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2019年12月28日 (土)

旬どきうまいもの自慢会土佐・第54回・冬の集い開催!

 2019年、令和元年もあと4日! まだまだだと思っていた2020ももう目前ですね。東京五輪が楽しみで仕方ない、司牡丹総務部社員のリカコです。

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 さて、今回は冬至の日の11日前、1211()に開催されました「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第54回冬の集い〉のご報告です。

 

今回は、54回目にして初の立食! しかも、会場はすごく狭くて会費は11000円と高額!

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ですが、立食だろうが、狭かろうが、高かろうが、その難点を帳消しにするような価値のある内容なのだそう。

 

まず会場の「松原ミート」代表の松原浩二さんは、かつてフランスのバスク地方に住まれて、キントア豚を復活させてミシュランガイドの表紙を飾ったことのあるオテイザさんの下で働かれていたという、世界レベルの技術を持つシャルキュティエ(食肉加工職人)なのです。

 

そして、20165月に高知に移住し、「松原ミート」をオープンされ、2019年より食肉加工免許を取得し、手作りの無添加シャルキュトリー(食肉加工品)の加工から販売までの全てを手がけられ、現在に至っているのですが、食肉加工販売だっけで生計を立てたいという思いが強い松原さんは飲食店である「松原ミート」を近々閉店される、という情報が入ってきました。

 

実際は、現在の店舗を売り出し中で、売れるまでは営業されるようなのですが、いつ閉店するか分からないということで、社長が何としても「旬どき」でお願いしたいということで、この度の開催が決まりました。

 

社長、やりましたね! また「旬どきうまいもの自慢会」に新たな伝説が生まれそうです。ただ、開催は12月…。ワタクシにとって冬の集いは幻の集いです。(今回も繁忙期の為、本社事務所でお仕事) 

 

では社長、世界レベルの無添加シャルキュトリーと司牡丹旬のお酒との融合、魅惑の世界へと誘ってくださいませ!

 

リカコさん、期待通り、いや期待以上の…、とにかく詳し~いリポートをお贈りするぜよ!

 

ワシゃあ17時前ばあに「松原ミート」に到着したら、既にファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんが野菜や果物らあを届けてくれちょって、さらにエプロン姿で準備を手伝うてくださったがよ

 

 

ちくとしたら、薬膳インストラクターで「土佐学協会」理事の百田さんも来られ、長崎さんと2人でグラスを洗うたりして準備を手伝うて

くださったがやき。

 

 

さらに、「こうち食べる通信」の中心メンバーで「イナカデリコ」代表の浅野さんも到着され、長崎さんと百田さんと3人で準備を手伝うてくださったがよ。

 

 

「松原ミート」は、松原さんが1人で料理を作られゆうき、今回はワシらあ4人がスタッフとしてお手伝いをしもって、お客としても参加するっちゅうスタイルながやき。

 

 

18時過ぎばあからは、ぼちぼちお客様もお越しになり、開会時間の19時前にゃあ、17名のお客様が皆さん揃われ、ワシらあ含めて21名大入りビッチビチの立食にてスタートしたがよ。

 

 

ほんで、長崎さんの司会にて開会ながやき。

 

 

続いては主催者のワシからのご挨拶で、初めてのお客様もおられるき、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」についての説明や、今回の内容らあについてのお話をさいてもうたがよ。

 

 

お次は、乾杯酒の「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を皆さんに注がいてもうて、ご参加者のハートアンドハート株式会社の永野社長さんのご発声にて、みんなあで声高らかに「かんぱ~~い!」ぜよ!

