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2008年6月23日 (月)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第8回夏の集い> 日本一の究極のバジルパスタって知っちゅう?

 高知県は梅雨の真っ最中。梅雨入りが例年よりかなり早かったので、梅雨明けも早いと良いのになぁ、と願う司牡丹総務部社員のリカコです。

 Photo_5さて! 先日の6月20日(金)の夏至の日の前日、私が待ちに待った「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第8回夏の集い>が開催されました! 何故待ちに待っていたかというと、私はとにかくパスタが大好き! 一年365日毎日パスタでも良いくらい(もちろん、一日 に3食ともではありません、ご飯粒も食べたいので)。

  そう、今回のメインテーマはバジルのジェノベーゼのパスタなのです!

 誤解のないように申しておきますが、過去7回のうまいもの自慢会・土佐のお料理も、その都度私の人生にとってはかつてない美味しい驚きの体験でございましたので、念のため。

 この度の「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」<第8回夏の集い>は、「レ・パルミエ」(高Photo_6知市追手筋1-8-25ベストウエスタンホテル1F TEL:088-872-7788 http://palmiers.exblog.jp/.)さんにて、18時半より開演。50名限定のところ53名(+スタッフ3名)のお客様にごPhoto_8参加いただき、お店は大入り満員の貸し切りにて開催いたしました。Photo_7

 

 まずはご来場者に、ウェルカムドリンクとして、司牡丹の微発泡性低アルコール純米吟醸酒「花と恋して・微発泡」をお渡して少々お待ちいただきます。
ここで早速、いつもの社長のコメントです。

 
 ウエルカムドリンク:「花と恋して・微発泡」(微発泡低アルコール純米吟醸酒)<雪冷え:5℃程度>

 爽快な泡立ち、フルーティな香り、やわらかな甘味、心地良い酸味、清々しい後口のこのお酒は、抜群のバランスの良さで、もはや誰も未体験の未知の領域ながよ。「こりゃまっこと日本酒のシャンパンじゃ!」っちゅうて、皆さんにも大好評やったがやき。確かにそうでした、ワタクシ、リカコもそう思います!
 
 予定開始時間を少し回っPhoto_9た頃、いよいよ「旬どきうまいもの自慢会・土佐<第8回夏の集い>のスタートです。まずは社長の開会のご挨拶。続いては(株)サンプラザさんの、商品部ゼネラルマネージャー清水さんの乾杯のご発声と同時に開宴です。今回ももちろん、夢をかなえる、宇宙一乾杯にふさわしいお酒「司牡丹・土佐宇宙酒」で、夢をとなえながらの乾杯でした。

 続いては、開催場所である「レ・パルミエ」と「バッフォーネ」(http://baffone.exblog.jp/)オーナーの青野摩周さんより、この日のコース料理の「うまいもの自慢」を語っていただきました。青野さんのお話しを聞きながらいただくアミューズ(先付)と宇宙酒は格別です。2008623

★乾杯酒:「司牡丹・土佐宇宙酒<2008>」(純米吟醸酒)<花冷え:10℃程度>

●アミュPhoto_10ーズ(先付):窪川・佐々木さんの「コロンブスの茶卵」のポーチドエッグとコンソメのジュレ

 ちなみに、アミューズに使われている卵は、窪川の佐々木さんの「コロンブスの茶卵」でした。近年、「卵の独特の臭みが嫌い」「卵アレルギーで・・・」という方が目立ってきていますが、実はこの主原因は、養鶏飼料への魚粉の大量使用なんです。動物性脂肪分が分解してアレルギー物質を生じ、鶏の体内と卵に蓄積されるのです。また分解した動物性脂肪分は、独特の体臭の源ともなり、当然卵にも移ります。また、一般の卵は細菌の汚染に弱くて、抗生物質も飼料に混入されていて、これもまた問題となっているんです。これに対して「コロンブスの茶卵」は、親鶏の飼料に大豆の皮や米ぬかを用いて植物性飼料化しています。さらに永田農法で栽培された緑茶を混入(製法特許取得済)することにより、滅菌効果を持つビタミンCやカテキンの滅菌効果と相まって、無菌卵と呼んでもいいくらいになり、生で食べても安心の理想的な卵が実現したという訳です。割ってみれば、卵白の透明感は本当に素晴らしく、黄身は生命力にあふれ、こんもりと盛り上がっています。これまでの卵のような独特の臭みは全くなくて、舌触りも喉越しもとてもなめらかで、すっきりと上品で、健康的な味わい。まさにこの発想の転換は、「コロンブスの茶卵」といえるのです! 高知県内では各地のサンプラザさんにて販売されています。(「窪川ブラウンポートリ」 佐々木貞壽 TEL:08802-4-0424)

