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2015年7月30日 (木)

夏が旬の生キクラゲの美味しさって知っちゅう?

  今年の7月は、梅雨からそのまま台風だらけで、何だかなし崩し的に梅雨明けした感のある高知県ですが、8月は昨年が雨天だらけだっただけに、今年はお天気が続いてほしいものです。

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 皆さん、こんにちは!雨天が続くとコピー用紙が湿気るのが何よりキライな、司牡丹総務部社員のリカコです。

 

 

 さて、そんな夏の日、今回取り上げる旬の食材は、何でしょうか、社長?

 

 

 「今回は、意外と知られてない珍しい生キクラゲが、高知市宗安寺の『宗安寺きのこセンター』にあるき、それを取り上げさいてもらおうかのう!」

 

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 え?!キクラゲって、夏が旬なんですか?キノコだからてっきり秋かと・・・。

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 それに、私、キクラゲって乾燥したヤツで、しかも輸入モノしか知らないんですが、国産で、しかも高知で、生のキクラゲを作ってるなんて、初めて知りました!

 

 

  「そうじゃろ?実はつい最近までワシも、高知で生キクラゲを栽培しゆう人がおるらあて、知らんかったがやき。

 

 

 日本で流通しゆうキクラゲは、そのほとんどが中国産で、国産は1%もないらしいがよ。

 

 

 さらに、ほとんどが乾燥キクラゲで、生キクラゲは69月頃の旬の時期だっけ、高級中華料理店やツウの方らあの間ばあにしか出回らん、超貴重品ながぜよ!

 

 

 ・・・おっと、イカン、イカン。ちくとコーフンして、しゃべり過ぎたがやき。

 

 

 あとはリカコさん、生キクラゲについて、よろしゅう調べとうせや!」

 

 

 はい。了解しました。

 

 

 さて、キクラゲですが、キクラゲ科キクラゲ属のキノコで、ブナやカエデなどの広葉樹の枯れ木に生え、漢字では「木耳」と書きます。

 

 

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 キクラゲの形が耳に似ていることからこの漢字が使われたようで、またコリコリした食感がクラゲに似ていることから、キクラゲと名付けられたのだそうです。

 

 

 また中国では、昔から不老長寿の妙薬として珍重されてきたのだとか。

 

 

 それもそのはず、キクラゲは、とにかくビックリするほど栄養成分が多い、超優良健康食品なんですって!

 

 

 まず何といっても、私達女性にとって嬉しい、アンチエイジング効果がスゴいのだそう。

 

 

 まず、鉄分やカリウムを豊富に含むため、造血作用があり、貧血を予防・改善する効果があります。

 

 

 さらに、体内でビタミンDに変化するエルゴステリンという成分が豊富なため、カルシウムとリンの吸収を良くすることで、血液をサラサラにし、血栓を予防し、そのため脳梗塞や心筋梗塞の予防効果もあります。

 

 

 まあとにかく、まずはこれらの効果により、体の内部からキレイになれるってことですね。

 

 

 さらに、ビタミンB2が豊富に含まれていますから、細胞の新陳代謝を助け、健康な皮膚や髪などをつくり、成長を促し、肌荒れや口内炎の改善効果なども期待できるんですって!

 

 

 さらにさらに、ビタミンB群に加えてビタミンEも豊富ですから疲労回復や老化防止にも効果があるそうで、その上キクラゲ独特のヌルヌル成分は膠質(にかわしつ)と呼ばれるそうですが、これは滋養強壮、乾燥肌防止、老化防止などの効果があるのだそう。

 

 

 

 つまりこれらの効果により、体の外側からもキレイにしてくれるってことですね!

 

 

  そして・・・まだありますよ~!

 

 

  キクラゲは食物繊維も大変豊富なため、嬉しいダイエット効果があり、また大腸ガンの予防や便秘の改善にも効果を発揮するのだそうです。

 

 

 まだまだあります!高分子多糖体のβ-グルカンも含んでいますから、免疫力を高める効果がありますし、マンニトールやトレハロースという糖質も豊富に含みますから、抗ウイルス作用も期待できるのだとか。

 

 

 まだまだまだ、あります!もともとカルシウムやマグネシウムが豊富な上に、エルゴステリンから変化した豊富なビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムの吸収を促進し、吸収率の悪いカルシウムをしっかりと体内に取り込んでくれるのだそうですから、強い骨をつくり、骨粗しょう症の予防効果まであるのだそうです。

 

 

 これって、何だか冗談かと思ってしまうくらい、スゴイ効果効能じゃないですか?

