹酒造株式会社

 

 

| | コメント (0)

2025年11月28日 (金)

「柿とブルーチーズのハチミツ掛け」の美味しさって知っちゅう?

今年の11月は、比較的暖かい日が続いたかと思えば、いきなり寒くなったりと寒暖差が激しすぎ、そこについていけず、ツラい思いをしている方が、案外少なくないのではないでしょうか?

2025112813-3
皆さんこんにちは。


何を隠そう、そんな激しい寒暖差についていけてない張本人の、司牡丹総務部社員リカコです。


さて、そんな暮秋から初冬に変わる時期、今回取り上げる旬の食材は、何でしょうか、社長?


「今年はこぢゃんと柿が豊作らしいきに、今回は柿を取り上げてもうかのう。


柿が酒の肴になるがかっちゅうて、疑問に思われる酒好きの方にこそ、今回は必見の内容やきに、是非最後までご覧いただきたいがぜよ。」


はい。柿ですね。了解いたしました。


ではまず、柿のウンチクや栄養価や効能などについて、ご紹介いたしましょう。

1_20251128163601
面白いのがフランスでの柿の呼び名で、「ル・カキ」というそうで、柿は日本特産なのでこう呼ばれるそうです。


さらに学名にも「KAKI」と付けられているのだとか。


また、「柿が赤くなれば医者が青くなる」という言葉があるくらい、柿は栄養価が高い果物だそうです。


ビタミンCの含有量は果物の中でもトップクラスで、ミカンの約2倍もあり、柿を1個食べるだけで1日のビタミンCの必要量をほぼまかなえるほどなのだとか!


他にもビタミンB1、カロチン、カリウム、食物繊維なども豊富に含んでいます。

2-2_20251128163601
また、柿の渋味成分のシブオール(タンニン)とビタミンCが血液中のアルコール分を外に排出してくれる働きや、腎機能低下を防止する働きもあるという、お酒好きの方には何とも嬉しい効用もあるのだそう!


また、酵素(カタラーゼ、ペルオキシダーゼ)がアルコールの分解を促すため、血中アルコール濃度の上昇も防ぐそうですから、二日酔いにはもってこいの効果もあるそうです。


これは、酒の肴としては最高ということではないでしょうか!


また、たっぷりのビタミンCは、お肌にも最高ですし、風邪の予防にもなり、疲労回復にもつながりますから、寒くなってくる季節の変わり目にもピッタリというわけです。


また、ガン予防や老化防止の効果も期待されるようです。


さらにカリウムは、ナトリウム(塩分)を排出する働きがあって、高血圧予防に効果があるとのこと。


柿ってスゴイと思いませんか?

3-3_20251128163601
特に酒好きの方は、これからは、柿をたくさん食べるようにしましょう。


さて、そんな柿の種類ですが、大きく分けると甘柿と渋柿があり、中には不完全甘柿なんていうものもあるようです。


甘柿の代表は富有柿で、甘柿生産量の約80%近くを占めるそう。


もう1つの代表が次郎柿で、「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べ、たねなしは舌で食べる」と言われる通り、富有柿は果肉がやわらかく、次郎柿は硬めで、たねなしはネットリした食感があるそうです。


社長は、次郎柿の上品な風味とコリコリした食感が好きらしいですから、今回は次郎柿を使わせていただきます。


柿の産地としては、全国的に栽培されてはいますが、甘柿はある程度の気温が必要ですから、主に関東より西の地域で生産されています。


和歌山、奈良、福岡などが生産量が多く、高知県は生産量ランキングには出てきませんが、まとまっての生産が少なく、アチコチで少しずつ栽培されているからで、一般市場にあまりまとまって流通されないためだとか。