 社長によると、"この卵の清々しい旨みと優しいコンソメの風味が、まっこと宇宙酒の爽やかさとバッチリやったがぜよ"ですって。ワタクシは元々卵が好きですが、いつも食べているものとは違う!と思ってしまいました。

★「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒・純米」(純米生酒)<花冷え:10℃程度>Photo_13 ●アンティパスト(前菜)A:安芸のパプリカ・アスパラガスと春野のスジナシインゲンのピンチョス バーニャカウダソースPhoto_12

●アンティパスト(前菜)B:ハート&ハートの永田農法マルトマトとファームベジコ長崎さんの永田農法バジルを使った究極のカプレーゼ
(イタリア産モッツアレラチーズと極上エクストラバージンオリーブオイル使用)

 続いては、春野の農家であり野菜ソムリエでもある長崎さんが、バジルや夏野菜についての話をしてくださり、その話を聞きながら、「零下貯蔵生酒」とアンティパストAとBをいただきました。Photo_14
 社長によると、“生酒の爽やかな香りと軽快でなめらかな味わい、そして後口のキレの良さが、パプリカやアスパラガスらあの野菜本来の味わいを見事に引き出いて、まっことおいしかったがやき。さらにカプレーゼは、トマトの旨みとバジルの風味とモッツァレラの食感とオリーブオイルの爽やかさが、このお酒で見事に溶け合うて、こぢゃんとおいしかったがぜよ。”だそうですが、ワタクシはパプリカとアスパラガス、カプレーゼの美味しさにもはやノックアウトされそうです。

 Photo_15 また、長崎さんのご紹介で、今回のアスパラガスを栽培してくださった、安芸の武井さんも、お話しをしてくださいました。

 ちなみに今回、カプレーゼに使用したマルトマトは、ハートアンドハート株式会社(高知市はりまや町3-41 TEL:0120-810-823 http://www.kochi-heart.co.jp/)さんの永田農法トマトでした。栽培地は、高知県仁淀川町(旧池川町)ツボイ地区。ここは、背後に四国山脈が連なる標高約800メートルの高地です。この場所で、ハートアンドハートさんが、永田農法でトマトを栽培しています。そして何と、世界最高糖度とも言われる糖度19度のトマトを栽培した記録もあるというから、スゴイですよね。通常でも糖度6~7度、最高級品になると9度~10度以上になります。さらに、ただ甘いだけではなくて、香りも豊かで味覚バランスが良くて、ビタミン群らあの含有量も通常の2倍~4倍にもなるらしいのです。そのため中身もギュッと凝縮され、水に入れりゃあ沈むトマトになるという訳です。甘味、酸味、旨味のバランスが抜群で、驚くほど深い味わいになるのです。

 永田農法は、別名「原産地再現農法」「ルーツ農法」とも言われていて、トマトの原産地は南米ペルー、アンデスなど標高2,000メートルの高地で、大変日当たりが良くて、逆に夜は冷え込む乾燥した荒地。この原産地に近い環境を、ツボイ地区でハウス栽培することにより、再現することに成功させたのです。

 また、春野で農業を営むファームべジコの長崎雅代さんは、野菜のソムリエ(フルーツ&ベジタブルマイスター)の資格も持ち、永田農法で最高品質のハーブも栽培し、大変な人気となり、今や一部で「ハーブの女王」と謳われている存在です。特に長崎さんのバジルは、高知市内の有名レストラン十数店などで使用されるばかりではなく、永田先生も太鼓判を押すほどの高品質で、かの行列ができるイタリアンレストランとして超有名な「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」(東京都中央区銀座1-21-2 TEL:03-3567-5656)に永田先生が持ち込んで、オーナーシェフの落合務氏も絶賛したというくらいんの逸品なのです。また、高品質野菜などのインターネット通販でトップランナーの「OISIX」(http://www.oisix.com)さんでも販売され、大人気となっています。長崎さんが永田農法で栽培するバジルは、その高貴な芳香と高い薬効で、一般のバジルとは完全に一線を画しているのです。東京でも大活躍の長崎さんの野菜やハーブを存分に堪能できるなんて、この"旬どき"イベントならではですね!