 

 

 ・・・と、いうことでワタクシ、直接「宗安寺きのこセンター」さんに行ってきました~!

 

 

 でも・・・残念ながら休日でしたのでセンターさんは閉まっており、向かいの良心市にて販売されていた生キクラゲを買ってきただけなのですが。

 

 

 ご参考までに、住所や電話番号を、以下に記載しておきますね。

 

 

Photo

 【宗安寺きのこセンター】

高知市宗安寺832-2 TEL:088-844-3075

 

 

 

 

 しかし、乾燥じ ゃない生キクラゲは初めて見ましたが、ちょっとコレ、カビ生えてるんじゃないのって感じなんですが、この白い粉みたいなのは胞子だそうで、心配ないんだそうです。

 

 こんな感じでいかがでしょうか、社長?

 

 「リカコさん、ごくろうさん!

 

 

 しかし、キクラゲはこぢゃんと栄養素が豊富やたぁ聞いちょったけんど、まさかワシもこれほどたぁ思わんかったがやき。

 

 

 ほいたら早速、調理をお願いしましょうか、のう。

 

 

 今回は、コリコリの食感を最大限に生かした、『生キクラゲとキュウリの胡麻油和え』をお願いしますぜよ!」

 

 

 はい。ではワタクシから、レシピをば・・・。

 

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 まず生キクラゲの石づきを切り落とし、一口サイズに切り分け、沸騰したお湯で30秒ほど湯通しします。

 

 

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 次にキュウリも一口サイズにカットします。

 

 そして、胡麻油に塩胡椒を加えたものを、生キクラゲとキュウリの上から掛けて、和えます。

 

 

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 さらにお好みで胡麻を振り掛けたら・・・もう「生キクラゲとキュウリの胡麻油和え」の完成です!

 

 

 か・・・カンタンすぎませんか、コレ?

 

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 これで美味しいんでしょうか?ちょっと心配になってきましたが。

 

 社長、ちょっと食べてみていただけません?

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 「何ぜよ、ワシにお毒見をさせるがかよ?

 

 

 大丈夫やちや。ほれ、パクリ・・・ポリパリ、コリコリ・・・うん、旨いぜよ!

 

 

 ちくと胡麻を掛け過ぎて、胡麻の風味が勝ってしもうちゅうき、皆さんがやる時にゃあ最後に振り掛ける胡麻は、ほんのチビッとがえいかもしれんのう。

 

 

 あとはバランス良う仕上がっちゅうき、予想しちょったよりか美味しいがやき。

 

 

 キュウリのパリっとした食感と生キクラゲのコリコリした食感が、まずはこの料理最大のポイントながよ。

 

 

 食材の食感が味の美味しさに影響を与えるんやっちゅうことが、これっぱあ実感できる料理は、他にないがやないろうか。

 

 

 さらにそこに、キュウリ独特の爽やかな青っぽい風味と、生キクラゲのほのかな「木の子の子」の風味が控え目に、しかしシッカリと加わり、胡麻油と胡麻の香ばしさと塩胡椒の塩分と辛みも加わって、見事なバランスで夏の酒の肴として完成度高うに仕上がっちゅうがやき。

 

 

 ちなみに「木の子の子」っちゅうんは、ワシの造語ながよ。

 

 

 シイタケやマツタケやシメジらあを代表とする秋のキノコは、「木の子」っちゅう感じで、つまり森林浴をしゆうみたいな木の風味が強うて、一方生キクラゲは、その風味が遠くの方からほのかに、けんどシッカリ漂うてくる感じやき、「木の子の子」っちゅう言葉で表現さいてもうたがやき。

 

 

 実は乾燥キクラゲはほとんど無味無臭やき、キノコらしさがまったく感じられんがやけんど、生キクラゲを食べて初めて、本来のキクラゲらしい上品な「木の子の子」の風味を味わうことができるがやと、気づかいてくれるがよ。」

 

 

 あ、ほんとだ!美味し~い!

