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2009年3月25日 (水)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第11回春の集い〉土佐の春を告げる、獲れたてピッチピチのドロメやノレソレ等の稚魚類って知っちゅう?

  司牡丹本社のある佐川町は桜がもうほぼ満開! 今月中に散ってしまうんじゃないかしら…と心配している司牡丹・総務部社員のリカコです。先日の3月21日(土)春分の日の翌日は、恒例の「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」、第11回春の集いを開催いたしました。年末の"冬の集い"はワタクシにとっていつも"おあずけ状態"なので、この日が待ちどおしかったこと!

 Photo_2今回の会場は、高知新阪急ホテルのフレンチ店「ル シェル」さん貸し切りでした。高知の街の象徴とも言える電車通りが窓から見えるロマンチックなお店です。今回のメイン食材は、ドロメやノレソレなどの土佐の稚魚類。どんな風にアレンジされて出てくるのかが楽しみです。それにPhoto_3加えて、ちょうどこの日3月21日は、「3、2、1、発射!」ということでで、世界初の宇宙酒の解禁日! なので、「宇宙酒解禁パーティ」も兼ねましょう、というゴージャスな内容なんです。 

 新阪急ホテル2Fの「ル・シェル」さんに到着すると、テーブルセッティングもバッチリ。白を基調として飾られた花に、宇宙酒のネイビーの化2009323粧箱をディスプレイしてくださり、素敵なパーティ会場になっていました。

 今回も開始時間は18時半。開始時間には35名のお客様が集まり、いよいよスタートです。まずは恒例の社長のご挨拶。宇宙酒についての説明の後は、「スターウォーズ」オープニングのBGMとともに、宇宙純米吟醸酒「宇宙龍」の入場です! スタッフの方々が皆さんのグラスに「宇宙龍」(スゴいネーミングでしょ)を注ぎ、ハート・アンド・ハート(株)社長の永野さんのご発声で、夢を唱えながらの乾杯で、うまいもの自慢会土佐・春の集い兼宇宙酒解禁パーティの開宴です。

 ここからは、旬のお酒と旬のお料理を夢中で味わいたいので、社長、マッチングのご紹介をお願いしまーす。

Photo_5★乾杯酒:「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)
●前菜(和食):ドロメ(ヌタ)・ノレソレ(薬味)・イタドリ(胡麻)・酒6盗豆腐(糸花カツオ)・白菜の花のお浸し・目光の唐揚げ 
 とにかくイキナリ珍味6品の盛り合わせとくりゃあ、酒好きにゃあタマランがやき!しかもドロメもノレソレも、冷凍やない鮮度抜群の朝獲れで、うまいこと、うまいこと!「宇宙龍」の華やか香りと爽やかな味わいが加わりゃあ、グンと春らしさも加わって、美味しさ倍増ながよ!

Photo_6 あ、ここで旬どきうまいもの自慢会ならでは、"うまいもの自慢"を語っていただかなくては。次のお料理にいく前に、甲藤総料理長さんの洋食の解説と、都築料理長さんの和食の解説をお願いいたしまPhoto_8した。和と洋、お二人の料理長にわかりやすくご説明いただき、うんうんと納得しながらも、目と口は休むことなく目の前のお料理を楽しんでおりました。ではお次の組み合せへ。

★「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒) Photo_7
●吸い物(洋食):高知産海の幸と竹の子のロールキャベツ仕立て アサリのスープで
 とにかくこのロールキャベツは絶品中の絶品やったがよ!タケノコやイカやアサリやエビらあの海鮮が、白身魚のムースでくるまれて、さらにキャベツで巻かれて、アサリのコンソメスープの中に!様々な魚介類の味わいや野菜の旨みが優しゅうに融合されて、コンソメスープと共にジンワリと身体に沁み込んでいくがよ!ここに霞酒のフンワリした風味が加わりゃあ、そりゃもう天国!まっことPhoto_9幸せあふれる、まさに春らしい美味しさながぜよ!

