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2008年10月24日 (金)

土佐独特の秋の山の幸、「チャーテ」って知っちゅう?

  10月Photo_2も後半となり、いよいよ秋も本格的になってきました。皆さんこんにちは。秋の味覚がドンドン出揃ってくるのが嬉しくて、ついつい口元がゆるんでしまう、司牡丹総務部社員のリカコです。Photo_14

 さて今回の旬の食材はと言うと、例によってウチの社長から、「チャーテを買うてきちょいてや。」という指令が・・・。皆さん、「チャーテ」って知ってます?モチロン私は知ってますし、これからの季節よくいただきますが、高知県人以外の方はまずご存知ないのではないでしょうか。「チャーテ」とは、一般的には「ハヤトウリ」「インドウリ」と呼ばれるものだそうです。英語名は「Chayote」だそうで、ここから「チャーテ」と呼ばれるようになったのだとか。熱帯アメリカ産ウリ科の蔓(つる)植物で、蔓に実がたくさんなることから、「せんなり(千成)」とも呼ばれているようです。

 高知以外では、せいぜい鹿児島くらいでしか食べられていない、全国的には2大変珍しい野菜なのですが、高知県内の山間部では、秋になると必ずといっていいほど食べられる、ポピュラーな野菜なのです。と、いっても、販売用に正式栽培している農家はほとんどなく、どちらかというと自家消費用というか、ほったらかしで勝手になっているというか、野生に近い育てられ方ですからPhoto_3、つまりはまず完全無農薬栽培。しかも、ウリ類には珍しく栄養が豊富で、ビタミンC、カリウム、カルシウム、リン、食物繊維、タンパク質 、鉄分などの栄養素が含まれているのだとか。1袋3~5個くらいで100円ほどとお値段も格安で、さらにニュートラルな味わいなので様々な料理に使える万能野菜ときてますから、これほどありがたい野菜はなかなかないのではないでしょうか。・・・ふっふふふ!どうです、社長?これ以上チャーテで語ること、ありますか?ワタクシだってちゃんと調べれば、このくらいのウンチクは語れるんですからっ!Photo_4

 

 「いやあリカコさん、お見それしましたぜよ!もうこのブログ、1人でできるかもしれんのう!・・・けんどあんまりテングになってもイカンき、ちくとウンチクを追加しちょこうか。

Photo_5

 まずチャーテは、確かに日本じゃあ高知と鹿児島以外はほとんど食べられてないき手に入らんけんど、意外にも中国や東南アジアやメキシコらあの海外じゃあ、こぢゃんとポピュラーな野菜ながやと。また、栄養素について追加すりゃあ、一般的な白ウリと比べて葉酸とパントテン酸を多う含んじゅうがやPhoto_6と。葉酸は貧血・ボケ予防らあに効果があり、パントテン酸はビタミンCの働きを助けるきに、美肌効果や体の抵抗力を高める働きがあるっちゅうことながぜよ。」Photo_7

 ぐすん。やっぱりウンチク、追加されてしまいました・・・。では気をとりなおして、今回のお料理は、「チャーテの酢みそ和え」とのこと。佐川のJAコスモス「はちきんの店」に行ったら、チャーテ売り場にちょうど親切にレシピも置いてくれてましたので、それを元にご紹介いたしましょう。

 まずチャーテは縦に半分に切り、皮をむいて中の種を取り、2mmくらいの厚さに切ります。そして熱湯で、少し硬さが残るくらいにサッとゆでるのですが、ここで歯ざわりを良くするために、少々Photo_10お酢を入れPhoto_9ると良いようです。

 

 続いては酢みそづくり。いりごま(大さじ2)をすり鉢でよくすり、白みそ(75g)、酢(大さじ2)、砂糖(大さじ3)、柚子酢(大さじ2)を加えてすり合わせます。この時、お酢と柚子酢は少しずつ加えてのばしていくのがコツのよう です。そして、出来上がった和えコロモとチャーテを和えて、器に盛れば完成です。これは簡単 レシピですよね!

 では、早速いただいてみましょう!ぱくり・・・。うん、シャキッとした歯ざわりが何ともいえません!味わいは何ていうんでしょう、キュウリとダイコンの中間というか、ほのかだけど爽Photo_11やかな味わいって感じでしょうか?そこに柚子酢の爽やかな酸味や酢みその旨みなどが加わると、見事な酒の肴の逸品に早変わりといPhoto_12う感じで、やっぱりお酒が欲しくなりますねえ!

