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2011年11月30日 (水)

大月町のマツイカの一日干しって知っちゅう?

 今年の高知は、夏からいきなり冬になってしまったり、またいきなりPhoto_6暖かくなったりと、いまだに不安定な気候が続いてます。


 皆さんこんにちは。気候に合わせて上着をモコモコにしたり薄くしたりで忙しい、司牡丹総務部社員のリカコです。


 さて、今回取り上げる晩秋から初冬にかけての土佐の食材は・・・「先日高知新聞に掲載されちょった、大月町のマツイカの一日干しにしょうか!」との社長からの指令が。


 あ!それ、私も見ました。1115日の高知新聞朝刊ですよね。


 あの干されたイカの写真と「潮風がうまみ熟成」っていうコピーが、本当にソソリました!


 前回に引き続き一日干し連発ですが、あれが食べられるなんて、これは楽しみです!


 と、いうことで、早速1115日の高知新聞朝刊の記事を、チェックしてみました。



 このマツイカの一日干しは、幡多郡大月町の海のそばの小集落、小才角地区の奥宮商店さん(T2_2EL:0880-75-5825)のもの。


 北西の風が強くなる秋から冬にかけてが一日干しに特に最適の気候になるそうで、潮風がイカのうまみを熟成させてくれるのだそう。


 天気が良ければ4時間ほど干したら食べごろになるそうで、味付けは海の塩味のみ!


 炭火で炙った切り身を口にふくめば、ジューシーでほんのり甘い風味が広がるとのこと!


 この時期は、早朝5時から老夫婦二人でイカをさばき、多い日には200匹近くを干すのだとか。


 一袋に25枚程度入って千円だそうで、お問い合わせ先は奥宮商店さん(telephoneTEL:0880-75-5825)まで。


 早速、注文させていただきました!ワクワク!


 では次に、マツイカについて調べてみました。


 どんなイカだろうと思っていたら、スルメイカのことでした。


 そしてスルメイカ(マツイカ)は、日本近海で最も漁獲されているイカだそう。


 昔から日本では親しまれてきた食材のひとつで、煮てよし、焼いてよし、生でよし、さらに干物にしてすこぶるよしと、庶民生活に欠かせない存在なのです。


 ちなみにマツイカの旬ですが、実は産まれた時期系統で「秋期発生系群」「冬期発生系群」「夏期発生系群」の3つのグループに分かれるそうで、結果的にほぼ通年美味しく食べられるのだそうです。


 しかし、一日干しとなれば、やっぱり晩秋から冬ですよね!


 さてマツイカの栄養価と効能はというと、まずは何といっても低脂肪、低カロリー、かつ高タンパクな、ヘルシー食品だということでしょう。


 さらにタウリンが豊富に含まれていますから、肝臓の働きを助け、肝機能を高める効果があると言われています。


 しかもそのマツイカを一日干しにすることによって、より旨み成分や栄養価も増すのです。


 干物の美味しさは、「水分をとって旨みを凝縮する」と表現されます。


 この効果が現れるのは、実は干す過程よりもむしろ塩の効果にあるのだとか。


 塩により細胞間の水が吸い出されて、水分と共に生臭みも抜け、旨みが引き立てられるのだそう。


 さらに水分が抜けるだけでなく、タンパク質も変化するようです。


 塩によって筋肉組織の繊維がいったん溶けるのですが、これが次の干す過程で再び結びつき、ランダムに絡み合って独特の弾力ある肉質に変化するのだとか。


 だから、一層旨みが増して感じられるんですね!


 さらに干物にすることで、カルシウムやリン、鉄分などの栄養素も増えるのだそうです。


 カルシウムは丈夫な骨をつくってくれ、精神安定作用もありますし、リンは骨を形成し脂質の代謝を助けてくれますし、鉄分は血液中の赤血球をつくってくれます。


 ただし、干すと失われてしまう栄養素もあるのだとか。


 それはビタミンACですが、これは元々魚介類には少ないため、干物にするとほとんど失われてしまうようです。


 ですから干物を食べる時には、昔から柑橘類や大根おろしなどを添えて、ビタミン類を補っていたのだそうです。


 先人の方の知恵って、やっぱり利にかなっているんですね!