実は柿の栽培面積としては、高知県も結構広いようです。


10月から11月にかけて、高知市の日曜市などの街路市では、特に次郎柿がたくさん並んでいます。


実は高知県は、次郎柿の隠れた名産地といえるのではないでしょうか。


では早速、酒の肴に最高の柿料理を作ってみましょう。


その料理とは、社長いわく「柿とブルーチーズのハチミツ掛け」だそうです。


用意する材料は、柿とブルーチーズに加え、クルミとハチミツとブラックペッパー、以上です。


ポイントはブルーチーズにあり、最近は塩分控えめの物も出ていますが、ここは酒の肴ですので、塩分強めのブルーチーズを選んでおきましょう。

6_20251128163601 7_20251128163601
ちなみに柿は、もちろん高知県産の次郎柿を用意しました。


作り方は、間違えようがないくらい簡単です。

4_20251128163601 5-2_20251128163601
まず、柿の皮をむき、食べやすい一口サイズにカットします。


カットした柿を皿に盛り、その上からブルーチーズをちぎって散らします。

8_20251128163601
次に砕いたクルミを散らしかけ、そこにハチミツを回しかけます。

9_20251128163601
最後に粗挽きのブラックペッパーを振りかけて、もう完成です。


ここでのポイントは、ブルーチーズとハチミツの量です。


ハチミツが多めだとデザート系になりますので、ハチミツは少なめにし、ブルーチーズを多めにして塩気を強くし、酒の肴の味つけにしておきましょう。

2025112812-2
そして……この料理の美味しさをさらに倍増させるには、秋が旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!


今回は社長の指示で、「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし」(純米酒)を用意しました。


このお酒は、新春に搾られた純米酒の生酒を、一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成。


夏を越し、秋風が吹く頃、旨みたっぷりに熟成したお酒を、そのままの状態で加熱処理を行わず、ひやのままおろして出荷する。

15-2_20251128163601
これを「ひやおろし」と言い、昔からツウの間では最もおいしい日本酒として、珍重されてきました。


うま味の乗った秋の味覚のおいしさを倍増させてくれる、秋しか飲めない豊かでリッチな味わいが特徴であると言えるでしょう。

16-3_20251128163601
では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。


まずは「柿とブルーチーズのハチミツ掛け」を……パクリ。モグモグ……。


おお!これは、簡単に作ったとは思えないほど、かなり本格的な美味しさです!

10_20251128163601
しかも、確かにお酒が欲しくなる甘塩っぱさ!


……では、あとは社長、宜しくお願いいたします。


「次郎柿の上品な甘味とコリッとした歯ごたえ、ブルーチーズ独特の濃厚な風味と塩味と柔らかさ、クルミの香ばしゅうてまろやかなコクとカリッと食感、これらあにハチミツのナチュラルな甘味と、ブラックペッパーのピリッとくる鋭い辛みが加わり、あまりに絶妙な甘塩っぱさながよ!


様々な味わいのどれが突出するっちゅうことものうて、見事な一体感で融合し、極上の酒の肴として昇華しちゅうがやき。

2025112819-3
こりゃあ絶対、お酒が欲しゅうなる!


そこに『ひやおろし』を合わせりゃあ、その昇華具合がより鮮明に浮き上がってくるがよ!


このお酒の豊かなうま味が、様々な味わいをさらに融合させる触媒となり、『柿とブルーチーズのハチミツ掛け』の美味しさを、さらにワンランクアップさせてくれるがやき。


また、柿の成分のお陰やろうか、このお酒のアルコール分も、グッとやさしゅう、やわらこうに感じさいてくれるがよ。


こりゃあ交互にやりゃあ、なんぼやちイケそうながやき!

2025112818-2
柿の効能もあることやし、こりゃあこの季節最高の、酒と肴の至高のペアリングというたちえいばあながよ!


是非、皆さんもいっぺんお試しくださいや!」


ありがとうございました。


確かに社長のおっしゃるとおり、見事に完成度の高い酒の肴になっていますね。


柿がこれほどの酒肴に化けるとは、思ってもいませんでした。


甘塩っぱい酒肴って、とにかく日本酒によく合うんだということが、しっかり理解できました!


ああ、麗しき土佐の初冬!旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

◼️ 「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし」(純米酒)は、こちらをクリック!

 

 

 

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

 

司牡丹酒造株式会社

 

| | コメント (0)

2025年10月30日 (木)

「新高梨のキムチ和え」の意外な美味しさって知っちゅう?