 

 

「ほぉぉ~~!」っちゅう溜め息と共に、「この酒はホンマに旨い!」っちゅう悦びの声が、アチコチから上がったがやき。

 

 

★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)

 

  • 「鹿のコンソメ」

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ほんで、松原さんから最初の料理、「鹿のコンソメ」を出されたがよ。

 

 

鹿の骨でとったベースを、鹿肉と鹿の血で澄ませてコンソメにし、少量の黄柚子の皮を添えたっちゅう温かいスープながやき。

 

 

実はこのスープ、木村拓哉さん主演のテレビドラマ「グランメゾン東京」にても登場したスープで、臭みらあ全くのうて、ナチュラルな深い味わいが口中いっぱいに広がる美味しさに、皆さんいきなり唸ってしもうたばあながよ。

 

 

さらに「封印酒」と合わせていただきゃあ、コンソメの味わいがより鮮明に引き立つがやき。

 

 

お酒もスープも、お腹に全身に、さらに心に沁み渡るような美味しさで、いきなり皆さん感激やったがよ。

 

 

★「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(純米生原酒)

 

  • 「猪のフロマージュ・ド・テットと大根のマリネ」

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続いては、まずお酒は、昨年まで「本醸造生原酒」やった「あらばしり」が、本年からリニューアルされて「純米生原酒」となって、125日から新発売されたもんながやき。

 

 

その弾けるばあフレッシュな新酒の香りと、爽やかな酸味をしのばせた生命力あふれるリッチで豊かな味わいに、これまた皆さん大悦びやったがよ。

 

 

これに合わせる料理は、猪の頭肉の煮こごりで、マスタード風味で、塩と柑橘の果汁に漬けた大根が添えられた冷たい料理ながやき。

 

 

そのコラーゲンたっぷりの濃厚な旨味と、マスタードの辛味と柑橘の酸味は、なかなかインパクト大の美味しさで、そこらの日本酒じゃあ到底太刀打ちできんはずながよ。

 

 

それが、この「あらばしり」の、荒々しいばあフレッシな新酒の風味と、アルコール分17度~18度っちゅうリッチな味わいやったら、見事な相性で、お互いに引き立て合うがやき!

 

 

これまた皆さん、「こりゃ旨い!いける!」っちゅうて、飲んで食べてが止まらんなっていったがよ。

 

 

★「司牡丹・しぼりたて原酒」(本醸造原酒)

 

  • 「ハクビシンのレバームース ナスタチウムのタコス仕立て」

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お次のお酒は、アルコール度数19度~20度とさらに高い、ガツンと強烈なインパクトを与えてくれる「しぼりたて本醸造原酒」ながやき。

 

 

合わせるがは、ハクビシンのレバームースと、ハラペーニョを混ぜた野菜の千切りサラダを、ナスタチウムの葉で包んだ冷たい料理っちゅう、これまた個性豊かなインパクト大の料理ながよ。

 

 

このお酒と料理の、強烈な個性と個性のぶつかりあいの絶妙なペアリングの美味しさに、皆さんまたまた大感激やったがやき。

 

 

またここで、長崎さんからこの日にご提供いただいた野菜や果物らあの解説があったがよ。

 

 

★「源十」(純米大吟醸原酒・秘蔵10年以上大古酒)〈常温(20℃程度)〉

 

  • 「鹿のブーダン・ノワール リンゴのコンフィチュール乗せ」

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続いての組み合わせは、ワシが一番楽しみにしちょった、ある意味この日のメインといえるお酒と料理のマッチングながやき。

 

 

料理は、「松原ミート」の代名詞ともいえる、鹿の血と豚の脂、タマネギ、胡椒、シナモン、生姜、パプリカ、タイムらあを使うたソーセージである「ブーダン・ノワール」を、ミレービスケットに乗せて軽う炙り、黒胡椒を効かせたリンゴのコンフィチュールを乗せたっちゅう、温かい料理ながよ。

 

 

その、様々な味わいを複雑に溶かし込んだような濃密な味わいは、まっこと悶絶の美味しさやったがやき!

 

 

そこに合わせるお酒は、純米大吟醸の平成9酒造年度、つまり20年モノっちゅう秘蔵の長期熟成大古酒で、その馥郁たる熟成香は、まさに今、土に帰らんとする幾秋の葉のぬくもりを想わせ、香ばしく、丸く、甘く、そしてそのまろやかで旨味たっぷりの味わいは、様々な味の構成成分が渾然一体となって、見事に調和されて、口中にゆっくりとたなびいていくがよ。

 

 

お客様も、皆さんこのお酒と料理の絶妙なマリアージュに、その未体験の悶絶の美味しさに、ウットリされちょったがやき!