 それでは、これからしばらく目をみはるようなお料理と、それにマッチしたお酒の組み合わせのコメントを社長より紹介してもらいましょう!

Photo_17★「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)<常温:20℃程度>

●アンティパスト(前菜)C:燻製レバーパテ・キャナッペ仕立て ファームベジコの野菜達のピクルスを添えて

 このお酒のナチュラルな優しい香りが燻製レバーの香りと絶妙に調和して、こぢゃんと食欲をそそるがよ。また、レバー独特の臭みのない味わいは、まろやかでまったりしたコクと燻製の風味がまっことおいしゅうて、お酒の芳醇な旨みとコクと融合しもって口中で膨らんで、豊かな生命力を感じさせてくれるがぜよ。

★「司牡丹・永田農法<佐川>山田錦」(純米吟醸原酒)<涼冷え:15℃程度>Photo_19

●サラダ:ファームベジコ の春菊・赤軸ホウレンソウと土佐清水産永田農法「足摺レッド」のガーデンサラダ 山椒の香りのドレッシングをかけて

 サラダの上に乗っちゅう糸みたいなもんは、トウモロコシのヒゲながよ。このヒゲのやわらかな甘みと、春菊やホウレンソウ、さらに「足摺レッド」の力強い味わいが、ほのかに山椒の香るオリーブオイルのドレッシングとバッチリながやき。このお酒と合わせりゃあ、優雅で上品な吟醸香と、きめ細やかで生命力漲る味わいが口中で見事に膨らんで、お互いを引き立てあうがぜよ。

 ちなみに「足摺レッド」たあ、奇跡のうまさと食通からも絶賛される永田農法の究極のタマネギのことながよ。高知県土佐清水産の赤タマネギ「足摺レッド」は、昨年のNHK高知のニュースでも「スイカ並みの甘さ!」っちゅうて報道されて大人気となり、即完売したっちゅう逸品ながぜよ。どうやら今年も大人気で、売り切れてしもうたみたいながやき。

★「船中八策・零下貯蔵生酒」(超辛口・特別純米生酒)<花冷え:10℃程度>Photo_21

●パスタ:ファームベジコの永田農法バジルを使った、日本一美味いジェノバ風リングイネ(ジェノベーゼ)

●パン:「バッフォーネ」の天酵母自家製パンドカンパーニュ

 いよいよ、今回の「旬どき」イベントのメインの組み合わせの登場ながよ。永田農法のバジルの芳香がまっこと素晴らしいがやき。さらに、そのバジルと松の実とパルメザンチーズとオリーブオイルが、まるでクリームで和えたみたいにクリーミーにキメ細こうに混じりおうて、さらにリングイネのパスタにバッチリからんで、こりゃまっこと絶品中の絶品ながやき!

 さらにここに、「船中八策・零下貯蔵生酒」を合わせりゃあ、もはや唸ってしもうて言葉も出んばあおいしいがよ。バジルと松の実とパルメザンチーズとオリーブオイルの混じりおうたクリーミーな味わいが、このお酒と出会うことで、一瞬口中で風味を倍増さいて、後口は潔いばあ見事にスパッと切れるがやき。まっこと、交互にやりゃあ、止まらんなるがぜよ!

