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2006年12月25日 (月)

「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第2回冬の集い〉開催!幻の高級魚・天然真クエ鍋って知っちゅう?

   さて、先日の1222日(金)冬至の日、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第2回冬の集い〉を開催しました!

 

 皆さん、こんにちは!司牡丹・総務部社員のリカコです。実は前回の〈第1回秋の集い〉に引き続き今回も、私がこの会の司会進行役を務める予定だったのですが、「司牡丹・元旦を祝う酒」の注文が殺到して、会社の事務がパンクしてしまい、急遽そちらのお手伝いをすることになって、今回は残念ながら欠席となってしまいました。代理の司会役は、お客様の長崎さんにウチの社長がお願いしましたようで、長崎さんには本当にお世話になり申し訳ございませんでした。感謝申し上げます。Photo_143

 

 さて、〈第2回冬の集い〉のテーマは、「土佐の冬の食」と「土佐の冬の日本酒」ですので、「天然真クエのクエ鍋」と「しぼりたて新酒」「燗酒」を取り上げました!土佐で「クエ鍋」といえば、もうこの店しかないでしょうということで、土佐髄一の名店「益倉」(高知市永国寺町2-3 TEL:088-823-5820)にての開催です。この店は、人気漫画「美味しんぼ」にも登場し、その原作者の雁屋哲さんも絶賛する名店。そんな名店で、冬の鍋の王者をタッブリ堪能できるんですから、なんと贅沢な会でしょう!ちなみに、ちまたによくあるクエ鍋は、養殖か真クエではない別のクエの場合が多いようで、本物の天然真クエは専門の漁師でさえ滅多にお目にかかれないほどで、幻の高級魚と言われているとか。そんな真クエ鍋を中心に、土佐の冬の味覚を盛り込んだ名店のコース料理と、司牡丹の冬の旬のお酒や年末にふさわしい取っておきのスペシャルなお酒などを、心ゆくまで味わえるんですから、これは本当にスゴイ内容です!当然会費の方は12000円と、お高くなってしまいますが、実はこの内容でしたら通常は2万円以上はする内容。実際はとってもお得なんですね。・・・あぁ本当に残念!私もクエ鍋、食べたかったぁ・・・(涙)。
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 では、参加できなかった私に代わって、ウチの社長に当日のレポートをお願いしましょう。ちなみに社長のブログ「口は幸せのもと!」(http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan)の「1223」のところでも、既に簡単に内容がご紹介されていますが、お酒とお料理の味わいや相性については書かれてなかったようで、「力の入ったレポートをするきに、期待しちょってや!」と、一人で興奮気味に語っていました。社長、お手柔らかに、一般の人にも理解できるような表現でお願いしますね・・・。では、どうぞ!

 

 さて、ワシらあも含めて28名が、「益倉」の2階お座敷に集まって、開会予定の18時半をチクと過ぎた頃にゃあ開宴したがよ。まずは、野菜のソムリエの長崎さんの司会で、主催者を代表して、ワシからのご挨拶。続いては「司牡丹・しぼりたて新酒」(本醸造新酒)での乾杯で、夢の饗宴がスタートしたがぜよ。まず最初は次の組み合わせからながよ。

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付き出し:アンコウのキモ
「司牡丹・しぼりたて新酒」(本醸造新酒)〈花冷え(10℃程度)で〉

 

 いきなり最初っから、高級珍味の代名詞アンキモが出て、ワシもビックリながよ。このアンキモにゃあ、ポン酢がかかっちょって、意外にアッサリ食べれるがやき。口の中でまったりとトロケルように旨みが膨らんで、こりゃやっぱしフォアグラよりか美味いがぜよ!そこに「司牡丹しぼりたて新酒」を一口・・・。おおっ!こりゃよう合う!「新酒」の目の覚めるようなフレッシュな香りと、ほのかな柑橘系の如き酸味を宿した若々しい味わいが、ポン酢にバッチリで、さらにこの酒の旨みが、見事にアンキモの旨みを倍増さいてくれるがやき!いきなりノックアウトの組み合わせぜよ!