10月も終盤となり、本来なら本格的に秋らしくなってくる時期ですが、土佐の高知は、まだ昼間は夏のような暑さの日もあり、秋の本番は11月に持ち越しになりそうです。

2025103111-2
皆さん、こんにちは。

 

昼間の暑さと朝夕の寒さという温度差で、少し体調をくずしかけている、司牡丹総務部社員のリカコです。


さて、まだ夏の名残りを引きずりながらも、美味しい秋の味覚がドンドン出揃ってきていますね。


美味しいもの好きの人にとっては、一番ワクワクする時期ですが、そんな時期に、今回取り上げる土佐の旬の食材は、何でしょうか、社長?


「今回は、新高梨を取り上げたいがやき。


しかも、ちくと意外な美味しさの、『新高梨のキムチ和え』をご紹介したいがぜよ。」

1_20251030184601
え?!新高梨とキムチって、合うんですかっ!?


しかもキムチ味って、日本酒には合わなさそうな気が……


いずれにしても、取りあえず了解いたしました。


まずは、新高梨について調べてみましたので、ご紹介しておきましょう。


新高梨は、その名の通り、新潟県の梨と高知県の梨をかけあわせてつくられたと言われています。


もう少し詳しく名前の由来を言うと、新潟県の「天ノ川」という梨と、高知県の「今村秋」という梨の交配によって、昭和初期に生まれた品種ということになっています。


しかし、2010年に独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が、S遺伝子およびSSRマーカー解析を行ったところ、花粉親は「今村秋」ではなく
「長十郎」であることが判明しているのだそうです。

2-2_20251030184601
そんな新高梨ですが、まさに今頃が食べ頃、旬の最盛期。


主な栽培地は、千葉や熊本が栽培面積が多く、高知県は第5位あたりですが、新高梨発祥の地である高知県は、品質の高さが評価されているのだそうです。


味わいは栽培地によって大きく違うと言われ、高知市朝倉針木(はりぎ)産が最高であると言われています。


外観はとても大きく、1個が500gを超えるのは当たり前、1kgを超えるズッシリ重いものまであります。


お値段の方もなかなかの高級果物。


安いもので1個500円程度で、なんと3000円を超えるものまであります。


そんな新高梨ですが、大きいからといって決して大味ではなく、まず気品ある豊かな香りが特徴です。


そしてシャキッとした食感とあふれるジュース、繊細で爽やかな味わいは、まさに梨の王者と呼ばれるにふさわしい美味しさ!


一度この美味しさを味わえば、確かにお値段が高額なのも、ご理解いただけることでしょう。


さらに梨には、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、アスパラギン酸、ソルビトール、などが含まれているのだそうです。


梨の成分は水分が90%ですから、ソルビトールと合わせて、風邪をひいた時などの水分補給や解熱や咳止めに効果があると言われています。


また、カリウムには血圧安定効果が、アスパラギン酸には疲労回復の効果が期待できるのだとか。


さらに二日酔いの時などにも効果があるようですから、お酒好きの人には嬉しい果物だといえるのではないでしょうか。


では、早速「新高梨のキムチ和え」を作ってみましょう。


今回は、我が町佐川町は黒岩産の新高梨を用意させていただきました。


まずは新高梨の皮をむき、芯を取り、小さめの角切りにします。

4_20251030184601 5-2_202510301846016-3_20251030184601 

この新高梨とお好みのキムチを混ぜ合わせ、器に盛れば、早くも完成です。

7_202510301846018_202510301846019-2_20251030184601  

これは簡単すぎて、失敗のしようがないですね!


新高梨とキムチの分量はお好みですが、キムチが少なめの方が、より「新高梨のキムチ和え」らしさが堪能できるといえるようです。


ちょっとツマミ食い……パクリ……シャクシャク……あ、意外!これは美味しいっ!


キムチ独特の旨辛みに、豊かな梨の風味と甘みとジューシー感が加わり、絶妙な美味しさです!


