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2007年2月13日 (火)

「陽暉楼」の皿鉢料理で観梅宴って知っちゅう?

 2月中旬、立春過ぎの頃といやあ、例年やったら土佐の高知やち最も寒さの厳しい時期のはずやに、今年は異常に暖かい日が続きゆうのう。皆さん、こんにちはぜよ!このブログ担当のリカコさんにヘソを曲げられてしもうて、今回は最初っから登場の司牡丹社長の竹村です。前回のブログをご覧いただきゃあ、何でワシが書きゆうかお分かりいただけると思いますが、実は今回で4回連続リカコさんが何ちゃあ食べれん内容やって、それで彼女にヘソを曲げられてしもうて、ワシがこのブログを全部書かにゃあイカンなってしもうたがやき。次回は絶対おまんも食べれるようにするき、どうぞご機嫌を直いとうせよ、リカコさん!Photo_199

 さて気をとりなおいて、今回のテーマは、この時期の土佐に最もふさわしい、「陽暉楼」(ようきろう)の皿鉢料理で観梅宴ながよ。まず「陽暉楼」たぁ、現在も続く土佐髄一の老舗料亭「得月楼」(とくげつろう)の昔の呼び名ながやき。宮尾登美子さん原作で映画にもなった「陽暉楼」は、今は「得月楼本店」(高知市南はりまや町1-17-3 TEL:088-882-0101 http://www.tokugetsu.co.jp/)っちゅう名で営業しゆう、全国的にも有名な老舗料亭ながぜよ。Photo_200 昭和初期の花柳界を描いた小説「陽暉楼」は、当時稲荷新地にあって隆盛を極め、「南海第一」と謳われたこの店が舞台になっちゅうがやき。ちなみに「陽暉楼」の創業は明治2年。当時の文人墨客や政治家らあが集うて、連日大賑わいやったがやと。明治11年にゃあ、中秋の名月の日に熊本城から凱旋した将軍・谷干城の帰国祝いを兼ねた観月会を開催。その時、谷将軍が「近水楼台先得月 向陽花木易為春」の詩から命名し、「得月楼」になったっちゅうがぜよ。Photo_202

 ほんで、今も明治の風雅なたたずまいを残す数奇屋造りのこの「得月楼」は、樹齢が200年~300年っちゅう見事な梅の花が馥郁と薫る「盆梅」約300鉢を擁しちゅうことでも知られちゅうがよ。毎年1月中旬ばあから3月上旬頃までの短い期間にしか観ることができん、四代に渡って育て上げられてきた貴重な梅の盆栽ながぜよ。まずは見てちや、この見事と言うしかない巨大で美しい「盆梅」を!今回は、この「盆梅」と司牡丹の酒蔵見学らあを堪能する東京からの12日のツアーを、211日~12日の連休中にワシが企画したき、そん時の様子をブログに書かいてもらうぜよ。ちなみにツアー全体の詳しゅうは、ワシのブログ「口は幸せのもと!」(http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan)の「213」をご参照くださいや 。

 さてまずは、百畳敷きの大広間にズラリと並んだ「盆梅」の美しさと薫りをジックリと堪能ぜよ。日本三大美林のひとつヤナセ杉三十六尺の一枚板を使うた重厚な天井の下に、赤やら、白やら、桃色やら、天に向こうて伸びちゅうがやら、シダレちゅうがやら、いろんな梅が咲き誇っちゅうがやき。そのひとつひとつの梅の花の薫りも微妙に違いがあって、それらあが混ざり合いもって部屋中に漂うて、こぢゃんとえい気分にさいてくれるがよ。ちなみにワシらあの宴席の部屋は、かつての貴賓室を復元したっちゅう高陽の間。幕末の著名な庭師の手による優美な日本庭園に面し、優雅さを漂わせちゅうがやき。モチロンこの部屋にも床の間に「盆梅」が飾られ、部屋中に高貴な薫りを充満させちゅうがぜよ。歴史と伝統と梅の薫りに包まれもって、観梅宴ができるらあて、まっこと最高やと思わんかよ!