 

刺身盛り合わせ:カツオ・タイ・シマアジ・ブリ・エビ・イカ等Photo_145
「船中八策」(超辛口・特別純米酒) 〈涼冷え(15℃程度)で〉

 

 土佐の高知は、どんな店で食べたち刺身はこじゃんと新鮮で美味しいがやけんど、今回のこの刺身は、まっことビックリするばあ絶品で、名店の格の違いを見せつけられた感じやったがやき。もちろん素材もこじゃんとえいがやろうけんど、包丁裁きも影響しちゅうがやろうのう。とにかく、魚の鮮度じゃあ高知市内よりか格段にえい土佐清水市の市役所の方もお客さんで参加してくださっちょったがやけんど、その方をして「土佐清水以外で刺身を美味しいと感じたがは初めて!」と言わせしめたほどながやき、その凄まじい美味しさが分かっていただけるろう。この凄い刺身に「船中八策」を合わせるがやき、そりゃもう美味いのなんの!メインのクエの前に、早やから皆さん、感嘆の溜め息を漏らしよったがぜよ。

 

 さてここで、「冬至」(とうじ)の日やき、「杜氏」(とうじ)が欠かせれんっちゅうことで、司牡丹の浅野杜氏に、酒造りについての「うまいもの自慢」を語ってもうたがよ。浅野杜氏の「私のうまいもの自慢は、共に酒造りに携わってくれゆう優秀なスタッフ達です。」っちゅう話しに、皆さんからあたたかい拍手を頂戴したがやき。

 

 引き続き浅野杜氏が、自らの最高傑作、斗瓶囲い純米大吟醸原酒「深尾」を持って、参加者お一人お一人にお酌して回ったがよ。皆さん、その酒を造りゆう杜氏から、最高ランクの大吟醸を注いでもうて、そりゃもう大悦びやったがぜよ。もちろんその華やかさ、まろやかさや膨らみ、そして美味しさに、感嘆の声をあげまくりやったがやき。

 

蒸しもの:茶碗蒸しPhoto_147
「深尾」(斗瓶囲い・純米大吟醸原酒) 〈涼冷え(15℃程度)で〉
香りの華やかな大吟醸は、そりゃあこじゃんと美味しいがやけんど、酒だっけで完成してしもうちゅうき、お料理に合わせるがは実はなかなか難しいがやけんど、この茶碗蒸しにゃあバッチリやったがやき。茶碗蒸しの優しゅうてホッとするような旨みが、一層まろやかに感じられるがぜよ。

 

焼きもの:ノドグロの塩焼きと里芋Photo_146
「豊麗司牡丹」(純米酒) 〈常温(20℃程度)で〉Photo_150
ノドグロは、ホンマに塩で焼いただっけやっちゅうシンプルさながやけんど、これがまた美味いこと、美味いこと!さらに付け合わせかと思いよった里芋も、煮いただっけのシンプルさやき、負けんばあ美味しゅうてビックリながよ。この二つのシンプルでナチュラルな料理にゃあ、同様にシンプルでナチュラルな旨みを持っちゅう「豊麗司牡丹・純米酒」を常温で。互いの旨みを引き立て合うて、ゆったりした幸せ気分に浸れる組み合わせながぜよ。

 

 さて、いよいよ天然真クエの登場!まずは「益倉」の女将さんから、真クエの「うまいもの自慢」話し。Photo_155

 

 クエはスズキ目ハタ科の魚で、捕えた際に興奮して体表の紋様がめまぐるしゅうに変化するきに、九つの絵を自らの体に書き表すっちゅうことで、「九絵」(クエ)と名付けられたらしいがやき。ほんで、土佐じゃあハタ科の大型魚を総称してクエと呼ぶがやけんど、そん中でも最も美味しゅうて希少ながが真クエながよ。大きいもんやと全長1m、体重30kgを越えるがもおって、今回のクエは17kgやったがやと。専門の漁師でさえ漁に出て何日も釣れん日が続くこともしばしばあって、幻の魚と呼ばれゆうがやき。浜渡しでキロ1万~2万円っちゅう値段がつくこともあって、ほとんど市場に出回らん、幻の高級魚ながよ。

 

 ほんで、古うからクエの宝庫と言われた土佐の国じゃあ、冬の鍋の王者は何と言うたち「天然真クエ鍋」。ゼラチン質の皮と脂ののった身が特徴で、肌にハリを与えてくれるコラーゲンがタップリ含まれちゅうき、美容にもえいとされちょって、白身の淡白で上品な味わいは、フグを凌駕する美味とまで言われゆうがぜよ。また真クエは、魚の生臭みが全くのうて、鍋にしたちアクがほとんど出んため、鍋に入れる野菜らあが生臭うなる心配もないがやと。さらに捨てるくがないと言われゆうほどで、内蔵や軟骨までが旨味のかたまり!アラに付いちゅうゼラチン質がまた絶品やき、クエのダシがタップリ効いたクエ雑炊が、これまた絶品やっちゅうことながぜよ。

 

Photo_156天然真クエ鍋Photo_157
「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒) 〈涼冷え(15℃程度)で〉

 