 社長! ここは、ワタクシにも口を挟ませてください! 待ちに待ったジェノベーゼ! 今まで何度もよそでジェノベーゼを食して参りましたがその全ての記憶が打ち消されるようなインパクト! それでいておそらく飽きる事がないと思わせる、ワタクシにちょうど良いお味なのです! バジル、松の実、チーズその他の材料がそれぞれにしっかりと存在の意味を持ち、お互いを尊重しあうその味はまさにジェノベーゼの殿堂入り! だと思ってしまいました。少々興奮してしまいました、失礼! では続きをどうぞ。

★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(大吟醸原酒)<涼冷え:15℃程度> Photo_22

●魚料理:旬の鮮魚のオーブン焼・ローズマリーの香り ファームベジコのイタリアントマト「アイコ」のセミドライトマトとチンゲンサイ添え

 ローズマリーの香りをまとうた芳ばしいハマチが、大吟情のフルーティな香りとまろやかに膨らむ深い味わいによって、一層引き立ち、口中に至高の調和をもたらしてくれるがぜよ。

★「司牡丹・永田農法<窪川>山田錦」(純米吟醸原酒)<涼冷え:15℃程度>

●肉料理:窪川ポーク・ルーラドゥ 足摺レッドとパプリカのグリル添えPhoto_24

 窪川ポークをハンパーグみたいにミンチ状にして、シソで巻いたルーラドゥは、ナチュラルで爽やかで、肉料理のしつこさが全然感じられんおいしさながよ。ここに「永田農法〈窪川〉山田錦」のお酒を合わせりゃあ、まるで脳裏に四万十川が彷彿と現れてくるような感覚で、おおらかな母性のような味わいが口中で見事に膨らんでいくがぜよ。Photo_25

●デザートA:ゴルゴンゾーラの濃厚チーズケーキ

 このチーズケーキは、まっこと酒飲みのためのチーズケーキながよ。ゴルゴンゾーラの濃厚な旨みと塩分が、コーヒーやなしにお酒を要求するがやき。ワシは「永田濃法純米酒」を合わいてみたけんど、こりゃ意外にもバッチリやったがぜよ。

★デザート酒:「柚子の大バカ十八年」(18年熟成柚子リキュール)

●デザートB:18年熟成柚子リキュール「柚子の大バカ十八年」を使ったソルベPhoto_26

 いよいよ締め括りの組み合わせながよ。まっこと柚子の香りがこぢゃんと豊かで、甘味と酸味の見事なバランスの良さは、サスガは青野さんのソルベながやき。ここにトロリとした、18年モノの柚子リキュールを合わせりゃあ、その高いアルコール度数(25℃)もあいまって、全身がトロ~ンとなってしまうがぜよ。Photo_27

 社長、怒涛のメニュー紹介、ありがとうございました! 
ご来場の皆さまはお料理とお酒をたっぷり召し上がり、和気あいあいととても楽しそうで、アッという間に3時間が経ってしまいました。 Photo_28

 中締めのご挨拶は、秋月酒店の秋月さんにお願いをしました。ワインアドバイザーと利き酒師の資格もお持ちの秋月さんも、今回の大変レベルの高い組み合Photo_29わせの妙を、大絶賛してくださいました。お客様の中には、「やっぱ り和食がえい」とおっしゃる方も何人かおられましたけれど…。とにかく、ご参加いただきました皆様、そして長崎さん、「レ・パルミエ」の皆様に、心から御礼申し上げます!

 

 

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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2008年6月 4日 (水)

土佐清水産「足摺レッド」と宗田節で、究極のオニオンスライスって知っちゅう?

 初夏の訪れとともに、今年の四国地方は例年より早く梅雨入りしました。皆さん、こんにちは。梅雨時期は、洗濯物がすぐにパリッと乾かないのが一番ユウウツな、司牡丹総務部社員のリカコです。Photo

 さて今回は、梅雨時のそんなユウウツ気分を吹き飛ばすような、鮮烈でインパクトのあるうまいものを食べたいと思っていたのですが・・・。ウチの社長いわく、「今回は、高知県最南端・土佐清水市の2つの名物を組み合わいた、究極のオニオンスライスぜよ!」とのこと。え~・・・オニオンスライス~???いくら究極っていったって、オニオンスライスはオニオンスライスですよね。ちょっとピンとこないかも・・・。あっ!分かった!タマネギは、あのウワサの赤タマネギ「足摺レッド」を使うんですね!確かにこれはおいしそう。・・・でも確か、「土佐清水市の2つの名物」って言いましたよね?オニオンスライスに使うもう1つの「土佐清水市名物」って、いったい何でしょう?私にはサッパリ検討がつきません。社長!おしえてくださいよ。・・・え?まだナイショ?・・・もう!そんなにもったいぶらなくったって!2