 

 

★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)

 

  • 「猪のキューバンサンドイッチ」

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お次の料理は、ハーブ、スパイス、柑橘の果汁でマリネした猪のローストを、わさびルッコラと一緒に食パンのクルトンに挟んで焼いたっちゅう温かい料理ながよ。

 

 

これまた、様々な味わいが見事なオーケストラのように調和して、旨いこと!旨いこと!

 

 

そこに合わせるお酒は、あえてこの日のためにワシがキープしてさらに熟成さいて旨味を乗せた、本来は秋しか飲めん、「船中八策・ひやおろし」ながやき。

 

 

その17度~18度っちゅうアルコール度と、熟成して旨味たっぷりとなったリッチ感に、皆さん思わず「旨いっ!」っちゅうて声が漏れてしまうばあの美味しさやって、このサンドイッチの美味しさを、下から支えて押し上げるように引き立ててくれ、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、大盛り上がりになっていったがよ。

 

 

お手伝いの美女3名も、一緒に飲み食いしもって、使い終えたグラスを洗いもって、さらにカウンターの内側からお客様を盛り上げてくださり、異様なばあの盛り上がりになっていったがやき!

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松原さんは、次の料理を作るがに大忙しやって、長崎さんがお手伝いに入ってくれたがよ。

 

 

ワシも、次のお酒が2種類あって、2つとも燗酒なもんやき、湯煎燗のお燗番のオヤジとなって、ベストなぬる燗をつけさいてもうたがやき。

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★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)〈ぬる燗(40℃程度)〉

 

★「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込純米酒)〈ぬる燗(40℃程度)

 

  • 「鹿と栗の赤ワイン煮込み」

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続いての料理は、鹿の赤ワイン煮込みに、栗の渋皮煮と栗のすりおろしを加えたっちゅう、温かい料理ながよ。

 

 

この料理に合わせるお酒は、「司牡丹・本醸造樽酒」のぬる燗と、「船中八策・きもと」のぬる燗ながやき。

 

 

「鹿と栗の赤ワイン煮込み」の濃厚なコクと旨味あふれる風味に、「樽酒」は森林浴を想わせるようなナチュラルな杉樽の風味が、上からソースをかけ加えたかのように足され、より風味が倍増し、旨いの何の!

 

 

片や「船中・きもと」は、ほのかな酸が燗によって幅のある膨らみに変わり、辛口の味わいがこの料理を出汁のように下から支えるようにして押し上げてくれ、様々な風味がグンと引き立つがよ!

 

 

どちらの組み合わせも甲乙つけ難いばあ絶品のペアリングで、お客様も皆さん燗酒を酌み交わしだいて、一気に「土佐のおきゃく」状態の大盛り上がりとなったがやき。

 

 

★特別出品:「司牡丹・深尾」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)

 

  • 「チーズ料理」

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ここで、皆さん待ってましたの司牡丹の最高峰、純米大吟醸のえいとこ取りした斗瓶囲い、「深尾(ふかお)」の登場ながよ。

 

 

お客様の中から、拍手喝采や歓喜の雄叫びが上がったがやき。

 

 

ほんで、その芸術ともいえるばあの美しい芳香、なめらかでやわらかでナチュラルで、通常の大吟醸よりさらにワンランクもツーランクも格上の味わいに、皆さん一発でノックアウトやったがよ。

 

 

このお酒に合わせる料理は、「レーベン」の牛乳チーズにスパイスを効かせたニンジンのピュレを添えたもんと、「川添ヤギ牧場」のヤギチーズにキャラメル化した蜂蜜をからめてナッツを添えたっちゅう、2つのチーズ料理ながやき。

 

 

司牡丹最高峰の「深尾」が、この2種類のチーズ料理のミルキーな風味をグッと際立たいてくれ、こりゃまっこと交互にやりゃあ止まらんなるばあ見事にマリアージュして、旨いこと旨いこと!