「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込み純米酒) 〈ぬる燗(40℃程度)で〉

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 Photo_142まずは、まあ見てちや、この淡いピンク色した天然真クエの身の美しさ!鍋に入れりゃあ、熱が加わり身がキュッと締まって、これまた美味しそうながよ。チリホン酢につけて、いっただっきま~す!!おおっ!見て見て!このプルップルのゼラチン質!口に含みゃあ、上質のゼラチン質と脂が見事に溶け合うて、フグのような弾力と歯応え、とろけるような食感、脂タップリやに全然しつこうのうて、まっこと、この食べもんは一体何ながぜよ!?この美味さはもはや魚のレベルやないがやき!「あらばしり」を合わせりゃあ、弾けるようなフレッシュ感と爽やかな柑橘類を思わせる酸味と生命力あふれるリッチな旨みが、チリポン酢とクエの旨みを、さらに倍増さいてくれるがぜよ!また、湯煎でベストなぬる燗につけられた「かまわぬ」を合わせりゃあ、今度は落ち着いたホッとするような相性。クエの旨みと山廃ならではの膨らみのあるコクが、ジンワリと体の芯まで泌み渡り、心の底の故郷の原風景に出会えたように、幸せ気分がこみあげてくるがやき!

 

カツオの塩タタキ(特別メニュー)Photo_159
「山廃純米かまわぬ」(山廃仕込み純米酒) 〈ぬる燗(40℃程度)で〉

 

 続いては、予定になかった特別メニュー、「益倉」名物「カツオの塩タタキ」ながよ。これもまた上質の脂がのっちょって、美味いこと、美味いこと!うまいもんの怒涛の攻撃に、まいりました状態ながよ。ワシが湯煎酒燗器で、ベストのぬる燗につけた「かまわぬ」を皆さんにお酌して回ったがやけんど、皆さんクエ鍋とカツオのあまりの美味しさに、驚きをよう隠さんがやき。しかも、カツオの塩タタキと「かまわぬ」を交互にやりゃあ、止まらんなるばあ美味しいがぜよ。

 

天然真クエ雑炊Photo_163
あまりに美味しいもんの攻撃にさらされて、もはや皆さん放心状態のところへ、遂にトドメの最終兵器「真クエ雑炊」が投下されたがよ!「チュド~ン!!」っちゅう音が聴こえたかと思うばあの衝撃!世の中にこんなに美味い雑炊が存在しちょったがかっちゅうばあのもんで、鰹節と昆布のダシにクエの旨みと上品な脂が溶け込んで、あっさりと淡白な中にも複雑に様々な旨みが凝縮されちょって・・・。いまワシに「人生最後の晩餐に何が食べたいか?」と質問されたら、迷わんと「益倉の真クエ雑炊!」と答えるろう!

 

フルーツ:冷製フルーツトマトPhoto_168Photo_166
食後酒:「源十」(長期熟成純米大吟醸原酒・10年秘蔵大古酒) 〈常温(20℃程度)で〉
 
「司牡丹の仕込水」

 

 デザートも、これまた驚きやったがよ。なんと土佐のフルーツトマトを凍らいたもん!これがこじゃんとナチュラルで甘露の甘さで、まさにこの日のデザートにふさわしいがやき。

 

 Photo_162さて締め括りのディジェスティフ(食後酒)は、長期熟成純米大吟醸原酒・10年秘蔵大古酒の「源十」。お一人お一人に、この日ご参加いただいた感謝を込めて、ワシからお酌さいてもろうたがぜよ。その馥郁たる香りは、まさに今、土に帰らんとする幾秋の葉のぬくもりを想わせ、香ばしゅう、丸う、甘う、そしてそのまろやかで旨みたっぷりの味わいは、様々な味の構成成分が渾然一体となって、見事に調和され、ゆったりと口中にたなびいてゆくがぜよ・・・。

 

 お酒の合間に飲む「司牡丹の仕込水」も、相変わらずの美味しさで大人気で、無事全てのコースを終了した頃にゃあ、予定終了時間の20時半をかなりオーバーして、21時を過ぎてしもうちょったがやき。

 

 

 長~い!皆さん、すみません。社長の相変わらずのブログセオリーを完全無視した長い長い文章にお付き合いいただき、感謝申し上げます。でも、本当にご参加いただいた皆さんは、大大大満足の幸福いっぱいで、お帰りになられたとのことでした。皆さんからいただいた悦びの声の数々は、社長のブログ「口は幸せのもと!」の「1223」をご覧ください。でも・・・本当に私も食べたかった・・・(涙・涙)。

 

 ああ麗しき土佐の冬至!旬どきのうまいもんに・・・乾杯!   

 

 

    土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!        司牡丹酒造株式会社 

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受信: 2006年12月25日 (月) 18時31分

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