 「まあまあリカコさん、そんなにあわてなや。そんなことよりか、まずは『足摺レッド』についてご紹介しちょかにゃあイカンろうがよ。これまで何度かカツオのタタキの付け合わせとして紹介してきたけんど、今回はタマネギがメインやきのう!」

 分かりました。確2_3かにあのおいしい「足摺レッド」を、まだメインでご紹介したことがなかったなんて、うまいものブログとしては問題ですものね。

  さて、土佐清水市産の最高級赤タマネギ、その名も「足摺レッド」は、前回のブログにも「初ガツオの塩タタキ」の付け合わせとしてご紹介しましたよね。ちなみに前回の「初ガツオの塩タタキ」と「足摺レッド」と司牡丹の「船中八策」が組み合わせたられた絶品のセット商品は、下記のアドレスにて、オイシックスさんにて絶賛限定発売中ですので、是非ご覧ください。

(http://www.oisix.com/shop.gift--Wsc1-3081__html.htm)

 では、前回は社長がご紹介しました「足摺レッド」につきまして、今回はワタクシが標準語にてご紹介させていただきましょう。

 なんといっても「足摺レッド」のおいしさは、これまでのタマネギの常識を覆すPhoto_3ほど衝撃的なんです。タマネギが苦手な子供に、タマネギだということを隠してそのままかじらせると、「おいし~い!これ、リンゴ?」と答えたというのですからオドロキです!実際、昨年地元高知のNHKニュースでも、「スイカ並みの甘さ!」と報道され、大人気になって即完売したほどですから。

 そのおいしさの秘密は永田農法にありました。永田農法とは、詳しくはブログカテゴリー「永田農法」をご覧いただきたいですが、要するに水や肥料をほとんど与えず、植物本来の生命力を引き出す自然な農法なのです。結果として、ビタミンなどの栄養価が極めて高くて、糖度も高く抜群においしい作物が出来上がるという訳なんです。

 その永田農法の創始者である永田照喜治先生から直接指導を受けて、土佐清水市長さんを筆頭に市役所の皆さんと農家の皆さんが全力で栽培された赤タマネギが この「足摺レッド」なのですから、これがおいしくない訳はありませんよね!

 タマネギの栄養価としては、主成分はブドウ糖、しょ糖、果糖などの糖質と、ビタミンCやカリウムなど。人間のエネルギー源になる糖質が、野菜類の中で一番多く含まれているのだとか。また、タマネギを切ると涙が出るのは、イオウ化合物である硫化アリルの仕業。でもこの硫化アリルこそ、血液をサラサラにする効果があるんです。硫化アリルは、体内に入るとアリシンに変化し、コレステロールの増加を抑え、血栓ができるのを防止してくれるので、血液がサラサラになるという訳なんですね。ですから、動脈硬化や脳血栓、脳梗塞、高血圧の予防にも効果を発揮するという訳です。さらにアリシンは、ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を活発にしたり、胃液の分泌を促して食欲を増進させる効果があるのだとか。なんて栄養満点の素敵な野菜なんでしょう!

 ただし硫化アリルは、長時間水にさらすと、水に溶け出してしまうのだそうです。また加熱によっても損なわれてしまいますから、タマネギの効能を存分に取り入れたいなら、水でさらすのはせいぜい2~3分で、生でいただくに限ります。そういう意味でも、オニオンスライスはまさにうってつけのお料理なんですね!また辛みやえぐみは、切ってから15分ほど放置しておけば緩和され、さらに栄養素が壊れにくくなるそうですから、是非お試しください。

 「おお~っ!リカコさん、なかなかやるやいか!タマネギの栄養や効能を、バッチリ紹介できちゅうがやき。・・・ただ、ひっとつだっけ捕捉さいてもらおうか。そんなタマネギの中でも『足摺レッド』は特別で、永田農法のお陰やろうけんど、涙が出にくうて、辛みやえぐみも感じにくいがやき。ほんじゃき、ほとんど水でさらす必要もないばあやき、まっことオニオンスライスにゃあ最高ながぜよ!

