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2007年11月20日 (火)

カツオの胃袋・トロ・心臓!幻のカツオ酒肴三昧って知っちゅう?

 11月も中旬を過ぎて、いよいよ寒さが本格的になってきましたね。皆さん、こんにちは。お燗酒がおいしい季節がやっと到来して、いつからコタツを出そうかと悩んでいる、司牡丹・総務部社員のリカコです。Photo

 さて今回のテーマは、社長から「カツオの胃袋とハラミのトロの部分と心臓っちゅう、希少な珍味ばっかしを集めた『幻のカツオ酒肴三昧』ぜよ!」との指令が。やった~!今回も珍しいものが食べられると悦んだのも束の間、「スマンけんど、出張中に東京のお酒の会で使うて食べて来たきに、もう終わったぜよ。」とのこと(涙)。・・・ぐすん・・・カツオの酒肴三昧は食べたかったけど、まあ、最近の社長は出張だらけで忙しくって、なかなか時間がないのは分かってますから、今回は大目に見てあげましょう。その代わり、次回は期待してますからねっ!2

 「おお、スマンのう、リカコさん。今回はかわいらしゅう素直で、まっことうれしいぜよ。ほいたら早速、今回のテーマをご紹介しましょうかのう。

 まずは1つ目は、カツオの胃袋ぜよ。この珍味は、実は去年の「11月17日」のブログでもテーマとして取り上げた、(有)福辰さんの冬季限定の希少な酒盗、「極上鰹之塩辛・酒盗」のことながよ。通常の酒盗は、カツオの内蔵全般を使うがやけんど、この酒盗は新鮮なカツオのジキ(胃)だっけを使用し、かつ実から育てたっちゅう実生(みしょう)の柚子も使うちゅうがやき。ほんで塩分控え目の塩辛やき要冷蔵で、10月末から2月末ばあまでの約5ヶ月間だっけ限定販売されるっちゅう、希少な幻の酒盗ながぜよ。3

 続いての2つ目は、カツオのハラミ、トロの部分ながよ。マグロでいうトロの部分がカツオのハラミで、土佐じゃあこれを「はらんぼ」と呼ぶがやき。カツオ1尾に1枚しか取れんき、昔は地元漁師の酒の肴になるばあで、一般にゃあ出回ることがなかったっちゅう、幻の珍味ながぜよ。今回は、その「はらんぼ」を塩だっけで焼いた塩焼きをいただくがやき。

 さて3つ目は、カツオの心臓!土佐じゃあ「ちちこ」と呼ぶがやき。これももちろん、カツオ1尾にこのちんまい1個しか取れんき、こぢゃんと貴重ながよ。まさに土佐のカツオの珍味の中じゃあ、珍味中の珍味とゆうたち過言やないろう!今回は、醤油と生姜汁で煮付けたもんを使うがぜよ。Photo_3

 とにかく今回は、カツオ王国・土佐ならではの、カツオの貴重な部位ばっかし!ジキ(胃)・はらんぼ(ハラミ)・ちちこ(心臓)っちゅう、いかにも酒のツマミにピッタリの、「幻のカツオ酒肴三昧」と呼ぶにふさわしい逸品揃いながよ!

 ほいたら合わせるお酒は、やっぱし燗酒に決まりながやき!ぬる燗(40℃程度)にすりゃあ、独特の酸味が膨らみに変わり旨さが倍増する、高知県唯一の山廃仕込み「司牡丹・山廃純米かまわぬ」しかないがぜよ!「山廃仕込み」は、司牡丹では平成7年度に約40年ぶりに復活さいたっちゅう伝統的な酒造技法ながよ。現在も、高知県内じゃあ唯一の存在ながやき。どっしりとした味わいと幅のある酸味とコクを持っちょって、土佐の淡麗辛口の特徴も併せ持っちゅうがよ。乳酸添加らあの人工的な操作を何ちゃあ加えんと、自然のまんま、何ちゃあ「構わぬ」まんまのお酒やき、日本の伝統文様「かまわぬ」を酒名としたがやき。また、使用原料米の全量が、高知県産「永田農法」山田錦っちゅう、まさに土佐の風土の酒でもあるがぜよ!

 Photo_5 まずはジキの酒盗と「かまわぬ」のぬる燗をやってもうか。酒盗を一口・・・うん、爽やかな柚子の風味が口から鼻に抜け、やさしい塩分とナチュラルな魚の旨みとコリッとした食感が、何とも言えん!こりゃウマイの一言ながやき!そこへ「かまわぬ」をクピリ。・・・おおっ!柚子の風味と酒盗の旨みが一瞬さらに膨らみを増して、口中いっぱいに広がっていき、爽やかにサラリと切れる!ほいたらまた酒盗が食べとうなる、酒盗を食べたらまたお酒が飲みとうなる・・・交互にやったら止まらんなって、まっことその名の通り、酒を盗んででも飲みとうなるがぜよ!

