« 坂本龍馬さんの命日に軍鶏鍋って知っちゅう? | トップページ | 「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第10回冬の集い〉開催!鯨のハリハリ鍋と土佐のお座敷遊びって知っちゅう? »

2008年12月 2日 (火)

司牡丹搾りたて酒粕の絶品「粕汁」って知っちゅう?

 Photoいよいよ師走、寒さも本格的になり、お鍋が恋しい季節になってきましたね。皆さん、こんにちは。冬季には毎日がお鍋料理でもOKな、司牡丹総務部社員のリカコです。

 さて今回取り上げる旬のうまいものは、ウチの社長から「ちょうど搾りたての新3 酒の酒粕が出る時期じゃきに、粕汁をつくっとうせ!」との指令が・・・。はい、お任せくださいっ!・・・と言いたいところですが、実は私、酒造会社に勤めていながら、しかもお鍋料理好きでありながら、粕汁は遠い昔に食べた記憶があるくらいで、自分でつくったことなどないのですが・・・。こういう時には司牡丹の「男の手料理」自慢、西森さんにヘルプです!

 ・・・と、いうことで、西森さんがメインで粕汁を仕込み、私がお手伝いをするという形で、粕汁をつくることになりました。では、お料理にいく前に、私が調べた酒粕の効用などをまずご紹介しておきましょう。調べてみて驚いたのですが、酒粕って実は物凄い栄養価を誇る健康食品だったんです!

 Photo_2 まず、日本食品標準成分表による酒粕の成分は、水分51%、炭水化物23%、タンパク質13%、脂質・灰分となっていまして、その他にもペプチド・アミノ酸・ビタミン・酵母などが含まれています。特にビタミンB類が豊富で、酒粕100g中に含まれるビタミンB1は0.27mgでリンゴ5個分と同じ量、ビタミンB2は0.14mgで牛乳90ccと同じ量、ビタミンB6は0.3mgで、これは特に美容によい成分なのだとか。さらに酒粕の効能としては、ガンに対する抵抗作用、血管拡張を促す作用、美肌効果などの優れた効能まで認められているのです。本当に凄い食品だったんですね!

 またその利用法も、いろいろ調べてみると意外にも、大変幅広いことが分かりました。今回取り上げる粕汁はもちろんですが、私の大好きな様々な鍋物への利用をはじめ、様々な和え物や粕漬けへの利用、甘酒やデザート、さらには手作りコスメとして酒粕パックや酒粕ローPhoto_3ションにいたるまで、実に多岐に渡っているのです。私も、せっかく身近に酒粕があるのですから、これはもっともっと利用しないとモッタイナイと、今は反省いたしております。・ ・・いかがですか、社長?私の酒粕のウンチクも、なかなかのもんでしょ?

 「さすがはリカコさん、成分や効能や利用法らあはバッチリながよ。けんど、いま酒粕を語るやったら一番肝心な、希少性が抜けちゅうがぜよ。その点を、ちくとワシの方から補足しちょこうかのう。

 実は近年、酒粕ファンの間じゃあ「本物の酒粕が年々手に入りにくうなりゆう!」っちゅう声が囁かれゆうがやき。その理由はいくつかあるけんど、まずは日本酒の長期低迷による生産量の減少で、必然的に酒粕の生産量も年々少のうなっていきゆうっちゅうことながよ。さらに、日本酒の大手メーカーさんらあが安価な大量生産酒を造るために、液化仕込みっちゅう製造法を取り入れ、ほとんど酒粕が出ん造Photo_5りになっちゅうっちゅう点も大きいがぜよ。

 また、日 本酒の製造過程において発酵中のモロミにゃあ、原料米に混じる可能性のある小石や、伝統的酒造道具である「ささら」の木屑らあが混入する恐れがあるがやき。搾られた日本酒は濾されちゅうき混入する心配はないけんど、残った酒粕の方にゃあ混入の可能性があるがよ。そうなりゃあ異物混入っちゅうクレームが発生する可能性があるため、大手メーカーさんらあじゃあスーパーマーケットらあで販売するためにゃあ、いっぺん酒粕をPhoto_6粉砕して異物を取り除き、加熱処理を施したりして成形し直した、味も素っ気ものうて栄養価も低い、本来の生の酒粕たぁ似て非なる「酒粕もどき」になってしまうっちゅう訳ながやき。また中小メーカーさんやちクレームを恐れて、一般にゃあ酒粕を販売せんっちゅう判断をする蔵も現れゆうみたいながよ。さらに近年は食品に対する内容や表示らあがこ ぢゃんと厳しゅうなりゆうき、漬物用以外の食品として酒粕を販売するがが、年々難しゅうなりゆうがやき。これらあの理由から、近年本物の生の酒粕は、一般にゃあ益々入手困難となっちょって、あと5年もすりゃあ、一般市Photo_7 場じゃあ入手が不可能になるがやないかっちゅうて言われゆうばあながぜよ!