★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(大吟醸生原酒・鑑評会出品酒)
●造り(洋食):旬のグレの炙りと長崎さんの畑直送の野菜 タプナPhoto_11 ードとトマトソPhoto_10ースで
  ここで早くもお酒の目玉が登場!まずワシから、大吟醸の斗瓶囲いの説明ながよ。金賞らあに出品する最高ランクの大吟醸 は、搾りの際の一番最高の部分だっけを一斗瓶(一升瓶10本分)で囲うて冷蔵貯蔵管理していくがやき。その希少な大吟醸を、市場には一切出回らん加熱処理せん生酒のまんまで、斗瓶から直接汲んでご堪能いただけるがぜよ!

 荘厳な雅楽の調べと共に、斗瓶の大吟醸が入場すりゃあ、お客様からは歓声が上がったがやき。ちくと会場を練り歩き、斗瓶からカラフェに注ぎ分けられた大吟醸は、各テーブルへ。グラスに注ぎゃあ、こぢゃんと華やかな香りが、沸き立つようながよ!一口含みゃあ、口中でも華やかな香りが豊かな味わいと共Photo_12にあふれんばかりに膨らみ、流れるようにスーッと切れてゆくがぜよ!

  社長、その表現よぉくわかります。会場中に匂い立つ格調高い香りでしたよね。さて、合わせるお料理は旬のグレを少し炙ったお刺身に、旬どきの会ではおなじみ、農家兼野菜ソムリエの長崎さん(ハーブの女王!)の畑直送の野菜がタップリ乗ったカルパッチョ風!  長崎さんの野菜の解説を聴きながらいただきました。炙りで旨みがさらに凝縮されたグレに、トマト、キュウリ、ユキミダイコン、コウシンダイコン、スジナシインゲン、アカジクホウレン草のナチュラルな旨みが加わり、さらにトマトソースやほのかなアンチョビの風味が加わり、もうなんともいえず満たされた気分に。海の幸と野山の幸の贅沢なコラボなのです! 
 
 もうすでにメロメロですが、お次の逸品は…?
今度はあの「アルマゲドン」の曲が流れ、今年初登場の2つ目の宇宙酒、「宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(こちらも長くてスゴいネーミングでしょ)の入場です! 

 社長、このお酒に合わせるお料理は? 引続きご紹介をお願いします!

★「土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)Photo_13 
●焚合(和食):赤ムツの煮付け・竹の子・赤目芋・菜の花
 この酒の宇宙の如き膨らみが、赤ムツの煮付けの旨みをグンと倍増さいて、後口は爽やかに切れるがよ。こりゃ交互にやりゃあ止まらんなる美味しさながぜよ!

★「船中八策・しぼりたて生原酒」(超辛口・特別純米生原酒)Photo_14 
●焼物(和食):土佐和牛と七つ渕の竹の子はさみ焼き 芽キャベツ・茄子・二色パプリカ・クコの実(葱味噌)
 続いては、大人気で720ml瓶は売り切れてしもうちゅう「船中八策しぼりたて」。この酒の鮮度抜群のフレッシュな香りとガツンとインパクトのあるリッチな旨みは、土佐和牛や葱味噌の風味に全く負けてないがよ。しかもそれらあ和牛や葱味噌の風味を一層際立たせて、野菜やタケノコらあを含めた全体を見事に調和さいてくれるがぜよ!

★「司牡丹・しぼりたて純米吟醸生原酒」(純米吟醸生原酒)
Photo_15 ●揚物(和食):四万十ノリとドロメかき揚げ 茗荷・葱・針生姜(木の芽塩)
 四万十ノリの風味もドロメの風味も、そりゃ最高に美味しかったがやけんど、何ちゅうたち絶品やったがは、「木の芽塩」やったがよ。まさに口中に春の訪れを告げてくれるような爽やかな風味が、かき揚げの美味しさをグンと引き立たいて、そこに「純米吟醸しぼりたて」のタップリの旨みが加わりゃあ、血管を通して全身に春が駆け巡るような美味しさながぜよ!2_2

★「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込み純米酒)
●食事(和食):竹の子ご飯 香の物:三種盛り
ここで、ワシが湯煎でベストな温度に燗つけした、山廃純米「かまわぬ」のぬる燗が登場!一部燗酒ファンのお客様からは、拍手が沸き起こったがやき。湯煎でゆっくりと、体温よりかちくと高い40℃ばあにつけられた燗は、山廃ならではの酸味が上品な膨らみに変わり、タケノコご飯のタケノコの風味とバッチリ!ホッと全身がくつろぐような、和みの美味しさながぜよ。

