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2012年1月31日 (火)

入河内大根で牡丹雪鍋って知っちゅう?

 お待たせいたしました、平成24年最初の「旬どきブログ」です!

 皆さん、大変遅ればせながらあらためまして、あけましておめでとうございます。Photo

 司牡丹総務部社員のリカコです。今年もまた1年、よろしくお願い申し上げます。

 さてさて、新年最初の食材は何でしょうか、社長?

 「・・・今回は『入河内(にゅうがうち)大根の牡丹雪鍋』を紹介したいがやけんど、実はこの料理、先日ある会で作ってもうて体験してきてしもうたき、リカコさんの実食は

 ないがやき。新年早々スマンぜよ!」

 え?ワタシ、今回何も食べられないんですか?・・・ふえ~ん!楽しみにしてたのに~!

 「まっことスマンぜよ。機嫌なおしてや。来月はリカコさんがこぢゃんと悦ぶもんを食べらいちゃおき!」

 グスン・・・ホントに?・・・ゼッタイですよ~!

 「おぉ、武士やないけんど二言はないぜよ。・・・その代わり、今回は実食はないけんど、高知県安芸市入河内地区の伝統野菜、入河内大根について、ちくと調べとうせや。」

 ・・・はい、わかりました。・・・でも何だかうまくごまかされたような・・・。

 おめでたい新年ですから、ま、いっか!気をとりなおして、「にゅうがうちだいこん」(?)について調べてみます。

 ところで、どんな字を書くんですか、「にゅうがうちだいこん」(?)って?

 「入河内」で「にゅうがうち」?

 初めて聞きました。そんな伝統野菜が高知にあるんですね。

 で、早速調べてみました。

 入河内地区は、高知県安芸市の海岸から車で30分ほど入った山間地の東川にあるようです。

 この地域では、司牡丹でも使わせていただいている、高知県産酒造好適米「吟の夢」の栽培なども行われているんですね、感謝感謝です!

 で、入河内大根は、そんな入河内地区だけに昔から伝わる伝統野菜だそう。

 何でも平家の落人が持ち込んだなんていう伝説もあるようで、まだまだ謎の多い野菜なのだとか。

 あら、だとしたら今年のNHK大河ドラマ「平清盛」にもつながるんじゃありませんか、これ?

 しかし、入河内大根の外観を見て、ビックリ!

 見てください、この普通の大根の2~3倍はあろうかという巨大さ!

 さらに首の部分が、美しい紫色をしています。

 こんな大根見たことない!

 大きいものは1本で5kgにもなるようで、地上に出た首の部分がきれいな紫色になるんだそうですが、中は白いんだそうです。

 他の大根と比べ、とてもキメが細かく、甘みがあって辛みが少なく、煮崩れしにくいため煮物に適しているとのこと。

 さらにスが入りにくいため、収穫の旬は、1月から2月のわずかな期間ですが、春先まで美味しく食べられるのだそうです。

 1月に入ると急激に肥大するのだそう。

 ちなみに入河内地区のわずか14農家が「入河内大根のこそう会」を結成して栽培しているのみだそうで、収穫量はナント年間たったの2000本!

 しかもそのうち400本程度は不良品として廃棄されるのだそうで、高知県内でも滅多にお目にかかれない希少な伝統野菜なんですって!

 さらに最近では全国の食通などからも注目されつつあるようで、今後ますます入手困難な幻の野菜になるとも言われているのだとか!

 これはスゴイですね!いいな~!ワタシも食べたかったなあ~!

 ちなみに入河内大根に関するお問い合わせ先は、下記の通りです。

●「入河内大根のこそう会 事務局」(東川公民館) TEL:0887-32-3031

●安芸市 農林課 農政係
TEL:0887-35-1016 E-mail:norin@city.aki.kochi.jp

●JAあき東川出張所 telephoneTEL:0887-36-2025

 また、入河内大根としての栄養や効能については、調べがつきませんでしたが、大根一般については、以下の通りです。

 大根にはナトリウムの排出を促進するカリウムが豊富に含まれていますので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に効果が期待できるのだそう。

 さらに、胃腸の働きを活性化する酵素もいくつか含まれているのだそうです。

 「アミラーゼ(ジアスターゼ)」は、デンプンを分解する働きがあり、胃もたれや胸焼けに効果があるといわれています。

 同じく消化を助ける「オキシターゼ」という酵素は、発ガン物質を解毒する作用があるといわれ、ガン予防が期待できるのだとか。

 さらに、辛味成分である「イソチオシアネート」は、血液をサラサラにする作用があるといわれています。

 大根って、あまりに一般的な野菜だと思ってましたけど、なかなかどうしてスゴイ効能のある野菜じゃないですか!