 もちろん司牡丹の酒粕は、この希少なホンマモンながよ。ほんじゃき、たまにゃあ木屑らあが入っちゅうこともあるけんど、まああんまり神経質に考えんと、取り除きゃあえいばあのことながやき。それが嫌やったら、カスカスの「酒粕もどき」になるがやきのう。司牡丹の酒粕は、使用原料米は全て素性の明らかな国産米。普通酒の酒粕やち、糖類・酸味料は無添加。搾った後は粉砕成形や加熱処理も何ちゃあせん、昔ながらの風味絶佳で栄養価満点の、本生の搾りたて酒粕ながぜよ!」

 ナルホド!そういうことだったんですか!これは益々、酒粕を大切に考えなければなりませんね。粕とは言っても、いわゆるただのカスじゃないんですね。・・・さていよいよ、粕汁づくりです。まずはご覧ください、この司牡丹の搾りたて酒粕の 美しさ!私もあらためてジックリ見て、思わずアイスクリームかと思って見とれてしまいました。そしてこの清々しいフレッシュな芳香!ブログで香りがお届けできないのが、ホントに残念です。では、粕汁の原料やレシピです。以下の通りですが、今回は根菜類と豚肉を使いましたが、お好みでご自由に。粕汁には、脂ののった魚がよく 合うようで、鮭やブリを使う方も多いようです。
 
 作り方は簡単! 今回は豚肉を使っているので、出来上がった豚汁に酒粕を入れるだけなんです。酒粕はあらかじめ細かくちぎってすり鉢に入れ、お酒に浸してふやかしておくと良いそうです。野菜は人参、大根をいちょう切りに、牛蒡はささがきにして、こんにゃくはサッと湯通しをした後一口大に切っておきます。小芋も入れると美味しいんです。こちらも一口大に切ってアク抜きのため湯通しします。次に大きめのお鍋に油を熱して、細切れの豚肉を炒めます。後は、下ごしらえした根菜その他の材料を入れて炒め、水を加え(ここで土佐司牡丹をたくさん入れると一層美味しい!)アクをこまめにとって、材料に充分火が通るまで材料を煮込みます。ここで、先ほどふやかしておいた酒粕にアツアツの煮汁を加えてスリコギで潰しながらのばします。後はお鍋にお味噌を入れて味を整え豚汁が完成したところへ、ペースト状の酒粕を加えるのです。

 豚汁の時点でも牛蒡などの根菜の香りが香ばしいのですが、酒粕を加えるとお酒の香りがほんのり、お味噌の香りと程よく混ざって何とも食欲をそそります! 

 酒粕の分量はお好みで入れてくださいね。今回はざっと30杯分で800gといったところでしょうか。 2008122

 では早速、いただいてみましょう!・・・ふーっ、ふーっ・・・はふ、はふ、あつっ!はふ、はふ、はふ・・・うわあ、おいし~い!それに体の芯まであったまる~!粕汁ってこんなにおいしくて、こんなにあったまるものだったんですね。酒粕は、私の大好きな鍋物にもいろいろ使えるようですし、これからは冬には欠かせない存在になりそう20081222です!

 そして、この司牡丹搾りたて酒粕の粕汁のおいしさを、さらに倍増させるには?社長、どんなお酒を合わせましょう?・・・「そりゃあ元々その酒粕と一体やった、『司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり』(本醸造生原酒)にキマリぜよっ!」

 ではいただきます。まず粕汁をいただき、続いて「司牡丹あらばしり」をクビリ・・・。あ、柑橘系っぽい香り。次は、フレッシュな旨みがカァ~ッとくる!これは、アルコール度数が高いですよね?・・・あっ!もう体がポカポカしてきました!これは寒い時には欠かせない、凄い組み合わせかもっ!Photo_9

 「粕汁の素晴らしさは、何ちゅうたちその酒粕独特の風味の良さとトロッとしたまろやかなおいしさ、そしてこぢゃんと体があったまるっちゅう点ながよ。中に入っちゅう具材の旨みをトロトロにしてまろやかに包み込んで、口中に放り込んでから包みをほどいてくれるっちゅう感じで、根菜類や豚肉の様々な旨みがこれでもかっちゅうほどに口中で膨らんでいくがぜよ。ほんで、胃の中からポカポ2カと全身に温かさが広がっていくがやき。

 そこに「司牡丹あらはじり」をキュッとやるがよ。まずこの酒の清々しいばあフレッシュなあらばしりならではの上立ち香と、柑橘系を彷彿とさせるような含み香が、粕汁のトロリとした旨みを、まるで柚子の皮を一片落といたように、爽やかでこぢゃんと心地えい後口にしてくれるがやき。さらにこの酒のピチピチとフレッシュ で、かつ旨みタップリのリッチなコクが、粕汁のあらゆる旨みの後味を一層引き立たいて、さらにさらに、原酒ならではのアルコール度の高さが、全身を芯から温める作用をさらに増幅さいてくれるがよ!こりゃあ寒い冬にゃあ、まっことこれ以上の組み合わせは他にゃあないぜよっ!」

 ありがとうございます、社長!ホント、おっしゃる通りです。粕汁もあらばしりも、一口ずついただいただけなのに、もう全身がポカポカとあったまってきました。酒粕も日本酒も美容効果が高いことですし、冷え性の女性にはこれほどウレシイお料理とお酒の組み合わせはないのではないでしょうか。

 ああ、麗しき土佐の初冬。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)はコチラ!

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

|

« 坂本龍馬さんの命日に軍鶏鍋って知っちゅう? | トップページ | 「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第10回冬の集い〉開催!鯨のハリハリ鍋と土佐のお座敷遊びって知っちゅう? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178355/43297329

この記事へのトラックバック一覧です: 司牡丹搾りたて酒粕の絶品「粕汁」って知っちゅう?:

« 坂本龍馬さんの命日に軍鶏鍋って知っちゅう? | トップページ | 「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第10回冬の集い〉開催!鯨のハリハリ鍋と土佐のお座敷遊びって知っちゅう? »