 

 

会場の全員に、満面全身満開笑顔が広がっていったがよ。

 

 

★「柚子の大バカ十八年」(焼酎ベースの18年以上長期熟成柚子リキュール・25度)〈氷を浮かべてロックで〉

 

  • 「ドライイチジクと鷄レバーのピティヴィエ」

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いよいよラストは、白胡麻、サツマイモ、バター、卵、鷄レバーで作ったクリームに、カットしたドライイチジクを混ぜて、パイ生地で挟んで焼いたっちゅう焼き菓子ながやき。

 

 

そこに合わせるがは、実から育てたっちゅう希少な「実生(みしょう)の柚子」を、司牡丹の本格米焼酎に漬け込み、さらにそのお酒を18年以上の長期に渡り貯蔵熟成さいたっちゅう柚子リキュール、「柚子の大バカ十八年」ながよ。

 

 

前代未聞の、他のどこっちゃあにない、まさに「大バカ」なこの酒は、トロリと甘く、濃く、深く、複雑な風味が溶け合いもって口中いっぱいに広がる味わいで、海外のソムリエから「こりゃあ柚子のコアントローや!」っちゅうて絶賛されたこともあるがやき。

 

 

このラストのマッチングは、とにかく最高のマリアージュを魅せてくれ、ワシゃあこの日一番の相性の良さやと思うたばあ、至高の美味しさを体感さいてくれ、大感激やったがよ。

 

 

こうして21時過ぎばあにゃあ、大団円のお開きとさいてもうたがやき。

 

 

皆さんから、いっつもたぁちくと違う立食っちゅう「旬どき」も、「たまにゃあえいのう!」っちゅうてお誉めの言葉をいただき、ニコニコ満面全身満開笑顔にて、ちくと千鳥足で、皆さん帰路につかれたがよ。

 

 

ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!

 

 

また、イベント終了後も、グラスの洗い物や後片付けらあをお手伝いいただきました、長崎さん、百田さん、浅野さんと、何日も前から凝った料理の仕込みをしてくださった松原さんにゃあ、まっことスペシャルサンクス、ありがとうならぬ、「ありがひゃく」ながやき!

 

社長! お疲れ様でした。どのお料理もワタクシにとっては未知の領域のものですが、どれもいただいてみたいものばかり! 特に「猪のキューバンサンドイッチ」、「鹿と栗の赤ワイン煮込み」、「ドライイチジクと鷄レバーのピティヴィエ」はいつか必ずいただきたいです! 閉店される前に「松原ミート」さんに行かなくちゃ!

 

今回も強力なサポートをしていただきました、長崎さん、また年末のお忙しいところわざわざお手伝いにお越しくださいました百田さん、浅野さん、“旬どき”のために素晴らしいシャルキュトリー料理をご用意くださった松原さん、ワタクシからも心より深く御礼申し上げます。

では、皆さんから頂戴しましたアンケートの中から、悦びの声の一部をご紹介させていただき、締めとさせていただきますね。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ! 来年も「旬どきうまいもの自慢会・土佐」をよろしくお願いいたします!

 

 

  • 日本酒WORLD、開眼しました!ワインのようで美味しい!!のは発見。

 

 

  • 久しぶりに参加させていただき、最高でした。また来ます。

 

 

  • 一品一品に合わせるのが面白かったです。

 

 

  • フランス料理を日本酒(冷酒)で楽しんでいますが、ジビエを涼冷えからぬる燗まで色々の日本酒で合わす料理は初めてで、新鮮で楽しかった。

 

 

  • 今日の会は、今までにない肉へのアプローチが凄かったです。日本酒の可能性を新たに見いだせました。

 

 

 

 

 

 

 

 ああ麗しき、土佐の年の瀬!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

 

司牡丹酒造株式会社

 

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