 いかがでしょう、社長?こんなところで。

 「おお!スゴイぜよ、リカコさん!完璧な調査報告ながやき。

 ご苦労様。ほいたら、こっから後はワシにまかいちょいてや。

 さて今回はそんな旬の入河内大根を使うた料理、「牡丹雪鍋」をご紹介しますぜよ。

 ちなみにこの料理の考案者は、高知市堺町で数年前まで営業しよった老舗で、いまや幻の名店となっちゅう、アノ中国料理「一壺春(いっこしゅん)」の店主、湯山藍一郎さんながよ。

 先日1月20日(金)に、「郷土野菜を楽しむ会」が開催(「1月23日」のブログ参照)されたがやけんど、その会で湯山さんが提供してくださったレシピながやき。

 まず入河内大根をすりおろし、大根おろしを大量につくるがよ。Photo_2

 ほんで、この大量の大根おろしをドカンと鍋に入れ、あとは司牡丹の日本酒とダシと、白醤油を少量入れ、トロミを少しつけるために白米を10粒ほど加えて煮立てれば、鍋の汁の完成ながやき。

 水は加えず、ほとんどが大根おろしで、ダシより日本酒が多めやとのこと。

 また、さらにトロミやコラーゲンを加えるために、最高品質の生コラーゲン「エバーピュア」も入れりゃあ、言うことなしながやそうながよ。

 ほんでこの鍋に、ホンマは大根と相性バッチリの旬のブリをつけて、しゃぶしゃぶにするがが最高やっちゅうことやったがやけんど、このイベントん時にゃあちょうどえいブリが手に入らんかったき、豚肉のしゃぶしゃぶの「牡丹雪鍋」になったがやき。Photo_3

 ちなみに、たっぷりの大根おろしを雪に見立て、Photo_4水の代りに司牡丹の日本酒を使うきに、「牡丹雪鍋」と命名されたがよ。

 さて、今回この料理に合わせる日本酒は、司牡丹の自信作「坂竜飛騰(ばんりゅうひとう)」(本醸造酒)。

 坂本龍馬さんが脱藩し飛び立って行く姿を表した言葉がこの「坂竜飛騰」で、まさに辰年の新年にふさわしいネーミングの酒ながやき。

 元々品質評価の高い司牡丹の本醸造酒の中でも、さらにその美味しさのポテンシャルを存分に引き出した酒ながよ。

 

Photo_5

1升瓶で1900円、720mlで980円っちゅう低価格でありながら、この爽やかな美味しさは驚きに値すると自負しちゅうがやき。

 しかも冷やしても、常温でも、燗でも美味しいき、冬の鍋料理に合わせるにゃあ最適ながよ。

 さらに、ちくともったいないけんど、今回はこの「坂竜飛騰」を「牡丹雪鍋」にもタップリ使うちゅうき、こりゃこの酒とこの鍋が、合わんはずはないがやき。

 さあ、まずは「坂竜飛騰」の常温を一口。

 キュッ・・・ん、うまい!青い柑橘類を思わせるような含み香と、Photo_6鮮度感あふれる爽やかな旨みがまっこと心地よう口中で膨らみ、後口はまっこと清々しいばあサラリとキレるがよ。

 さあ次はいよPhoto_7いよ、「牡丹雪鍋」!

 豚肉を司牡丹と入河内大根の雪の汁の中でしゃぶしゃぶして、たっぷりの雪を豚肉で巻いて、口いっぱいに頬ばるがやき。

 ・・・うん!酒とダシをタップリ吸うた入河内大根の甘みが、豚肉と旨みにグンと深みを与えて、トロットロで美味いこと美味いこと!

 こりゃまっこと、予想をはるかに超えた美味さぜよ!

 その味わいがまだ消えぬうちに、「坂竜飛騰」をクイッと。

 ・・・あああぁぁぁ、口福たぁこのことながよ!

 この料理の美味しさがさらに倍増して感じられ、まさに天にも昇る昇り竜のような美味しさっちゅう表現が2、まっことピッタリくるがやき!

 食べて飲んで、食べて飲んで・・・こりゃまっこと、

止まらんなるがぜよ!」

 ヒド~イ!社長!そんなに美味しいお鍋とお酒なら、やっぱりワタシも食べたかった、食べたかった、食べたかったです~!

 来月はゼッタイ、ゼッタイ、ゼッタイ、ワタシの悦ぶ食材を、たんまりいただかせてもらいますからねっ!

 ああ麗しき、土佐の厳寒!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社

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