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2009年3月 2日 (月)

四万十川のアオノリはアオサノリと違うって知っちゅう?

 Photo今年の高知は、1月は例年より寒い感じでしたが、2月になってからは暖かい日が多いですね。皆さん、こんにちは。こんなに暖かいと、もう桜が咲いてしまうのではと早くもお花見の都合を心配している、司牡丹総務部2社員のリカコです。

 さて今回の旬の食材は、ウ チの社長から「4年ぶりの豊漁を記念して、四万十川のアオノリぜよ!」との指令が。四万十川のアオノリというと、川ノリの佃煮とかに使うアレですよね?

 「違う違う!アノ佃煮に使うがは、アオサノリながよ!ワシが言いゆうがはアオノリやき、種類Photo_3が違うがぜよ!」

 ・・・そんなにビックリ目玉で声を張り上げなくても・・・。ワタクシ、四万十川の川ノリといえば、ノリの佃煮くらいしか食べた記憶がないものですから。と、いうことで早速、アオノリとアオサノリの違いを、イン ターネットで調べてみました。

 四万十川河口付近で採れる川ノリには、アオノリ(スジアオノリの一種)と、アオサノリ(ヒトエグサ)の2種類があるようです。どちらも海水と川の水が混じり合う汽水域だけで育ち、冬場から春先にかけてが採取の最盛期で、さらにどちらも透明度が高く太陽の光が届く川底でなければ育ち難いそうなのです。名前も似ているし、これは私が間違うのもムリないですよね。

 アオPhoto_4サノリは鮮やかな緑色で、形状は平べったく乾燥ワカメのような感じで、一般的にはノリの佃煮などの原料になるようです。一方アオノリは濃Photo_5青緑色で、スジアオノリの名の通り、細 長い筋状のノリ。特に四万十川産アオノリは風味が素晴らしく、口溶けも最高で、最高級品として取引されているようです。食用となる上質のアオノリは、様々な自然の条件がバランス良く維持されている清流でしか生育しないことから、四万十川の天然アオノリは、まさに最高級ブランドとなっているようなのです。

 今回取り上げる四万十川の天然アオノリは、冬の一番寒い時期に川底から丹念に採取され、河川敷に縄を張って天日干し2_2してつくられるのだそうです。この乾燥過程も重要なのだそうで、南国土佐の太陽と、清流四万十川の上流から吹き下ろす寒風によって、香りや旨みが深まると言われているようです。そういえば、このアオノリ漁や干場の風景は、郷愁を誘う四万十の冬の風Photo_6物詩として、新聞やテレビのニュースにもよく取り上げられていますよね。いかがでしょう、社長。こんな感じで。

「まあ、だいたいえいけんど、ほいたらちくと追加さいてもらおうかのう。

 四万十川のアオノリは、ここ4年ばあこぢゃんと不漁やって、市場でも手に入り難う2009なってしもうちょったがよ。それが今年は4年ぶりの豊漁で、四万十川下流の河原じゃあ、アオノリを乾燥させる風景が、毎日足るばあ目につくようになっちゅうようながやき。つまり、今頃が新ノリが出回る時期やっちゅうことながぜよ。

 また、アオノリの栄養成分としちゃあ、100gあたり、エPhoto_8ネルギー:150kcalで、タンパク質:18.1g、脂質:0.3g、炭水化物:56g、ナトリウム:3400mg、カルシウム:720mg、鉄:74.8mg、ビタミンA:2900ug、ビタミンB12:31.8ug、ちゅうところながやと。カルシウムは牛乳の約7倍、ビタミンAはニンジンの約3倍に匹敵するっちゅうき、こりゃあスゴイがぜよ!

 またアオノリ特有の磯の香りの成分は、紅藻(浅草ノリなど)や褐藻(ワカメや昆布など)らあよりか、数十倍も多う含まれちょって、植物性食品としては珍しい「赤いビタミン」と呼ばれゆうビタミンB12も豊富に含まれちゅうっちゅうき、なかなか栄養豊富な健康食品ながぜよ。」2_4

 はい。社長、ありがとうございます。追加ウンチクはこの辺にして、早速アオノリをいただきましょうよ!袋を開けてと・・・わぁ、ス ゴくいい香り!なんだか新茶の封を開けた時みたいな、芳ばしい香りがしますね。ちょっとだけそのままで・・・ぱくり・・・あ!コレおいし~い!すっごく風味が豊かで、少し塩味がついてません?あ、そうか、 汽水域のノリだから、塩分を含んでるんですね。こんなにアオノリがそのまま食べてもおいしいなんて、今まで知 りませんでした。後悔!

 さて今回のアオノリには、「天ぷらの作り方」が付いていましたので、それを実践してみました。材料(約5人分)は、アオノリ5g、薄力粉または小麦粉100g、水140g、塩少々です。2_3

 まず小麦Photo_7粉と水をボールに入れて混ぜ合わせ、天ぷらコロモを作ります。次にアオノリをそのままほぐし、コロモに加えて軽く混ぜます。お好みで塩を少々。続いては170~180℃の天ぷら油の中に、スプーンで適当にすくいながら入れて、浮き上がったら出来上がり。二度揚げすれば、一層おいしくいただけるとのこと。一度揚げただけですと、まだシナッとした感じですが、二度揚げしますと確かにパリッと芳ばしくなります。

 では、いっただっきま~す !ぱりぱり・・・。うん!おいしい!パリッと芳ばしいコロモと、アオノリ独特の磯の風味が熱でグッと引きPhoto_10立ち、豊かに膨らんでいきます。いつまでもアオノリの風味が口中でたなびくようで、こんな単純なお料理がこんなにおいしいなんて、ビックリです!そしてこれは、日本酒以外に合わせるお酒はないでしょう!

 と、いうことで今回は、フレッシュぴちぴち圧倒的鮮度の、「司牡丹しぼりたて新酒」(本醸造新酒)を合わせていただいてみました!四万十川のアオノリ天ぷらをいただいた後、「司牡丹しぼりたて新酒」を一口、くぴり・・・。あぁおいしい、幸せ !バッチリ合います!でもこれ、どう表現すればいいんです か、社長!3

 「おお、こりゃ確かにイケ る!このお酒のぴPhoto_11ちぴちの爽やかな味わいが、アオノリの芳ばしい磯の風味を一瞬ふわりと口中に立ち戻らいてくれ、たなびきよったアオノリの旨みが、このお酒のフレッシュな旨みとともに、心地えいばあ爽やかに、まるで清流のようにサラサラと流れてゆき、沈下橋から四万十川に飛び込んだような映像が、心ん中に映し出されるがやき!これぞニッポンの早春の悦楽ぜよ!」

  ・・・沈下橋から四万十川に飛び込んだことないので、その辺のくだりはよく分かりませんが、確かに清流のイメージが浮かぶような、心地よいおいしさです!

ああ麗しき土佐の早春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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