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2014年11月27日 (木)

幻の不老長寿豆「銀不老」って知っちゅう?

 今年の11月は、寒い日が続いたかと思えば、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」になった途端に暖かくなったり、また急に寒くなったりと、土佐の高知は例年より温度変化が激しかったようです。

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 皆さん、こんにちは。暖かくなったり寒くなったりのお陰で、ババシャツを着込むかどうかを毎朝悩んで遅刻しそうになる、司牡丹総務部社員のリカコです。
 
 
 さて、今回取り上げる土佐の旬の食材は、いったい何でしょう、社長?
 
 
 「今回は、こぢゃんと貴重な、高知県大豊町にしかない幻の不老長寿豆「銀不老(ぎんぶろう)」が手に入ったき、それで煮豆を作ってもらおうかのう。」
 
 
 ぎんぶろう・・・?何だか聞いたことあるような、ないような・・・あ!最近よく聞くロールケーキに使ってるお豆じゃないですか、それ?
 
 
 「そうそう。城西館さんのパティシエが作ったっちゅう銀不老ロールケーキが、最近人気らしいのう。
 
 
 今回は、その銀不老を使うて煮豆を作ってもらいたいがよ。」
 
 

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 ・・・ワタクシ、煮豆とかって作ったことないので、ちょっぴり不安ではありますが、了解しました。やってみます。
 
 
 と、いうことで、まずは銀不老について、いろいろ調べてみました。
 
 
 昔から高知県長岡郡大豊町だけで、自家用に栽培されてきたインゲン豆の一種(野菜の鞘インゲンではなく、豆類のインゲン豆)が銀不老なのだそう。
 
 
 この変わったネーミングですが、黒光りするような艶のある黒色をしていることから「銀」と付けられ、多くの機能性成分が含まれており、体に活力を与えて若さを保つ効果があることから「不老」と付けられたと考えられているようです。
 
 
 また、1750年頃に上桃原集落のお銀という人が、旅人から「フロウ」と呼ばれる豆の種を譲り受けて栽培したことが始まりで、そこから銀不老と呼ばれるようになったという伝承もあるようです。
 
 
 大豊町では、昔からハレの日には銀不老入りの五目寿司が作られてきたというほど一般的だったそうですが、大半が自家用で、他地域に出荷されることはほとんどなかったようです。
 
 
 それが最近になって、食材としての良さが認められ、一般にも流通するよう

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になったのだそう。
 
 
 しかし、全生産量で1トンもない程度らしく、いまだに幻の豆とも言われているようです。
 
 
 収穫時期は、9月中旬くらいから11月下旬頃までで、小豆と黒豆の中間くらいの大きさで、ホクホクした食感とほんのり甘みがあり、豆の皮がやわらかいため煮付けると味がよく染み込むのが特徴なのだとか。
 
 
 また、「はなまるマーケット」の「おめざコーナー」で、女優の高島礼子さんが、「ご飯と一緒に炊いて食べている」と紹介されたこともあるそうです。
 
 
 さらに、大豊町は美空ひばりさんが子供の頃に日本一の歌手になることを誓ったと言われる日本一の大杉がある町としても有名。
 
 
 そして、この日本一の大杉八坂神社境内にて、銀不老を食されるお客様の健康と不老長寿の祈願を、毎年収穫時期に行っているのだそうです。
 
 
 
 日本一の大杉は、推定樹齢3000年!!だそうですから、これは確かに不老長寿に絶大な効果がありそうですね!
 
 
 もちろん科学的に見ても栄養価は大変高いようです。
 
 
 
 カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維などが多く含まれています。
 
 
 カルシウムは骨を丈夫にしてくれますし、さらに精神を安定させる効果もあるのだそう。
 また食物繊維は、コレステロールの排出や便秘解消、整腸作用、ガン予防にも効果があるようです。
 
 
 さらに、銀不老の皮にはアントシアニンが含まれているそうですが、これはブルーベリーなどと同じく、視力改善効果が期待できるのだそう。
 
 
 アントシアニンは、その他に、毛細血管の保護強化作用、抗潰瘍作用、循環改善作用、抗炎症作用などもあるのだとか。
 
 
 さらにさらに、アントシアニンは、強力な抗酸化作用を持つことから、ガンや老人性痴呆症の予防効果を示唆する研究結果も報告されているのだそうです。
 
 
 驚きの栄養価ですね!これは本当に不老長寿の豆と言えるかもしれません!
 