 

 

 分かります、分かります!社長のおっしゃる食感の美味しさと「木の子の子」の風味!

 

 

 胡麻油とも良く合うし、確かにこの爽やかな風味なら、秋じゃなくって夏って感じですから、夏の酒の肴として完成度が高いとおっしゃる意味も、ワタクシにも分かる気がしますっ!

 

 

 さて、さらにそんな「生キクラゲとキュウリの胡麻油和え」の美味しさを、さらに倍増させていただくには・・・旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・ですよね!

 

 

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 今回は、どんなお酒を合わせましょうか、社長?

 

 

 「そうじゃのう。今回は・・・たまにゃあちっくとセオリーを破ってみろうか。

 

 

 通常やったら、ここで夏の生酒や生貯蔵酒やスッキリ系の辛口酒らあの爽やかなタイプを合わせるところで、もちろんそれでも充分美味しいがやけんど・・・。

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 ここはあえて、高知県唯一の山廃仕込みの『司牡丹・かまわぬ』(山廃仕込純米酒)を、しかも常温で合わせてみたいがやき。

 

 

 セオリー通りやったら、山廃仕込みは、味わいに幅やコクがあるき、ぬる燗らあにして秋や冬の食材を使うた料理と合わせるがよ。

 

 

 しかも山廃仕込み独特の風味の中にゃあ、ちくと木の風味も潜んじゅうき、秋のキノコ料理らあとバッチリ合うがやき。

 

 

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 けんど、『司牡丹・かまわぬ』は、全国の山廃仕込の中でも、最もクセの少ないスッキリした淡麗辛口タイプやき、それを常温程度でいただきゃあ、この料理の生キクラゲの『木の子の子』の風味と、ちょうどピッタリいくがやないかと考えたがよ。

 

 

 ほいたら早速、やってもうかのう!

 

 

 まずは料理をいただいて・・・パリポリ、コリコリ・・・続いては、このお酒をキュッと・・・。

 

 

 うん。予想以上にバッチリながやき!

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 実は実際に合わいてみるまでは、ちくと不安やったがやけんど、こりゃイケるぜよ!

 

 

 常温のこのお酒のほのかな木の風味が、生キクラゲの『木の子の子』の風味と結び付いて、そのボリュームを若干上げてくれるき、ちくとその余韻が長引くがよ。

 

 

 さらに、後半にゃあ一転し、その余韻をこのお酒が爽やかに流してくれ、この料理の香ばしい胡麻の風味と塩胡椒の味わいをも、心地ようサラリと切ってくれるがやき。

 

 

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 冷とうもない、熱々でもない、常温の料理と常温のお酒の組み合わせやに、見事な味わいのボリュームと余韻とキレの絶妙なバランスで、何故か夏らしい爽やかさを嫌味のう感じさいてくれる、ツウ好みの夏の酒と肴の組み合わせやと言えるがやないろうかのう!」

 

 

 ・・・いやはや、脱帽です、社長!

 

 

 まさかセオリーに反する、山廃仕込みの常温を夏の旬の食材を使った料理に合わせながら、夏を感じさせてしまうだなんてっ!!

 

 

 確かにワタクシにも、夏らしい美味しさが感じられる組み合わせでした。

 

 

 こんな高等テクニックもあるんですね!

 

 

 ちょっと感動です。ありがとうございました!

 

 

 ああ麗しき、土佐の盛夏!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 ■ 「司牡丹・かまわぬ」(山廃仕込純米酒)は、コチラをクリック!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

司牡丹酒造株式会社

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コメント

きくらげ
凄いぞ~
薬草だけでなく 日本は 中国の勝手にジセイしている 植物なんかを もっと計画栽培していくべきですね

投稿: クロハ | 2015年8月20日 (木) 23時53分

クロハさま
コメントありがとうございますヽ(´▽`)/
生キクラゲ、見た目から受けた印象や今までの乾燥キクラゲより、ず~っと美味しかったですdelicious
調理も簡単ですし、おっしゃる通り、こんなに美味しくて体にもいいものは日常的に食べたいものです!
今後とも何卒よろしくお願いしますm(_ _)m

投稿: リカコ | 2015年8月21日 (金) 08時59分

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