 まPhoto_2た、タマネギは、お料理に使やあこぢゃんとえいダシが出ることから、昔っから日本じゃあ『西洋のカツオ節』とも言 われよったがやき。・・・そうながよ。カツオ節。ここでムリヤリこじつけるがやけんど、オニオンスライスに使うもう1つの土佐清水市名物は、実はカツオ節ながぜよ!

 ただし普通のカツオ節じゃあないがやき。その名も『宗田節(そうだぶし)』っちゅう 、料理人の間じゃあ知らん人はおらん、極上の宗田(そうだ)ガツオのカツオ節ながよ。宗田ガツオは、メジカとも呼ばれ、土佐清水市の市の魚に定められちょって、なんと土佐清水市は、宗田節の全国シェアの80%を占めちゅうばあの生産量を誇るがぜよ。

 けんど、一般の方にゃあ、宗田節はあんまり知られてないろう。そりゃあこれまでは、一般市場にゃあほとんど流れてのうて、業務用市場のみでしか流れてなかったきながよ。ほんじゃき、一般の方にゃあ名前を聞いたちピンとくる方は少ないろうけんど、実は皆さんにとってこぢゃんと身近な食材の1つながやき。例えば蕎麦ツユにゃあ欠かせれん存在やし、うどんやラーメンのダシ、丼物のダシらあに、全国各地でこぢゃんと使われゆう逸品ながぜよ。

 普通のカツオ節との違いは、その香りの高さとダシの味わいの豊かさながよ。とにかく、宗田節をダシに使うたら、料理人やのうたち子供でもスッと分かるばあ、こぢゃんと高い香りが出て、ビックリするばあながやき。一口含みゃあ、その豊かなコクの濃いダシはまっこと絶品で、プロの料理人らあが必ず使うががよう分かるっちゅうもんながぜよ。

 ほいたら、なんでこれまで一般市場に流れてなかったかゆうたら、そのあまりの小ささが原因やないろうか。なんせ15センチばあの体長しかないき、全体の大きさからいやあ、普通のカツオ節の10分の1ばあやろか。ほんじゃき、素人さんにとっちゃあなかなか削りづらいがよ。しかも、これまでは業務用ルートだっけやったき、そのまんま使える『削り節』らあも作られてなかったがやき。ほんで、一般の方にとっちゃあ入手困難な、幻の逸品になってしもうたっちゅう訳ながぜよ。

 けんど嬉しいことに、最近はチビッとずつやけんど、一般市場にも流れだいて、『削り節』も生産されるようになったがやき。ほいたらリカコさん、早速『宗田節の削り節』と『足摺レッド』を、用意しちょいてや。」

 はい。了解しました。・・・と、いうことで、早速土佐清水市から「足摺レッド」と「宗田削り節」を取り寄せました~!ぱちぱち!ちなみに「足摺レッド」については、高知県内のスーパー等でも6月から7月くらいまで販売される予定ですので、詳しい入手方法などは土佐清水市役所(TEL:0880-82-1111)にお尋ねください。また「宗田削り節」は、今回は下記サイトの「山崎削り節店」さんより、「宗田節・中薄」を購入いたしました。今回はオニオンスライスにかけていただきますから、ダシ用の「宗田節・厚削り」は向きませんので。ちなみにネットでは間に合わなかったので、お電話で事情をお話しして注文させていただきましたところ、100gの小さいサイスを注文いたしましたら、200gの大きなサイズもサービスで送ってきてくださいました。ありがとうございます!

http://www.umaitosa.com/yamasaki/

2_2 では早速ワタクシが、自慢の包丁さばきをお見せいたしましょう!いかがです?タマネギのスライスくらい、オチャノコサイサイですよ。まだ時期が少し早いので、少し目にしみましたが、確かに普通のタマネギよりは涙が出にくいようです。Photo_5

 スライスしたタマネギは、サッと簡単に水にさらして、あとはしばらく放置しておきます。するとえぐみがほとんどなくなりました。これが6月中旬過ぎくらいになれば、さらにえぐみが少なくなるようですから、水でさらしたりも必要なくなるようです。

