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2017年10月30日 (月)

「新高梨」の黒胡麻和えって知っちゅう?

 

 

10月も終盤となり、いよいよ秋も深まってきましたが、今頃になって連続での台風襲来。
 
 
被害を受けられた方々には、心からお見舞い申し上げます。
 
皆さん、こんにちは。
 
 
土佐の高知も雨天が続き、洗濯物が乾かないのが憂鬱な、司牡丹総務部社員のリカコです。
 
 
さて、秋本番のこの時期、今回取り上げる土佐の旬の食材は何でしょうか、社長?
 
 
「そうじゃのう。今回は久々に『新高梨(にいたかなし)』を使うて、『新高梨の黒胡麻和え』にしてもうか。」
 

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「新高梨」ですか?
 
確か9年ほど前に、「生ハム巻き」にしたと思いますが・・・それ以外に、お酒と合わせて美味しい食べ
方なんてあるんでしょうか??
 
「黒胡麻和え」って??
 
まあ、社長には何かお考えがあるのでしょうから、とりあえず、新高梨についてご紹介させていただきましょう。
 
 
新高梨は、その名の通り、新潟県の梨と高知県の梨をかけあわせてつくられたと言われています。
 
 
もう少し詳しく名前の由来を言うと、新潟県の「天ノ川」という梨と、高知県の「今村秋」という梨の交配によって、昭和初期に生まれた品種ということになっています。
 
 
ところが、その生みの親である菊池秋雄先生の本には、「高知県には今村秋系統の品種が多く、新潟県の天ノ川は高知県から移入されたものであるが、今は高知県にこれに類するものがなく、新潟県を原産地とした。」と書かれているらしいのです。
 
 
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つまり新高梨は、もと高知県の梨と高知県の梨を交配させて誕生したということ。
 
 これは高知県の人にも意外に知られていない、ウンチク情報ですよ。
 
 
そんな新高梨ですが、まさに今頃が旬の最盛期です。
 
 
栽培地はやはり高知県が中心。
 
 
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味わいは栽培地によって大きく違うと言われ、高知市朝倉針木(はりぎ)産が最高であると言われています。
 
 
外観はとても大きく、1個が500gを超えるのは当たり前、1kgを超えるズッシリ重いものまであります。
 
 
お値段の方もなかなかの高級果物。
 
 
安いもので1個500円程度で、なんと3000円を超えるものまであります。
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そんな新高梨ですが、大きいからといって決して大味ではなく、まず気品ある豊かな香りが特徴です。
 
 
そしてシャキッとした食感とあふれるジュース、繊細で爽やかな味わいは、まさに梨の王者と呼ばれるにふさわしい美味しさ!

 

 
 
一度この美味しさを味わえば、確かにお値段が高額なのも、ご理解いただけることでしょう。
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さらに梨には、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、アスパラギン酸、ソルビトール、などが含まれています。
 
 
梨の成分は水分が90%ですから、ソルビトールと合わせて、風邪をひいた時などの水分補給や解熱や咳止めに効果があります。
 
 
また、カリウムには血圧安定効果が、アスパラギン酸には疲労回復の効果が期待できます。
 
 

 

さらに二日酔いの時などにも効果があるようですから、
お酒好きの人には嬉しい果物だといえるでしょう。
 
 
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では、早速「新高梨の黒胡麻和え」を作ってみましょう。
 
 
まずは新高梨の皮をむき、切り分け、塩水につけておきます。
 
 
次に、擂り鉢で擂った黒胡麻と味醂を、同量くらい混ぜ合わせ、これと水気を切った新高梨を和えます。
 
 
器に盛って、早くも完成です。

 

 
これは簡単で、失敗のしようがないですね!
 
 
ちょっとツマミ食い・・・パクリ・・・シャクシャク・・・あ、美味し~い!

 

 
 
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豊かな梨の風味とほのかな塩分、黒胡麻の芳ばしさと味醂の甘みが、ゼツミョーッ!!
なるほど、確かにコレなら日本酒のツマミになりそうです。
 
 
と、いうことで、この「新高梨の黒胡麻和え」の美味しさをさらに倍増させるには・・・旬の日本酒を合わせていただくこと!ですよね。
 
 
社長、どんなお酒を合わせましょうか?
 
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「実は新高梨の香り成分にゃあ、日本酒の吟醸酒の香りに似た成分があるきに、香りが華やかで、かつ味わいが爽やかなタイプの吟醸酒と合わせりゃあ、バッチリながよ。

 

 
 
ほんじゃき今回は、今が旬の「司牡丹・秋出し吟醸」(吟醸酒)を合わせたいがやき。
 
 
このお酒は、毎年1本だっけしか仕込まん本醸造吟醸酒を、搾ってすぐに1回だっけ火入れ(加熱殺菌)して瓶詰めし、マイナス5度以下の低温冷蔵庫にて約9ヶ月ばあ瓶囲いで貯蔵熟成さいたもんながよ。
 
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低温熟成ならではのフレッシュな吟醸香と角が取れてまろやかに熟成した爽やかな旨みが、見事なバランスながやき。」

 

 
 
「秋出し吟醸」、いいですね~!実は私、このお酒はまだ飲んだことがなくって、一度飲んでみたいと思ってたんです。
 
 
では早速、「新高梨の黒胡麻和え」を一口いただき・・・シャクシャク・・・続いて15度程度に冷やした「秋出し吟醸」を、グラスに注いでキュッと・・・。
 
 
あ、本当に社長がおっしゃった通り、香りが似てますね。
 
 
何だか味わいも似ているような・・・。
 
 
これは本当にバッチリで、すごく美味しい組み合わせじゃないですかっ!
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意外ですけど、果物も日本酒のツマミになるんですね!
 
 
「リカコさんの指摘した、味わいも似いちゅうっちゅうんは、まさにその通りながよ。
 
 
香りにゃあグラスから立ち上がる「上立ち香」と、口に含んだ際に鼻の奥で感じる「含み香」っちゅうんがあるがやき。
 
 
「秋出し吟醸」は、「上立ち香」よりか「含み香」が高うて華やかやき、その香りが味わいに影響を与えるがよ。
 
 

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一方「新高梨」も、そのまんまじゃあ香りは低いけんど、噛み砕かれた口の中で高い芳香を放つき、「含み香」とおんなじながやき。
 
 
しかも、「秋出し吟醸」と「新高梨」は、香りの成分が似いちゅうがやき、味わいも似いちゅうと感じたっちゅう訳ながよ。
 
 
さらに、「新高梨」の爽やかでジューシーでキメ細やかな味わいが、これまた「秋出し吟醸」と近い味わいやし、さらにさらに、この料理に使うた味醂が、「新高梨」の水分で薄まった甘みが、これまた「秋出し吟醸」のほのかな甘みに似いちゅうがやき。
 
 
これらあの共通点らあが口中で見事に融合する上に、ほのかな塩分と黒胡麻の芳ばしさが、ツマミらしさを演出しちゅうき、まっこと相性バッチリの組み合わせになるっちゅう訳ながぜよ。」
 
 
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ありがとうございます、社長。
 
 
味わいも似ていると感じた私の味覚も、まんざらじゃないってことですよねっ!
 
 
とっても嬉しいですっ!
 
 
しかも、この「新高梨の黒胡麻和え」、スゴく私好みで美味しかったですし、何より簡単に作れるし、吟醸酒にバッチリ合うし・・・。
 
 
これからの季節は美味しいものがドンドン出てくるし・・・。

 

 
 
良いことづくめで、幸せですっ!
 
 
ああ、麗しき土佐の錦秋。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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司牡丹酒造株式会社

 

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