Photo_16 ★食後酒:「花と恋して・微発泡」(微発泡性低アルコール純米吟醸酒)
●デザート(洋食):苺のジュースに長崎さんのバジル入りアイスクリーム
まず上にかかった苺ジュースは、昔懐かしい昭和30年代の味わい。子供の頃、苺に牛乳や練乳をかけて、スプーンで潰して食べ たPhoto_17、あの懐かしい味わいながよ!そこに、「ハーブの女王」の異名を持つ長崎さんのバジルを使うたアイスクリームが、見事にオトナの色気を加え、全体を引き締めてくれるがよ。そこに食後酒の「花と恋して・微発泡」!この酒の炭酸の爽やかさ、フルーティな香り、やらわかな甘味、心地よい酸味らあが、このデザートの味わいを殺すことのう、見事に寄り添うていくがやき。Photo_18

 社長、ありがとうございました! ご出席の皆様もとても社長のマッチングの説明を聴きながら、充分にご堪能されたと思います!

 スタートから約2時間、日本経済新聞高知支局長の伊藤さんの中締めで、無事お開きとなりました。なんて素敵な夜だったのでしょう! 土佐の春の旬を彩る食材とともに、相性ピッタリのお酒たち、さらに解禁になったばかりの宇宙酒を味わえて…。


 ご出席くださいました皆様、ルシェルのスタッフの皆様、沢山の野菜をご提供いただきました 長崎さん、本当にありがとうございました!

ああ麗しき土佐の春分!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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2009年3月 2日 (月)

四万十川のアオノリはアオサノリと違うって知っちゅう?

 Photo今年の高知は、1月は例年より寒い感じでしたが、2月になってからは暖かい日が多いですね。皆さん、こんにちは。こんなに暖かいと、もう桜が咲いてしまうのではと早くもお花見の都合を心配している、司牡丹総務部2社員のリカコです。

 さて今回の旬の食材は、ウ チの社長から「4年ぶりの豊漁を記念して、四万十川のアオノリぜよ!」との指令が。四万十川のアオノリというと、川ノリの佃煮とかに使うアレですよね?

 「違う違う!アノ佃煮に使うがは、アオサノリながよ!ワシが言いゆうがはアオノリやき、種類Photo_3が違うがぜよ!」

 ・・・そんなにビックリ目玉で声を張り上げなくても・・・。ワタクシ、四万十川の川ノリといえば、ノリの佃煮くらいしか食べた記憶がないものですから。と、いうことで早速、アオノリとアオサノリの違いを、イン ターネットで調べてみました。

 四万十川河口付近で採れる川ノリには、アオノリ(スジアオノリの一種)と、アオサノリ(ヒトエグサ)の2種類があるようです。どちらも海水と川の水が混じり合う汽水域だけで育ち、冬場から春先にかけてが採取の最盛期で、さらにどちらも透明度が高く太陽の光が届く川底でなければ育ち難いそうなのです。名前も似ているし、これは私が間違うのもムリないですよね。

 アオPhoto_4サノリは鮮やかな緑色で、形状は平べったく乾燥ワカメのような感じで、一般的にはノリの佃煮などの原料になるようです。一方アオノリは濃Photo_5青緑色で、スジアオノリの名の通り、細 長い筋状のノリ。特に四万十川産アオノリは風味が素晴らしく、口溶けも最高で、最高級品として取引されているようです。食用となる上質のアオノリは、様々な自然の条件がバランス良く維持されている清流でしか生育しないことから、四万十川の天然アオノリは、まさに最高級ブランドとなっているようなのです。

 今回取り上げる四万十川の天然アオノリは、冬の一番寒い時期に川底から丹念に採取され、河川敷に縄を張って天日干し2_2してつくられるのだそうです。この乾燥過程も重要なのだそうで、南国土佐の太陽と、清流四万十川の上流から吹き下ろす寒風によって、香りや旨みが深まると言われているようです。そういえば、このアオノリ漁や干場の風景は、郷愁を誘う四万十の冬の風Photo_6物詩として、新聞やテレビのニュースにもよく取り上げられていますよね。いかがでしょう、社長。こんな感じで。

