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2013年9月30日 (月)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第29回秋の集い〉開催!

 猛暑続きだった今夏もやっと終わりを告げ、秋の気配が感じられるようになりました。これから食欲の秋を楽しみに、グッと秋が深まってくるの心待ちにしている総務部社員のリカコです。Cimg0014_6Photo_11

さて、先日の9月24日(火)の秋分の日の翌日、恒例の「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」、第29回秋の集いを開催いたしました。場所はもう何度も「旬どき…」の会を開催させていただいている高知城下の名店「花鶴」さんです。

 今回の秋の集いのメイン食材は、メジカの新子とブシュカンです! メジカは宗田鰹のことで、通常は生で食すことはなく、その大半が加工品として出荷されるそうです。宗田鰹のダシってよく耳にしますよね。

 このメジカ、8月中旬から9月下旬の僅か1ヶ月の間に「新子」と呼ばれる稚魚のみ、高知県の須崎市と中土佐町久礼だけでお刺身で食べる習慣があります。

 その獲れたてのプリプリのお刺身に、ちょうど旬になる酢ミカンのブシュカン(仏手柑)をギュッと搾っていただく美味しさったら、他のどんなお刺身にも勝る絶品なんです!

 ただその美味しさゆえか、とても鮮度落ちが早くて、当日の朝獲れでなければ生でいただくのは不可能なんだとか。ですので、海が荒れていて漁に出られない日などは当然食べられないことになります。社長はドッキドキでしたが、ワタクシは『絶対大丈夫!』と根拠のない自信に充ち溢れておりました。で、当日…、海が少し荒れていたようですが、何とか新鮮なメジカさん達は無事「花鶴」さんに届きました。

 さて当日17時、社長もスタッフも会場に到着、打ち合わせと準備を済ませました。

 18時には、待ち切れなかったお客様が一番乗りでいらっしゃり、その後も続々と御席に着かれ、開宴時間の18時半少し過ぎると、33名の皆様がほぼ集まられ、いよいよスタートです!

 まず、ワタクシのいつまでも初々しい?司会で開会、社長がご挨拶をして、次に「花鶴」のご主人・刈谷さんからこの日のメニューのご紹介をしていただきました。

 ナニナニ? メインのメジカが獲れなかった時のピンチヒッターとして、伊勢海老や松茸をメニューに入れてくださっているですって? そばで聞いていてビックリ! なんという豪華なメニューなんでしょう! 

 お次は大人気の乾杯用「司牡丹・封印酒」で、社長の発声で乾杯Cimg0013し、宴席の始まりです!

 ではではここから待ってましたの社長のウンチク土佐弁解説付き、“旬どきうまいもの”お料理とお酒を順番にご紹介いたしまーす!

★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし純米酒」(純米生詰酒):涼冷え(15℃程度)
●前菜盛り(「沖ニロギの酢漬け」「サザエの煮物」「含め卵」「自家製ハム」「司牡丹・食べる酒粕」)Cimg0012_2
 「沖ニロギ」の酸味、「サザエ」の風味、「含め卵」の甘み、「ハム」の旨み、「食べる酒粕」の辛みらあがまっこと美味しゅうて、酒の肴として見事なバランスで存在しちゅうがよ。そこに「純米ひやおろし」の旨みが加わりゃあ、さらに美味さ倍増で、箸も杯も止まらんなるがやき。

★「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒):涼冷え(15℃程度)Cimg0015_3

●メジカの新子とスマガツオの新子の刺身(ブシュカン添え)

 さあ、いよいよメインのメジカ新子の登場ながよ。まあ見てちや、この朝獲れプリプリのメジカ新子の魚体を!さらにこの盛りつけられた美しさを!
ちなみに今回は、メジカの新子と共に、スマガツオの新子も一緒に盛られちゅうがやけんど、どっちがどっちか、なかなか分からんがやき。

 社長、本当に美しいです! メジカとスマガツオ、見た感じ正直全く違いがわかりませんが、メジカの方が、プリプリ感が勝っています。でもスマガツオもおいし~い!

 この2つの新子ちゃん達に、いつもお世話になっているおなじみのファームベジコ(http://vegeco.jp/)長崎さんのブシュカンを、キュッと搾りかけると、新鮮さに爽やかな酸味が加わって、風味が絶妙なんです! そこで合わせるのは「本醸造ひやおろし」。スッキリとした味わいで、メジカとブシュカンの爽やかさとの相性はバッチリです。

★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(大吟醸原酒):涼冷え(15℃程度)

●ファームベジコの空芯菜の中華風お浸しCimg0017

 お次は日本酒のメイン、司牡丹最高ランクの大吟醸、黒金屋の登場ながよ。
こちらもワイングラスでいただきゃあ、まるで部屋中にフルーティな香りが充満したかと思うばあ華やかな香りが立ち上がり、こぢゃんと深う、あくまでなめらかに、豊かな味わいが口中で膨らんでいくがやき。空芯菜のお浸しが、この酒と合わせりゃあ、美味しさの格が1ランクも2ランクもアップしたかのようながやき。

