生産量日本一の土佐の生姜!新生姜の天ぷらって知っちゅう?
5月も末となり、土佐の高知はいよいよ夏らしい暑い日が増え、さらに例年よりもかなり早めに梅雨入りしてしまい、ジメジメとうっとおしい季節になりました。
皆さん、こんにちは。梅雨時期は本当に洗濯をするのがイヤでイヤでしょうがない(生姜のシャレじゃないですよ!)、司牡丹総務部社員のリカコです。
さて今回取り上げる土佐の旬の食材は、「生産量日本一の土佐の生姜、新生姜にしょうか。」(こっちはダジャレ??)との社長からの指令が。
あれ?確か新生姜は、以前取り上げたことがあったような?
「そんなん分かっちゅうちや。
2012年の5月に『新生姜の佃煮』を紹介しちゅうがやき。
あれから6年も経っちゅうし、今回は『新生姜の天ぷら』にしょうと思いゆうき、大丈夫ながよ。
ほいたら早速、生姜についてちくと調べとうせや。」

・・・はい、了解しまし
た。
と、いうことで、生姜について調べてみましたというか、以前のコピペですが、6年も前ですので、以下に再度ご紹介させていただきます。
まず生姜の英語名は「ginger」ですが、この言葉には「元気」という意味もあるんですって。
そんな名の通り、生姜には様々な効用があるとされています。
辛み成分のジンゲロールやショウガオールは、抗酸化作用が強く、殺菌効果があり、食欲増進や新陳代謝を高め、血行を良くして身体を温める効果や、美肌効果、ガンの予防効果まであると言われているのです。
また、香気成分であるシネオールやジンギベロールには、胃液の分泌促進や発汗などの作用があり、風邪の予防や、夏バテや冷房病の冷え等の改善に効果があると言われています。
「冷えは万病のもと」と言われてますから、冷えをとって身体を温めてくれる生姜は、「健康のもと」とも言えそうです!
ナント漢方薬の5割以上には生姜が含まれているのだそうで、やはり「健康のもと」なのですね。
さらに最近では、脂肪を燃やす効果なども報告されているようで、メタボ対策にも注目されているんだとか。
生姜って、本当にすごいんですね!
特に女性に嬉しい効果が多いのが最高です!
でも、こういった有効成分は、胃腸の粘膜を刺激してしまうこともあるようですので、取り過ぎには充分注意しましょうね。
ちなみに新生姜は、通年出回っている老成生姜(ヒネショウガ)などと比べると、このような辛み成分などが穏やかなのだそうですから、たくさん食べたいなら、新生姜がお奨めというところでしょうか。
老成生姜とは、囲い生姜とも呼ばれ、前年に種生姜として植え付けた根塊の部分を貯蔵して随時出荷されるもので、繊維質で辛みが強くなっているのだそう。
そして新生姜は、根付けに使った老成生姜の上の部分にできた新しい根の部分で、辛みが穏やかでみずみずしさがあるのだそうです。
また、新生姜が育ちはじめて2~3cmくらいになった時に、葉付きのままで出荷されるものを葉生姜と言い、谷中生姜などが有名なのだとか。
そして高知県は、国内産生姜の40%以上の生産量を占めて日本一で、その品質の高さも含めて他の追随をゆるさないほどなのだそうです。
ちなみに新生姜の旬は、ハウス栽培のものが4月から8月頃で、露地栽培が秋口の10月から11月頃だそうです。
ですから本来なら旬としては秋口なのですが、やはり新生姜としては全国的に夏場が旬として定着していますし、ハウス栽培は消毒の必要もないというようなことなどから、今回この時期に取り上げさせていただいた・・・と、いうことでよろしいでしょうか、社長?
「よっしゃ!完璧な解説ながやき!
まあ以前のコピペやき、当たり前っちゅうたら当たり前やけんど・・・」
何もそんな言い方しなくても・・・もうちょいでパワハラですよっ!
「スマン、スマン。気にせんと早速、新生姜の天ぷらを作っとうせや!」

はい。(シブシブ)了解しました。
まずは新生姜の皮をザッとむいて、千切りにして、軽く水でさらします。
あまりさらし過ぎると風味が飛んでしまいますので、1分くらいでしょうか。

水気を切った千切り生姜を、水と少量の日本酒で溶いた天ぷら粉に入れ、混ぜ合わせます。
私はここに少量の塩も加えました。
そして、180℃くらいに熱した油で揚げます。
あまり揚げ過ぎると、せっかくの新生姜の風味が失われてしまいますので、ほんのりキツネ色になったあたりで油から取り出し、余分な油を落とします。
これをお皿に盛り付ければ、「新生姜の天ぷら」の完成です!
これは食欲をソソリますね!お酒もとっても進みそうです!
と、いうことで、このお料理の美味しさをさらに倍増させていただくには・・・この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!ですよね!
今回は、「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒・純米」(純米生酒)を用意させていただきました。
では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。
まずは「新生姜の天ぷら」を一口・・・。
シャクシャク・・・うんっ!!おっいっし~~いっ!!
新生姜のシャキシャキ感も程よく残っていて、後口に新生姜の辛みが程よく膨らんで・・・!
揚がり具合がちょっと心配でしたが、コレはバッチリじゃないでしょうか、社長?
あぁ、なんて爽やかなっ!!
これは交互に飲み食べすると止まらなくなるというか、いくらでもイケてしまいそうで、怖いくらい!
いかがですか、社長?
「シャクシャ
ク・・・うん!確かに見事な揚がり具合じゃ!旨いっ!
新生姜のシャキシャキ感と、鮮やかな辛みと旨みがシンプルに口中で膨らんで、後口に爽やかな生姜の辛みが残るもんやき、まっこと日本酒が欲しゅうてタマランなるがよ。
そこにこの酒のなめらかで爽やかな味わいが加わりゃあ、一瞬口中で「口福」を倍増さいて、後口は爽やかに心地ようキレていくがやき。
ほいたらまたこ
の料理が食べとうなる。
食べたらまたこの酒が飲みとうなる。

箸も杯も、やめられない止まらない、こりゃまっことオトロシイばあキケンな組み合わせぜよ!」
「新生姜の天ぷら」って、ワタクシ実は初めて作りましたが、これは本当に簡単でシンプルなお料理のわりに、日本酒の肴としては最高の「大人の天ぷら」って感じですね!
冷房で冷えた身体も温まるし、食欲も増し、夏バテ解消にもバッチリの組み合わせなのではないでしょうか。
ああ麗しき、土佐の初夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
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