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2011年10月31日 (月)

酒の肴に抜群!ニロギの一日干しって知っちゅう?

 ここ数日でやっとちょっと寒くなって、秋めいてきPhotoましたね。

 皆さんこんにちは。10月に入っても暖かい日が続き、今年は秋が来るのを忘れたのではと心配していた、司牡丹総務部社員のリカコです。

 美味しい旬の食材がふんだんに出揃う秋が来ないだなんて、考えられないですものねぇ!

 さて、今回取り上げるそんな秋の土佐の食材は・・・「ニロギの一日干しにしょうか。ありゃあ酒の肴に抜群で、クセになる2美味さぜよ!」との社長からの指令が。

 ん?ニロギ?聞いたことあるような、ないような・・・何でしたっけソレ?ネギの仲間でしたっけ??

 「こりゃ!何を言いよらあよ、リカコさん!

 おまさん、ニロギを知らざったら、そりゃまっこと土佐人破門になるぜよ!

 魚よ、魚!ニロギは、ちんまい平たい魚ぜよ!」

 

・・・すみません・・・何もそんなに怒らなくても・・・ちょっと勘違いしただけなんです。

 そーそー、そうでしたよ、ニロギは平ぺったい魚ですよね!

 ・・・と、いうことで、早速ニロギについて調べてみました。

 実はニロギというのは、高知県だけの独特の呼び名で、本名はヒイラギというのだそうです。

 スズキ目スズキ亜目ヒイラギ科ヒイラギ属。

 柊(ヒイラギ)の葉に似ているのでこの名があるようで、成魚でも10cmくらいの小魚で、体の表面は粘液でヌルヌルしているのだとか。

 また、釣られたニロギはギィギィと鳴くのだそうで、小さいクセにヌルヌルだわ、ギィギィだわ、何だかちょっとキモチわるくなってきました。

 そしてニロギには種類があり、浦戸湾や仁淀川などの河口や汽水域にすむ「内ニロギ」(ヒイラギ)と、外海にすむ「沖ニロギ」(沖ヒイラギ)の2種類があるのだそうです。

 内ニロギの方が少し大きく骨がかたいため、ニロギ汁などにしていたただくのだそう。

 対して沖ニロギは小ぶりで骨がやわらかいため、一日干しなどにして焼いてそのままいただくのだとか。

 ・・・と、いうことは、今回は沖ニロギということですね。

 いずれにしても県外ではあまりニロギを食べないそうで、沿岸部などで簡単に釣れる雑魚として知られ、食用とされることはあまりないようです。

 静岡などではネコマタギとも呼ばれるようで、ネコも食べないという意味でしょうか?

 社長、ホントにこんな魚、美味しいんですかぁ?

 さてニロギの栄養価ですが・・・ふえ~ん!すみませ~ん、ナンボ調べても出てきませ~ん!

 「何ちゃあ泣くこたぁないわえ、リカコさん。

 ニロギはほとんど県外じゃあ食べられやあせんき、食品標準成文表にも出ちゃあせんがやき。

 まあ、沖ニロギの一日干しの場合、そのまんま頭から骨まで食べるき、カルシウムの摂取にゃあ役に立つろうやいか。

 それとニロギは、あの壇一雄さんの「美味放浪記」で紹介されちゅうばあで、実は「ネコマタギ」どころか絶品の珍味ながよ。

 秋風が吹き始めりゃあ、浦戸湾じゃあニロギ釣りが始まり、そりゃあ土Photo_2佐の秋の風物詩ともいえるがやき。

 ほいたらリカコさん、早速「沖ニロギの一日干し」を焼いとおせや!

 おっと、ちなみに「一日干し」は、土佐じゃあ「ひいといぼし」と読むがぜよ。

間違えんとってや。」

 はいはい、では早速ニロギのヒイトイ干しを焼かせていただきます!

 

Photo_3

本来は炭火で焼くのがいいのでしょうが、すみませんガスコンロです。

 ニロギは小さくて薄いので、焦がさないように注意しましょうね。

 はい、アッという間に焼き上がりました。

 あ、これは美味しそうな干物が焼けた独特の香りです!

 さて、このニロギの一日干しの美味しさをさらに一層倍増させる方法は、旬Photo_4の日本酒を合わせていただくこと。

 今回は、「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒)を選ばせていただきました。

 いまや司牡丹の人気ナンバーワン商品となった「船中八策」の、秋限定の「ひやおろし」バージョンは、旨みタップリに熟成し、まさに旨みの多い秋2_2の味覚に最適なんです!

 

 では、早速「ニロギの一日干し」に「船中八策ひやおろし」を合わせていただいてみましょう。

 三杯酢やポン酢につけても美味しいようですが、まずは今回はそのまま「ニロギの一日干し」を丸ごと一匹、パクリ・・・。

 あ、これは芳ばしいです!

 全然骨っぽくなくて、塩分も酒の肴にピッタリの濃さで、予想以上に美味しいです!

3

 やるじゃん、ニロギくん!

 そして「船中八策ひやおろし」をキュッと。

 ・・・美味しいっ!このお酒の旨みが、ニロギの旨みをさらに引き立ててくれるというのでしょうか、とにかくイケるんです!

 あ~ん!社Photo_5長!表現、バトンタッチ!

「ほいきた、まかしちょき!

 まずニロギをパクッ。

 ・・・うん、ウマイ!

 ニロギの干物の焼けた芳ばしい風味と、アッサリした中に凝縮され2_3たような旨みが広がり、適度な塩分がまさに日本酒を待ちかねちゅうかのようながよ!

 続いて「船中ひやおろし」をクイッと。

 おお!口中に残るニロギの芳ばしさ、アッサリかつ凝縮された旨みが、この酒の影響で、一瞬旨みを倍増させたかと思やあ、まるで旨みの大河となって膨らみを増し、心地よう流れていき、最後はゆっくりと塩分を洗い流してくれ、別れを惜しむかのように次第に遠ざPhoto_6かってゆくがぜよ!

 ほいたら、またニロギが食べとうなるがやき。

 ほんでニロギを食べたら、またこの酒が欲しゅうなるがよ。

 これがタマルか!交互にやりゃあ、止まらんなるがやき!

 ・・・ありゃ?リカコさん!パクパクパクパク、ニロギを2_4いったい何匹食べゆうぜよ!」

 ごめんなさ~い!ムシャムシャ・・・クピクピ・・・だって、社長のおっしゃる通り、や

められない、止まらない、ですもの~っ!

 ニロギの一日干し・・・土佐に生まれて、この美味しさを知らなかったなんて、かなり後悔、反省です!

 ああ麗しき、土佐の錦秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社

 

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コメント

ニロギは塩もせず干すだけでしょうか?f^_^;

投稿: 堂本 康成 | 2013年9月11日 (水) 21時14分

コメントありがとうございますhappy01

お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません!m(_ _)m

ニロギを干す場合はお塩をふらずにそのまま天日に干すようです。7センチ以下のものは内臓もとらなくて良いそうですよ。

 塩分を感じるのはおそらく海水のそれがいい具合に残ったものだと思います。

 手間ひまがかからなくて、カルシウム豊富、風味抜群の優秀な魚ですねfish

投稿: リカコ | 2013年9月13日 (金) 17時11分

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