 このオニオンスライスを、水を切って盛り付け、Photo_4上から宗田節をふりかけます。まずはこれだけでパクり・・・。うわあ、まず宗田節の香りがスゴイ!普通のカツオ節の倍くらい芳醇なカツオ節の香りが口いっぱいに膨らんでいきます!そして、足摺レッドのリンゴのような甘みを帯びた旨み成分とともに宗田節の凝Photo_7縮された旨みが、噛み締めれば噛み締めるほど、じんわりとあふれ出してきます。まるで西洋と東洋のダシの味わいが見事に一体となったような、まさに旨みの極致という感じでしょうか。

 続いては、カツオの塩辛「酒盗」で有名な福辰さん特製の実生の柚子を使った「ちりぽん酢」をかけていただいてみましょう。ちなみにこの「ちりぽん酢」は、高知県安芸市畑山の完全天然無農薬の実生の柚子果汁を100%使用しており、さらにカツオの2_4枯本節、北海道産の昆布のダシ汁を使用したという、超本格派!実生の柚子とは、実から育てた柚子の木になった柚子の実のこと。実がなるまでに18年ほどもかかるため、最近の柚子はほとんど接ぎ木の柚子になっておPhoto_8り、実生の柚子は大変な貴重品なのだそうです。こんなスゴイぽん酢、私も初めてです!ご注文は、下記の福辰さんのアドレスにて。

(http://www.fukutatsu.co.jp/tuhan1/index.htm)

  2_6このちりぽん酢をかけて、いただくと・・・あぁおいしいっ!まず宗田節の香りと柚子の香りが見事に華やかに融合して、香りだけで唾液があふれ出してきます。味 わいは、足摺レッドのリンゴのような甘みを帯びた旨みと宗田節の凝縮された旨 み、さらにぽん酢の酸味と辛みと旨みが、見事に口中で融合して・・・これはもう、「おいしいっ!Photo_9」としか言いようがありません!

   さて、既にこんなにおいしい「足摺レッドと宗田節のオニオンスライス・ちりぽん酢かけ」のおいしさを、さらに倍増させる秘訣があるんですね。では、ここからは再びウチの社長に登場していただきましょう!

 「このお料理のおいしさをさらに倍増させるにゃあ、爽快でなめらかなタイプの日本酒と合わせていただくに限るがぜよ。司牡丹やったら、『司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒・純米酒』がオススメながやき。ちなみにこのお酒は、5月から8月までの夏場だっけにチビッとだっけ製品化される、夏の旬の幻の酒ながよ。新春に搾られた純米酒の生酒を、そのまんまの風味を封じ込めるため、一切加熱処理を加えんと、マイナス5度3以下で零下貯蔵したがやき。岩清水みたいに清涼な香りと、スッキリ爽やかでなめらかな味わいが、まっこと心地良うて夏にピッタリながぜよ。ほいたら早速、合わせてやってもうかのう。

  『足摺レッドと宗田節のオニオンスライス・ちりぽん酢かけ』をいただいPhoto_10た後に、この『零下貯蔵生酒』を花冷え(10℃程度)でいただきゃあ、まずは口中に残っちょったタマネギの風味と宗田節の風味とゆずぽん酢の風味が、一瞬にして溶け合うて完全一体化して、旨みの余韻がまるで高級料亭のおダシをいただいた時みたいに、心も体も悦んで、日本人に生まれたことを感謝しとうなるがやき。ほんで後口はまっこと潔いばあスッキリと切れて、またあのタマネギとカツオ節の旨みが恋しゅうなるがよ。こりゃまっこと交互にやったら止まらんなって、キリがないがやき2_10。ただ単純に、タマヌギのスライスに宗田節をかけてちりぽん酢をかけただっけの簡単料理に『零下貯蔵生酒』を合わせただっけやに、まるでこりゃ『ディナー』みたいな、こぢゃんと満足感があふれ出いてくるがぜよ!」 

 ああ、ホントこの組み合わせは、社長の言葉が大袈裟で なく、旨みにあふれておいしいです。日本人が発見した「うまみ」という味わいがどれほどの味なのか、心底体感させていただきました。こんなに簡単なお料理にお酒を合わせただけで、これほどおいしいなんて、このお料理とお酒は、間違いなく我が家でも夏の定番として定着するでしょう。

ああ麗しき、土佐の梅雨!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

 

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