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2008年9月 1日 (月)

四万十川の手長エビとキュウリの煮物って知っちゅう?

  2_3昼間はまだ暑い日が続いていますが、暦の上ではとっくに秋。朝夕は涼しくなって秋の気配を感じますね。皆さん こんにちは。真っ黒に日焼けして夏を全身に沁み込ませて街行く子供たちがちょっぴり羨ましい、司牡丹総務部社員のリカコです。Photo

 さて今回はウチの社長から、「ワシゃあ何でか夏が終わりになる頃、四万十川のプリップリ手長エビとキュウリの煮物が食べとうなるがぜよ!」との指令が。・・・四万十川の手長エビなら食べたことありますが、キュウリとの煮物となるとちょっと・・・。でも何となく味は想像ができます。あぁ、おいしそう!

 1日本最後の清流と呼ばれる四万十川。日本には美しい川が全国に沢山ありますが、四万十川の素晴らしさは、美しいことはもちろん、その周りに棲む生き物の豊富さに2あります。四万十川に棲む天然の魚類は90数種類にものぼり、この数は全国一位なのだとか。ですから今でも多くの川漁師がこの川で生計を立てているのです。

 私は経験がなくて残念なのです が、四万十川近くに住む子供たちは、木や竹の枝などをしばって川に沈めておくと、その中に川エビが入って捕獲できるという遊びが夏の定番なのだPhoto_3そうです。遊びと食料確保が一石二鳥だなんて、ステキですよね!

 ちなみに四万十川の川エビは、全国の居酒屋などによくある川エビとは全く違います。その姿形を見れば一目瞭然。体長は10センチほどにもなり、第二胸脚と言われる足が長く発達 していて、立派なハサミを持つ手長エビなのです。四万十川は、サスガは日本一の魚類生息の川だけあって、栄養分が大変豊富。川底の石には滑らかなコケがビッシリはえていて、それを食べて育つ手長エビのおいしさは、川の栄養分そのものなんですね。火をとおすと外はカリッと香ばしく、中身はプリップリにジューシーで、カルシウムやタンパク質豊富で栄養満点・・・!あぁPhoto_4、想像しただけでヨダレが出そうです!

 「こりゃこりゃリカコさん!手長エビばっかし誉めよったらイカンPhoto_5ぜよ。今回のテーマは、手長エビとキュウリの煮物やき、実はキュウリもポイントながやき。

 最近のキュウリはハウス栽培が中心で年中出回っちょって、その90%以上が接ぎ木のブルームレスキュウリながやき。以前このブログでも取り上げたことがあるけんど(「平成18年 7月19日」のブログ参照。)、本来のキュPhoto_6ウリは夏が旬で、昔ながらの路地モノは「地這いキュウリ」とか、接ぎ木やのうて自分の根っこで育っちゅうき、「自根キュウリ」とか呼ばれるがよ。こういうキュウリは、表面を保護するために中の脂肪分が外に出てきて、白い粉 をふいたみたいになるき、これを「ブルーム」っちゅうがやき。こういうキュウリは、病気に弱うて生産性も悪うて、さらに触りゃあ指の跡が付くし、ブルームを農薬と勘違いする消費者までおって、近年じゃああんまり作られんなってしもうたがぜよ。

 けんど、どっちが美味しいかっちゅうたら、そりゃあやっぱし自根のブルームキュウリながよ。特に高知じゃあ、キュウリを煮物に使うことが多いきに、そういう調理法の場合は、圧倒的に自根ブルームキュ ウリに軍配が上がるがやき。皮と肉質のバランスが取れちょって、水気も甘味も青臭さもあって、しっかりと中身も詰まっちゅうき、加熱調理に使うキュウリは、絶対に自根ブルームキュウリに限るがぜよ!」

 はい、Photo_8社長、キュウリのウンチク、ありがとうございました。最近は自根ブルームキュウリ栽培を復活させる農家も全国で増えてきているようですし、インターネット販売などでも見かけるようになりましたので、皆さんも是非探して、一度は召し上がってみてくださいね。

 さあ、お待たせしました!早速「手長エビとキュウリの煮物」をPhoto_9、作ってみま しょう!今回も司牡丹のお料理自慢、西森さんにお手伝いいただきました。いろんなレシピがあるんでしょうが、西森さんの男のお料理はまさに土佐らしくて豪快。一切水を使わずにお酒だけを使うんです。

 まず鍋に水洗いした手長エビと日本酒を入れ、火にかけます。煮立ってきたら、砂糖と醤油で味付け。割合はお好みで、甘辛く煮付Photo_10けていきます。その後、キュウリを加え、まだキュウリが少し固いくらいで水溶き片栗粉を加えて、火を止めます。器に盛り付け、青シソのせん切りを散らして完成です!

 では早速、いっただっきま~す!ぱくり・・・。あ、予想してたよPhoto_11りはるかにおいしい!キュウリの旨みと手長エビの旨みが見事に融合してるというか、素朴な風味が絶妙です!ホント、キュウリと手長エビって相性が良いんですね。

 さて、さらにこの お料理のおいしさを倍増させるには・・・。しっかりと爽やかな旨みが膨らみ、かつ後口のキレが良い純米酒を合わせていただくこと。今回は司牡丹の定番中の定番、「豊麗司牡丹」(純米酒)を合わPhoto_12せてみました。長い歴史の中で、幾多の土佐の偉人たちに愛飲され、幾多の賞を受賞してきたブランドこそが、この「豊麗司牡丹」なのです。・・・では、「手長エビとキュウリの煮物」と「豊麗司牡丹」の組み合わせの相性については、再び社長にお願い致します。

 「ほいきた、まかいちょき!まずは手長エビとキュウリの煮物Photo_13をいただいてもうかのう。・・・うん!コレコレ!この、手長エビの旨みがキュウリに沁み込んだがが、最高のおいしさながよ。ワシにとっちゃあ、子供の頃の夏の記憶に焼き付いちゅう、懐かしいお祖母ちゃんの味でもあるがやき。これを食べりゃあ、田Photo_14舎の夏の山と川の風 景がアリアリと脳裡に浮かんでくるがぜよ。

 そこへ、常温(20℃前 後)の「豊麗司牡丹」(純米酒)をキュッと。・・・手長エビの旨みとキュウリの旨みが一層まろ やかに、一層なめらかに溶け合うて、2_2そのナチュラルな風味が口中で膨らみを倍増さいて、膨らんだかと思うたら後口はサーッと爽やかにキレていく。・・・何でか知らんけんど、胸がキュンっとなるような、そんな見事な組み合わせながぜよ。」

 そうなんです。手長エビとキュウリの煮物を食べたのは初めてのはずなのに、なぜだか私も懐かしいような、胸がキュンとなるような、そんな感覚になる味わいなんですよね。夏が終わるせいかしら・・・?・・・ちなみに四万十川の手長エビは、こちらのサイトにて購入できます。(http://www.umaitosa.com/shimanto-ebi/index.html)

 ああ、麗しき土佐の初秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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コメント

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投稿: BattleJuliet18 | 2012年3月21日 (水) 12時14分

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