 いかがでしょう、社長?こんなもんで。


 「おお、リカコさん、いまだかつてないばあ、完璧ぜよ!


 ほいたら早速その勢いで、マツイカの一日干しを焼いとうせや!」


 はいっ、やった~!久しぶりに誉められちゃいました。うれし!


 では早速、マツイカの一日干しを焼いていきまPhoto_7しょう。


 るんるんnote


 「あ~っ!こりゃこりゃ!イカン、イカン!」


 びっくりした~~!


 もう、なんですか社長、驚かさないでくださいよ~!


 「干物を焼くとき、ガスコンロで焼いたらガスの炎が直接当たってガスのにおいが付きやすいき、ようないがやき。」


 え?だって前回のニロギの一日干しもこうして焼いたじゃないですか~。


 「ありゃちんもうてウッスイき直接炎が当たらんし、スッと焼けるき、まあ妥協したがよ。


 けんど今回のマツイカはイカンぜよ!

Photo_8



 ホンマは遠赤外線効果によって内部までしっかり熱が入るき、やっぱし炭火が一番ながやけんど、家庭のガス火でやち干物を上手に焼くコツはあるがやき。


 まずは今さっき言うた、ガスの炎が直接当たらPhoto_9んようにすることが一番。


 ほんで、強火の遠火で焼くがやき。


 弱火は遠赤外線が出にくうて、強火は出やすいきながよ。


 または、石網や鉄板が底についた焼き魚専用の焼き網を使うがやき。

 ほんで、この石網や鉄板が赤うなるまで空焼きしちょきゃあ、遠赤外線が出るがやと。」


 了解いたしました。ではその方法で焼かせていただきます。


 そのまんまだと大きすぎるので、体と足を引き裂いて、と。


・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・シャチョー!フライパンを充分空焼きしたはずなのに、イカがウンともスンともいい20111130ませ~ん!()


 「ありゃ?こりゃフライパンが熱を帯びたらコンロの炎が自動的に小そ

うなりゆうやいか。


 このガス台じゃあイカンぜよ!


 ほいたらしゃあないわ、網をのけて直接フライパンで焼こうや。」


 はい・・・。あ、早速イカがキューッて丸くなってきました!


 それにいい匂いっ!


 ああ、イカの干物の焼ける匂い・・・なんて幸せっheart01


 はい!あっという間に出来上がり!


 で、今回のこの旬の「マツイカの一日干し」の美味しさをさらに倍Photo_10増させてくれる旬の日本酒は・・・「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒)を選びました!


 「ひやおろし」とは、冬場に搾られた日本酒を、夏を越し秋風が吹く頃まで蔵の中でじっくり熟成させた、旨みたっぷりの秋限2_4定のお酒。


 最近は全国的に人気で、9月に入ったらすぐに出荷され、早めに味わう傾向が強いようですが、実は今頃の晩秋に飲む方が、さらに旨みタップリに熟成され、より秋の味覚との相性も増すんですって。


 

 では早速、「マツイカの一日干し」と「司牡丹・3本醸造ひやおろし」を合わせてみましょう!


 ちなみに今回マツイカには、高知県特産の柚子をキュッと搾りかけました。あぁ、柚子のいい香り!


 これでビPhoto_11タミンもバッチリ補えました!


 では早速マツイカを、パクリ。

 もぐもぐ・・・あ、これ、おいしいっ!Photo_12


 塩分が強くないので、イカの甘みがシッカリ伝わります!


 それにこの噛みごたえ、弾力性の心地いいこと!


 続いて、「司牡丹ひやおろし」をキュッと。


 ・・2_5・ん、ま~い!もう、幸せっ!

 相変わらずボギャ貧で申し訳ないですが、イカの干物と「ひやおろし」が合わないわけないでしょって感じですっ!