 ちなみに蛇足ですが、ワタクシが好きなチャーテ料理 は、「チャーテと豚肉の炒め物」。豚肉の旨みをチャーテがタップリと吸い込んで、独特の味わい深さになるんです。チャーテは炒めると、ほっこりしたようなお芋のような感じが少し出て、キュウリとお芋の中間のような感じになるんですよ。不思議な万能野菜ですよね!

 「さすがリカコさん、表現力もこぢゃPhoto_13んとアップしてきたやいか。・・・ほいたら早速、お酒を合わいていPhoto_16ただいてもうかのう。

 今回のお酒は、 新商品「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候(超辛口・純米酒)ながよ。「日本を今一度~」っちゅう言葉は、龍馬さんの手紙の中にある有名な言葉ながやき。とても150年近う前の言葉たぁ思えん、まさに今の時代にこそ求められちゅうような言葉やと思わんかよ?ほんじゃきか知らん、再来年のNHK大河ドラマは龍馬さんを主人公にした「龍馬伝」やPhoto_15っちゅうがやき、こりゃあまっこと楽しみながぜよ!ちなみに中身のお酒も、龍馬さんを彷彿とさせるような、骨太な味わいの男酒で、かつ後 口のキレはこぢゃんと爽やかなながよ。こりゃあ抜群においしいPhoto_18、司牡丹の自信作ながやき。

 ほいたら、まずは「チャー テの酢みそ和え」を一口。・・・まずはシャキシャキした口当たりが心地えいがやき。ほんで、口中に早朝の清々しい山ん中みたいな透明感が広がって、酢みその豊かな風味がその透明感を霧のようにやわらかに包みこんで、見事に膨らんでいくがぜよ。

Photo_20  ほんで、その味わいが口中に残っちゅううちに、「日 を今一度~」を一口。・・・一瞬、山ん中の朝霧がサーッと立ちこめたかと思2_2うと、今度はその霧がスーッと晴れてゆき、再び早朝の清々しい透明感が立ち現れて、それすらも蜃気楼のように消えていくがやき。ほいたらまた酒が飲みとうなる。飲んだらまた食べとうなる。そんな感覚で、エンドレスになってしまうような組み合わせながぜよ!こりゃまっこと、幸せながよ!」

 見事な表現、ありがとうございました、社長!さて、チャーテですが、この時期なら高知では農産物直売所や市などで販売されてますので、簡単に手に入 りますが、県外の方は是非インターネットで調べてみてください。一部で通販などもやっているようですから。

あ、麗しき土佐の秋晴れ。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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2008年10月 3日 (金)

梨の王者「新高梨」の生ハム巻きって知っちゅう?

 Photoいよいよ10月に入り、本格的な食欲の秋に突入しましたね。皆さんこんにちは。世間ではナントカダイエットとかが流行ってますが、そんなの関係なく今年もタラフク秋のおいしい旬のものをいただこうと考えている、司牡丹総務部社員のリカコです。Photo_2

 さて今回の旬の食材は、例によってウチの社長から、「新高梨を買うてきちょいてや。」という 指令が・・・。はあ?新高梨???そりゃあモチロンこれからが一番おいしい、高知の秋を代表する旬の果物ですが、それってお酒と合わせて食べられるんですかあ?

 まあ、社長のことですから、何か考えがあるんでしょう。とりあえず私は、新高梨について調べてみました。新高梨は、「にいたかなし」という名前の通り、新潟県の梨と高知県の梨をかけあわせてつくられたと言われています。ところが、調べてみると大変面白いことが判明したのです!もう少し詳しPhoto_3く名前の由来を言うと、新潟県の「天ノ川」という梨と、高知県の「今村秋」という梨の交配によって昭和初期に生まれた品種ということになっています。ところが、その生みの親である菊池秋雄先生の本には、「高知県には今村秋 系統の品種が多く、新潟県の天ノ川は高知県から移入されたものであるが、今は高知県にこれに類するものがなく、新潟県を原産地とした。」と書かれているらしいのです。つまり新高梨は、もと高知県の梨と高知県の梨を交配させて誕生したものだったんですね!本当は「高高梨」になっていたかも?

 そんな名前の由来の通り、栽培地Photo_4 域は主に高知県が中心です。外観はとても大きく、大きいものになると1個で500gを超え、1kgになるようなズシリと重いものまであるようです。こうなると、とても1人では半分も食べられませんね。味わいは、栽培地によって大きく変わると言われているようで、高知市朝倉針木(はりぎ)産のものが最高と言われています。司牡丹のある我が町佐川町も栽培が盛んで、おいしい新高梨の産地として知られているようです。