 お次は、「はらんぼの塩焼き」を一口。・・・脂ののったタップリの旨みがカツオの風味とやさしい塩分とともに、口中で波しぶきをあげる感覚ながよ!これまた珍味!うまいぜよ!では「かまわぬ」を一口。・・・くぅ~・・・イケる!フウワリと心地良う脂分の旨みを膨らまいてから、爽やかにサラリと洗い流してくれ、これまた交互にやったら止まらんなるがぜよ!Photo_6

 ラストは「ちちこ」。・・・醤油と生姜汁のコクが生臭さを消して、カツオの凝縮された旨みとともに口中に広がって、独特の弾力性のあるグミグミした食感が、これまた何とも言えん珍味ながよ!そこへ「かまわぬ」をチビリ。・・・カァ~ッ!タマラン!カツオの醤油のコクとお酒のコクが、見事に相乗効果で膨らんで、全身にジンワリと沁み渡っていくがやき!

 2_2 こりゃあ、この3つの酒肴がチビッとあるだっけで、ナンボやちお酒が飲めそうながよ!土佐人が酒好きながは、まっことカツオのせいじゃないろかのう・・・。」

 キャ~!もうやめてくださいっ!おいしさは充分伝わりましたから!これ以上聞かされたら、私いまから会社を早引きして、カツオを釣りに・・・いやいや、カツオ酒肴三昧を買いに走ってしまいます っ!

 ・・・コホン・・・すみません、少し取り乱してしまいました。・・・さPhoto_7て、この土佐の珍味中の珍味、カツオ三昧のクリーンナップは、カツオを釣りに行く必要はございません。それぞれ下記にて手に入るようですので、ご参照ください。酒盗は瓶詰め、「はらんぼ」と「ちちこ」は真空パック包装されています。

●「極上鰹之塩辛・酒盗」(福辰)Photo_9
http://www.fukutatsu.co.jp/

●カツオのはらんぼ塩焼き
http://www.rakuten.co.jp/chokuhan/394218/479010/

●カツオのちちこ
http://www.e-monhiroba.com/modules/tinyd0/index.php?id=52Photo_10

  県民1人あたりのカツオ消費量が日本一の高知県。そうであり ながら、カツオの身だけじゃなくって、胃袋も、ハラミも、心臓も、カツオの全てをおいしくいただく食文化があるって、本当に素敵だと思いませんか。

 

 

 

ああ麗しき、土佐の暮秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        

司牡丹酒造株式会社

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2007年11月 2日 (金)

佐川町の新名物「夢甘栗」って知っちゅう?

 Photo いよいよ暦は霜月。秋も深まり、さらにおいしい旬の食べ物が出揃いますね。今年の秋は、体重なんか気にせず、おいしい旬のものをいっぱい食べてやろうと開き直った、司牡丹・総務部社員のリカコです。

 さて今回のテーマは、社長から10月18日の高知新聞の記事を手渡され、「佐川の新名物・夢甘栗。これを買うてきちょいて!」とのこと。わ~~~い!うれし~~~い!・・・実はワタクシ、栗が大好物なんです。しかも、最近話題になって人気の「夢甘栗」が食べられるなんて!はいハイ、買いに行ってきます、すぐに行きます、何トン、いや何キロ買ってきましょうか?・・・コホン。すみません。少し興奮しすぎました。Photo_2

 「夢甘栗」は、佐川町の仁淀川流域夢甘栗生産者組合(山本健次郎組合長 TEL:0889-20-0502)の農家の皆さんが栽培している、とっても糖度が高いのが特徴の栗なんです。元々は幡多地域特有の「七立(ななたて)栗」がルーツらしく、佐川出身の世界的植物学者・牧野富太郎博士の弟子でクリ研究家の竹田功さん(四万十市)に栽培指導を仰ぎ、平成16年から生産者組合を発足させたのだとか。荒廃地の活用や農家の現金収入向上を目的に、佐川町、越知町、仁淀川町、いの町、春野町などの農家の皆さんが、現在は55人で、約23ヘクタール、約8000本の栗を栽培しているのだそうです。Photo_3

 「夢甘栗」は、いがが大きくて野球のボールくらいもあり、収穫期は9月中旬から11月中旬頃とのこと。昨年は2.6トンの出荷量で、今年は3トン以上の予定なのだそうです。

 さて、早速その「夢甘栗」を買ってきました~!パチパチ!ホンPhoto_4ト、いがが大きいです。それに栗の形が丸っこくって、何だかパンパンにはち切れそうな感じで、そそられますね~!ちなみに生栗とともに、加工品第1弾として製造販売されている焼き栗「もっ栗焼ポン」(1キロ:2500円・税込)も、当然買ってきましたよ!焼き栗は、なかなか素人には難しいですからね。

 いそいそと茹で栗の準備。たっぷりの水に栗を投入し、お鍋を火にかけて沸Photo_6騰してから約45分。モウモウとおいしそうな湯気を上げる、茹で甘栗の完成です!キャー!もう待ちきれない!社長が来る前に、イッコだけツマミ食いしちゃお・・・あ、社長!コホン・・・今回は何のお酒を合わせましょうか(汗)。・・・っていうか、甘栗に日本酒が合うのかしら?