Photo_203 さてお料理は、土佐を代表する郷土料理「皿鉢(さわち)料理」ながよ。「皿鉢」っちゅうたら、鉢みたいにデッカイ大皿に、いろんな料理を盛り合わせたもんながやき。Photo_204基本は31組で、「刺身」「組物」「寿司」で1セットになっちゅうがよ。これに今回は、カツオのタタキらあの皿鉢を組み合わいて、こぢゃんと豪華な宴席になったがぜよ。まあ見てちや、Photo_205この豪快で土佐らしい皿鉢料理の数々を。酒の肴や旬の食材以外にも、フルーツやヨウカンまでが盛りつけられちゅうきに、まっこと「皿鉢料理は土佐の食のワンダーランドやあっ!」ぜよ。 

 

   

 

 

 ほいたらそんな皿鉢料理の中でも、今回のメインをごPhoto_207紹介しちょこうかのう。それはナント!クジラの刺身ぜよ!この見事に美しゅう皿鉢に盛られたクジラの赤身を見てちや!・・・ク2_7 ジラゆうたら、今は捕鯨禁止で調査捕鯨分の肉しか市場に出回らんき、希少品になっちゅうけんど、その昔はこぢゃんと一般的な土佐料理に欠かせん食材のひとつやったがやき。クジラのタタキやハリハリ鍋らあが最近は滅多に食べれんなったき、寂しいがぜよ。そんなクジラの刺身やけんど、まっことワシやち何十年ぶりに口にするろう!こぢゃんと楽しみながよ!

 Photo_208 まずは「司牡丹・永田農法純米酒」を常温で一口。ナチュラルな米由来の香りと、ふくよかで優しゅうて、かつ生命力あふれる旨みが口中でフンワリと膨らんで、後口はキリッと切れる。使うちゅう米の素性の良さが素直に酒に現れちゅう、毎晩の晩酌の定番にしたい自然体の美酒ながよ。ほいたらクジラの刺身に、おろしショウガと醤油を付けて一口。・・・うん!まずは口の中でトロリと赤身がとろけるがやき!その優しゅうて、柔らこうて、旨みタップリやにしつこさのない豊かな味わいは、 こりゃあマグロの赤身とトロと極上の牛ヒレ肉を足して3で割ったみたいな食感と味わいながよ。そこにおろしショウガの風味がアクセントになって、キリリと後口を引き締めてくれるがやき。こりゃあまっこと恐れいったぜよ。クジラの刺身がこれっぱあ美味いたぁ思うてなかったがよ。さて、そのクジラの味わいが残っちゅううちに、「永田農法純米酒」を一口。・・・おおおっ!!クジラの刺身の豊かな味わいが、この酒の生命力あふれる旨みで一層引き立てられ、大海原を雄大に泳ぐクジラのように、口中いっぱいに膨れあがるがぜよ!こりゃタマラン!クジラをもう一口・・・。また酒を一杯・・・。そこにほのかに優しゅう漂ってくる梅の芳香と、目にも艶やかな梅の花・・・。ああ、五感の幸せ、至福の瞬間ながよ!

 Photo_209今回は、文章が長うなったらいっつも止めに入るリカコさんがおらんきに、逆にちっくと寂しいもんやのう。次回はまたいっつも通りのリカコ節で、よろしゅうお願いしますぜよ!・・・ところでこの「得月楼」の「盆梅」、宴会の入ってない昼間らあやった2_8 ら、なんと入場無料で大広間での観梅が可能やきに、敷居が高うて入りにくいらあて言わんと、是非一度はご覧になることをオススメしちょくがよ。ありゃあ土佐の宝物やき、いっぺんは観ちょかなのう!Photo_210もちろん観るだっけやのうて、観梅宴が一番のオススメぜよ!ちなみに今年はちっくとぬくいきに、3月になったら終わってしまうかもしれんき、お早めの今月中に観梅された方が無難やと思うがやき。

 

 

 ああ麗しき、土佐の余寒!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

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司牡丹酒造株式会社

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