★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒):常温(20℃程度)

●焼き松茸(安芸の小松幸司さんの提供の「実生の柚子」添え)Cimg0018

 続いては山盛りの松茸がドカンと登場!この量で、だいたい8人分ばあながよ。
さすがにこの量の全量を国産じゃあキツイけんど、3分の1が国産で、3分の2Cimg0019がカナダ産やっちゅうことながやき。

 これを焼き松茸にすりゃあ、部屋の隅々まで松茸の風味が見事に充満し、あぁこれぞニッポンの秋っちゅう感覚を、全身で体感できるがよ。

 さらに焼き上がった松茸に、安芸の小松さん提供の「実生(みしょう)の柚子」をキュッと搾りかけりゃあ、これほどの贅沢な組み合わせものうて、こりゃまっことタマランがやき!

 しかも合わせるお酒は、キノコ料理の美味しさを倍増させる「司牡丹・樽酒」ながよ。
樽酒の木の風味と松茸の木の風味が、見事にマリアージュして、お互いの美味しさをグンと膨らませ合うがぜよ!

 ここで、またまた長崎さんに「実生の柚子」についての解説もしていただきました。

 通常、いまの柚子は大半が接ぎ木の柚子で、植えてから翌年には実がなるのですが、「実生の柚子」は「桃栗3年、柿8年、柚子の大バカ18年」と言われる通り、実(つまり種)から育てれば、実がなるまでに18年もかかるということです。

 気が長い話なのですが、「実生の柚子」の高貴な香りの高さは、接ぎ木の柚子のとは比べ物にならないそうです。

 社長、ワタクシ国産の松茸をいつ食べたか忘れるくらいほど遠い昔で、また今度いつ食べられるかわからないといった事情で、それこそ貪欲にいただきました。でも一皿いただいて、あれ、まだある、もう一皿、え?まだいただけるんですか? といった感じでもう10年分位松茸を堪能させていただきました。必死でいただいたので(失礼)、樽酒を合わせるのを忘れるほどでした。

★「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒):涼冷え(15℃程度)
●活き伊勢海老鍋Cimg0023

 松茸の量がハンパやなかったもんやき、焼くがに時間がかかったけんど宴席は大盛り上がりで、この時点で既にスタートから2時Photo_12間経過の20時半になっちょったがよ。

 しかもここで、刺身で食べれるばあ鮮度抜群の、さっきまで生きちょった伊勢海老の鍋が登場!

 社長、松茸の後に伊勢海老ですか! この幸せをしっかり脳裏に焼き付けておかなければ! ちなみに今回もワタクシはご参加のお客様のお席に混ざらせていただき、いつもお料理をよそっていただくという、スタッフにあるまじき甘えっぷりでございましたCimg0021。そのおかげか、美味しさも倍増です。お心遣いをくださったお客様にこの場をお借りして御礼申し上げます! 

 ところで伊勢海老の身もさることながら、ダシもしっかり出ていて、美味しいという表現も陳腐な感じです。

★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)Cimg0025

●ファームベジコのサツマイモとイタリアンパセリと生姜と人参のかき揚げ

 ここで「かまわぬ」のベストなぬる燗が登場、野菜のかき揚げが、これまたウマイこと、ウマイこと!

 社長、「かまわぬ」のぬる燗の温度、ナイスです。優しくしみわたりました。

●伊勢海老雑炊(「コロンブスの茶卵」)Cimg0027

 締めの伊勢海老雑炊も、窪川の「こっこ卵人(らんど)」の「コロンブスの茶卵」をかけていただきゃあ、トロットロで、これぞ口福っちゅう感じ!

★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・生」(リキュール):花冷え(10℃程度)

●デザート:季節のフルーツCimg0029

 社長、雑炊からデザートまで一気に来ましたが、松茸辺りからすっかり興奮気味でひたすら美味しい、美味しい、と連発をしておりました。雑炊も伊勢海老と野菜のダシがちょうど良い塩加減とブレンド、「コロンブスの茶卵」がやさしくふんわり包み込むように広がり、お腹一杯のはずなのにさらさらといただけました。

 お鍋のCimg0030お世話をしてくださった方々、ありがとうございました。

 ラストは色とりどりの季節のフルーツでほっと締め括り。山柚子・生のリキュールがフィナーレを飾ってくれました。

 中締めのご挨拶をお願いしたのは、「アトリエよくばり子りす」のライター・アートプランナーの松田雅子さん(社長の同級生です!)。Cimg0031

 この頃、気づけば開宴から3時間経過。21時半を過ぎていました。Cimg0032

 それぞれのお席で、それぞれ本日のお料理とお酒を愉しまれた皆様、ご満足いただけたようで笑顔で会場を後にされました。

 ご参加いただきました皆様、豪華絢爛な食材で腕をふるってくださった「花鶴」さん、いつも体に美味しいお野菜をご提供くださる長崎さん、本当にありがとうございました。

 ああ麗しき、土佐の初秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社

 

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