 
 さて、その幻の銀不老の入手先ですが、なにぶん生産量が少ないですので、既に今年の生産分は売り切れてしまっているかもしれませんが、以下に掲載いたしておきましょう。
 
 
●土佐れいほく農協太田口支所
高知県長岡郡大豊町黒石 telephoneTEL:0887-72-0010
 
 
●株式会社土佐の風(http://www.tosa-kaze.jp/)
高知県高知市朝倉西町2-12-6 telephoneTEL:088-879-4126 FAX:088-879-4126
 
 
 だいたいこんなところでいかがでしょう、社長?
 
 
 「サスガ!完璧ぜよ、リカコさん!その調子て、銀不老の煮豆の料理も、完璧にお願いしますぜよ。」
 
 
 ・・・そこはちょっぴり自信がないんですが・・・がんばってみます。
 
 
 まず、いただいた銀不老は乾燥豆でしたので、豆のおよそ3倍程度の水に浸け、一晩置きました。
 
 

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 そして、いったん水を切り、再び水を加えて煮ます。
 
 
 ある程度煮たら、味付けですが、あまり甘過ぎるとお酒の肴としては難しくなりますし、やはり銀不老そのものの甘みも味わいたいですから、今回は砂糖は一切使わず、本味醂を使用しました。
 
 
 使ったのは、本味醂と、塩、醤油、のみです。
 
 
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 それぞれの分量は・・・すみません、適当です。甘めが好きだったり塩っぱめが好きだったり、各個人でお好みがあるでしょうから。
 
 
  ワタクシは甘めが好きなのですが、社長は塩っぱめにしろという指示でしたので、今回は塩を多めにして作ってみました。
 
 
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 う~ん、部屋中にお豆を煮るいい香りが充満して、本当に美味しそう!
 
 
 煮豆って、確かに時間はかかりますが、思ったより簡単なんですね。
 
 
 さて、銀不老の煮豆が完成したところで、このお料理の美味しさをさらに倍増させるには・・・そうです!この時期旬の日本酒を合わせていただくこと・・・ですよね~!
 
 
 今回は、つい先日出荷開始となったばかりの、「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)を合わせていただいてみましょう。
 
 
 司牡丹の酒造りがスタートするのは、毎年10月1日の日本酒の日ですが、その後第一号の仕込みが搾られて新酒が誕生するは、だいたい11月の中旬頃になります。
 
 

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 そして、その搾りの際に最初にほとばしり出るお酒を「あらばしり」と言い、昔からツウの間では、酒造期間中の酒蔵を訪ねない限り、決して口にすることができない希少なお酒として、大変珍重され
てきたのです。
 
 
 荒々しいほどに若々しいフレッシュな香り、口中ではじけるように膨らむタップリの旨み、後口に広がる爽やかな風味・・・これぞ「あらばしり」と言える美味しさは、新酒好きには堪らないでしょう!
 
 
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 では、もう待ちきれません。いただきま~す!
 
 
 まずは銀不老の煮豆を一口・・・パクリ。
 
 
 
  あ!これは間違いなく美味しいです!豆そのものが持っている優しくナチュラルな甘みで、ちょっぴり塩っけもあって、これは初めての豆料理としては、カンペキじゃありませんことっ?!オホホホホ!
 
 
 そこに、涼冷え(15℃程度)に冷やした「あらばしり」を、キュッと・・・。
 
 

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 あ、美味しい!意外にも合いますね。実はワタクシ、煮豆料理とお酒は合わないと思っていましたもんで。
 
 
 社長、この相性は、どう説明するんでしょうか?
 
