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2007年1月 9日 (火)

土佐のお正月名物「城西館」の「三段おせち」って知っちゅう?

 皆さん、あけましておめでとうございます! お正月休みは、食べて寝ての「寝正月」で、体重計に乗るのがかなり怖い、司牡丹総務部社員のリカコです。今年も「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」を、何卒よろしくお願い申し上げます。

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  さて、新年最初の土佐のうまいもの自慢は、「土佐のお正月のうまいもん言うたら、『城西館』の『三段おせち』しかないろう!」というウチの社長の一言で、ちょっと時期的には遅くなりましたが、「城西館」の「おせち三段重ね」に決まりです。

 ちなみに「城西館」(高知市上町2-5-34 TEL:088-875-0111 http://www.jyoseikan.co.jp/)とは、高知髄一の歴史と伝統を誇る名旅館。明治7年の創業だそうですから、もう130年もの年輪を刻んでるんですね。また、戦後日本復興の立役者、高知出身のワンマン宰相・吉田茂首相が常宿にしていたことでも知られていて、さらに皇室の方々がお泊まりになられることでも有名なんです。長い歴史の中で、各界の名士の方々をお迎えし続けてきた、名旅館なんですね。Photo_172

 

  そんな風にご紹介すると、「歴史と伝統のある格式が高い旅館は、えてして今の人たちにはウケが悪い」と思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。JTB日本交通公社の「満足度90点以上の宿」に5年連続で選ばれたり、楽天トラベル月間の数アンケート総合ランキングで中国・四国エリア第1位に輝いたり(平成189月)、「女性が選んだ愛されホテル・旅館ランキング」で全国第9位に輝いたり(平成186月)と、伝統がありながら格式にとらわれないサービスで、今も旅行者たちに大人気の宿なんですよ。

 ですから当然、お料理も保証付きの美味しさ。地元高知の人たちも、「城西館」での宴会や結婚式の案内をもらったら、お料理が美味しいからということで、大悦びする人も少なくないんです。Photo_173

 そんなお料理自慢の名旅館が、毎年年末に限定450組のみ販売する「おせち三段重ね」(34650円)。・・・あぁ、私もいっぺんでいいから味わってみたい・・・。でも、やっぱしと言うか残念ながら、今回のご紹介は、ウチの社長が元旦の日に食べたらしいので、以下は社長に譲ります・・・(涙)。

 さて今回の「うまいもの自慢」は、「城西館」の「おせち三段重ね」と「司牡丹・年末最終しぼり・元旦を祝う酒」(特別純米薄にごり生原酒)の組み合わせぜよ!どっちも、この時期は既にもう口にするこたぁできんけんど、このブログを読んで味おうてみたいと思われた方は、ちくと気が早いけんど、是非今年の年末にご注文くださいや。Photo_175

 ほいたらまずは、「おせち三段重ね」の中身のご紹介をしちょこうかのう。

 〈一の重〉Photo_176
数の子・葡萄豆・鰆西京漬・鯛絹田巻き・花百合根・焼き栗・柿博多・蕗土佐煮・蟹子小柱・射込金柑・唐墨チーズ・鮭鮃市松・海老黄身煮・松笠烏賊・抹茶白板巻き・鰻八幡巻き・たたきゴボウ・子持ち鮎・梅人参・完熟梅・笹唐墨・日ノ出巻き・鯛彩巻き・枝小梅・凧蒲鉾・羽子板

 

 〈二の重〉Photo_177
松笠慈姑・姫竹・梅小川巻き・伊勢海老具足煮・鮑甘煮・海老芝煮・蟹黄身煮・小鯛生鮨・紅白膾・蓮根鳥田舎煮・菊花蕪・伊達巻き・堀川ゴボウ巻き・鮭鰈博多・手毬麩・海老細魚板・すだれ薇・市松チーズ・蛸小倉煮・絵馬京芋・亀人参・絹佐矢・こはだ三色博多・雪見紅梅

 「三の重」は【洋】と【鮨】の二つから選べるがやけんど、ワシんくは酒の肴にバッチリの【洋】の方ながよ。

 〈三の重〉【洋】Photo_178
伊勢海老の雲丹、トリュフ風味グラタン・タラバガニのハーブ風味焼き・帆立貝の軽いスモーク・ウナギとホウレン草のパテ・オマール海老のテリーヌ・カニと数の子のテリーヌ・レモンケースに詰めたエビとイカのマスタード風味・山くらげとソフトサーモンのルラード仕立て・白身魚と鮭のパイ包み・市松仕立のチーズ入りチキンのガランティーヌ・国産ヒレ肉のローストビーフ・鴨の照焼パイ・砂肝入りチキンのテリーヌ・豚舌のテリーヌ・甲イカと海老のバラ造り

 ちなみに【鮨】を選んだ場合は、以下の通りぜよ。

 〈三の重〉【鮨】
伊達巻き・手毬鮨(海老・鮃・鮭)・甘鯛姿寿司・烏賊紫蘇巻き・射込ゴボウ・錦紙巻き・握り寿司(鮃・数の子・鮭・海老)