 「いやまっことリカコさんの言う通り、この大月町のマツイカの一日干しは、予想以上に塩分控え目で、イカ本来のジューシーな甘みがじんわり沁み出してくるナチ3_2ュラルな美味しさながよ。

 そこに「司牡丹ひやおろし」をやりゃあ、イカ一日干し独特の後口を、口中にフワリと膨らまいたかと思うたら、次の瞬間、それをサラリと流してくれるがやき。


 柚子Photo_13の風味とイカの風味のコントラスト、そこにほのかに柑橘っぽい風味を持っちゅうこの酒が触媒として加わりゃあ、風味が見事な三重奏になって、美味しさのランクがワンランクアップするっちゅう感じながよ。

 けんどこりゃまっことキケンな組み合わせながPhoto_14やき。


 交互にやりゃあ、ホンマに止まらんなるがぜよ!」


 ほんと、社長のおっしゃる通り、旨みと酸味の競演って感じで、こんな幸せな組み合わせ、なかなかないと思います。


 いつでもどこにでもあるイメージのスルメイカ(マツイカ)でも、鮮度のよいものをキチンと一日干しすれば、そしてさらに美味しい旬の日本酒と合わせれば、これほどのご馳走になるってことに、あらためて驚かせていただきました。

 ああ麗しき、土佐の晩秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 ここで、「旬どきうまいもの自慢会・土佐」<第22回冬の集い>のご案内をさせていただきます。皆様のご参加をお待ちしております!

「冬至」に「ん」のつく「運盛り」料理と旬の司牡丹で「一陽来復」、幸運に恵まれる1年に!

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第22回冬の集い>のご案内

今回のテーマは、「冬至」に「ん」のつく「運盛り」料理とさせていただきました!

冬至の日は、陰が極まり再び陽に還る日という意味で、「一陽来復(いちようらいふく)」と表現され、この日に「運盛り(うんもり)」といって、「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるとされています。

 

 

そこで様々な種類のダイコン(入河内ダイコンや紫ダイコンなど)と絶品四万十ポークのしゃぶしゃぶをメインに、運を呼び込む旬の「運盛り」料理のコースを考えました!このコースをいただけば、これからの1年、きっと幸運に恵まれることでしょう。

 

さらに、それら冬の味覚の美味しさを倍増させてくれる、最適の相性を示す冬の旬の司牡丹も当然ズラリとご用意いたします。

 

 

ほとばしり出る希少な酒の雫を集めた冬しか飲めない「あらばしり」、高知県唯一の「山廃仕込み」のベストなぬる燗、そして年末に相応しい取っておきのスペシャルな酒・・・。

 

 

旬の「運盛り」コース料理に、最適な日本酒を最適な温度で、土佐の冬のうまいもの話しと冬の日本酒のうまいもの話しを聴きながら、じっくりとご堪能いただけるのです。

 

 

これぞ土佐の「運盛り」忘年会といえるような心あたたまるひと時を、ご参加いただいた皆様にはお約束いたします。必ずやご満足いただけることでしょう。

 

 

尚、先着50名様限定での開催ですので、ご参加ご希望の方は今すぐ、お申し込みをいただけましたら幸いです。     

 

 「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第22回・冬の集い>

<日時> 平成23年12月22日(木)※「冬至」の日

18:00受付開始 18:30開宴

<会場> 高知新阪急ホテル5階 松竹の間(和室)

 高知市本町4-2-50 TEL088-873-1111

 

<会費> 7,000円(お一人様)

<主催・お問合せ・お申込先>

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」事務局 (担当:本越理香子)

789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1299 司牡丹酒造(株)内

TEL0889-22-1211 FAX0889-22-4116

e-mailakihiko@tsukasabotan.co.jp

<お申込締切>平成221216日(金)必着。

ただし定員の50名に達し次第、 締切日以前でも締め切らせていただきます ので、その点はご了承ください。

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社

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