「まあ、だいたいえいけんど、ほいたらちくと追加さいてもらおうかのう。

 四万十川のアオノリは、ここ4年ばあこぢゃんと不漁やって、市場でも手に入り難う2009なってしもうちょったがよ。それが今年は4年ぶりの豊漁で、四万十川下流の河原じゃあ、アオノリを乾燥させる風景が、毎日足るばあ目につくようになっちゅうようながやき。つまり、今頃が新ノリが出回る時期やっちゅうことながぜよ。

 また、アオノリの栄養成分としちゃあ、100gあたり、エPhoto_8ネルギー:150kcalで、タンパク質:18.1g、脂質:0.3g、炭水化物:56g、ナトリウム:3400mg、カルシウム:720mg、鉄:74.8mg、ビタミンA:2900ug、ビタミンB12:31.8ug、ちゅうところながやと。カルシウムは牛乳の約7倍、ビタミンAはニンジンの約3倍に匹敵するっちゅうき、こりゃあスゴイがぜよ!

 またアオノリ特有の磯の香りの成分は、紅藻(浅草ノリなど)や褐藻(ワカメや昆布など)らあよりか、数十倍も多う含まれちょって、植物性食品としては珍しい「赤いビタミン」と呼ばれゆうビタミンB12も豊富に含まれちゅうっちゅうき、なかなか栄養豊富な健康食品ながぜよ。」2_4

 はい。社長、ありがとうございます。追加ウンチクはこの辺にして、早速アオノリをいただきましょうよ!袋を開けてと・・・わぁ、ス ゴくいい香り!なんだか新茶の封を開けた時みたいな、芳ばしい香りがしますね。ちょっとだけそのままで・・・ぱくり・・・あ!コレおいし~い!すっごく風味が豊かで、少し塩味がついてません?あ、そうか、 汽水域のノリだから、塩分を含んでるんですね。こんなにアオノリがそのまま食べてもおいしいなんて、今まで知 りませんでした。後悔!

 さて今回のアオノリには、「天ぷらの作り方」が付いていましたので、それを実践してみました。材料(約5人分)は、アオノリ5g、薄力粉または小麦粉100g、水140g、塩少々です。2_3

 まず小麦Photo_7粉と水をボールに入れて混ぜ合わせ、天ぷらコロモを作ります。次にアオノリをそのままほぐし、コロモに加えて軽く混ぜます。お好みで塩を少々。続いては170~180℃の天ぷら油の中に、スプーンで適当にすくいながら入れて、浮き上がったら出来上がり。二度揚げすれば、一層おいしくいただけるとのこと。一度揚げただけですと、まだシナッとした感じですが、二度揚げしますと確かにパリッと芳ばしくなります。

 では、いっただっきま~す !ぱりぱり・・・。うん!おいしい!パリッと芳ばしいコロモと、アオノリ独特の磯の風味が熱でグッと引きPhoto_10立ち、豊かに膨らんでいきます。いつまでもアオノリの風味が口中でたなびくようで、こんな単純なお料理がこんなにおいしいなんて、ビックリです!そしてこれは、日本酒以外に合わせるお酒はないでしょう!

 と、いうことで今回は、フレッシュぴちぴち圧倒的鮮度の、「司牡丹しぼりたて新酒」(本醸造新酒)を合わせていただいてみました!四万十川のアオノリ天ぷらをいただいた後、「司牡丹しぼりたて新酒」を一口、くぴり・・・。あぁおいしい、幸せ !バッチリ合います!でもこれ、どう表現すればいいんです か、社長!3

 「おお、こりゃ確かにイケ る!このお酒のぴPhoto_11ちぴちの爽やかな味わいが、アオノリの芳ばしい磯の風味を一瞬ふわりと口中に立ち戻らいてくれ、たなびきよったアオノリの旨みが、このお酒のフレッシュな旨みとともに、心地えいばあ爽やかに、まるで清流のようにサラサラと流れてゆき、沈下橋から四万十川に飛び込んだような映像が、心ん中に映し出されるがやき!これぞニッポンの早春の悦楽ぜよ!」

  ・・・沈下橋から四万十川に飛び込んだことないので、その辺のくだりはよく分かりませんが、確かに清流のイメージが浮かぶような、心地よいおいしさです!

ああ麗しき土佐の早春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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