Photo_179  さあ、この豪華な「おせち三段重ね」に、「司牡丹・年末最終しぼり・元旦を祝う酒」を合わせるがよ。「おせち」も、「元旦を祝う酒」も、大晦日か元旦に自宅に届くがやけんど、この届いた瞬間と、包装や箱を開けて中身を見た瞬間のワクワク感が、なんとも言えんばあの快感ながぜよ。いっぺん味おうてしもうたら、これがないとお正月が始まらんっちゅう感じで、病み付きになってしまうがやき。

 ほいたら早速、「一の重」からいただいてもうかのう。まずはおせちの定番、数の子と黒豆と田作り。黒豆は城西館のおせちじゃあ、「葡萄豆」のことやろうかのう?田作りはなかったけんど、似いたがに「子持ち鮎」があったき、それをいただいたがやき。数の子は、ダシの染みた旨みと、後口のほろ苦さがタマランがよ。そこに「元旦を祝う酒」を一口。目が覚めるばあフレッシュな新酒の香りと、弾けるような生命力あふれる旨み。薄にごりのまろやかさとほのかな酸味。これらあが数の子の旨みを見事に倍増さいてくれるがやき。まっこと美味いぜよ!黒豆のやさしい甘みともバッチリやし、子持ち鮎の場合は、そのコッテリとコクのある旨みをこの酒が爽やかに洗い流してくれ、次の一口も新鮮に味わえるようにしてくれるがやき。「鰆西京漬」「唐墨チーズ」「海老黄身煮」「たたきゴボウ」・・・こりゃあたまらん!まっこと幸せぜよ!

 続いて「二の重」。「鮑甘煮」の海を感じさせる旨み、「紅白膾」の心地えい酸味、「伊達巻き」のほんわかした甘み、「市松チーズ」の濃厚なコク味・・・。どれも「元旦を祝う酒」にゃあ最高の酒肴ながよ。こりゃイカン。交互にやりよったら止まらんなって、ナンボやち飲み食いしてしまうがぜよ!

 さて、「三の重」。洋風おせちやち、この酒の肴にゃあバッチリながよ。特に美味しかったがは、「レモンケースに詰めたエビとイカのマスタード風味」。レモンの酸味、エビとイカの旨み、マスタードの辛みが、この酒の味の構成成分と、びっくりするばあマッチしちょったがやき。テリーヌもんやパテもんや、ローストビーフらあにも、見事な相性で寄り添うこの酒の懐の深さにも、我ながら恐れ入ってしもうたがぜよ。おおの、もう酔うてきたちや!酒が進んで進んで、これぞ、日本のお正月。バンザイぜよ!

  ほんならこのへんでチクと、おせち料理のウンチクを語らいてもらおうかのう。「おせち」たぁ「お節句」が短うなったもん。節句たぁ、神様と人が一緒に食べるっちゅう意味ながよ。田畑で取れたもんを神様にお供えしたことから始まったらしゅうて、元々は五節句(17日の「人日」33日の「桃」55日の「端午」77日の「七夕」99日の「重陽」)に食べられよったがが、いつの間にかお正月だけに食べられるようになったもんらしいがやき。

 おせち料理が出来てきたがは、江戸時代。神様にお供えするだけやのうて、いっつも料理しゆう人らあがお正月三が日ばあは休めるようにっちゅう意味もあって、ほんじゃき年末に作ってお重に入れるようになったもんながよ。本来は五段重ねやったようながやけんど、最近は三段重ねが一般的になっちゅうらしいがやき。たくさんの神様や縁起のえいもんを大切にしてきた日本人やき、おせち料理の一品一品にも、ちゃんと意味が込められちゅうがよ。

 「黒豆」は、マメにコツコツと働くことができますようにっちゅう意味。「数の子」は、たくさんの魚の卵が集まっちゅうもんやき、子孫がたくさんできて栄えますようにっちゅう意味。「田作り」は、カタクチイワシを干したもん。昔、カタクチイワシは田んぼの肥料に使われよったき、豊作を祈るっちゅう意味があるがよ。「こぶ巻き」は「よろこぶ」に通じる。「栗きんとん」は、お金が貯まりますようにっちゅう意味。「海老」は、腰が曲がるまで仲良う暮らす長寿の願いが込められちょって、「蒲鉾」や「膾(なます)」は紅白にして、縁起がえいようにっちゅう意味。「伊達巻き」は、「伊達」たぁ華やかさのことやき、華やかなハレの演出の意味。「鯛」は「めでたい」の意味・・・。

 Photo_180つまり「おせち料理」たぁ、家族が1年間元気で幸せに暮らせますようにっちゅう願いが込められた、特別な料理ながぜよ。この素晴らしい日本の伝統料理に込められた心を知って、是非年に1度のお正月にゃあ、お神酒としての「元旦を祝う酒」と共に毎年いただきたいもんじゃのう!

 ・・・はい、社長!年が変わっても相変わらずの長い長いウンチクを、ありがとうございました。でも、「おせち料理」って、こんなに素敵な願いが込められた日本の伝統料理だったんですね。私も是非来年は、そんな願いを噛み締めながら「おせち料理」をいただきたいもんです。・・・でも、これで昨年末から2回連続で何も食べられませんでした(涙)。次回は、絶対に食べさせていただきますからね!

 ああ麗しき、土佐の新春!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!

 

 

 

    土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社 



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