「もちろん合うかやき!栗にゃあやっぱし樽酒ぜよ!」Photo_7

 はいはい、急いで「司牡丹・本醸造樽酒」を持ってきます。速攻で持ってきますから、こっそりツマミ食いなんかしちゃダメダメですよ~!

「よっしゃ。準備OKやのう!ほいたらリカコさん、茹で栗の方をむきよってや。その間に焼き栗の方を樽酒と合わいてやってみるきに。」

Photo_8

 ラジャー!喜んで皮むきさせていただきます。何なら今日の仕事を全部すっとばして、1日中皮むきしてましょうか!・・・だから、私にも早く食べさせてください~っ!

「まあ、そんなに興奮して慌てなさんなや。指をケガするぜよ。・・・お、この焼き栗は、ひとつひとつ皮に切れ目が入っちょって、食べやすそPhoto_9 うじゃのう。まずは一口。・・・うん、甘い!独特の甘栗の風味がパンパンに詰まっちゅう感じやのう。ここに樽酒を一口。・・・おっ!予想通り、バッチリぜよ!栗の風味と樽酒の木の風味がよう似いちゅうがやないかと思うたがやけんど、まさにその通り!樽酒のナチュラルな杉樽の風味と、甘栗の木の実の旨みを凝縮したコクのある風味が、見事に引き立て合い、相乗効果でうまさ倍増ながぜよ!」

2 あ~~~!もうガマンできません~~!ワタクシにも食べさせてください~~!お願いです~~~(涙)!

「なんちゃあ泣くほどのこたぁないろがよ。ほりゃ、食べてみいや。」

 ・・・あぁおいしい・・・幸せ!・・・天津甘栗みたいに濃厚な甘さじゃないけど、やさしいコクのあるまろやかな甘みが、口いっぱいに広がって・・・。日本の栗でこんなにおいしい栗は生まれて初めてPhoto_10 です!感激!

「・・・いつものワシよりかオーバーな表現やいか!ほいたらスグにこの樽酒を飲んでみいや。」

 ・・・あ、後味の感じが栗と同じ!おいし~い!樽酒と栗がこんなに似てたなんて、知りませんでした。ワタクシ、樽酒にハマってしまいそうです!

Photo_11 「ほいたら次は、リカコさんの茹で栗をいただいてもうかのう。・・・ん!ホカホカじゃ!こりゃンマイ!焼き芋みたいなホクホク感と、あったかいき、さらに甘さが強調されちょって、ギュッと旨みが凝縮されたっちゅう感じながよ!焼き芋1個の旨みを栗1個の中に詰め込んだっちゅう感じやろうか。ここにまた、樽酒を一口。・・・おおPhoto_12 っ!これまたンマイッ!栗のぬくもりが樽の風味をさらに際立たせて、まるで全山紅葉した錦繍に包まれた山中で森林浴をしゆうみたいな心地良さながぜよ!」

 社長だって充分オーバーじゃないですかっ!では、ワタクシも茹で栗を・・・。・・・・・・・・(無言)・・・・・・・・・・・・・・・・(涙)。

 「なんかコメントせんかいっ!黙って涙を流すらあて、これほどのオーバーアクションがあるかよっ!!」

Photo_13

 ・・・あぁ、歓喜、感涙!甘栗のナチュラルでまろやかな甘みと、樽酒の神々しいほど清々しい杉の風味が、まるで天女の羽衣に全身がフンワリと包み込まれたようで、そのまま天に昇るような気持ち・・・。

 「・・・す、すごい表現やいか・・・今回は、見事にリカコさんに完敗ぜよ。まいりました。おそれいりましたぜよ。」

 ・・・甘いものなら今後もワタクシにお任せくださいませっ!もう、このまま後の仕事をすっ2_2 とばかして、甘栗と樽酒で朝まで飲み明かしても本望って感じです。・・・さて、こんな「夢甘栗」ですが、大人気のため、もしかしたら既に今年の分は完売してしまっているかも。ご希望の方は、佐川町の仁淀川流域夢甘栗生産者組合(TEL:0889-20-0502)までお電話にてお問い合わせください。

 

 

 

 ああ麗しき、土佐の晩秋!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

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