絶品!「ブリのみぞれ煮」って知っちゅう?
今年の土佐の高知の12月は、11月に引き続き、それ以上に気温の乱高下が激しく、寒暖差に体がついていけなくなりそうでした。
寒いなら寒い、暖かいなら暖かいと、どっちかハッキリしてもらえるよう天気の神様にお願いしたい、司牡丹総務部社員リカコです。
さて、そんな年の瀬に取り上げる、旬の食材は何でしょうか、社長?
「土佐の高知の年末年始といやあ、カツオよりかブリで決まりながよ。
ブリっちゅうたらやっぱし相方は大根になるけんど、『ブリ大根』は以前に取り上げちゅうき、ここは大根をすりおろして使う、『ブリのみぞれ煮』にしょうかのう!
この『ブリのみぞれ煮』、実は大定番の『ブリ大根』を超えるばあ美味しゅうて、さらに『ブリ大根』以上に日本酒との相性がバッチリながやき!」
はい。了解いたしました。「ブリのみぞれ煮」ですね。
ブリと言うと、富山などの日本海側のイメージが強いですが、実は高知県でも、宿毛市沖の島の海域などで、おいしい寒ブリが獲れるのです。
特に沖の島の一本釣りの寒ブリは、とにかく絶品と評価されているのだとか。
次に、ブリの栄養価や効能などについてですが、ブリは、青背の魚の中でもトップクラスの栄養を誇り、良質なタンパク質と脂質を豊富に含んでいるのだそうです。
また、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれており、これらの脂肪酸は学習・記憶能力の向上に加え、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など、生活習慣病の予防効果があると言われているそうです。
またブリには、糖分やコレステロールの代謝を促進するビタミンB1、B2、ナイアシン、歯や骨のもととなり骨粗鬆症を防ぐカルシウムの吸収を促す、ビタミンDも豊富なのだとか。
さらに、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮するタウリンも豊富で、その栄養価は動物のレバーにも匹敵するほどと言われているそうです。
中でも血合部分には、通常部分の3倍もの量が含まれているのだとか。
その上、POA(パルミトオレイン酸)も豊富で、これは脳の血管に栄養を補い、血管壁を丈夫にする働きがあるとされる成分なのだそうです。
ちなみに市場に周年出回っているブリは、ほとんどが養殖物で、こちらは一般的に「ハマチ」と呼ばれているようです。
養殖物と天然物では、脂質含有量などの成分に相違があるようで、養殖物の方が脂質が多く嫌な脂っぽさが残るそうですから、脂の量だけで判断しない方が良さそうですね。
そしてブリと言えば、成長していくにつれて呼び名が変わる、「出世魚」の代表格。
地域によって呼び名に多少の違いがありますが、一般的には、ワカシ、イナダ、ワラサ(ハマチ)、ブリ……という具合。
高知には昔から、正月に大物を食べると縁起が良いとして、鯨を食べるという風習が残っていますが、この時期のブリは15キロを超える大物もあり、何より「出世魚」ですから、「ブリ」と名が付けば、それは出世を果たした「大物」と言えるはず。
つまりブリは、おめでたい年末年始に、ピッタリの縁起が良い魚であるとも言えるでしょう。
続いては、もうひとつのメイン食材である大根についてです。
まず大根には、ナトリウムの排出を促進するカリウムが豊富に含まれていますので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に効果が期待できるのだそうです。
さらに、胃腸の働きを活性化する酵素もいくつか含まれているのだそう。
「アミラーゼ(ジアスターゼ)」は、デンプンを分解する働きがあり、胃もたれや胸焼けに効果があるといわれています。
同じく消化を助ける「オキシターゼ」という酵素は、発ガン物質を解毒する作用があるといわれ、ガン予防が期待できるのだとか。

さらに、辛味成分である「イソチオシアネート」は、血液をサラサラにする作用があるといわれていのだそうです。
大根と聞くと、あまりに一般的過ぎて、それほど効能があるような気がしませんが、なかなかどうして、実は結構効能のある野菜なのですね!