 
 「確かに土佐人の飲兵衛にゃあ、甘い煮豆や羊羮らあでもツマミにして日本酒を飲む人もおるけんど、ワシゃあ甘いだっけで塩分がない食べ物は、酒の肴としちゃあ向いてないと思うがやき。
 
 
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 やっぱし塩っけがポイントやろう。
 
 
 この料理の甘みは、銀不老豆本来が持っちゅうやさしい甘みと本味醂の甘みだけで、しっかり塩っけもあるき、やっぱし日本酒が飲みとうなるっちゅう訳ながよ。
 
 
 
 特にこの酒の、口中ではじけるように膨らむ生命力あふれる旨みが、銀不老のやさしい甘みと見事にマッチして、お互いの美味しさに深みを持たせてくれるき、美味しさが倍増したように感じるっちゅうところやろうかのう!」
 
 
 
 ありがとうございます、社長。
 
 
 なるほど、甘めのお料理でも、ちょっとした塩っけを加えることで、美味しい酒の肴に変身させることができるということですね、納得!
 
 
 これから寒さが厳しくなる季節、不老長寿のお豆「銀不老」の煮豆と、生命力にあふれる「あらばしり」を合わせていただけば、健康で長生きすること間違いなし!・・・なのではないでしょうか?
 
 
 ああ、麗しき土佐の晩秋。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!
 
 
 
 
■ 「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)は、コチラをクリック!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
19年に一度の大吉日「朔旦冬至」に、「運盛り料理と旬の司牡丹で、新年の招福間違いなし!
 
 
 
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第34回冬の集い>のご案内
 
 
 
  今回のテーマは、開催日の12月22日が、19年に一度の大吉日という「朔旦冬至(さくたんとうじ)」の日にあたるため、「ん」のつく「運盛り」料理とさせていただきました!
 
 「朔旦冬至」とは、太陽が復活するおめでたい日(冬至)と、月が復活するおめでたい日(新月)が重なる日で、19年に一度しか訪れない大吉日とされ、古来には宮中などで盛大な祝賀の宴が催されたりもしたそうです。
 
 そして、冬至の日には「運盛り(うんもり)」といって、「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込める
とされています。
 
 そこで、様々な種類のダイコン(入河内ダイコンや紫ダイコンなど)や絶品「はちきん地鶏」の鍋等(どちらも「ん」がつく)をメインに、運を呼び込む旬の「運盛り」料理のコースを考えました。
 
  このコースをいただけば、これからの1年の招福は間違いないことでしょう!
 
 さらに、それら冬の味覚の美味しさを倍増させてくれる、最適の相性を示す冬の旬の司牡丹(「ん」がつく!)も当然ズラリとご用意いたします。
 
 まずは何と、当日の朝搾ったばかりの19年に一度しか飲めない「朔旦冬至搾り」の薄にごり純米生原酒で、乾杯していただきます!
 
 さらに冬しか飲めない「あらばしり」、高知県唯一の「山廃仕込み」のベストなぬる燗、そして年末に相応しい取っておきのスペシャルな大吟醸・・・。
 
 旬の「運盛り」コース
料理に、最適な日本酒を最適な温度で、土佐の冬のうまいもの話しと冬の日本酒のうまいもの話しを聴きながら、じっくりとご堪能いただけるのです。
 
 これぞ土佐の「運盛り」忘年会といえるような心あたたまるひと時を、ご参加いただいた皆様にはお約束いたします。必ずやご満足いただけることでしょう。
 
 尚、先着50名様限定での開催ですので、ご参加ご希望の方は今すぐ、お申し込みをいただけましたら幸いです。  
 
 
 
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第34回・冬の集い>
 
 
<日時> 平成26年12月22日(月)※19年に一度の「朔旦冬至」の日
18:00受付開始 18:30開宴
 
<会場> 土佐料理 司 高知本店
 高知市はりまや町
1-2-15 TEL:088-873-4351
 
 
<会費> 7,000円(お一人様)
 
<主催・お問合せ・お申込先>
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局 (担当:本越理香子)
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1299 司牡丹酒造(株)内
telephoneTEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 e-mail:akihiko@tsukasabotan.co.jp
 
<お申込締切>平成26年12月16日(火)必着。ただし定員の50名に達し次第、締切日以前でも締め切らせていただきますので、その点はご了承ください。
 
「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局 宛 (FAX:0889-22-4116)
 
 
 
 
 
 
 
 土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック! 

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