 また梨の成分については、その90%が水分ですが、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、アスパラPhoto_5ギン酸、ソルビトールなどが含まれているようです。そのため、風邪をひいた時などの水分補給や解熱や咳止め(水分・ソルビトール)、血圧の安定(カリウム・ナトリウム)、疲労回復(アスパラギン酸)などの効能があるとのこと。また、二日酔いの 時などにも効果があるとのことですから、私達酒造会社の人間にとっては、とてもありがたい果物といえるかもしれませんね。

 さて、早速佐川町内のJAコスモス「はちきんの店」で、新高梨を買ってきました。相変わらず大きいですね。ワタクシも、今年初の新高梨ですので、楽しみです。・・・でもこれをどうやって日本Photo_6酒に合わせるのかしら?・・・え・・・?これは生ハム・・・?ナルホド !生ハムメロンみたいに、新高梨を生ハムで巻くんですね。これは想像するだけでおいしそうですし、日本酒にも合いそうですね!

 「おっ!リカコさん、サスガやいか。生ハムを見ただっけでワシが何をしょうとしゆうか分かるらあて。だいぶ慣れてきたみたいやのう。・・・今回はちくと奮発して、えい生ハムを買うてきたがやき。なんと原料は豚もも肉と食塩だっけ。「伍魚福」(http://www.gogyofuku.co.jp/)さんの「イタリア生まれの塩だけで作った生ハム」ながよ。イタリアじゃあ「プロシュート・アルティジャPhoto_7ーノ」っちゅうて呼ばれゆう生ハムで、12ヶ月間も熟成さいて作られるがやき。ちなみに「アルティジャーノ」っちゅうんは、「職人の」っちゅう意味ながぜよ。」

 社長!おいしそうな生ハム、ありがとうございました。早速料理してみました。・・・と、言っても、梨を切って生ハムを巻いただけPhoto_8ですが・・・。さあ、ドキドキ。「新高梨の生ハム巻き」初体験です!ぱくり・・・。ん!ん、ん、ん~!・・・おいしいっ!これは想像していた以上においしいです。豊かな梨の風味と生ハムの風味が意外に調 和していて、さらに生ハムの塩分を梨のジューシーさが和らげてくれます。・・・これは確かにデザートと言うより、お酒が欲しくなる酒肴ですが、一体どんな日本酒を合わせりゃいいんでしょう?・・・え?「宇宙酒」?あっ、ナルホド。「宇宙酒」って、香りが果物っぽいですもんね。

 「そうそう。リカコさんも日本酒と料理の相性がよう分かりだいたやい2か。ほいたら次は、自分の想像した相性と実際がどればあ近いか、やってみいや。」

 はい。お 誉めいただきありがとうございます。ぱくり。しゃきしゃき・・・ごくん。・・・くぴり・・・。あ、想像してた以上にいいですね。口の中で宇宙酒の香りと新高梨の香りが見事に融合するというPhoto_10か、お酒がないと未完成な感じがするというか・・・。あ~ん!おいしいのに、うまく表現できません~!社長、バトンタッチ!

 「ほいほい、まかいちょき。・・・まずこの料理は、新高梨のこぢゃんと気品ある香りとシャキッとした歯応えと爽やかなジューシーさ、ここに生ハムのやわらかい食感と塩分と旨みが加わることで、独特のおいしさを醸し出しちゅうがやき。そこに「司牡丹・土佐宇 宙酒」のフルーティな香りとなめらかな旨みが加2_2わりゃあ、まずは口の中はまるでフルーツ畑みたいに果物香があふれかえり、梨のジュース分と宇宙酒のなめらかな液体同士が見事に融合して溶け合うて、生ハムの塩分と旨みをスッキリと洗い流してくれるがぜよ。そのおいしさは、まるで蜃気 楼みたいにサーッと消えていくもんやき、ついついまた食べとうなる。食べたらまた飲みとうなる。こりゃこの組み合わせは、それぞれ単品じゃあ味わえん感覚が立ち現 れてPhoto_11くる見事な組み合わせで、まっこと飲み食いがエンドレスになってしまいそうながぜよ!」

 ありがとうございます。サスガ社長!そうそう、そんな感覚!と、 思わず膝をうってしまいました。この「新高梨の生ハム巻き」2_3は、材料さえあれば超簡単に出来上がりますから、これからの時期、簡単なオツマミや前菜などにピッタリですよね。覚えておいて損はないです。

 それと、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、先日10月1日のTBSテレビ「朝ズバ」で、8時29分頃に「土佐宇宙酒」がバッチリ全国報道されました。しかも、みのもんたさんが「司牡丹・土佐宇宙酒」を飲んで、「天にも昇る気持ち!」というコメントまでいただいてしまいました!みのさんにも、この「新高梨の生ハム巻き」を食べてから飲んでいただきたかったですね。

ああ、麗しき土佐の錦秋。旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

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