キムチの辛みも和らぎますから、確かにコレなら日本酒のツマミにイケそうですね。


……そして、この「新高梨のキムチ和え」の美味しさをさらに倍増させていただくには……この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!ですよね。


しかも、実は新高梨の香り成分には、日本酒の香りに似た成分がありますから、意外にも日本酒に合わせやすいのだそうです。


ウチの社長の請け売りですが……。


今回は社長からの指示で、今が旬の「司牡丹・純米酒・ひやおろし<裏>」(純米酒)を合わせることになりました。

13_20251030184601
ちなみに、「司牡丹・裏シリーズ」の発売の経緯は、以下のとおりです。


かつて司牡丹の夏生酒に注文が殺到し、発売前の3月下旬頃に完売してしまったことがあり、お取引先の「日本名門酒会」本部から、「まだ火入れしていない純米生酒があったら、火入れせずに生のまま取っておいて!」と、直接当社杜氏に連絡があり、そこから急遽商品化されることになったものが、夏限定の「司牡丹・純米生酒<裏>」だったのでした。


「裏ルート」を通って商品化が決定したことから、ロゴを鏡に映したように反転させたデザインにて新発売され、大好評を博してヒット商品となるのです。

14-2_20251030184601
あまりに人気となったため、その後シリーズ化されることになり、 秋の「裏ひやおろし」、冬の「裏しぼりたて」も、新発売されたという流れです。


そして、この「司牡丹・ひやおろし<裏>」(純米酒)は、ほのかにパイナップルや柑橘類を想わせるような、甘く且つ爽やかな香りを感じさせ、ジューシーで凝縮感のあるうま味が、口中いっぱいに柔らかに、絶妙なバランスで膨らみ、後口は心地よくサラリとキレていきます。


秋が旬の食材を使った、うま味たっぷりの料理などに、抜群の相性を示す純米酒であるといえるでしょう。

2025103116
では早速、「新高梨のキムチ和え」と「司牡丹・純米酒・ひやおろし<裏>」のマッチングを、社長よろしくお願いいたします!


「まずは『新高梨のキムチ和え』を一口いただき、続いて15度ばあに冷やした『ひやおろし<裏>』を、グラスに注いでキュッと……。


こりゃあまっことバッチリで、こぢゃんと美味しい組み合わせながやきっ!

2025103111-2
意外かもしれんけんど、果物もキムチも、日本酒のツマミになるがよ。


まず、この料理の豊かな梨の風味と甘みとジューシー感が、この酒のほのかにパイナップルや柑橘類を想わせるような甘く且つ爽やかな香りと、ジューシーで凝縮感のあるうま味と、見事に呼応して、お互いを引き立て合いもって、口中に膨らんでいくがやき。


そんな膨らみが、キムチの辛みを和らげもって、さらにキムチ独特のうま味とも呼応し、一層膨らみを増して、口中いっぱいに膨らんでいくがよ。


ほんで、後口は爽やかに心地ようサラリとキレていく……。


ほいたら、また「新高梨のキムチ和え」が食べとうなる。

15-3_20251030184601
食べりゃあ、また「ひやおろし<裏>」が飲みとうなる。


交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなり、無限ループにハマってしまいそうな、そんな美味しさやといえるがやき。


和えるだけっちゅう、簡単すぎるばああまりに簡単な料理やけんど、新高梨だけやち、キムチだけやち、そして「ひやおろし」だけやち、決して実現できんかった、かなりスゴい美味しさが体感できる、実りの秋限定の日本酒と料理の組み合わせやといえるがぜよ!」


社長、見事な表現、ありがとうございました。


今回は、かつてないほど簡単にできる、和えるだけの料理でしたが、その意外なほど完成度の高い美味しさに、ちょっとビックリしてしまいました。


ポイントはやはり、新高梨多め、キムチ少なめってとこでしょうか。


手間をかけなくても、食材同士のバランスだけで、こんなに美味しくなる料理もあるんですね!


しかも、「ひやおろし」にバッチリでしたから、これはもう秋の定番おつまみに認定ですっ!


ああ、麗しき土佐の錦秋。旬どきのうまいもんに……乾杯!

 

◼️ 「司牡丹・純米酒・ひやおろし<裏>」(純米酒)は、コチラをクリック!

 

 

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

 

司牡丹酒造株式会社

 

| | コメント (0)

«「サツマイモのバター塩昆布炒め」の美味しさって知っちゅう?