では、早速「ブリのみぞれ煮」を作ってみましょう!
まず大根は、すりおろして大根おろしにしておきます。
生姜もすりおろして、おろし生姜にし、細ネギも刻んでおきます。


次にブリの切り身の汁気をキッチンペーパーでふきとり、両面に塩を振り、さらに両面に片栗粉をまぶします。
続いて、フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、片栗粉をまぶしたブリを入れ、両面を中火で2~3分ほど焼きます。
お次は、キッチンペーパーでフライパンの余分な油をふき取ってから、大根おろし、おろし生姜、めんつゆ(3倍濃縮)、日本酒を加えて混ぜます。
器に汁ごと盛りつけ、刻みネギを散らして、完成です。
もう、このお料理のできたての香りからしてヨダレが出そうで、日本酒がバッチリ合いそうです!
……と、いうことで、このお料理の美味しさをさらに倍増させるには、今が旬の日本酒を合わせていただくこと……ですよね!
今回は、社長の指示で、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)を用意いたしました。
このお酒は、司牡丹を代表する人気銘柄「船中八策」の冬季限定しぼりたて生原酒バージョンです。
フレッシュでフルーティな香りを持ち、味わいは豊かでドッシリとしたリッチ感があり、ガツンとインパクトのある骨太な超辛口のしぼりたて生原酒は、まさに土佐の辛口男酒の代表格と言え、冬が旬の食材を使った鍋物や煮物などの料理と共に楽しめば、止まらなくなること請け合いなのです!
まずは「ブリのみぞれ煮」を一口……パクリ。
……わあっ!おいっしいっっ!!
今回は、鮮度抜群の天然ブリでしたので、その美味しさが…片栗粉の効果でしょうか?…凝縮されたような感じで、そこにめんつゆの味が沁みた大根おろしと生姜が加わって……本当に美味しいですっっ!!
では、ここから後は社長、よろしくお願いいたします!
「パクパク、ムシャムシャ……うん!確かにこりゃあ、想像をはるかに超える美味しさやといえるがやき!
まず、ブリのうま味と大根おろしの辛味に、生姜の風味とめんつゆの甘辛味が加わり、さらに刻みネギのホロ苦味が絶妙なアクセントになって、それらあ全ての味わいが、見事に融合し、口中いっぱいに膨らんでいくがよ。
ほんで、そんな味わいの融合が、日本酒を欲しがって手招きをし始めるがやき!
こりゃあもう、単なるブリ料理やのうて、日本酒のアテとしてハイレベルの完成度を誇る、そんな酒肴料理やといえるがよ。
そこに「涼冷え」(15℃程度)に冷やした「船中しぼりたて」を、キュッと……
この料理の、口中に沁み込んだ美味しさに、このお酒のフレッシュで鮮度感のある風味と、リッチ感のある豊かで骨太な味わいが加わり、全ての美味しさがさらに融合して口中いっぱいに膨らみまくり、後口は清流のような心地よさで、流れるようにキレていくがやき。
ほいたら、またこの料理が食べとうなる。
この料理を食べりゃあ、またこのお酒が飲みとうなる……。
交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなること、間違いなしながぜよ!」
社長、ありがとうございます!
確かにこのお料理は、簡単に作れるのに、メチャクチャ美味しくて、しかも日本酒との相性もバッチリで、さらに風邪気味なんかも直ぐに治ってしまいそうな気がします。
ワタクシ、「ブリ大根」が大好物でしたが、こちらの「ブリのみぞれ煮」の方が、もっと大好きになってしまいました!
これは、我が家の冬の大定番料理になりそうです。
さて、今年令和7年も、まもなく終了となります。
読者の皆様、この1年間、大変お世話になりました。
また新年、令和8年(2026年)も、司牡丹と共に「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」ブログを、何とぞ宜しくお願い申し上げます。
新しい年も、誰しもが良い酔い日々を過ごすことができますことを、心からお祈り申し上げます。
ああ麗しき、土佐の年の瀬!旬どきのうまいもんに……乾杯!
◼️ 「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)は、こちらをクリック!
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